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三田市の北東部にある大船山(おおふなやま)に登ってきました。
この山は、ふるさと兵庫50山の一つで、標高は653mと低山ですが、山頂からは360度の景観が広がる展望のよい山です。
今回は、相方さんと二人だけの山歩きです。

行程
10:00JR三田駅(北口)10:15〜(神姫バス)〜10:37十倉(とくら)バス停10:39ー11:04登山口ー11:13三つ目の溜池ー11:43峠(波豆川分岐)ー12:04大舟寺(だいしゅうじ)跡・波豆川バス停分岐12:05ー12:28大船山(標高653m)12:37ー12:58分岐ー13:02大舟寺跡ー13:51(波豆川バス停)ー13:59大舟寺14:04ー14:10波豆川バス停14:35〜(神姫バス)〜15:01JR三田駅15:13 距離約6.2km、所要時間(休憩含む)3時間31分、累計高度(+)約491m


ルート
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詳しいルート図はこちら(地図をクリックすると拡大します)
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三田駅北口から神姫バス・小柿(こがき)行きに乗車。

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小柿行きのバスは、土・日・祝日、10時15分が始発

地元の人、3〜4人と、数人の中高年男性グループさんが同乗。
大船山登山口の最寄りバス停となる十倉に着くと、男性グループさんも降車。
てっきり、大船山へ行くのかなと思いましたが、違いました。

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十倉バス停からバスの進行方向(北側)を見る

登山口への道は、バス停から少し三田駅側(南)に戻ったところにあります。
大船山が、目の前に見えています。

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バス停から登山口方向を見る。左グリーン屋根の角を左折

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角にある登山口の標識、先端が尖った山容の大船山

彼岸花が咲いています。
もう咲いている。
奈良より、こちらの方が一週間ほど早いです。

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左折して進行方向を見る。彼岸花が畦道を彩る

長慶寺を左に見て、舗装されたゆるやかな道を上がっていきます。
先ほどのグループさんは、長慶寺にすすまれました。

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ここは立ち寄らず素通り

道なりにすすむと、登山口です。
ところが、ここへ来て、迷いました。
「あぶない」電気柵使用中。

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登山口に電気柵

電気は通っていないように見えましたが、そのまま行くには、躊躇します。
他に、入れそうなところは?と探します。
しかし、ここしかありません。

迷った挙げ句、引き返して聞いてみることにしました。
最初は、近くで作業中の人。
「登山口はあそこだが、電気柵?。分からんなぁ」
お次は、先ほどのグループさん。
近辺を散策するのが目的で、山へは登らず、登山口のことは分からないようでした。

バス停近くまで戻り、軽トラに乗っていた地元の人に聞きました。
「今は、使用しとらんし電気も通っていない。金具を外して、また、元の通りに戻しておいたらいいよ」。
やっと入れます。
これで、15分余り時間をロスしてしまいました。

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電気柵を通過して、振り返る

登山口を入ると地道に変わります。
ゆるやかな道が続きます。

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しばらく歩きやすい道

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道端に目立つ色のキノコ

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マムシ草も見る
 
左に溜池を見ます。
三つ目の溜池のところで、池の端を右に沿うと、木橋があり、ここを渡ると樹林帯に入ります。

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溜池がある

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木橋を渡り、樹林帯の中へ

入ってすぐに道標。

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波豆川方向へすすむ

谷道で荒れています。
風が通らず、少しずつ勾配が増すに従って、汗がたっぷりと出てきます。

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台風の影響もあり、荒れている

いろんなキノコを、いたるところで見ます。
目を惹くキノコには要注意。

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湿気が高いこともあり、キノコが多い

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小さくて、真っ白なキノコで可愛いが…手に取るのは要注意

石の混じる荒れた道を登ると、波豆川と山頂分岐の峠に着きます。

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分岐点となる峠、山頂まで870m

ここからゆるやかになります。
小枝が散乱し、やはり荒れています。

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峠から右に、ゆるやかな道になるも荒れている

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小枝が散乱

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よく見かけるキノコ

途中に、丸太を使ったベンチがあります。
傾斜が増してくると、大舟寺跡・波豆川バス停の分岐です。

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丸太の簡易ベンチ

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道標のある分岐

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ここにも、簡易のイスがあるが…

道標には、山頂まで350m。
距離は短いのですが、ここから厳しい登りが待っています。

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分岐から、ほんのしばらくだけ、歩きやすい道

休憩するのに、ちょうど良さそうな大きな丸太のところを過ぎると、急坂となります。

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ここから急坂になる

山頂近くまでロープが張られています。
ロープの助けも借りながら、登ります。
コース中、一番、きついところです。

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それほど急に見えませんが、きつい傾斜

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岩場の横を通り過ぎる

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きつい登りでは、こんな看板にも癒やされる

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キノコを見て、ひと息

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たくさんのキノコ

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ミヤマシキミの実

ところどころで、周りのものに目を止めながら、胸突き八丁のきつい上りを登っていきます。
傾斜がようやくゆるやかになってくると、大船山山頂です。

祠が、すぐに目に入ります。
ひろばになっていて、祠の後ろに三角点があります。

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祠のある山頂

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祠の後方に三角点

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山頂の案内板

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大船山
我々の祖先は、日夜仰ぎ見るこの天に突き刺すように尖った山容に接しては一種の恐れを成すと共に限りない親しみさえ感じていた。
山頂には「神奈備(かんなび)」ともいった石を組んだ「磐境(いわさか)」のあとが残っている。
後世、山岳仏教の盛んである頃には、ここに行者役小角を祀って修験者が修行に励んだこともある。
万葉歌人 柿本人麻呂は西国より海路、都に帰る途中、
天離(あまざか)る 鄙(ひな)の長道(ながち)ゆ 恋ひ来れば 明石の門より 大和島見ゆ
と歌い明石海峡からこの山を遠望し「大和へ帰ったぞ」とよろこんだともされている。
この大船山は内海航行の一つの目標であり、はるか昔の湖沼時代には、この辺りは湖で大船山は島になっていて船をつないだ松があったことから名付けられたともいわれている。(案内板抜粋)


