朝方は、どんよりとした曇り空。
天気はイマイチかなと思っていました。
それが時間が経つに連れ、青空の広がる良い天気に。
昼前になって、急に思い立って出掛けたくなってきました。

急いで準備して、おにぎりとお茶をザックに入れて、出掛けました。
この時間ですから、近場しか行けません。
高安山から信貴山コースを歩くことにしました。

行程
近鉄服部川駅13:23ー13:50不動院ー14:12東屋のある休憩所14:14ー14:23信貴生駒スカイライントンネルー14:47高安山山頂(標高488m)14:48ー15:09信貴山城趾(標高437m)15:12ー15:24朝護孫子寺本堂ー15:53信貴山バスターミナルー(ケーブルカー跡ハイキングコース)ー16:14近鉄信貴山下駅 歩行距離約8.8km、所要時間2時間51分
累計高度(+)557m

ルート

(▶印をクリックすると、ルートをたどります)


近鉄大阪線河内山本駅で、信貴線に乗り換え、一駅先の服部川駅で下車。
ここから、まずは高安山をめざします。
改札を出て左の狭い路地に入ります。

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服部川駅を出て、左の路地をすすむ(右写真の右側の路地)

路地を少しすすむと、すぐに広い舗装道に出ます。
角に高安山への道標が立っています。
ここを右折し、ゆるやかな舗装道を登ります。

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道標に従い、広い舗装道を登る

登っていくと、右側に道標があり、ここを左へ入ります。

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広い通りから左の狭い道路へ入る

道なりにすすみます。
ところどころで枝道がありますが、広い道をとりながらすすむと、要所に道標が立っています。

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道なりにすすむと、要所に道標

右前方に紅葉の山が見えています。

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方向から判断すると、前方の山が高安山?

次第に傾斜が増し、民家と別れて、山の中へと入ってきます。
紅葉がまだ、きれい。

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山へと入る

登っていくと、平和山不動院の前にやってきます。
右側に細い山道があり、ここを登ります。
ここからが登山道です。

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平和山不動院

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不動院右側の山道に入る、入口に道標がある

傾斜が急になってきますが、自然林が続く、気持ちのよい道です。
樹林の間から、大阪の街、遠くに六甲の山並みも見えます。


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中央、右寄りにあべのハルカス

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いろんな色が光りに映える

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踏み跡がしっかりして、分かりやすい道

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眼下に景色が見えると、開放的な気分になる

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六甲から北摂方面の山並み

紅葉がきれいで、何度も立ち止まって眺めてしまいます。
こんなにきれいなのに、誰にも出会いません。


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紅葉が途切れない

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 ここは、隠れた紅葉名所

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どこを見てもきれい

紅葉を独り占めして、ぜいたくな気分です。
そこそこの傾斜がある山道、じんわりと額や背中に汗が滲んできます。
防寒用のアウターを脱ぎました。


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紅葉のトンネル

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道が少しゆるやかになる

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紅葉の落ち葉が登山道を覆う

駅から歩き始めて50分ほどで、東屋のある休憩所に着きました。
この辺りもまわり一面、紅葉で染まっています。
主のいない休憩所が寂しそう。


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東屋のある休憩所

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屋根の上にも紅葉が…

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頭上を眺める

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東屋付近から大阪市内方向を見る

休憩所からさらに登っていくと、ササが覆う道となり、信貴生駒スカイライン下のトンネルをくぐります。


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ササが覆う道をすすみ、トンネルをくぐる

トンネルを出ると、生駒縦走歩道に出会います。
左(北)へ行けば、十三峠から生駒山へ。
右(南)が高安山、信貴山の方向です。
右折して、南へすすみます。


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生駒縦走路を南へすすむ、右側はスカイラインのトンネル

縦走路に入ると平坦な道となり、ササが刈り取られていて、歩きやすくなってきます。
左手(東側)には、奈良側の眺望。


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縦走路から見る奈良側の景色

縦走路は、スカイラインに沿う道となり、ほどなくして「一元の宮」の大きな看板のあるトンネルをくぐります。


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スカイライン沿いの狭い通路をすすむ

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スカイライン沿いの道から振り返ると、北側に生駒山が見える

