昨年秋の台風で、通行不可だった鳥越林道の改修工事が終わり、先日、通行できるようになったのを受けて、湖北の金糞岳(かなくそだけ)・白倉岳(しらくらだけ)へ行ってきました。
林道を車で上り、林道途中の連状口から登ると、金糞岳までは2時間もかかりません。
林道入口の高山キャンプ場から登ると、往復で8時間以上かかりますから、随分楽をして登ることができます。

金糞岳は、関西百名山の一つで、琵琶湖をめぐる山では、伊吹山に次ぐ高さです。
絶好の天候に恵まれ、白山をはじめ、雄大な景色を眺めることができました。

行程
自宅4:10=(京滋バイパス・名神・北陸道経由)=7:10鳥越林道・連状口(登山口)7:19ー7:48小朝の頭(標高1081m)ー8:00大朝の頭(標高1073m)ー8:39金糞岳(標高1317m)8:40ー9:11白倉岳(標高1271m)9:18ー9:45金糞岳ー10:15大朝の頭ー10:27小朝の頭ー10:53連状口 距離約8km、所要時間(休憩含む)3時間34分 累計高度(+)約648m

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高山キャンプ場前にある案内板(一部)
ルート



早朝4時過ぎに我が家を出て、京滋バイパス、名神、北陸道と乗り継ぎ、長浜ICで一般道へ。
途中、多賀SAで、朝食代わりのおにぎり2個を食べ、昼食用に寿司セットのお弁当を購入。

草野川沿いを北上、高山キャンプ場前まで来ると、いよいよ鳥越林道。
通行止めの看板はありません。
去年の秋は、ここまで来て、通行不可のため、引き返した記憶が甦ります。

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草野川沿いを北上、この先に高山キャンプ場があり、鳥越林道へ続く

鳥越林道は舗装された道ですが、ところどころで、落石があり、石を避けながら上っていきます。
林道脇では、山藤がまだ残っていました。
ピンクのタニウツギが、至るところに咲いていて、目を引きます。

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林道を彩るタニウツギ

登山口になる連状口が近づいてくると、左手に金糞岳、白倉岳から続く稜線が迫ってきます。
連状口の駐車場には、7時過ぎに到着。
多賀SAの休憩を入れて、3時間かかりました。

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連状口駐車場から鳥越林道を振り返る。後方(西)に花房尾根が見える

駐車場到着一番乗り。
ここからの眺めはなかなかのもので、眼下に長浜市街や琵琶湖が広がっています。

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連状口駐車場からの眺め

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アップで見る

駐車場から林道を挟んだ向かいに登山口があります。
ここからは、金糞岳を見ることはできません。
林道が通れないと、下の高山キャンプ場から歩くことになり、ここまで2時間半はかかります。
連状口で標高約950m、大幅なショートカットです。

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駐車場の向かいが連状口の登山口

登山道とりつきには、左に連状口の札、右にはクマ出没注意の看板。
念のために、ザックに鈴を付けて歩き開始です。

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連状口のとりつき

そこそこの急な坂道を登っていきます。
石が露出し、ゴツゴツしたところもありますが、よく踏まれた山道です。

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石が露出する道をすすむ

自然林の樹林帯で、この時期、新緑が一段と映え、目に優しく、雰囲気のよい道です。
コアジサイが花芽をつけています。
稚児百合、スミレが咲いていました。

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コアジサイの蕾

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稚児百合

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可愛らしいスミレ

青空が広がり、光が差し込む明るい道をすすみます。

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東浅井郡消防本部・森林組合の山火事注意のプレート

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青空と新緑が際立つ

笹が目立つようになります。
樹木が、山野草に負けじと、花を付けています。

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地面を笹が覆う

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ナナカマド?

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クロモジ

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これ何だっけ

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ガマズミ

ブナの木が目立つようになってくると、小朝の頭です。
歩きはじめて30分ほど。
ここまで来ると、前方に金糞岳が見えるようになります。

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小ピークの小朝の頭、ブナの木にプレートが付けられている

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小朝の頭から見る金糞岳

ここから下り、平坦な道を交えながら、登っていくと、大朝の頭です。

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ブナと笹の道

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大朝の頭

ピークになった大朝の頭から下ると、すぐ先に右から登ってくる道と合流します。
この道は、鳥越峠の近くから登ってくるルートで、金糞岳には最短距離で登れる道です。

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右から登ってくる道と合流

ピンクのツツジが咲いています。

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何ツツジかな?

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こちらは笹のタケノコ

イワウチワを沢山見ました。
残念ですが、花は、もう終わっています。

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艶っぽい葉のイワカガミ

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落ちた花がまだ、地面に残っていました

きれいなブナ林が続くようになります。
大きなブナの木を見ます。
ブナは大きくなるまでには、長い年月がかかります。
たくましくもあり、この木を見ると、力をもらえるような気持ちになります。

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長い年月をかけて育つブナ

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光を浴びて、ブナの新緑が透き通る

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急坂のブナ林

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足元には、ミヤマシキミ

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ブナのプロムナード

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気持ちのよい道

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ブナの木に、頂上まで25分

大朝の頭から下りきって、登りになると、急坂と変わり、そこを登っていくと、右手(東側)に雄大な景色が飛び込んできます。

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東側の展望、山座同定できないのが残念

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山頂が近づいてくる

急坂の途中で、ツツジが微笑んでいるように見えました。
癒やされる瞬間です。

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残り少ないツツジが、エールを送ってくれているよう

道が緩やかになってくると、金糞岳山頂です。
立派な石標が立っています。

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金糞岳山頂

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立派な石標が立つ

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樹木に山頂プレート

北東側奥には、残雪で輝く白山連峰、右は別山、右手前は能郷白山がくっきり。
手前の尖った山は、蕎麦粒山(そばむぎやま)、
いい眺め。

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奥に白山連峰、別山、一番右は能郷白山、中央左手前に蕎麦粒山

