清々しいほどのお天気に誘われ、萬葉植物園へ行ってきました。
前回は2年前、藤の花が満開の時で、たくさんの人でした。
藤の花が終ってしまうと、落ち着いた雰囲気の萬葉植物園です。

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花が終わっても、園内には、古木も多く、静かな雰囲気で楽しめます

今日は、春(5月5日)と秋(11月3日)に年2回催される「萬葉雅楽会」の日。
知らずに行ったのですが、いいタイミングで見ることができました。
この催しは、奈良時代から春日大社に連綿と伝えられているもので、雅楽や舞楽が、浮舞台で披露されます。

いつもなら、藤やツツジの花が咲く中での催しなのですが、「今年は花の時期が早く、そのような場面を想像しながら、聞いて下さい」と、アナウンスがありました。

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池の上につくられた浮舞台

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演奏者は20人を超えます

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聴衆、観客は、池を取り囲んで鑑賞

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日本で三つしかない雅楽の演奏集団の一つ

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演奏に合わせて舞う

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奈良時代からずっと受け継がれている

古都奈良に相応しい演奏と舞いでした。
藤が終わってしまうと、日本古来の草花、樹木が中心の萬葉植物園では、見る花が少なくなってしまいます。

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イチイガシ(ブナ科)に絡まるツタと、シランの花

園内では「白野田」という白い藤の花が、わずかに残っていました。

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この藤だけが咲いていました

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アヤメと藤、水面に花びらが浮く

今は、「むらさき」という絶滅危惧種の花が、一番のメインで、他には、アヤメやシラン、シャガなど、どちらかというと脇役的な花が、園内を彩っていました。
「むらさき」は、栽培が非常に難しく、4,5年すると、土をかえないと育ちません。
係員の人がいて、むらさきのことや、その横で花や実をつけた大根の説明をしてくれていました。

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むらさきの花

「大根の実を一度、食べてみて下さい」というので、サヤごと食べてみました。
大根の花を見ることはほとんどありません。
ましてや、実を食べるのは、初めて。
大根、そのものの味でした。

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大根の実

因みに大根は、菜の花と同じ種類、カブも同じ仲間なのだそうです。
そう言われてみると、花も実も菜の花に似ています。


お昼ご飯は、亡くなった河島英五さんのファミリーが開いているお店「TEN.TEN.CAFE」でいただきました。
10分くらい待って入ることができました。

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カレーをオーダー

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相方さんは、オムライス。どちらも美味しくいただきました

店内は、河島英五さんの写真や、愛用されたギター、舞台衣装、カワサキのオートバイなどが展示されています。

どんなにお店が混んでいても、このレイアウトを目にすると、河島英五さんの歌のフレーズが、頭の中に浮かんできます。
酒と泪と男とぜんざいという面白いメニューがありました。
河島英五さんが愛された特製の白玉栗ぜんざいのようですが、これは、次回、いただくことにします。

5、6年前に比べると、奈良へやってくるお客さんが、随分、多くなりました。
でも、京都や大阪、神戸などと比べて、滞在時間が短かく、消費するお金は最も少ないそうです。
奈良の見どころはたくさんあります。
もっと、ゆっくり過ごしてほしいですね。


2018.05.05 / Top↑
小田原行きの切符を買いに、JR奈良駅へ。
ジパング倶楽部だと、3割引き。
快晴の申し分ない天候で、切符を買ってから奈良公園をぶらり、ぶらり。

三条通りでは、ハナミズキがきれいに咲いていました。
興福寺は、八重桜がまだ残り、花の下では、外人のグループさんが、花をバックに写真を撮っていました。

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三条通りのハナミズキ(猿沢池の方向から西を見る)

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八重桜と興福寺五重塔

三条通りから、浮見堂を見て、飛火野へと歩きます。
桜は終わりましたが、新緑が輝き、きれいな景色。
とてもよい雰囲気のところなのですが、観光客は驚くほど少なく、静かな奈良の観光が楽しめます。

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鷺池に浮かぶ浮見堂

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観光客はまばら

飛火野の大楠は、この公園のシンボルのような存在。
明治天皇の玉座跡に植えられたもので、傍に石碑が立っています。

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飛火野の大楠、新緑が輝くほど

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株は三つに分かれている

広い芝生広場では、中国から来られた人でしょうか。
結婚式写真の前撮りが行われていました。

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飛火野は広大な芝生広場、後方は高円山

京都だと、観光客でごった返すのでしょうが、奈良というと、興福寺から春日大社、東大寺大仏殿のルートばかりに人が集まり、残念な気がします。

流石に、大仏殿前まで来ると、多くの観光客でごった返していました。
ここは素通りして、駅へ戻りました。
3時間ほど歩きましたが、汗ばむほどの暑さでした。
2018.04.19 / Top↑
朝方に室内掃除をしただけで、ぼんやり過ごしてしまいました。
まったく外へ出ていなかったので、夕方、近くをお散歩。

雑木の一角には、鮮やかなミツバツツジ。
道路脇にハナニラが小さな花を開いて、見かけてほっこり。
冬場は、殺風景だった空き地。
暖かくなって、雑草に負けじと、咲いている姿には、惹かれるものがあります。