樹木が邪魔していますが、360度の景色が広がっています。
山名を書いたポールが立っています。

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四方の山を示す

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山頂から眺める景色

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中央奥に三藏山、手前は寺山、寺山の右奥・三角の山は一本松山

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左に羽束山524m、右・宰相ヶ岳500m

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右奥、小高くなったところは大峰山

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遠くは六甲山系の山、右後方は瀬戸内海かな、右奥・三角の山は有馬富士

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北側展望

ここでお昼時、曇天ながら景色を眺めて、お弁当にしたかったところですが、帰りの波豆川バス停・バス発車時間は14時35分発の一本だけ。
これに乗り遅れると、バスはありません。
途中の登山道が荒れていることもあり、景色を眺めて早々と下山することにしました。

下り始めたときに、下から子どもの声が、聞こえてきました。
小学生くらいの男の子2人と、若いご夫婦さん。
山の中で初めて出会う人でした。

急坂でも、子どもたちは元気に登ってきます。
あいさつをしてすれ違い、慎重に下ります。

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慎重に下る

分岐まで戻り、大舟寺跡・波豆川バス停方向へ下ります。
分岐からしばらくで、大舟寺跡です。

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大舟寺跡の案内板

平たくなった地形と、石積みにその面影を感じます。

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平坦で広場のような大舟寺跡

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わずかに残る石積み

道が荒れていて、方向を見失いそうになりました。
こういうときは、GPSがあると助かります。
方向を見極めて下ります。

大きな山桜の木があります。
その傍には、丁石が立っています。

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大きな山桜の木

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頭上を見る

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山桜と丁石

涸れ気味の沢を下ります。
こちらの道も、枝木が散乱し、歩きにくい道。

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石がゴロゴロして歩きにくい

間に丁石を見て、下って行くと、左に堰堤が見えてきます。
ここまで来ると、広い道です。

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丁石が昔の参道を物語る

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丁石を確認しながら下る

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歩きやすい道になったかと思うと…

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また、荒れた道

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斜面に立つ丁石

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紅いキノコが生える

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沢を見る

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右に堰堤が見えると広い道

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堰堤を正面から見る

集落が見えてきます。

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右に丁石、集落が見えてくる

下って行くと、右に池があり、バス道に出ます。
ここを左に少しすすむと、波豆川バス停です。

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右に池があり、左折

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バス道に出たところで、振り返る。左に登山道の標識

波豆川バス停で、時間を確認。
13時50分を少し回ったところ。
発車時刻まで、余裕を持って下ることができました。

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波豆川バス停

近くにある大舟寺へ行ってみました。
黄檗宗のお寺です。
延宝5年(1677)に、大船山の中腹から移されたものだそうです。

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大舟寺正面

境内には、大きなカヤの木があります。
高さ20m、根回り8m。
根元の少し上から幹が三つに分かれて立ち上がっていて「三宝のカヤ」と呼ばれ、寺の宝になっています。

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石段の右に大きなカヤの木

珍しい茅葺きの鐘楼もあります。

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茅葺きの鐘楼

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正面、本堂

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本堂から左に鐘楼を見る

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百日紅の花とカヤの木

百日紅の花が咲き、本堂の前にやってくると、ギンモクセイの甘い香りが漂ってきます。
彼岸花もギンモクセイも咲いて、やっぱり咲くのは、こちらの方が早いです。
落ち着いていて、雰囲気を感じられるお寺です。
大舟寺から田園風景を見ながらバス停に戻りました。

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のどかな田園風景

バス停前には、登山コースの案内図がありました。
古くなっていて、見えにくくなっていました。

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登山案内図
                                    
 バス停で、遅いおにぎりのお弁当をいただきました。  

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余裕をもって、バスに乗車

怪しいお天気でしたが、なんとか空が持ち堪えてくれました。
台風の影響もあってか、登山道は随所で荒れて、道が分かりにくくなっていました。

電気柵を見たとき、どうなるかと思いましたが、登ることができました。
(電気柵は波豆川側にもあります)。

蒸し暑く、パンツまで汗がしみ通るほどで、結構、汗をかきました。
2018.09.17 / Top↑
山歩きの教室で、弘法大師が歩いた道Part④を歩いてきました。
予定では、大峯山系の行者還岳でしたが、先日の台風21号のため、登山口までの道が交通止め。
急遽、変更。
しかし、今日歩いた道も、数え切れないほどの倒木や枝葉が散乱し、台風の凄まじさを改めて感じさせる山歩きとなりました。

行程
橿原神宮前駅8:00〜(バス・道の駅黒滝で小休憩)〜9:30五色谷林道9:31ー9:39林道終点(登山口)9:43ー10:33天狗倉山(標高1061m)10:39ー11:46高城山(標高1111m、昼食休憩)12:10ー13:01林道出合13:06ー(林道歩き)ー13:45矢ハヅ峠13:54ー15:21乗鞍岳(標高993.4m)15:28ー15:54天辻峠15:55〜(バス・道の駅大塔で小休憩)〜17:10橿原神宮前駅 距離約10.9km、所要時間(休憩含む)6時間23分、累計高度(+)約997m(ー)約854m


ルート
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橿原神宮前を出発し、バスは一度、道の駅・黒滝で小休憩。
国道309号線を天川・川合で県道53号線を右に。
沢原で五色谷へと続く林道に入ります。

林道はマイクロバスが、やっと一台通れるほどの狭い道。
荒れた路上には、枝木が散乱し、上からは垂れ下る木。
そんな道をバスは慎重に上っていきます。
乗用車でも困難な道なのに、運転手さんのハンドルさばきにつくづく感心させられます。

登山口は、林道終点ですが、路肩が崩れ、バスの通行に危険が伴うため、途中で降り歩き開始。
スタート地点は、林道終点に近いところでした。

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林道途中で降りる。運転手さんのハンドルさばきは、プロの技