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「一元の宮」看板のあるトンネルをくぐる

ここからスカイライン沿いの道とは別れ、高安山へと続く広い道に出ます。
「一元の宮」を右に見て、舗装道を登ったところが、高安山駅と信貴山との分岐点。


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広い道に出る、高安山駅と信貴山の分岐の案内

分岐で高安駅に向かう右角を少し登ると、高安山の三角点があります。


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高安山山頂を示すテープ、三角点のある山頂

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高安山山頂

眺望は、きかない山頂です。
分岐へ戻り、信貴山へと向かいます。
ここからは下り勾配。
下って行くと、スカイラインと出合い、横断してさらに下ります。


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分岐を信貴山へ、この写真では正面方向

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スカイラインを横切る、そばに道標がある

木が伐採されて、視界のよいところに出ます。
正面に見えるのは、桜井から飛鳥のあたりでしょうか。
確定には、ちょっと自信がありません。
南は葛城、金剛山。


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正面奥は桜井の辺り…

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南側に葛城、金剛山

分岐から信貴山に向かう道は、下りでとても歩きやすい道。
途中に、ベンチも置かれています。


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下りの歩きやすい道が続く、ベンチは傷んでいました

下り道が、植林地の登りに転じ、その短い登りを終えると、広い道に出ます。
ここを右にとり、急勾配の道を登っていきます。


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植林の登り道を越えると、広い道に出て右折、角に道標あり

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急登というほどではないが、そこそこの登り坂

広い道を登り切ると、信貴山城跡です。
ここで若い2人の男性を見かけました。
山で人に出会ったのは、このお2人さんと、「一元の宮」のところで、すれ違ったトレイルランナーさんだけ。
静かな山歩きです。


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広い信貴山城跡

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石碑が立っていますが、字がよく読めません

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城跡のところに、一丁石もありました

城跡一帯が山頂で、鳥居が並ぶ石段を少し上がったところに、空鉢護法堂(くうはちごほうどう)があります。
ここはお参りをパスしてしまいました。


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右に登っていくと空鉢護法堂がある

城跡から朱色の鳥居をくぐりながら、リズムよく下ります。
ここも紅葉が見事でした。


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石段を下る

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ここも、きれい

急で長い石段の下りです。


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階段を下る途中で参道を振り返る

階段脇の石には、「ようおまいり」と彫られていました。
多宝塔が見えてくると、朝護孫子寺の中心部に入ってきます。


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参道脇に「ようおまいり」、多宝塔まで下りてくると参拝者に出会う

鐘楼を見て、本堂へ。
盛りは過ぎているものの、印象に残る紅葉の景色です。


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鐘楼

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正面から多宝塔を見る

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かなり散ってはいるものの、紅葉がまだ残る

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立派なお堂がいくつも建ち並ぶ朝護孫子寺

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本堂

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本堂の舞台

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舞台からは眺めがよい

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本堂(舞台)からみる景色

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本堂内祈祷受付所

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本堂石段から玉蔵院を見る

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紅葉に包まれる境内

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燈籠が紅葉に照らされる

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微妙に色合いが違う紅葉

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参道を下る、本尊の毘沙門天王の幟が立つ

毘沙門天王は、寅に縁がある神として信仰され、境内には大きな張り子の寅が見守ってくれています。
毎年、阪神タイガースが、必勝祈願に訪れるお寺です。


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張り子の大寅

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舞台造りの本堂

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本堂ズームアップ

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参道を振り返る

橋脚が、鉄骨を組み合わせて造られた開運橋を歩いてみます。
この橋は、昭和6年に完成し、梁の両端の一方が固定され、他方は動くことができる「カンチレバー」と呼ばれる構造をしています。
現存する橋では、この開運橋が最古の物で、国の登録有形文化財にも指定されています。

朝護孫子寺を出て、広い車道をバスターミナルへ向かいます。
後で、地図を見ると、二王門から旅館街を抜けていく道がありましたが、朝護孫子寺の駐車場まで下りてしまい、この道に気付きませんでした。


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ここにも寅、赤い橋の開運橋、車道脇にあるバスターミナルの道標