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咲き誇る山吹

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藪のようなところに咲くシャガ

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ユキヤナギと菜の花、白と黄色の組み合わせがきれい

ソメイヨシノはすっかり散ってしまいましたが、八重桜が見頃になりました。
結構、まわりに多く、植えられています。

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斜面上に植えられた八重桜

空き地を整備し、思い思いにレイアウトをして、お世話をされているところも多くみかけます。
丁寧にお世話されている姿が思い浮かびます。

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芝桜とチューリップ、シンプルな組み合わせだが、きれい

ぶらり回って、帰ってきました。
2018.04.09 / Top↑
青春18切符で、近江の多賀大社と長浜の町を歩いてきました。
ぶらり歩きでのんびりと、というつもりだったのですが…。

寒波が南下してきた影響で、空模様が刻々と変化。
晴れていたかと思うと、どんよりとした雲が覆い、雨が降り出す不安定なお天気。
ちょっと、落ち着かないぶらり歩きになってしまいました。

行程
JR奈良駅7:29=京都駅乗換8:30=9:20彦根駅乗換9:36=(近江鉄道)=9:54多賀大社前11:25=11:48彦根駅乗換=12:10長浜駅14:29=15:43京都駅乗換16:03=16:49JR奈良駅



彦根駅で近江鉄道の電車に乗車。
高宮で電車を乗り換え、2つめの駅が多賀大社前駅。
駅舎を出ると、左に大きな鳥居があり、くぐってすすむと、門前町の家並みを残す絵馬通りに出合ます。
左折して道なりにすすむと、多賀大社の前です。

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多賀大社駅を出て、鳥居の通りをすすむ

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絵馬通り、古い石標と家並みが残る

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整備された絵馬通り

駅から10分ほどで着きました。
多賀大社には、一度、相方さんのご両親が健在なとき、車に乗せてもらってきたことがあります。
40年近く前のことです。
そのときは、まだ、お正月気分が残るときで、多くの参拝者が来ていた記憶が残っています。
ですから、感覚的には、初めて来たような感じです。

神社の前にやってくると、「笑門」の絵馬がかかる大きな門があります。
ここへ来るまでに、民家の玄関に掲げられている注連縄の付いた「笑門」の木札を多く目にしました。

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多賀大社の前の通りは笑門通りと呼ばれている

すぐに、太鼓橋が目に入ります。
渡るのに、苦労している人もいました。

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太鼓橋、渡っても渡らなくてもお参りできます

傍の枝垂れ桜は、かなり散っていますが、それに代わるように、まわりを山吹が色を添えていました。

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枝垂れ桜が残る

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神門をくぐり、拝殿へ

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神門から拝殿を見る

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苔が覆う石灯籠に枝垂れ桜

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拝殿にお参り

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拝殿を囲むように山吹の花が咲く

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境内の枝垂れ桜、このときはまだ、晴れています

拝殿の奥へ回ると、金咲稲荷神社があります。
朱色の鳥居が並び、さながら伏見稲荷大社のミニ版のよう。
名前からして、金運を授けて下さるのかな?。

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金咲稲荷神社にお参りする参拝者

「文化財の小径」のところには、大きなお釜が2つあり、蔵の中には御輿が飾られていました。

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文化財の小径

笑門通りのお店で、名物の糸切り餅を買いました。
蒙古襲来のとき神風(台風)が吹き、蒙古軍は壊滅。
民衆がこれに感謝して、おだんごを作り、蒙古軍の旗印である赤青三筋の線を書き、弓のつるで切って神前にお供えしたことに由来するのだそうです。

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総本家「多賀や」さんで購入した「糸切り餅」

多賀大社線の電車は1時間に1本。
駅で30分近く待ちました。
次は、電車を乗り継いで、長浜へ。

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近江鉄道、高宮ー多賀大社線の電車(2両編成)

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近江八幡から来る彦根行きに乗換

多賀大社では、参拝者はちらほらという感じでしたが、長浜はやはり人気スポット。
黒壁スクエアを中心に、その界隈は、多くの観光客で賑わっていました。
洒落た飲食店も多く、人気のあるお店は、やはり長い列。

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観光客の多いい黒壁スクエア界隈

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黒壁ガラス館

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狭い路地を入るといい雰囲気

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ガラス館から外を見る

北国街道で栄えた町だけあって、方々で、その歴史の歩みを感じます。

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商店街のアーケード入口に掲げられた長浜子ども歌舞伎の看板

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北国街道の常夜灯門

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武者の隠れ道、建物の並びがギザギザ、敵から身を隠すことができる

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落ち着いていて、どこか情感がある

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正面、大通寺、本堂に入ってお参りしました

びわこジョギングコンサートがあったときには、よく、この長浜にもきました。
それから20年以上は、経っています。
新しいお店や、初めて見るものも多くあります。

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海洋堂フィギュアミュージアム、以前、来たときにはなかったような…