林道の通行を妨げる大きな倒木は、チェーンソーで切り落とされ、処理されています。
右には、五色谷の沢水が、流れています。

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大きな木は、切り落とされている

10分足らずで林道終点。
入口右の斜面は崩れ落ちています。

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林道終点、崩れ落ちている斜面

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大きくえぐりとられている

準備体操をして左の山道へ。
左に巻くように登っていきます。

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沢を横切り、左に登っていく

ススキがたくさん。秋ですねぇ。
心地よい風が吹いてきます。

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ススキが伸び放題

結構、急な登りです。
登っていくと、視界が開け、大峯山系の山々が見えます。

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トレイル道から見る大峰の山。左奥・稲村ヶ岳、右奥に尖った山は行者還岳

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稲村ヶ岳を見る

左に見えていた大峯の山を背にして登っていくと、尾根道との出合。

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ザレ気味の道を登る

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澄んだ空高く、松が伸びる

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防御ネットの横を通り過ぎると、尾根までもうすぐ
         
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尾根道出合

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出合から振り返る

出合で小休憩。
ここから尾根道に入り、左にすすみます。

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出合から大峯方向を眺める

傾斜のきつい道をすすみます。

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尾根道をすすむ

樹林帯に入り、急坂を登ると、今日の最初の山・天狗倉山です。

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樹林帯に入る

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アップダウンを繰り返しながら上がっていく

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KOBO TRAILのテープがある

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天狗倉山

展望の効かない山頂です。
小休憩して、尾根伝いにすすみます。
急坂です。すべりに注意して、慎重に下ります。

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天狗倉山から下る

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この辺りは平坦で楽な道だが、これから先、また、急坂が待っている

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弘法大師の道のプレートが立つ

倒木が目立ちます。
山頂部より、鞍部になっているところの方が、酷いように感じます。
風の通り道だからでしょうか。

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大きな木でも、いとも簡単に倒れている

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植林と自然林が交錯するトレイル道

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縦に裂けている

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落葉広葉樹の道をすすむ
   
ヤマジノホトトギスを、ひとつだけ見つけました。
小さくて、見過ごしてしまいそう。
カラフルなキノコも見ました。

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足下にヤマジノホトトギス

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目をひくキノコ

登山口から山頂まで標高差は400mくらい。なのにアップダウンの繰り返しで、結構、きつい。
しかも、直登が多い道です。
急坂を登り、高城山に到着。
標高1111m、今日の最高峰で、三角点があります。

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高城山、樹木に囲まれ眺望はない
                
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三角点があり、十数人でいっぱいになるほどのスペース

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わずかな隙間から見える山

昼食休憩をとった後、急坂を下ります。

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高城山から下る

倒木が道を塞ぎ、土砂が崩れ落ちています。
数え切れないほどの倒木。
倒れていない樹木でも、根元の土がえぐりとられ、今度、強風が吹くと、倒れるのではないかと思うほど。

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倒木が道を遮る

高城山から林道に下ります。その間には、いくつかのアップダウン。

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地盤が固いのか、根は意外に浅い

尾根道から、金剛、葛城、二上、生駒山へと続く山並みが見えます。
視界の効かない尾根道なだけに、遠くの景色が見えると、開放的な気分になります。

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遠くに金剛から生駒に続く山並み

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直登の道はきつい

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林道(川股天辻線)に下る

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林道に出たところで、振り返る

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林道から登山口(右側)を見る

林道を西にゆるやかに上っていきます。

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林道から歩いてきた山並みを振り返る

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林道から金剛、生駒方向を見る

登り下りの連続だった道が、平坦な歩きに変わります。
歩き易い道ですが、単調な感じは否めません。
40分ほど林道を歩きました。

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ひらすら林道を歩く

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頭上は秋の空

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林道を通る車は、一台もなし

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照りつける太陽。まだ、暑さが残る

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林道 川股天辻線の注意書き

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倒木の下を通る

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林道から見る左側(南)の景色

林道を通ったため、武士ヶ峰はスルー。
矢ハヅ峠で、再び、山道に入ります。

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矢ハヅ峠でひと休み

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矢ハヅ峠から見る景色(バックは金剛山、手前は五条の町)

山道に入ると、また、急坂です。

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林道から分かれ、山道に入る

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  きつい登り

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随所にKOBO TRAILのテープ

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折れた枝木が散乱する

再び、林道に出ました。

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林道へ下る

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林道からきた道を振り返る

林道を横切り、トレイル道をすすみます。
しばらくは、林道に並行した道です。

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林道を横切り、トレイル道をすすむ

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トレイル道から見る南側の景色

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しばらく林道に沿った道

林道が見えなくなると、正面に二つのピークが見えてきます。
今日、最後の山、乗鞍岳。どっちかな。

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正面にピークが見える

ピークに行き着く前に、下って、登り。

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傾斜のきつい下り

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荒れている

その先に、急登が待っていました。
ロープが張られています。
ここだけは、ロープの助けを借りました。
今日、一番の急登、ロープがないと登るのが困難なほどの坂です。
登り切ったところが、乗鞍岳かと思いましたが、違いました。

二つ見えていたピークの一つ目でした。
ここから下って、また、登りです。
ピークでひと息入れて、向かいます。
近くに赤や黄色のキノコが、顔を覗かせていました。

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乗鞍岳手前のピーク

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きれいなキノコだが、恐い毒があるんでしょうね

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鮮やかな黄色

タワになった部分は、風が激しく、大きな被害が出ていました。
くぐり抜けるにも、ひと苦労。

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倒木の下をくぐる

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跨いですすむ

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ここも跨いで

障害物だらけの道をクリアして、ようやく乗鞍岳に到着。
ここも眺望はなし。

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三角点のある乗鞍岳

ここからは下るだけ。
急坂、滑りやすいところがあり、気は抜けません。

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乗鞍岳から下る

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急で滑りやすい道を、手も使い下る

下って前方が明るくなってくると、天辻峠です。
登山口で、バスが待っていました。
ケガなく、無事山歩きフィニッシュ。

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下ったところが、天辻峠

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天辻峠の登山口
  
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登山口を振り返る

         
 降り続いていた雨が止み、天候に恵まれた山歩きになりました。
林道を除き、アップダウンの連続で、タフなコース。
真夏だと相当、体力を消耗しそうです。

随所で台風による被害が大きく、その凄まじさには驚きます。
今秋の山歩きは、低山でも事前の下調べは必須です。
2018.09.11 / Top↑
しばらく遠ざかっていた個人山行き。
夏も終わりに近づき、そろそろ動きだそうと思い、福井の鍋倉山・藤倉山へ行ってきました。
福井県南越前町にある山で、その懐には、その昔、交通の要衝として栄えた宿場町・今庄の町があります。