山頂から、西側の白倉岳に向かいます。
金糞岳と白倉岳の二つの頂きをつなぐ、吊り尾根をすすみます。
尾根道は、笹が刈り取られ、歩きやすくなっています。

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金糞岳から白倉岳へ向かう

一旦、鞍部になった白倉峠まで下ります。
眺めの良い稜線歩き。

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下りで見かけたカエデの新緑と苔むす幹

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吊り尾根から見る南側の景観、左奥に霊仙山

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眼下に琵琶湖の眺め

視線を左に向けると、伊吹山。
先日、伊吹北尾根を歩いたときは、天候不良で間近な伊吹山さえ見ることができなかったのに、今日は離れていても、よく見えます。

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左奥に伊吹山、右奥は霊仙山

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アップで見る

前方に、花房尾根。
景色に見とれて、足を踏み外さないように…。

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花房尾根に向かいすすむ

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さらにすすんだところで、伊吹と霊仙山を見る

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花房尾根の向こうに浮かぶのは竹生島?

木イチゴの花が咲いていました。
花の時期は過ぎていますが、イワナシに似たようなものもありました。

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木イチゴの花

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イワナシ?

正面の山肌に岩が見えているところが、白倉岳。

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正面に白倉岳

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ゆるやかに動く雲、刻一刻と景色が変わり、飽きない

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吊り尾根途中の標識

吊り尾根を下りきったところが白倉峠。
左に深谷から登ってくる道があります。
この道は、ルート不明瞭で熟練者向き。
通りがかったときに、下から登ってくる男性グループさんの声が聞こえてきました。

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深谷出合、コース不明瞭の標識

ここを過ぎると急登となり、岩の目立つ細い道となります。
シャクナゲの多いところです。

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盛りを過ぎているが、まだ見られる

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大岩の辺りから急坂となる

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岩場で、振り返って見る

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狭い岩の間を抜けると…

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ロープのある急登

振り返ると、後方に金糞岳。
そばには、シャクナゲ。
いい組み合わせです。

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シャクナゲと金糞岳

左手(南側)は、二つの尾根に挟まれた深い谷(深谷)。

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切れ落ちたような深谷

シャクナゲをはじめ、ツツジの仲間たちが出迎えています。

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ウスギヨウラク(薄黄瓔珞)

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ピンクのツツジと伊吹山

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ツツジを前景に、琵琶湖

花に癒やされながら、白倉岳に着きました。
二等三角点があります。
山頂の一角には、シャクナゲの群生。
こちらもいい眺め。

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三角点のある白倉岳山頂

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小広場のような山頂

山頂から振り返ると、後方に白山の山並み。
飽きることがない景観が広がっています。

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山頂から振り返ると、白山が見える

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白山連峰

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北西側の景観

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山頂のシャクナゲ群生から金糞岳を見る

景色を眺めながら、食事でもと思いましたが、まだ、9時台前半。
お昼ご飯には、ちょっと早過ぎ。
景色だけ眺めて、歩いてきた道を下ることにしました。

下りも景色を堪能しながら…。

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白倉岳から金糞岳へ戻る。中央右寄りに金糞岳

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右奥が金糞岳

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戻り道から見る北側の景観

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ナナカマドが青空にくっくり

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岩場を下る

金糞岳と白倉岳の往復は約1時間。
吊り尾根縦走で何人かのハイカーさんとすれ違いましたが、どちらの山頂でも、たった独り。
静かな山頂を独り占めでした。

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復路の金糞岳山頂

金糞岳からの下りは、正面に伊吹山を見て下ります。
少し、薄雲がかかるようになりました。
クリアな景観は、朝が勝負です。

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金糞岳から下る、少し薄雲がかかってきた

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下り道で撮った可憐な花

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急坂の下りで見る伊吹山

金糞岳から大朝の頭まで下りは30分(登りは40分)。
下りは速いです。

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下りで大朝の頭

下りでも、ブナに癒やされながら、小朝の頭に着きました。
ここから連状口まで30分ほどで下れます。

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複雑に変形したブナ

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上部も曲がっている

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復路の小朝の頭

小朝の頭を過ぎると、伊吹山は左手になります。
自然林の恵みをたっぷりと味わいながら、下りました。

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左側に見える伊吹山

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自然林の道を下る

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ピークの奥に伊吹山

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笹道を下る

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鳥越林道が見えてくる

石の混じる急坂を下ると、連状口。
車が4台になっていました。

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急坂を下れば登山口

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連状口駐車場到着

汗で濡れた衣類を着替え、早めに山を下りました。
多賀SAで買ったお弁当は、帰りに黒丸PAに寄り、丸テーブルのあるゆったりとしたイスに腰掛け戴きました。

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昼食はお寿司セット(390円)

カラッとした天候、しかも、休日とあって、10人余りのハイカーさんと出会いました。
林道が通れるようになり、登りやすくなったことがあると思います。
高山キャンプ場手前の駐車場には、2台の車が止まっていました。
多分、この人たちは、周回コースを歩かれているのでしょう。