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バスターミナルへ向かう道

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バスターミナルの広場に掲げられた朝護孫子寺を象徴する大きな看板

バスターミナルの傍に、旧ケーブル跡のハイキング道の入口。
かっては、ここから信貴山下駅までケーブルカーが通じていました。
1983年(昭和58年)に廃止され、現在はハイキング道になっています。


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バスターミナルとハイキング道入口

急傾斜の真っ直ぐな道を下ります。


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一直線の下り道

ハイキング道の脇には、レールの一部らしきものが残っていました。
参拝者用でしょうか、簡易傘やウチワも、吊り下げられています。


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レールらしきものが…、傘やウチワが吊り下げられている

千本桜の並木道を下ると、小さなコブがあり、ここを越えると、西和清陵高校の校舎が見え、車道に出ます。


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千本桜と呼ばれる桜並木を下る

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小さなコブを越えると、車道に出る

通りを渡り、高校沿いの南側、駅まで続く一直線の道路を下ります。
ここは時折、軽いジョグを入れながら、信貴山下駅に着きました。


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住宅街を通る一直線の道を下ると、駅に突きあたる

3時間弱のハイキングでした。
紅葉には、もう遅いかなと思っていましたが、まだまだ存分に楽しむことができました。
朝護孫子寺でも、参拝者が少ないのは、意外でした。
京都だと、ごった返す人出なのに…。

台高、大峰山系で見られるようなダイナミックスな眺めは、期待できませんが、ほとんどが自然林の道で、季節感が身近に感じられます。
アクセスが便利な低山ながら、一人静かな山歩きが堪能できる山歩きでした。
きつい急登はなく、距離もほどほどで、おすすめのコースです。
2016.12.06 / Top↑
神戸マラソン以後、走り納めをしたような気分になって、ジョグがすっかり疎遠に。
このままだと、ズルズルいってしまいそう。
怠け癖がつくと、なかなか気持ちを立て直すのが大変。

幸い、今日は晴れて、風も微風。
だらけた気持ちの一方で、「今日走らなければ、いつ走るの?」と、内なる声が叫んでいて、重い腰を上げました。

久しぶりのジョグは、身体が軽いどころか、気分を象徴しているのか、重い、重い。
後半、ようやく気分と身体が、持ち直してきました。
せめて、1週間に2日はジョグしなければ、ダメです。

いかに気持ちをのせるかが、課題です。
2016.12.05 / Top↑
朝の青空がだんだん雲行き怪しくなり、午後になって雨が降り出しました。
太陽が出ているうちに、LDKまわりの掃除機がけ。
きれいになったところで、サイドボードの上にクリスマスグッズを出して、少しはクリスマスの雰囲気に。

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どれもミニチュア

我が家には、これくらいの大きさで、ちょうどよいサイズです。

2016.12.04 / Top↑
三十三間山へ行く予定を、町内会のもちつき会でキャンセル。
快晴のお天気だっただけに、ちょっぴり未練も。

年末この時期に行われるもちつき会。
例年通り地域安全推進委員は、会場周辺の交通整理係。
2時間半あまり、主に自転車の誘導、整理にあたりました。

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快晴の下、地域の公民館で行われたもちつき会

餅のつき手は、他にいてるので、肉体労働無しの楽な役割でした。
つきたてのおろし餅やきなこ餅、ぜんざいもいただき、終了後、要員には特別にお雑煮も。
年末を締めくるお雑煮になりました。

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来場者には無料でおもちの接待、締めでいただいたお雑煮

もちつき会には、Yukiくんファミリーも来所。
夜は、家族揃っての、豚しゃぶ。
こちらは、今冬、初めての鍋料理です。

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ちょっと質素めな豚しゃぶ

2016.12.03 / Top↑
穏やかな天気に誘われて、京都府南山城村・JR大河原駅から笠置を歩いてきました。
整備された歩きやすい東海自然歩道、コースに沿う木津川、布目川の美しい眺め、また、一汗かきながら登る笠置山。
山上にある笠置寺の巨岩や磨崖仏など、変化に富んだ景色を楽しんできました。