行程
JR京都駅7:21=(湖西線近江今津乗換・北陸線)=9:02JR今庄駅9:10~9:21八十八ヶ所登り口ー9:49湯尾峠ー9:53弘法寺9:55ー10:31鍋倉山(標高516m)ー10:41藤倉権現跡分岐10:47ー11:14尾根道出合ー11:23藤倉山(標高643.5m・昼食休憩)11:45ー12:35愛宕山(標高270m)・燧ヶ城跡12:41ー12:54稲荷神社ー13:05JR今庄駅13:49=(北陸線敦賀乗換・湖西線)=15:57京都 歩行距離約7.8km 所要時間(休憩含む)3時間55分、累計高度(+)約697m


ルート
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午前4時起床、パンと牛乳で簡素な朝食を済ませて、最寄り駅5時21分発の始発電車に乗車し京都駅へ。
京都から今庄までの直通列車はなく、京都6時31分発に乗り、近江今津駅で乗換え、今庄に9時02分に着きました。

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普通列車を利用して今庄へ。途中、湖西線から琵琶湖バレーを望む

今庄は、昭和の中頃まで蒸気機関車が行き交う「国鉄の町」として、発展したところですが、今はその面影はありません。
こぢんまりとした駅舎の中に、今庄まちなみ情報館があり、当時の様子を物語るパネルや模型展示、紹介ビデオなどが上映されていました。

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今庄駅

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鉄道交通の基地として栄えた当時の様子が紹介されている

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蒸気機関車の動輪と「鉄道の町 今庄」のプレート

正面に、これから歩く山並みが見えています。
青空が広がり、すごくいい天気、暑くなりそう。

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駅前から見る山並み

駅前ひろばに、今庄宿の写真パネルやハイキングコースの案内板が立っています。
登山口は、いくつかありますが、北の八十八ヶ所口から登ります。
コースを確認して、出発です。

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宿場町として栄えた当時の紹介パネル

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コース案内図(画像をクリックすると拡大します)

駅から北へ、古い家並みが残る道をすすみます。

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宿場町の面影が残る

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由緒あるそば処・「忠兵衛そば」さん

駅から10分余りで、登山口です。
ここにも案内板が立っています。

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八十八ヶ所登山口の案内板、百日紅の花が咲いている

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登山口から北側を見る、右は北陸本線

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駅方向(南)を振り返る

登山道は、八十八ヶ所弘法寺に続く参道です。
参道脇には、弘法寺まで石仏が静かに佇んでいます。

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分かりやすい登山口

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霊地八十八ヶ所 観道山弘法寺(かどうさんこうぼうじ)の石碑が立つ

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参道脇の石仏

傾斜のきついつづら折れの道を登ります。
樹林の道です。
木立の切れ間からは、今庄の町が見えます。

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登り途中で見る今庄の町、第一休憩所付近から

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つづら折れの道を登る

ところどころに、木製のベンチが置かれています。
坂道で、汗が止めども無く出てきます。

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第二休憩所

第三休憩所の手前に、文珠菩薩が祀られています。
ここから本堂まで600mの標示。

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文珠菩薩像

左にきれいに見える山は、藤倉山かな。
ぐるりと回って、あそこへ行くんだ。

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めざす山が見えている

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第四休憩所から見る

距離の割には、休憩所がたくさんあります。
参拝者のことを思って、置かれているのでしょう。

ここから七曲り半の登り坂の立て看板。
ここまで、右に左に何度も折れ曲がりながら登ってきたのに…まだ…。
まだまだ、ジグザグ道が続きます。

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ここから七曲り半の登り坂

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第五休憩所

第五休憩所を過ぎてすすむと、アンテナが見えてきます。
ここが、湯尾(ゆのお)神社口から登ってくる登山道との出合。
大きな石仏も立っています。

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湯尾コースとの出合

出合で左折し、尾根道をすすみます。

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左折して尾根道に入る

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青空にアンテナが延びる

尾根道に入り、少しだけ風を感じます。
もう少し吹いてくれればと思いますが、全然ないよりまし。
汗が噴き出てくるのは、変わりなし。
ここから道が、ゆるやかになります。

出合から少しすすんだところに、大師堂の案内看板、その先に朱色の小さな橋があります。
橋にはなっていますが、川が流れているわけではありません。
「昭和三十八年十一月改修 ごくらくばし」と書かれていました。
極楽橋とあれば、渡らないわけにはいきません。

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大師堂案内の立看

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小さな「ごくらくばし」

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「ごくらくばし」近くから見る今庄の町

この階段八十八段の看板を見て、石段を登ると、弘法寺のお堂です。
数えて登りました。
90?。信心が足りないのか、暑さで集中力を欠いていたのか、数え間違いをしてしまいました。

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八十八段の階段を登る

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左に鐘楼

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弘法寺お堂

南側の視界が開けていて、これから向かう鍋倉山や藤倉山が見えています。

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左奥・藤倉山、右・鍋倉山

お堂の左横を通り、奥へすすむと、藤倉山ハイキングコースと書かれた道標があります。
しばらく平坦な道をすすんだ後、急坂の下りとなります。

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道は分かりやすい

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しばらく平坦な道をすすみ…

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急坂を下る

下って行くと鉄塔があります。
この辺りから見る景色は、いい眺めです。

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下に鉄塔が見えてくる

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鉄塔付近から見る眺め

再び樹林の中に入りすすむと、また、鉄塔。
ここを過ぎると、鍋倉山への登りとなります。

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藤倉山2.6km、八十八ヶ所0.4km

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鉄塔から鍋倉山まで0.4km

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鉄塔から見る景色、町並みは今庄の町、奥の三角形の山は日野山