連状口から白倉岳の往復ルートは、危険箇所は少なく、ルートもはっきりとしています。
新緑がとても美しく、秋の紅葉も楽しめそうです。

眺めが良く、開放的な尾根歩きは、山歩きの楽しさを存分に味わうことができ、一度、この山に登れば、虜になること間違いなしです。
今度は紅葉の時期に、周回コースで歩いてみたいものです。
2018.05.20 / Top↑
花の山として有名な伊吹山。
麓からドライブウェイが山頂直下まで通じ、ハイカーだけではなく、一般の観光客も気軽に登ることができる山として、広く親しまれています。
このドライブウェイの途中から北に延びる1000m級の尾根は、通称「北尾根」と呼ばれ、登山者、ハイカーに人気のあるコースとなっています。
今回、山歩きの教室で、北側の国見峠から静馬ヶ原まで歩きました。

行程
近鉄高の原駅7:00=(バス)=10:35国見峠(標高850m)10:45ー11:46国見岳(標高1126m)12:01ー12:34大兀山(おおはげやま・標高1083m、昼食休憩)13:04ー13:41御座峰(標高1070m)13:47ー15:43静馬ヶ原(ドライブウェイ取り付き)15:50=(バス)=18:40近鉄高の原駅 距離約6km、所要時間(休憩含む)4時間57分 累計高度(+)約713m (ー)441m

ルート




どんよりと曇り、移動中のバスの中では、空ばかりを気にしながら、やきもき。
登山口となる国見峠は、名神高速道路の養老SAを過ぎた養老JCから東海自動車道に入り大垣西ICを出て、揖斐川奥へと回り込んだところにあります。
揖斐川沿いの道になると、標高800mを超える峠まで、対向困難な細い道が続くのですが、運転手さんの運転技術に感心しながら、到着しました。

一面、ガスで覆われています。
北西側は、ガスが切れそうになっていて、天気の回復を期待しますが、覆うガスの方が優勢で、回復は難しそう。

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広い駐車スペースのある国見峠。ガスで景色は見えない

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到着直後の北西の眺め

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ガスがとれてきた。回復するかな?と期待したのですが…

登山口には、長寿大師の石像や仏像が祀られています。
東本願寺開基 教如上人 御旧跡鉈ヶ岩屋(なたがいわや)の案内板も立っています。

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立派なお堂や石仏がある

国見峠から尾根道の登りが延びています。
そこそこの急な坂道を登っていきます。

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峠から登山口を見る

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出発です

階段を数段登ったところに、可愛い稚児百合が咲いていました。
頭を下げて、恥ずかしそう。

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稚児百合が咲く

ガスが覆う樹林の道をすすみます。
部分的にゆるやかなところもありますが、そこそこ急な登りです。

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樹林の道をゆっくり登る

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ガスのため、周りは白っぽい

登山口から20分ほどで、鉈ヶ岩屋(なたがいわや)の分岐です。
鉈ヶ岩屋は、教如上人が、関ヶ原の合戦の際、石田光成軍に襲われて、ここへ逃れたと言われるところ。
左に行けば、その方向ですが、今回は寄らずに、直進します。

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鉈ヶ岩屋の分岐を通り過ぎる

迂回路の案内板を見ると、急な登りとなり、周りに多くの花を見かけるようになります。

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迂回路の案内板がある

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通行止、迂回路の案内板

降り続いた雨のため、足元は滑りやすくなっています。
周りに咲く花たちに癒やされながら、登っていきます。

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滑りやすい足元に注意してすすむ

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タチツボスミレが、いたるところに

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この花も多く見ました

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何の花かな?

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ガスに覆われた道をゆく

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ボタンネコノメソウ

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トリカブト

国見岳まで、登りがいのある道が続きます。

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ひたすら登る

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振り返る

尾根道の開放的な景色は見られませんが、しっとりとした景色を背景に、樹木や草花が生き生きして見えます。

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ヒトリシズカ

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ヒトリシズカ群生

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ルイヨウボタン(類葉牡丹)

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ヒトリシズカ、タチツボスミレ、その他にも…

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ブナやカエデ、新緑が美しい

広い解放されたところへ出てきます。
前方はガスに覆われていますが、後方(北側)に目をやると、山の姿を確認することができました。
山が見えると、うれしいですね。

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展望の良いところにやってくる

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広くて開放的な場所

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後方の山並み、民家も見えている

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この景色も、ほんの束の間で消えました

景色を眺め、国見岳を目指します。

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この辺りは歩きやすい

ガスが一段と深く立ち込めてきます。
幻想的な雰囲気で、これもまた、味わいのある景色です。

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幻想的な景色

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倒木したカエデにきれいな緑

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幹に宿る

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ニリンソウ

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ヤマシャクヤク

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ラショウモンカズラ

登山口から歩き出して、約1時間で国見岳に到着。
樹木に囲まれた山頂は、ゴツゴツした岩が多く、展望はききません。
小休憩して、縦走を続けます。

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国見岳山頂

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山頂付近の風景

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ガスが覆ったまま

ゴツゴツした石や、岩の道をすすみます。
足場が不安定で、歩きにくい道です。

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石や岩の道をすすむ

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石の下り道

登り下りしながら、大兀山に着きます。
展望の良い山頂のはずなのですが、残念ながら今日は何も見えません。
腰掛けやすい石を見つけて、食事を摂りました。

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大兀山山頂

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石の散らばる山頂

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石に腰掛け昼食休憩

北尾根ルートは、国見岳、大兀山、御座峰の3つの山頂を辿ります。
国見峠で標高は800mを超え、3つの山の最高峰・国見岳で標高1126m。
登り始めるまでは、標高差も少なく、楽勝ルートと高を括っていました。