行程
9:51JR大河原駅9:57ー10:02恋路橋ー10:07恋志谷(こいしだに)神社10:15ー10:28十一面観音磨崖仏ー10:38竹林地蔵石仏ー10:52鉄橋下ー11:20布目川甌穴群河原ー11:30関西電力発電所ー12:17笠置山三角点(標高324m)12:20ー12:44笠置寺山門・山上巡り(山頂標高288m)13:41ー14:17JR笠置駅14:28 歩行距離約10.8km、所要時間4時間20分


ルート

(▶印をクリックすると、ルートをたどります)


JR奈良駅から加茂駅で乗り継ぎ、出発地点の大河原駅へ。
加茂駅行きは9時14分発。発車時刻まで20分ほどあり、改札駅向かいのVIE DE FRANCEさんで、ゆっくり。
出発前からモーニングで、どこか遠くへ旅する気分。

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サンドイッチ、ヨーグルト、コーヒーセットで370円、加茂駅で亀山行き乗換

2両編成の亀岡行きは、ほぼ満席。
大きなスーツケースをもった観光客は、中国からのお客さん。
他にも、外国から来られた人。
ローカル線にも、多くの外人さんを見かけるようになりました。

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無人の大河原駅

大河原駅を出ると、目の前には国道163号線と木津川の流れ。
駅舎前の恋志谷神社・恋路橋の道標に導かれて、右にすすむと、前方に欄干のない沈下橋が見え、国道163号線から分かれて、沈下橋へと下ります。

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懐かしい雰囲気の漂う大河原駅、駅舎前の道標

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木津川にかかる沈下橋

沈下橋と言えば、四万十川が有名ですが、関西にも沈下橋があるとは全く知りませんでした。

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沈下橋を渡る

沈下橋を渡り、道なりに上っていくと、恋志谷神社が見えてきます。
柳生一族にゆかりのある神社のようですが、説明書きのようなものはありません。
石段を上ると、火の見櫓が見えました。

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恋志谷神社と火の見櫓

一人としていない静かな境内、鳥居のところに紅葉が少しだけ残っていました。

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恋志谷神社境内


境内に多羅葉(たらよう)の木が植えられていました。
なぜ、ここに植えられているのか、理由は分かりませんでした。
別名・ハガキの木、葉の裏に文字が書けることから、そう呼ばれ、郵便局のシンボルツリーになっています。
神社を後にして、南大河原の集落を抜けていきます。

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多羅葉の木、土壁の倉が目立つ南大河原の集落

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南大河原の集落を抜ける、まだ、コスモスが咲いている

集落を抜けて、木津川の左岸をすすみます。
舗装道の歩きやすい道です。

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静かに流れる木津川

途中で、カヌーを積み上げた小屋がありました。
管理人のおじさんらしき人が、「これから、笠置へ行くの?」と、声をかけてきました。
「もう少し先に、左に登る道があるけど、そこは登らず真っ直ぐ行ったらいいよ」と、親切に教えてくれました。

お礼を言って、真っ直ぐ歩いて行くと、左・高山ダムの道標。
おじさんが言っていたのは、このことだなと直ぐに理解できました。

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木津川を右に見てすすむ、高山ダム分岐点の道標

さらにすすむと、左に大きな岩があり、その壁面の下に十一面観音磨崖仏。
注意していないと、見過ごしてしまいそうです。

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大きな岩の下に磨崖仏が二体

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右にある十一面観音と左の仏さま

平坦な道が続き、らくらくハイキングです。
舗装道をすすんでいくと、右に脇道。
東海自然歩道の道標が立っています。
そのまままっすぐ舗装道をすすむと、レイクフォレストリゾートの方向です。
右の自然歩道に入ります。

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右に、東海自然歩道、分岐に道標がある

ようやく山道らしくなってきました。
水面から突き出た岩の上では、川鵜が何羽も羽を休めていました。

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東海自然歩道に入る、たくさんの川鵜

竹やぶが目立つようになってくると、右脇にお地蔵さま。
行き交う人を見守ってくれています。

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高さ1.32mの地蔵石仏

お地蔵さまを見てすすむと、堰堤が見え、JR線の白い鉄橋も見えてきます。

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木津川の堰堤

鉄橋の下を通り、緑色のペンキが塗られた飛鳥路橋を渡ります。

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JR線の鉄橋と飛鳥路橋

きれいな赤い実のサネカズラがありました。
そのそばには、色づき始めたアオキの実も。
サネカズラは、別名ビナンカズラ、昔はツルから粘液をとって、整髪料に使われたんですね。