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鉄塔右側の景色

鍋倉山への登りは、結構きつい登りです。
汗だくだく。

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鍋倉山への登りで、後ろを振り返る

登り切ったところで、やっと人に出会いました。
ハイカーさんかな?と思いましたが、地元の人で、登山道の整備をされている方でした。
休憩中のところでした。

こんな暑い中、本当にご苦労さまです。
こちらは遊びで、山歩きをしていますが、地元の人たちは、日曜日にもかかわらず、山の整備をされています。
お礼を言って通り過ぎました。

登り切ったところが鍋倉山の山頂ではなく、その先、平坦な道をすすんだところにありました。
なんの変哲も無いところで、通り過ぎてしまいそうな山頂です。
眺望もありません。

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急坂を登り、平坦な道をすすむ

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見過ごしてしまいそうなプレートがあるだけの山頂

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ここが鍋倉山山頂

鍋倉山から下ります。
鞍部に下ったところが、藤倉権現跡分岐。
ここから登りです。

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鍋倉山から下る

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藤倉権現跡分岐。藤倉山まで1.3km、40分。鍋倉山0.7km、17分

ここで少し休憩をとりました。
水分を、たっぷり補給。

きつい登りが待っています。
ゆっくりとしかすすめません。
ブナの林が、目立ってきます。

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傾斜のきつい登り坂

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ブナ林に変わる

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倒木箇所もあり

ブナの林に癒やされて登っていくと、尾根道との出合。

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きれいなブナ林が続く

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尾根道出合

ここで左に折れ、尾根道をすすみます。
急坂から解放され、平坦で歩きやすい道に変わります。

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軽快な尾根道に変わる

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尾根道から遠くの山並みが見え隠れ

尾根道出合から10分足らずで、藤倉山到着。
三等三角点があります。
ここからの眺望はなく、直ぐ下にある反射板から北東側の視界が開けています。

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藤倉山到着

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三等三角点

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山頂にある反射板

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山頂から見る景色

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遠くに見えるのは、どこの町?

山頂でお昼ご飯にしました。
近江今津駅で途中下車して、コンビニで買ったそぼろ弁当。
格安なお弁当でしたが、山で食べるとおいしいものです。

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駅前のセブンイレブンさんで購入

藤倉山から愛宕山へ下ります。
階段が多い道です。

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階段道を下る

こちらもブナの林がきれい。
その途中に、白髭神社へ下る分岐があります。
そのまま、真っ直ぐすすみます。

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白髭神社分岐

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ブナ林を下から眺める

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日が差し込む明るい道

周りの木が、伐採された鉄塔のところにやってきます。
ここも良い眺め。
山座同定ができないのが残念ですが、見ているだけで開放的な気分になります。

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鉄塔からの眺め

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いつまでも眺めていたい、でも、暑い

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長い稜線が連なって見える

また、樹林帯に入り、急坂を下っていきます。
頭上で、鳥の鳴き声が聞こえてきます。
見上げるも、その姿はなし。

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鳴き声が聞こえるも、姿は見えず

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距離、時間が書かれた親切な道標

結構、急な下りで足腰に堪えます。
次の鉄塔まで下ってくると、今庄の町並みがはっきり。

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藤倉山から下って二つ目の鉄塔

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右に今庄の町

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山に囲まれた町

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鍋倉山を見る

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鉄塔下を通過して、下から見る。二つ並んでいる

滑りやすい坂道を下っていくと、クマザサが多く見られ、やがて愛宕山。
ここまで来ると、町は直ぐ下。
麓までもうすぐです。

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滑りやすい坂道

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クマザサが多く見られるようになる

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石碑の立つ愛宕山

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四等三角点がある

山頂は、燧ヶ城跡(ひうちがじょうせき)になっています。

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城跡の案内板

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愛宕山から見る眺め、正面奥・日野山

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中央、今庄駅

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今庄宿中心部

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左・鍋倉山

石垣や石段、地形から城跡を偲ぶことができます。

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石垣が残る

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城跡を感じさせる道

そんな道を下っていくと、観音堂と稲荷神社との分岐にやってきます。

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観音堂と稲荷神社分岐

どちらに行こうか迷って、稲荷神社の道を下ることに。
南越前町のハイキング地図では、破線コースになっています。
急斜面の滑りやすい道で、ジグザクしながら下ります。

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朱色の鳥居をくぐる

階段道になれば、登山口です。

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階段を下ったところで、振り返る(稲荷神社口)

旧街道(北国街道)を、古い家並みを見ながら、駅へ戻りました。

越前屈指の宿場町「今庄宿」
今庄宿は京や江戸に行き来する人々が、必ずといっていいほど利用しました。
幕末の記録では、旅籠屋55軒、茶屋15軒、酒屋15軒などがあったとされ、大きな宿場町として繁栄した様子がうかがえる。
(南越前町 観光まちづくり課のパンフより)

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江戸時代から続く高野由平商店さん、甘露梅肉と梅肉が評判

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問屋場跡(といやばあと)・平塚屋

問屋は近世宿役人の長であり、問屋場は宿場で最も重要な施設。今庄宿には本陣・脇本陣の周辺に三か所あった。
(看板説明書きより)

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懐かしいボンカレーのプレート

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観音堂 燧ヶ城趾 藤倉登山口を見て駅へ

駅に着いて、次の列車まで40分ほどの待ち時間。
上も下も汗でベットリ。
トイレで、すべて着替えました。

とても暑く、持っていた1.5リットルの飲み物は、すべて飲み干し、これでも足りないくらいでした。
駅舎の売店で買ったソフトクリームと、発酵ヨーグルト&カルピスが、格別に美味しく感じられました。
休日なのに、山で出会ったのは、作業していた地元の人だけ。
こんなに暑くては、低山には登らないですね。

ハイキングコース案内図では、藤倉山までひたすら登り、下るように描かれていますが、実際は観道山(弘法寺)、鍋倉山、藤倉山の3つのピークがあり、その間は、登り下りの繰り返しです。
標高はさほどありませんが、それ以上に登り応えを感じさせる山でした。