実際は、急な登り下りが多く、石の道は不安定、雨後の土質は滑りやすく、意外に苦労させられました。
登り下りを繰り返し、御座峰到着。

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ガスが晴れない道をゆく

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眺望の良い尾根道になるも、視界効かず

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雨粒が滴るウスギヨウラク

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ウスギヨウラクがいっぱい

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わずかに残るイワカガミ

3つ目の御座峰には、唯一、三角点があります。
ここには、北尾根ルートができた経緯が書かれたプレートが設置されています。

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三角点のある御座峰

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山頂の案内板

伊吹山北尾根縦走路について
この縦走路は、大垣山岳協会によって1960年から3年の歳月と延べ千余人の会員を動員して開設されました。それまではまったく道がなく、全コースが笹藪と雑木に覆われ、通行を阻んでおりました。ここに鉈を振り、鋸を挽き、つるはしに力を込めて完成をみたのです。しかし、その後は幸い春日村の配慮により毎年手入れされ、容易に歩くことができるようになったのです。(説明文抜粋)1999年10月 大垣山岳協会

ここまで来ると、北尾根ルートは終盤。
伊吹の花たちや樹木を眺めながら、すすみます。

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晴れてたら、多分、開いていたでしょう

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ニリンソウ、アップ

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ヤマブキソウ

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これは、何?

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樹林帯の道をすすむ

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根元には、モミジの新緑

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エビネ

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ウツギ

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今日、何度も見る光景

少しだけ、ガスが途切れました。
すぐにシャッターを押しました。
1〜2分もすると、すっかりガスに覆われてしまいました。
変化が激しいです。

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ガスがとれた瞬間

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前方に山が見える

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静かな縦走路をすすむ

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笹の陰に隠れるようにして生えるフタバアオイ

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バイケイソウ

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名前が思い出せない

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ザゼンソウ

灌木帯になり、視界が広がってきます。
ガスの動きが激しく、刻一刻と景色が変化していきます。

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灌木帯をすすむ

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小休憩して景色を眺める

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様々に表情を変えるガス

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ドライブウェイと伊吹山頂方向を見る

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雲が這う

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刻々と変わる景色

ドライブウェイが見えています。
ここからは、下って登り返せば、静馬ヶ原のドライブウェイの取り付きです。

取り付きに、バスが待機しています。
急坂を下ります。

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取り付きにバス待機

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静馬ヶ原から見る景色

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ここから先が急坂下り

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下って登り返せば、ドライブウェイ取り付き

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帰りに、山頂駐車場に寄りました。
駐車場隅に、登山靴についた土を落とす洗い場があり、タワシが置かれています。
うれしい配慮です。

ドライブウェイでは、何人かの人が望遠レンズを構えていました。
雲海のシャッターチャンスを狙っているところでした。

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雲海を狙うカメラマン

とてもきれいな雲海が広がっていました。
こんな光景は、ほとんど見る機会がありません。
バスの中から、シャッターを押しました。

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北尾根を水が流れるように、雲が動いている

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とても、きれいな景色に感動

天候には恵まれませんでしたが、雨に濡れることもなく、歩くことができました。
国見峠からドライブウェイ取り付きまで、距離は約6km。
それなのに、所要時間は休憩を含めて4時間57分もかかりました。

三之宮神社から伊吹山山頂に登る一般ルートは、5km余りで、登山時間にして3時間半ほど。
それよりハードな感じです。
一般登山ルートより北尾根ルートの方が、景色の変化に富み、面白さもあります。

滑りやすく、結構、神経を使いました。
単独では、行きにくいところなので、バスをチャーターしてもらい、歩けるのは嬉しいですね。


2018.05.08 / Top↑
リタイアしてから山歩きを始めて6年。
今では、単独で山へ行くことが多くなりましたが、まだ慣れない頃、お世話になったのが「京都バス三角点トレック」。

その三角点トレックが、今年から開催休止になりました。
1996年から21年間にわたり、盛夏を除き春から秋にかけて、毎月1回開催されていました。
出発地点の出町柳駅から登山口までバスに乗せてもらい、下山すれば、そこでバスが待っていて、乗せてもらって帰る気楽さがありました。

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   この参加手帳、もう出番がありません

参加費用は、バスの実費相当分プラス資料代程度で、金銭の負担も少なく、山歩きの楽しさを知るには、とてもよい勉強になりました。
昨年は、一度も参加することはできませんでしたが、これがなくなると聞くと、寂しい気持ちがします。

開催休止になった理由は、諸事情としか書かれていません。
理由は分かりませんが、参加者は毎回200名を超える大人数なこと、高齢者が中心で、山歩きのレベルが人によってかなり違うこと、ケガなどのトラブル等が考えられます。
3,4年前に変更になった国交省のバス運行基準も、大きく影響していると思われます。

奈良では、奈良交通さんのバスハイクも、随分縮小してしまいました。
結構、マニアックなコースもあって楽しめたのですが、今では軽ハイキングのような内容になっています。
バスや電鉄会社が主催するハイクなどでは、任意の山岳保険加入を義務づけておらず、主催する側も、何かと継続していく難しさが伴います。