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サネカズラとアオキの実

桜並木、二つ目の沈下橋が見えてくると、舗装道との出合。
左に、飛鳥路の集落へと入っていきます。

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右に桜並木を見てすすむと舗装道へ出る、ここは左折

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二番目に見える沈下橋

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飛鳥路の集落へ入る

ゆるやかな道を上っていくとバス停があります。
大きな案内板も設置されていました。

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飛鳥路集落のバス停と案内板

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案内図

バス停近くのフェンスには、可愛いアンパンマンが二つ、吊り下げられていました。
民家の道を抜けると、踏切があり、ゆるやかな勾配の道になってきます。

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田園の中にアンパンマン、踏切を渡る

点在する民家を見ながら、歩いて行くと、道端に橋の欄干を長くしたような灯籠に出会いました。
笠置形灯籠と言い、その昔、笠置山の参道に並べられていたそうです。
ここで見たのは、それを再現したものでした。
やがて、布目川にかかる橋を渡り、渓谷のような雰囲気のある布目川を見ながらすすみます。

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民家が点在し、のどかなふる里の道を歩いている気分

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笠置形燈篭、布目川の橋を渡り、右に川を見てすすむ

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橋を渡ったところに柳生に向かう分岐点がある、川沿いは布目川公園になっている

大きな岩に渓流、紅葉も若干残っていて、景色が楽しめます。

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大きな岩、渓流と紅葉

岩盤に窪みのように穴が空いているのは、甌穴と言って、川底の窪みに渦巻き流が生じ、中に落ち込んだ小石が回転しながら河床を深く削ってできたもの。
穴ができるまでには、数十万年から数百万年かかるそうです。

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岩盤には甌穴が見られる

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深い山奥の趣あり

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布目川は、「京都の自然二百選」になっている

川沿いをすすむと、関西電力発電所が左に。
布目川はこの先、木津川に合流します。
関電横を通り抜けると、JR線布目の踏切です。

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布目川沿いをすすむ

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遊歩道から振り返って見る関電発電所、この先、布目踏切

踏切を渡れば、木津川沿いの道となり、笠置大橋へと行くことができます。
ここは、踏切を渡らず、左に笠置山三角点をめざします。

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 踏切手前で、左・笠置山三角点へ向かう、古い小さな道標がある
 
ゆるゆるハイキングだった道が、一変します。
ここからは急坂の登りとなり、山登りの道。
途中で鉄塔を右に見て、この先、まだ続く急登。

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三角点に続く道は急登

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途中にある鉄塔、道標は小さいが、あるだけでも心強い

標高が低い山でも、1ヶ所や2ヶ所は急坂があるものです。
この山も例外ではありません。
しかも、道は荒れ、分からないようなところもあります。
途中で尾根道を外れ、間違いに気付き、一度、戻りました。

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シダが覆い、道が分からない、なんとか踏み跡を見つけてたどる

道標類は分かりにくいので、テープを見落とさないようにたどりました。
どうもこの道は、あまり歩かれることのない道のようです。

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踏み跡、テープがたより、足元に置かれている小さな道標

道が緩やかになってくると、左にかさぎゴルフ倶楽部のゴルフ場が見えてきます。
プレー中の歓声が挙がっています。
三角点まで、ゴルフ場に沿うように歩きます。

小さな三角点への矢印、これを見落とさないように。
この道標を右に上がったところが、三角点です。

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小さな三角点の道標、三等三角点がある

山頂は、雑木に囲まれ、展望はまったくききません。
地図では、笠置山の山頂は、笠置寺の境内で示されますが、三角点はそこにはありません。
標高も、こちらが324m、笠置寺は288mです。

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雑木に囲まれた山頂

登りの飛鳥路ルートに比べ、三角点から笠置寺に至る道は、東海自然歩道に入り、分かりやすい道です。
道標もしっかり立てられています。
三角点をめざす人は、笠置寺方面から登る方が楽です。