2018.08.26 / Top↑
「弘法大師が歩いた道」を、山歩きの教室で、歩いてきました。
吉野から高野山まで、弘法大師が歩いた道を、6回に分けて歩くこのシリーズ、今回は3回目。
順序でいくと、小南峠から天狗倉山のコース(Part3)となりますが、天辻峠から紀和隧道(Part5)の間が、9月から11月まで入山禁止のため、今回は、順序を変えての歩きです。

行程
橿原神宮前駅8:00〜(道の駅・吉野路大塔)〜9:25天辻峠9:32ー9:44無線中継所ー9:52大日山(標高897m)9:59ー10:23鉄塔10:25ー10:37出屋敷峠10:49ー11:28白石山(標高903m)11:37ー11:57村松山(標高915m・昼食休憩)12:26ー13:02セト山(標高908m)13:11ー今井峠ー13:48紀和隧道13:52〜(道の駅・吉野路大塔)〜15:36橿原神宮前駅
距離約6.8km、所要時間(休憩含む)4時間16分 累計高度(+)約561m(ー)約590m 参加者22名


ルート
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橿原神宮前駅からバスで京奈和道路、国道168号線を通り、出発地の天辻峠へ。
途中、道の駅・吉野路大塔で小休憩。
天辻峠は、道の駅から少し五条側に戻り、右に上った先です。

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道の駅・吉野路大塔でトイレ休憩、山歩き準備

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出発地の天辻峠、ここまでバス移動

ガードレールが切れたところが入口で、ここから歩き開始。
樹林帯の道です。

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天辻峠入口、弘法トレイルの矢印がある

入ってすぐに、そこそこの傾斜のある山道です。
台風が近づいていることもあり、雲行きを気にしながらですが、日差しもあり、なんとかお天気はもってくれそう。

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歩き始めて10分あまりで、無線中継所の建物が見えてきます。
ここまで来ると、歩きやすくなり、フェンス沿いをすすむと、中継所の前にやってきます。

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フェンス沿いをすすむ

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無線中継所

尾根道に入り、いい風が吹いてきます。
天辻峠で標高約800mほど。
比較的標高が高いとは言え、この時期はまだまだ暑く、風が無ければ蒸します。

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尾根道をすすむ

自然林も目立つ、いい道。
右側に小さな作業小屋(倉庫?)を見て、登っていくと、神社のお社があります。

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軽快に歩く

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倉庫のような建物、今は使われていないのかな?

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荒れた感じのお社

お社の後ろ、右側を登っていくと、大日山(897m)です。
狭い山頂ですが、三角点があります。
樹木に囲まれ、眺望はありません。

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お社から少し登ったところに大日山

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大日山三角点

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標識に、上手なふくろうの画が描かれています

ここから下り道です。
ところどころに、弘法トレイルの標識やテープがあり、分かりやすい道です。

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尾根道を下る

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弘法トレイルのテープ

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立派な標識

樹林に囲まれているため、眺望はききません。
ひたすら、樹林の中を歩いていきます。

弘法大師さんが、この道を歩かれたのは、10代後半。
いったい何を思い歩かれていたんでしょうね。
そんなことも思い巡らせながら、歩くのもいいものです。

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落葉すれば、違った景色が見られそうだが…

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ひたすら下る

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頭上を仰ぎ見る

急坂を下って行くと、前方の視界が開け、大きな鉄塔が見えてきます。

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急坂の下り

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正面に鉄塔

今回のコースでは、この辺りが一番、眺望の効く場所で、あとはほとんどが樹林の道です。
鉄塔のところで小休憩。

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鉄塔へ下る

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鉄塔付近から見る景色(左側・南)

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山座同定はできず

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遠くは大峯の山でしょうか

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鉄塔の下から

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青空と白い雲、緑のコントラストが織りなす景色

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鉄塔から続く道

鉄塔を過ぎて、しばらくすすむと、急坂の下りとなり、下りきると、県道732号線に出ます。
ここが出屋敷峠。

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ロープのある急坂

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県道を横切る

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県道から振り返って見る

出屋敷峠から先は、9月から11月まで通行禁止です。

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入山禁止の注意書き

出屋敷峠で小休憩。
この先、左が堰堤になっていて、ここも左側が開けています。

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左側に堰堤

澄み渡るような青空に、秋の雲と、夏の雲が見えています。
秋の雲は一段と高いところに、下方には綿のような夏雲。
不思議なことに、夏雲だけが動いていました。

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季節の移り変わりを感じさせる

堰堤を過ぎると、樹林の道に入り、じわじわと登っていきます。
松ぼっくりがたくさん、転がっています。
中には、その松ぼっくりが、きれいにかじられ、芯だけが残されています。

「海老フライのように見えるのは、リスがかじったあと」と、ガイドさんに教えてもらいました。

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きれいな木立の植林帯に、一際映える大きな松の木

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こんなところに、リスが隠れているかも…

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海老フライそっくり

尾根道を登り、白石山(903m)に到着。
こんもりと盛り上がった山頂です。 

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広くて歩きやすい尾根道、トレイルのテープが風になびく

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白石山山頂

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こんもりとした山頂

白石山から下り、登り返すと、915m峰。
村松山と書かれたプレートが掲げられていました。
注意していないと、そのまま通り過ぎてしまいそうなところ。
この先で昼食休憩。

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白石山から下る

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なんの特徴もない915m峰

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村松山のプレートがある

このコース、目立った高いピークはありませんが、何度も小さなアップダウンを繰り返します。
915m峰で右(西北西)に大きく方向を変えます。
案内板を確認しながらすすみます。