ながはま御坊表参道に面するお店で、昼食にしました。
煮込みハンバーグセットをいただきました。
とても、寒かったので、最初に出されたスープにホッと一息つけました。

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スープ、ライス付き

にぎやかな大手門通りでは、「芋平」さんの、芋きんつばを買って食べました。
もちっとしていて、甘さもほどほど。
おいしかったです。

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きんつば、できたては柔らかいです

豊公園にも行きました。
桜は、落下盛ん。歩いていると、ひらひらと花びらが舞い落ちてきます。
何組かのグループさんが、花見をされてましたが、たくさん着込んで寒そうでした。

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桜がかなり散っています

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お城を正面から見る

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長浜城界隈は、日本さくら名所百選です

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この時が一番良く晴れていました

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これで見納めです

豊公園の西、琵琶湖岸は、おすすめの夕景スポット。
天候はイマイチながら、なるほどと思える景観でした。

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絶景の夕景スポット

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ノスタルジックな雰囲気

青春18切符は、これで使い切りました。
使用期限ギリギリで行くなんて、無計画すぎますね。
次回は、メドを決めて、有効に活用したいです。

夕食後に食べた糸切り餅の味は、予想に違わず、いいお味。
甘党には、堪えられません。
みな、食べてしまいたいような衝動にかられました。
2018.04.08 / Top↑
名古屋ウィメンズマラソンのレースを見届けて、京都城南宮の梅見に行ってきました。

ウィメンズマラソンは、初マラソンの関根花観選手(22歳)が、3位でフィニッシュ。
日本人1位の成績で、2時間23分7秒の素晴らしいタイムでした。
優勝は、メスケレム・アセファ選手(32歳・エチオピア)で、タイムは2時間21分45秒。

日本人の2位は、4位に入った岩出玲亜選手(23歳)で、2時間26分28秒。
1位と2位の大きなタイム差が、残念な感じがします。
それだけ、関根選手の力走ぶりが印象に残るレースでした。

城南宮へは電車で行きました。
竹田駅で降り、ぶらり歩いて。

歩いたルート

城南宮は、これまでに1回しか行ったことがありません。
駅から20分くらいかかりました。

”しだれ梅と椿まつり”の開催中で、神苑の入場を待つ人たちで長い行列。
天気が良く、休日、しかも梅はちょうど見頃とあって、当然と言えば当然なのですが…。
想定外でした。

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入場を待つ長い列

庭園の中へ入ると、ただ、人の流れに沿って歩いて行くだけ。
じっくり構えて、写真を撮っている余裕はありません。
それでも、人の切れ間を狙って、シャッターを押しました。

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神苑(楽水苑)の入口にある見どころが書かれた案内板

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満開のしだれ梅

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しだれの白梅と紅梅が苑内を占める

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いい香りがします

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花びらが散った中に、蕗の薹が伸びている

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流れる水が、景色をより演出する

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地面も薄ピンク色

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椿の花が、地面に落ちて、静かな情景を醸し出す

本殿の裏手から平安の庭へ移動します。
通路に沿って、左側に、椿の垣根がつくられています。

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椿もたくさん咲いていました

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きれいな椿

池のある平安の庭に移動しても、人の多さは変わらず、人に流されているという感じです。

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平安の庭へ向かう

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寝殿造りを模した建物の南に、景色を映す池が作られている

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ツワブキと苔が日本庭園を印象づける

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曲水の宴遣水(小川)、ここで和歌が詠まれる

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四季折々の表情を見せる

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小さな渓谷の雰囲気も感じられる

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大切に、こもで保護されている。何の木?

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こちらは、よく見る紅梅と白梅、奥に鳥居が見える

城南離宮の庭、桃山の庭と一通り回って出てきました。

帰りは別の道を通って、駅へ向かいました。
途中で、立派な塔が目に止まり、自然に足はそちらへ。
北向山(きたむきざん)不動院の石柱があります。

行ってみると、このお寺は1130年、鳥羽天皇の勅願で創建されたもので、都を守るために、北に向けてお不動さんが安置されているのだそうです。
お不動さんは、見ることができませんでしたが、お堂は立派でした。

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北向山不動院

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堂々とした本堂

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お不動さんは、この本堂の中

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境内には、お稲荷さんもありました

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小ぶりの椿が、ひっそりと咲いていました

北向不動尊から東にすすむと、安楽寿院。
真言宗のお寺です。
この付近は、白河・鳥羽上皇が院政を行った鳥羽離宮があったところで、案内板もあります。
南側の道路には、桜並木があり、もう少しすると、華やかな景色が見られそうです。

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安楽寿院

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鳥羽離宮跡の解説プレート

離宮があったところだけあって、付近には天皇の陵があります。
立派な塔は、近衛天皇陵の多宝塔でした。

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天皇陵のため、中へ入ることはできない

ごった返す城南宮とは違い、こちらは人影もまばら。
静かな散策をすることができました。

竹田駅に戻って、GPSで歩いた距離を確認すると、わずか3.9km。
平地歩きのため、カロリー消費は、ほとんどなしです。
今度、行くなら平日に限ります。

2018.03.11 / Top↑