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三角点から笠置方面に下る道、分かりやすい道標

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道幅も広く歩きやすい
  
下って行くと、舗装道へ出ます。
笠置寺は右に、左折すれば、柳生です。
ここから、柳生までは1km余りの距離、意外に近いです。

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舗装道に出て右折、出たところで下って来た道を撮す(右写真)

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しばらく車道を歩く

車道をすすむと、左に笠置寺へ向かう道標。
ここから、また、山道です。

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車道から笠置寺へ向かう道、分岐に道標あり

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笠置寺へ向かう道で、左側に見える風景

ところどころに立つ道標で確かめながら下ると、笠置寺の参道に出ます。
向かいには、宿と食事ができる松本亭の建物。

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笠置寺の参道に出る、向かいに松本亭の建物

参道を右に登っていくと、笠置寺の山門です。

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参道の石段を登る

山門を入り、入山料300円を払って、山上巡りをします。
かっては、険しい修験の山だった笠置山も、今は、整備された散策路ができ、容易に巨岩や磨崖仏巡りができます。

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山門、境内の案内図を見る参拝者

弥勒大磨崖仏、十三重石塔、胎内くぐりに太鼓石、後醍醐天皇行在所(あんざいしょ)など、見る場所に事欠かず、見どころいっぱい、驚きいっぱいの境内です。

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山上巡り出入口

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猫の「笠やん」の追悼碑(左)と大師堂

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巨岩が、頭上高く

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十三重石塔と巨大な磨崖仏

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正月堂

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胎内くぐり、この岩をくぐり抜けることで身が清められる

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巨岩の間を縫うように境内の散策路がのびている

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叩くと音がすると言われる太鼓石

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国指定の文化財、保護を受けているため、木枝一つ、許可なしで無断伐採できない

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ゆるぎ石付近から見る景色、大河原方面を見る

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ゆるぎ石、奇襲に備えるため、武器として、ここへ運ばれたもの

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平等石付近から見る笠置山(三角点のある山・右奥)

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平等石

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休憩所がある二の丸跡、展望がよい

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境内には、まだ、紅葉が残る

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もみじ公園の紅葉

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休憩所に最適なもみじ公園

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後醍醐天皇行在所

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毘沙門堂付近の紅葉1

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毘沙門堂付近の紅葉2

紅葉もまだ、残っていて、楽しめました。
笠置寺を後にして、駅へと下ります。

松本亭さんの名物、きじ釜飯を食べたかったのですが、店員さんに聞くと、今日はできないとのこと。
平日だったからでしょうか。残念ながら食べ損ねました。

その前を少し下ると、東海自然歩道に入る道標があり、ここを左に下ります。

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松本亭、お茶はできるようです。車道から東海自然歩道に入る

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この道は、旧参道

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ここも紅葉が美しい

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左の木には、ヤドリギも

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町石、石畳が旧参道を物語る

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笠置の家並みが見えてきた

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参道脇の石仏さま

参道を下りきって、駅へと向かいます。
寄り道をして、20代の頃に行ったことがある川沿いの笠置館へも行って見ました。

すでに廃業されて、ひっそりとしていました。
そばに立っていたおじさんに聞くと、「あまり大きくし過ぎて、経営が成り立たなくなってしまったんです。よく、建物の修繕に寄せてもらっていたのですが…」と、懐かしそうに話して下さいました。
たまたま、出会ったこの方は、大工さんのようでした。

活況を呈していた頃のイメージしかありませんから、こんな姿を見ると寂しいものです。

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旧参道出入口、かってはにぎわっていた笠置館さん

小さな商店街のお店で、お土産の柿を買って、JR笠置駅に到着。
これも小さな駅舎、駅前には、太平記元弘の乱笠置合戦の一場面が再現されていました。

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笠置合戦の戦い、JR笠置駅

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駅から見る風景、奥に笠置大橋が見える
   
変化のある風景を楽しめる山歩きでした。
新緑の頃も、いいと思います。
笠置山三角点を外し、木津川沿いの道をとれば、らくらくのハイキングです。
近くにいながら、こんなによいところだとは知りませんでした。

おすすめコースです。



2016.12.02 / Top↑