三角点トレックやバスハイクでは、山の楽しさを広く知る機会になっただけに残念です。

2018.05.02 / Top↑
いにしえの参道をたどり、勝尾寺(かつおうじ)から最勝ヶ峰(さいしょうがみね)、箕面滝へ続くハイキングコースを歩いてきました。
勝尾寺は、西国二十三番札所で、勝運の寺としてもよく知られています。
勝尾寺から上がった尾根道は、東海自然歩道になっており、新緑の美しさを味わいながら、歩くことができます。

行程
阪急北千里駅10:35=(阪急バス)=10:50新家バス停10:53ー11:09帝釈寺11:11ー11:22獣除けのゲートー11:31二十二丁石分岐ー12:11八天石12:13ー12:22勝尾寺(昼食休憩)13:13ー13:28東海自然歩道出合ー13:35開成皇子墓(最勝ヶ峰・標高530m)13:37ー14:22政の茶屋園地14:24ー14:53箕面滝15:04ー15:40阪急箕面駅 距離約12km 所要時間(休憩含む)4時間47分 累計高度(+)約769m(ー)約760m


ルート



阪急北千里駅からバスに乗り、新家バス停で下車。
バスの進行方向より西側に少し戻ったところに、勝尾寺口の信号があります。

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新家バス停。ここで降りて、少し戻る

信号の少し南には、大きな鳥居(三十六丁石)があります。
勝尾寺口で右折し、北方向にすすみます。
曲がった左側にコンビニがあり、ここでお昼のお弁当と、飲み物を購入して、市街地の通りをすすみます。

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通りを北へすすむ。目指すは正面の山、ところどころに丁石がある

やがて、左に帝釈寺のお堂が見えてきます。
立ち寄って、北進します。

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聖徳太子の創建と伝えられる帝釈寺

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大きなお堂や鐘楼がある

府道を横切り、道なりにすすむと、道は二つに分かれます。
角に丁石があり、プレートが掲げられていて、勝尾寺は道を左にとります。

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勝尾寺の分岐

農道になり、周りはのどかな田園風景の景色に変わってきます。

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田園風景の広がる農道をすすむ

アザミの花が咲き、タンポポはすでに綿毛になっていました。

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アザミが咲く

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綿毛のタンポポ

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菜園には、黄色のアイリスが咲く

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振り返って見る

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のどかな田園風景の中に、ポツンと丁石が立つ

山道となり、獣除けゲートを入ると、登山道らしくなってきます。
傾斜はほどほどで、歩きやすい道です。

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獣除けゲートを開閉して山道をすすむ

池を見てすすむと、ベンチのある展望の良いところにやってきます。
モヤッとして、視界はイマイチ、不明瞭。

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丁石をたどる

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池を見る

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雰囲気のよい歩きやすい道

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丸太ベンチのある展望地、ちょっと小休憩

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展望地から市街地を見る、手前にモチツツジが咲く

さらにすすむと、二十二丁石で、道は二手に分かれます。
角に案内地図が掲示されていて、右は旧参道、左は古参道になっています。
ここは、左の古参道をとり、尾根道をすすみます。

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二十二丁石のある分岐

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分岐にある案内図

新緑に明るい日差しが差し込む道です。

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新緑の道をすすむ

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随所にこの案内がある

この山道では、ところどころでモチツツジの花を見ました。

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モチツツジが咲く

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山の稜線が見える

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尾根道をすすむ

右から登ってくる旧参道と合流し、緩やかな尾根道をすすみます。

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歩きやすい尾根道が続く

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展望がきくところに、ベンチがある

丁石を見て、箕面自然休養林案内図のあるところを過ぎると、道の傾斜がきつくなってきます。

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丁石の先に案内図

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箕面自然休養林の案内図

この急坂を登り切ったところに、八天石(八天牓示石蔵)があります。

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八天牓示石蔵

八天牓示石蔵(はってんほうじいしぐら)
寛喜二年(1230年)ふもとの村々との境界紛争が解決したとき、勝尾寺は、土地の境界標(牓示)を八個所に設けました。昭和37・8年、古文書に記録された八個所の発掘調査が行われ、すべての石蔵の中から容器に納められた青銅の八天像が発見されました。石蔵は他に例の無い特殊な遺構であることから国の史跡に、出土した八天像と埋納容器は、国の重要文化財に指定されました。(案内板より)

左手には、小さな石仏が立っています。

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八天石近くの石仏さま

ここから整備された道に変わり、道は下りに転じます。
勝尾寺の読経の声が聞こえてきます。

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整備された道になる

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三丁石表示

三丁石を過ぎたところに、自然研究路5号線の案内板があります。
そのまま下ると、勝尾寺ですが、ここを左折してすすむと、政の茶屋園地に下ることができます。

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自然研究路の案内板

長い急階段の途中には、勝尾寺旧参道の案内板もあります。

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勝尾寺旧参道の案内板

勝尾寺旧参道
勝尾寺旧参道は西国街道筋の新家の大鳥居から、三十六町(約4km)の道程を経て山門に至ります。現在この間には寺までの距離を示す町石が二十基確認されます。町石には必ず梵字が刻まれていますが、これは金剛界の種子曼荼羅の各尊を表したものです。(案内文抜粋)