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これだけ案内があると心強い

下って、また、登り返し。
セト山(908m)に着きました。
今日の最後のピーク。
ここからは、下りです。

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昼食を終えて、915m峰からセト山へ向かう

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同じような景色の樹林帯が続く

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周りの光景

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急な下り坂

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振り返って見る

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セト山山頂

セト山にも、三角点があります。
本日、二つ目の三角点。

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セト山の三角点

セト山から、ひたすら下り。
ネットで囲まれた横を通り過ぎます。

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セト山からの下り

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ネットで囲まれた横を下る

今日のゴールは紀和隧道。
その途中に、今井峠があるのですが、どこだったのか気付かず、通り過ぎてしまいました。

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紀和隧道へ向かう

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危険箇所はなく歩きやすい

下に車道が見えてくると、終着点近し。
迎えのバスが待っています。

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紀和隧道(車道)へ下る

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バスが待つ

短い急坂を下ると、紀和隧道です。

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紀和隧道、右側が登山道、トンネルを越えると和歌山県側

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ここが今日のゴール

台風接近で心配された空。
途中で、ポツンポツンとした雨がありましたが、なんとか持ち堪えてくれました。
今日のコースは、距離も短く楽に歩くことができました。

ほとんどが、樹林の道で、展望の効かないのが難点ですが、静かな山歩きを楽しむことができます。
残る3コースも、年内に予定されています。

次はどんな、景色が見られるのか楽しみ。
2018.08.21 / Top↑
連日、猛暑続き。
近場でどこか涼しいところに行きたいな…。
思い立ったのが、京都鞍馬・貴船。

京都も連日38℃超え。
果たして、どの程度涼しいのか、クエスチョンマーク付き。
8時前に相方さんと我が家を出ました。

行程
叡電鞍馬駅9:55ー9:58仁王門ー10:06由岐神社10:08ー10:22鞍馬寺金堂10:26ー10:35牛若丸息つぎの水ー10:43義経公背比石10:46ー10:49大杉権現社ー11:05奥の院魔王堂11:06ー11:25西門ー11:31貴船神社本宮11:35ー11:53奥宮ー12:00(貴船川・河原で昼食休憩)12:15ー12:52貴船口13:05 距離約6.2km、所要時間(休憩含む)2時間57分 累計高度(+)約325m(ー)335m


ルート
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電車を乗り継いで、約2時間で叡電鞍馬駅に到着。
駅を出ると、左に大きなお馴染みの天狗さん。
お土産屋さんには、紅い天狗さんを引き連れたカラス天狗のお面が吊り下げられていました。

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叡山電車・鞍馬駅。平日でお客さんはそれほど多くありません

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まず、出迎えてくれるのが、この天狗さん

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どこかしら愛嬌のあるカラス天狗さん

貴船・鞍馬は、御所を中心とした四方・四神の内、北の神「玄武」にあたり、”エネルギーが湧き出る所”=パワースポットであると言われています。
暑さ続きですが、パワーをいただいて、この夏を乗り切りたいですね。

駅を出て直進し、車道を左へ曲がれば、仁王門が正面に見えています。
この道は、鯖街道ウルトラマラソンや京都トレイルのときに、何度も通っている道。
でも、鞍馬寺の境内に入るのは、今回で三度目。

仁王門(受付所)で一人300円(愛山費)を支払って、境内に入ります。

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鞍馬寺仁王門

入ってすぐに、ケーブルの乗り場があります。
乗り場前は素通りして歩きます。
案内板にも、”おすすめ”は歩くことを薦めています。

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左の道を歩いて上ります

右に小さな放生池と魔王の滝を見て、上っていくと、朱色が引き立つ吉鞍稲荷社。
立ち寄って上っていきます。

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吉鞍稲荷社

次に現れるのは、風格のある由岐神社の荷拝殿(重文)
由岐神社は、京都三大奇祭の一つ・鞍馬の火祭の例祭です。
(残る二つは、今宮神社・今宮やすらい祭、広隆寺・太秦の牛祭)

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由岐神社・荷拝殿

石段を上ってお参り。
上ったところに、ご神木になっている樹齢約800年の大杉があります。

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由岐神社にお参り

由岐神社を過ぎて、九十九折の道を上っていくと、義経公の供養塔。
鞍馬寺は、牛若丸(源義経)伝承説話の地、天狗伝説でもよく知られています。
境内には、それに因んだ多くのものが残されています。

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義経公供養塔

中門をくぐってすすむと、貞明皇后御休息跡の前を通り、ケーブルから上がってきた道と合流します。

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中門、距離表示のある道標が要所にある

ゆっくり上っていても、汗がじっとりと出てきます。
木陰でも幾分か涼しいだけ。
もう少し、涼しいかと思っていましたが、やっぱり今夏は暑い。

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木立の道をすすむ

転法輪道、茶所・洗心亭の前を通り、石段を上れば金堂です。
駅からここまで、ゆっくり歩いて30分弱。
金堂正面の「六芒星」は、特別なパワーをもらえるところだとか。

ここで記念撮影する人が多いです。

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六芒星と本堂、本堂で標高410m

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写真を撮っただけなので、パワーはもらえないかな?

本堂は高台にあり、全面が開けていて、とてもよい眺めです。
比叡山が正面に見えます。

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本堂前の広場から比叡山を眺める

本堂にお参りして、景色を眺めて、奥の院へとすすみます。
本堂の左手に入口があります。

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奥の院入口

石段を登って行きます。

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入るとすぐに石段が続く

しばらくいくと、与謝野晶子・鉄幹の歌碑があり、その先が霊宝殿。

「何となく君にまたるるここちして いでし花野の夕月夜かな」晶子
「遮那王が背くらべ石を山に見て わが心なほ明日を待つかな」寛(鉄幹)

右の歌碑(晶子)には、見慣れない蛾が止まっていました。

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与謝野晶子・鉄幹の歌碑

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なんとなく、君が待っているようで…。そんな気持ちで蛾も止まっているのでしょうか

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アップで撮す

霊宝殿の先には、与謝野晶子書斎の冬柏亭(とうはくてい)があります。

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冬柏亭、質素でこぢんまりとした部屋です

歩きやすい道が続きます。
道脇に牛若丸・息つぎの水。
ひしゃくが置いてあり、飲んでみました。
冷たくて、ちょっと生き返ったような感じになります。

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牛若丸・息つぎの水

そこそこの傾斜はあっても、急登はなく、よく整備されています。

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階段には手すり

階段道を上り詰めると、遮那王堂(遮那王尊=義経)とその左に、義経公背比石があります。
背比石は、奥州へ下る牛若丸が、名残を惜しんで背を比べたと言われている石です。