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一丁石

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急階段を下ると、勝尾寺

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階段を下りきったところで、振り返る

横断歩道を渡り、入山料400円を支払い、勝尾寺に入ります。
すぐに、立派な山門とダルマさんが目に止まります。

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山門をくぐって、振り返る

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弁財天(左)と山門

勝尾寺は「勝運の寺」として、よく知られ、人生全てに「勝つ」寺として、信仰を集めています。
広い境内の至るところに、ダルマさんが置かれています。

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滝のそばのダルマ

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勝ちダルマ奉納棚に、ぎっしり

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これだけダルマが並ぶと壮観

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ダルマと鐘楼

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鎮守堂の壁面にもダルマがいっぱい

きれいに整備された境内です。
色とりどりの花が、咲き誇り、まるで、花のお寺のよう。
きれいなのは、境内だけでなく、トイレも気持ちがよいほど、設備、清掃が行き届いていました。

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シャガが咲き誇る

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真っ赤なシャクナゲ

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小粒なツツジが、光るように咲いている

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ベニバナトキワマンサクとトキワマンサク

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色彩豊かなシャクナゲ

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シャクナゲの下には、愛らしい花がたくさん

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境内はまるで花回廊のよう

本堂にお参りして、多宝塔へ。
石垣の上を飾るツツジが、目にも鮮やか。

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お守り授与所から見る本堂

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ご神木のところからお守り授与所を見る

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多宝塔、左石垣の上に咲くツツジが美しい

多宝塔から勝尾寺の一番奥にある二階堂へ足をすすめます。

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二階堂に向かうところで多宝塔を見る

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二階堂付近から市街地を見る

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親鸞上人第五番霊場 二階堂

二階堂の少し手前に、山道に入る階段があります。
表示などはなく、ここはちょっと分かりにくいところ。

山道に入ってジグザクに登っていくと、大手鞠の花が出迎えていました。
顔の位置までいっぱいの花が垂れ下がり、ここはまるで、大手鞠のトンネル。
見事でした。

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大手鞠のトンネル

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山道から境内を見下ろす

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これだけの大手鞠、あまり見かけません

大手鞠のトンネルを過ぎて登っていくと、獣除けのゲートがあり、開閉して登っていきます。
傾斜のきつい登りです。

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獣除けのゲートを通り抜ける

途中で、倒木が道を塞いでいました。
チェーンソーを使って、通路を確保しているところに出くわしました。
いいタイミングで、通ることができました。
作業員の方に感謝です。

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道を塞ぐ倒木

登っていくと、東海自然歩道との出合で、ここを左に曲がり、尾根道をすすみます。

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東海自然歩道との出合

東海自然歩道に入ると、分かりやすい一本道。
尾根伝いにすすむと、開成(かいじょう)皇子の墓があります。
ここが最勝ヶ峰の山頂で、このお墓の西に、最勝ヶ峰のプレートが掲げられています。

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開成皇子の墓

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最勝ヶ峰のプレートがある

さらに西に少しすすむと、方位盤があります。
立派な方位盤ですが、周りを樹木に囲まれ、位置を確認することは不可能です。
これが設置されたときは、よく見えていたのでしょうね。

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方位盤。大阪城、鶴見緑地などが示されている

道はところどころで、ちいさなアップダウンを繰り返し、下っていきます。
東海自然歩道の標識やベンチがあり、道に迷うことはありません。

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ちょっとしたピーク。小広場のようになっていて、小休憩にはいい場所

府道を跨ぐ階段橋を渡り下っていくと、東海自然歩道と自然研究路4号線との出合。
この先で、階段道となり、下ったところが、政の茶屋園地です。

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府道を跨ぐ「ぎふちょう橋」

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橋から、箕面川ダム堰堤を見る

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東海自然歩道と自然研究路出合

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左が東海自然歩道、右が自然研究路4号線

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出合の案内板

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階段を下ったところにある案内板

政の茶屋園地からは、ゆるやかな川沿いの道です。

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政の茶屋園地、トイレあり

東海自然歩道に入ってから、ほとんど人影は見ることはありませんでしたが、ここからハイカー、観光客を見るようになります。
もみじひろばを左に見て、川沿いをすすむと、もみじばし。
ここを渡り、車道に出て、右に下ります。

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静かなもみじひろば

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もみじばしを渡り車道へ出る

車に注意しながら、軽快に下ります。
途中で、イトトンボを見つけました。
街中では、見かけることができないトンボです。

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葉に止まってジッとしてます

歩道のある道となり、トンネルを潜ると、右下に大滝が見えます。
スロープ状の急坂を下ると、箕面滝です。
ここまで来ると、さすがに観光客が多くなります。

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四季折々を通じて人気のある箕面滝

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落差33mの雄大な滝

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滝壺近くから見ると迫力がある

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水量も充分

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この景色を見ると汗がひきます

昨年秋の台風により、滝から箕面駅の道は、今年の1月末まで通行止めでした。
2月から、左岸沿いの道が整備され、通ることができるようになりました。
被害に遭うまでは、右岸の道がメインで、現在もまだ改修工事がすすんでいます。

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改修工事がすすむ右岸のハイキング道

右岸の道に比べ、左岸の道はアップダウンがややきつく、しかも山道です。
こちらの方が、山歩きを感じさせます。

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山道が主体の左岸の道

楓橋を渡り、右岸の舗装された道に入ります。
見慣れた景色となり、瀧安寺、昆虫館の前を過ぎて下れば、阪急箕面駅です。

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昆虫館の前を通る

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ゆるやかな右岸のハイキング道

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新緑が川面に映る

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箕面駅到着

近鉄日本橋駅で降り、地下鉄堺筋線乗換で阪急北千里駅へ行きました。
地下鉄日本橋駅から乗った北千里駅行きは、関大の学生さんで満員状態。
まるで、ラッシュ時のような混雑ぶりでした。

北千里駅から新家方面へは、バス便が多くアクセスは便利です。
勝尾寺口から勝尾寺までは、丁石に導かれ、随所に道標類があり、分かりやすい道です。
この道はよく歩かれるルートのようで、何人もの人に出会いました。

勝尾寺には初めて入山。見どころも多く、おすすめしたいスポットです。
東海自然歩道の道も分かりやすい道です。
自然林の多いルートなので、この時期は新緑が美しく、危険度も少なく、安心して歩けます。

箕面滝を見るのは、7,8年ぶりでしょうか。
駅までの道沿いのお店は閉まっているところも多く、ちょっと寂しい感じでした。

2018.05.01 / Top↑
兵庫県丹波市にある向山連山(むかいやまれんざん)に行ってきました。
この山は、日本最低所の分水界があるところとして有名で、春は縦走路に黄色のヒカゲツツジが咲くことでも知られています。
さて、お目当てのヒカゲツツジは、どうだったでしょう。

行程
JR大阪駅9:20=(篠山口駅乗換)=11:00石生(いそう)駅11:04ー11:16水分れ公園11:25ー11:54観音堂登山口ー12:13滝山古墳跡ー12:14二の山(標高298m)ー12:29岩座展望所(昼食休憩)12:49ー12:56三の山(標高470m)ー12:59亜炭(あたん)展望所ー13:08四の山(標高511m)ー13:15松の台展望所ー13:27深坂北峰(みさかきたみね・標高521m)ー13:34向山(標高569m)ー13:47五の山(標高591m)ー14:01蛙子(かえるご)展望所14:03ー14:40清水山(標高542m)14:41ー15:01剣爾山(けんじやま・標高416m)ー15:25鳳翔寺(ほうしょうじ)15:26ー15:38JR石生16:30=(篠山口乗換)=18:17JR大阪駅
距離約9.2km 所要時間(休憩含む)4時間34分 累計高度(+)約788m


ルート
(登山口で道間違いのため、ルートロスあり)

無人の石生駅を出て、東にすすむとすぐに国道に突き当たります。
国道を右折して、水分(みわかれ)交差点で左折、水路沿いの道をすすむと水分れ公園です。

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水車のあるJR石生駅

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水分れ公園に向かう遊歩道の案内板

観音堂登山口への道は、公園手前ですが、公園に寄ってから登山口に向かうことにします。
水分れ公園は、日本海側と瀬戸内海側に水が分かれて流れるところで、広くてきれいに整備されています。
大きな神社もあります。

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左奥に、水分れ公園駐車場が見えてくる

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駐車場にある案内板(一部)

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中央分水界の説明板

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右から流れ出てきた水は、ここで日本海側と瀬戸内海側(左側)に分かれる

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整備された公園

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イソベ神社

水分れ公園から引き返し、観音堂登山口に向かいます。

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登山口に向かう途中の風景、ボタンが咲いている

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登山口に向かう途中にある福田寺

登山口は、右に建物があるところで右折するのですが、ここで直進して谷沿いの道に入ってしまい、途中で引き返すことになってしまいました。

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登山口の案内がある

谷沿いを登っていくと山神・水神・治神 八大龍王…書かれた石碑があり、道はここで行き止まり。

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八大龍王のところで引き返す

引き返して、手前の建物のところを曲がると、登山口がありました。
これで20分近くロスしてしまいました。

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この建物が観音堂

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観音堂登山口

登山口を入り、登っていくと、獣除けのフェンスがあり、開閉して登っていきます。
しばらくすすむと、2つ目のフェンスがあり、もう一度、開閉して登ります。
登山道に入ると、道標が随所にあり、道がわかりやすくなっています。

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登山口を入るとヤマツツジが出迎え

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獣除けフェンス(最初)を開閉

傾斜のきつい登りです。
雑木に覆われた道を登っていくと、滝山古墳にやってきます。
               
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獣除けガードの横をすすむ

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登山口からは、随所に道標がある

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滝山古墳

こんもりとはしているものの、古墳らしきものを感じるものはありません。
そこを過ぎると、すぐに標高298mの二の山です。
高さはそれほどでもありませんが、ここまで結構、きつい坂です。

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二の山

二の山を過ぎると、道は緩やかになってきます。
三の山谷中分水界起点で左折し、登っていくと、二の山から15分ほどで岩座展望所です。

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二の山を過ぎて、しばらくゆるやかな道

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三の山谷中分水界起点

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登山道右に、岩座展望所

大きな岩が迫り出し、展望のよいところです
ここで、昼食休憩をとりました。
晴天の土曜日なのに、まだ、誰とも会っていません。
岩座に腰掛けて、独り静かに相方さん手作りの弁当です。

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岩座展望所、岩に腰掛けお弁当

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岩座から石生方向を眺める

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西側の景色

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岩座から向山連山を見る。これから前方の稜線を縦走する

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眼下には、水分れ公園

岩座から傾斜のきつい坂を登っていきます。
登り下りを繰り返しながら、三の山、亜炭展望所とすすみ、高度もだんだん高くなっていきます。

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三の山

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亜炭展望所

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亜炭展望所から見る景色

岩のところも目立ってくるのに、一向にヒカゲツツジが見えません。
四の山辺りから先は、ヒカゲツツジのトンネルを期待して、登ってきたのに…。

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四の山

松の台展望所周りのヒカゲツツジは、すっかり散ってしまった後。

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松の台展望所。周りには、ヒカゲツツジが多い

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眺めはよいが、花はなし

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北側の展望

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きれいな青空に、松の木が二本

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ヒカゲツツジは、みな、散っている

深坂北峰で、中高年のパーティと出会いました。
今日、初めての出会い。
ヒカゲツツジのことを聞いてみると、3〜4つほど見たと言っていました。
10数人で目をこらして見て、それだけ。