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遮那王堂と背比石

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背比石

道はここで二手に分かれ、直進すれば、奥の院への近道。
左に上っていくと、大杉権現社を経由して、奥の院へといくことができます。
ここは、迷うこと無く、大杉権現の道へ。

分岐から少し上がると、木の根道となります。
今日のコースでは、この辺りが標高で一番高いところです。

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大杉権現社に続く木の根道

大杉権現社の辺りは、大杉苑瞑想道場と呼ばれ、護法魔王尊のエネルギーの高い場所だとか。
護法魔王尊とは、あまり聞き慣れない仏さまです。
魔王尊は背中に羽を持ち、長い髭をたくわえた仙人のようで、鼻が高く、これが天狗の姿だと言われています。

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道場に相応しい場所・大杉権現社

権現社から石段を下り、直進の道と合流して、さらに下ります。

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権現社からの下り道

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合流点のところにある旧い道標

道標には奥の院まですぐと刻まれていましたが、感覚的には、すぐという距離ではありませんでした。
下る途中で、倒木がいくつかありました。
最近のようです。
対策が成されていて、危険なところはありません。

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倒木が、いくつかあり

下っていくと、不動堂。
最澄が天台宗立教の悲願に燃え、一刀三礼を尽くし刻んだ不動明王が奉安されています。
拝観することはできません。

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僧正ヶ谷・不動堂


不動堂の向かいに水場があり、下のような注意書きが。

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参道の真ん中で昼寝していることもあるそうです

相方さんは、カエルが大嫌い。
前にも、後にも、カエルに出会うことはありませんでした。

不動堂の斜め向かいには、義経堂があります。

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義経が遮那王尊として祀られている義経堂

不動堂や義経堂がある一帯は、僧正ヶ谷と呼ばれ、牛若丸が天狗に兵法を習ったところと言われています。
さらに下りますが、奥の院はまだです。

極相林(きょくそうりん)の看板が立っていました。

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極相(英語ではclimax)林の案内板

極相林
裸地や、山火事・伐採などで樹木を失った土地には、はじめに光を好む草が生え、ついてマツやナラのような陽樹が入りこむ。その日陰にシイやカシなどの陰樹が生え、陰樹が成長して陽樹を追いやる。すると最後に陰樹だけの森となり永く安定する。これを極相林という。
鞍馬山では、このあたり一帯が極相林である。このような森ができるまでには、少なくとも二百年から三百年の歳月が必要だと考えられている。(鞍馬山自然科学博物苑の案内板から抜粋)

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極相林の道を下る

奥の院と言えば、大抵は本堂より高いところにありますが、かなり下ったところにありました。
かなり下りましたから、行き過ぎたのかと思ったほどです。
近くには、白っぽい石灰岩が多く見られます。

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奥の院

奥の院からの下り道は、結構、急な階段道です。
距離はないのですが、足腰に堪える下りです。

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石灰岩の岩、資源の乏しい日本でも石灰岩だけは豊富

ところどころで樹齢を重ねた大きな木を見て、下ります。

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振り返って見る

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階段道、貴船側から上る方が、傾斜はきついように思われる

流れる水の音が聞こえてきます。
にぎやかな人の声も。
苔が目立つようになってくると、西門(出入口)です。

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苔が見られるようになって、しっとりとした雰囲気に

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苔にユキノシタが混じる

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鞍馬寺西門

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西門、正面から見る

西門を出ると、貴船です。
途端に賑やかになりました。
貴船川に架かる小さな橋を渡り、右に少し上ると貴船神社。

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朱色の鳥居から続く貴船神社の石段、右に大きなケヤキがある

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鳥居をくぐって、振り返る

大ケヤキの木を見て石段を上ると、ご神木のカツラの木が現れます。

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ご神木のカツラ

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緑がきれいなのが嬉しいが、暑さと人にはうんざり

たくさんの人なので、人の少なくなった時間帯を見て、写真を撮りました。
境内には、何本もの笹飾りが立っています。
7月1日から8月15日まで七夕笹飾りのライトアップがされています。

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笹飾りと本宮

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本宮

伝説によると、
第18代反正天皇の時代、玉依姫命が貴船に乗って、大阪湾から淀川・鴨川をさかのぼり、上陸したところに水神を奉り、祠を建てたのが貴船神社。雨乞いの社として信仰されました。

今は、水占(みずうら)みくじが有名で、御神水に浸すと、運勢が浮き出てきます。

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御神水に浸すと、文字がくっきり

参拝客であふれる本宮から奥宮に逃げるようにして歩きました。
貴船川に沿うゆるやかな道を上っていきます。

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お店の並ぶ貴船の通り

車も人も多く、注意しながら歩きます。
右手には、川床が並んでいます。

値段を見ると、最低でも6千円。
働いているときに、2回ほど、貴船の川床で料理をいただいたことがあります。
でも、今は年金生活。

「空いてますよ」と声がかかりますが、とても、とても。
二人だと最低でも、1万2千円。
指をくわえて、通り過ぎます。

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奥宮の鳥居

奥宮まで来ると、少し人は減りました。
途中では、暑さのため、へたり込んでいる人もいました。

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前は広場のような奥宮

奥宮で、時間はちょうどお昼時。
朝食で焚いたご飯で作ったおにぎりを持ってきていました。

どこかよさそうな場所は…。
河原へ下りられる道がありました。
奥宮近くの河原で、食べました。
川床のような情緒はまったくありませんが、ここが一番、涼しかったところです。

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貴船川でゆっくり過ごす人たち

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食事場所から見た貴船川の景色

奥宮から川沿いの道を下って、貴船口駅まで歩きました。
観光客で混んでいた貴船も、中心部を過ぎると、人はまばら。
汗を拭きながら、駅に着きました。

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貴船口駅

鞍馬から貴船のゆるゆるハイキング。
ゆっくり歩いても、3時間もかかりません。
整備が行き届いた道で、危険箇所はなく、安心して歩ける道です。

京都の奥座敷、もう少し涼しいかなと思いましたが、完全に裏切られました。
今年の暑さは異常です。
2018.08.03 / Top↑