一人では、見つけられないのは、当然です。
来るのが遅すぎました。
今年は、どの花も、咲くのが早く、花期を見逃してしまうことが多いようです

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深坂北峰

その先には、ツツジが岡展望所がありました。
名前からして、期待しましたが、残念ながら花らしきものは皆無。

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ツツジが岡展望所

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ツツジが岡展望所から、歩いてきた尾根を見る

さらに足をすすめて、向山三角点に到着。
北側の展望が開けています。

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三角点のある向山

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向山から見る北側の展望、正面の山頂は、黒井城趾

展望を確かめて、五の山、蛙子展望所へ足をすすめます。
まだまだ先は長いです。
ベニドウダンがたくさん蕾をつけていました。

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この花も咲くと華がある

向山から少しすすんだところに、向山平展望所があります。
ここは、樹木に覆われ、展望はイマイチ。
向山連山の縦走路は、展望のよいところがたくさんあって、それもまた、魅力です。

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向山平展望所

天気がよいだけに、景色も新緑も映えます。

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枯れ木だが、美しい

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ほんの少しだけ、ミツバツツジ

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新緑が目にまぶしい

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これは何の花芽?

五の山で右に方向を変え、急坂を登ると、蛙子展望所です。

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五の山、蛙子峰へすすむ

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五の山からの展望

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距離はないが、急坂

蛙子展望所は、岩の展望所です。
登って景色を眺めます。

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蛙子展望所

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向山の稜線を見る

蛙子展望所でも、下りる方向を間違え、少し時間ロス。
急坂が多いだけに、ミスすると、登り返しがきついです。

尾根道の縦走が続きます。
譲葉山との分岐を見送り、植林の縦走路に変わると、水分れ公園へ下る道と清水山との分岐です。
直進すると、早く下りられます。

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譲葉山の分岐を見送り、清水山、珪石山の方向へ

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植林帯の尾根道

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公園登山口と清水山との分岐

どちらの道で下るか迷いました。
最初の予定通り、ショートカットのルートはとらず、清水山へ向かいました。
樹林の密集した道をすすみます。

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掘れ込んだ斜面の横を通る

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光が差すと明るい

急坂になり、登り切ると、清水山です。

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手前の急坂を登る

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四等三角点のある清水山

大きな反射板があります。
景色を眺めて、急傾斜の道を下ります。

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山頂の反射板

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清水山からの眺め

大きな岩がいくつか現れます。
最初は、イルカ岩。
下から見ると、なるほどと肯きます。

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大きなイルカ

こちらの道も、道標がよく設置されています。

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踏み跡らしきものが多く、道標で確認

次に現れるのは、博打岩。
樹林の中に、大きな岩が二つ。
どうして、この名前がついているのか分かりません。

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博打岩

3つ目は亀岩。
大きな岩の塊が二つ。

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亀岩

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これが亀に見える

いろいろと名前のついた岩を見ながら下っていくと、剣爾山に到着。
正面にぐるりと回ってきた向山連山の山並みが、見えます。

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剣爾山

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向かいに見える向山連山の稜線

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歩くと長い

剣爾山からは下るだけ。
下る途中で、3人の男性グループさんと出会いました。
「今日、初ッ」という声で、お互いに挨拶を交わします。

山で出会ったのは、中高年のパーティさんと、この男性グループさんだけ。
ヒカゲツツジが終わってしまっては、登ってくる人は少ないようです。

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途中にある領家の頭(りょうけのかしら)

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領家の頭から見る眺め

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天狗岩、この角度では天狗に見えません

天狗岩を過ぎると、やがて、谷沿いの道に変わります。

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谷沿いの道を下る

ガレ場のような道になり、傾斜がゆるやかになってくると、登山口はもうすぐ。

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ガレ場のようなところを下る

モチツツジが咲いていました。
ありきたりの花ですが、ヒカゲツツジの代わりに撮っておきました。

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日陰に咲くモチツツジ

フェンスが見え、開閉して出ると、左が鳳翔寺です。

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弱そうな梯子橋を渡る

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登山口のフェンス(出たところで撮す)

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鳳翔寺登山口

ちょっとだけ、寄り道して、駅へ向かいます。

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鳳翔寺

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門のところに、大きな杉の木

国道に出て、右手を見ると、歩いてきた向山連山の山並みが広がっています。
そんなに凹凸がないように見えて、歩いてみると、意外に急な登り下りの道でした。

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国道から見る向山連山

駅に着くと、次の電車まで待ち時間約50分。
電車は1時間に1本です。
道間違えをしていなければ、前の電車に間に合いました。

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石生駅16時30分発の電車で帰途につく

体調がイマイチだったせいもありますが、標高、距離の割には、疲れを感じました。
期待していたヒカゲツツジを見ることは叶いませんでしたが、縦走路から見る景色は壮観で、見応えがありました。
道間違いをしましたが、道標、地図をしっかり見ていれば、分かりやすいルートです。
危険箇所は少なく、次回は花の時期に訪れたいものです。
2018.04.28 / Top↑