会津の名峰、磐梯山と日本で4番目に大きい猪苗代湖を1周する磐梯高原ウルトラマラソンが、エントリー数825名で行われました。
(100kmの部は男女合わせて352人、他に62km、42.195kmの部)

前半は、磐梯山を登り下る高原の中を走るコース、中盤から後半は猪苗代湖を眺める変化に富んだコースで、自然豊かな風景を満喫して走ることができました。

磐梯高原マラソンの玄関口は猪苗代湖駅、北西の駅名表示の看板が印象的です。
野口英世博士生誕の地で、駅前には、その案内板やレリーフがあります。

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 08bandai駅案内
猪苗代湖駅と案内板

会場のカメリーナから見た磐梯山です。
猪苗代駅側からは表磐梯と呼ばれ、なだらかな稜線が広がり、女性的で優しい姿を見せます。所々線状にに見えるところはスキー場です。

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表磐梯、雲が掛かっているのがちょっと残念です

受付は前日(当日受付も可)。
大会冊子、ゼッケン、参加賞のTシャツを受け取ります。
地元のボランティアさんが準備をしていました。

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受付会場と芳本茶寮

受付会場付近にある芳本茶寮。
「わっぱめし」の定食をいただきました。
わっぱめしはかやくご飯に鮭と山菜がのっており、かき混ぜて食べます。
この店は、旅行案内書にも載っている有名店です。

スタート前に51km地点へ運んでくれる荷物を預けます。
スタートが午前4時ですから、まだ、まわりは薄暗い状態です。
この時間帯でも寒さは感じません。

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手荷物を預けてスタート地点へ

スタート前の諸注意を聞いて、いよいよ出発です。
歩道を走り信号を守ること、給水は十分に。
磐梯山の下りはスピードを出し過ぎないように等のアナウンスがありました。

市街地から磐梯山へと向かっていきます。
市街地を外れると、長く緩やかな上り坂です。
途中で給水を摂り、裏磐梯へと上がっていきます。
五色沼への案内が出ています。

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五色沼と磐梯山(コース上から五色沼はみることはできません)

なだらかな道になってきます。
ランナーの右後方に桧原湖が広がり、左手は五色沼へと続きます。

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磐梯高原の停留所を過ぎた付近

カーブをしている左手奥に裏磐梯高原ホテルがあります。
右手には猫魔ホテルがあり、裏磐梯の観光スポットが多いところです。
歩道が広く、安心して走ることができます。

上り坂になってくると、磐梯山ゴールドラインの入口
急坂になり、歩くランナーが多くなってきます。
ここからコース最高地点八方台まではずっと登りです。

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ゴールドライン入口

八方台へと続く延々とした登り、ほとんど車は走りません。
早朝の爽やかな空気のなか、どこまでも新緑が続き、気持ちがいいものです。

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綠が映えます

路傍に咲く花々、黄色の花はニッコウキスゲでしょうか。
愛らしくランナーを慰めてくれます。
行く所々に様々な花が咲き、眺めて走るのは楽しいものです。

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道ばたの草花には、ホッとさせるものがあります

正面前方に裏磐梯山の荒々しい姿が見えます。
磐梯山の噴火のすさまじさを実感することができます。
水源のないところは給水車が待機しています。
身体に水を浴びることもできます。

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給水車による給水、荒々しい磐梯山の姿が見えています

やっと、コース上最高点の八方台のエイドに到着しました。
スポーツドリンク、水、バナナ、スイカなどが豊富に用意されています。
十分に補給をして先を急ぎます。

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八方台エイド、スイカもあります

八方台の駐車場。静かです。
この地点で標高は1.200m。
スタートをして27km地点です。
近くを散策したい雰囲気です。
これから10km以上もの長い下りが待っています。

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コース最高地点(八方台駐車場)、ここを過ぎると下りです

広い高原道路を一人で下っていくのは気持ちのいいものです。
距離がすすむに連れて、ランナーはまばらに。
正面にはスキー場が見えて、視界もぐっと広がってきます。

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ハイウェイを下りきりました

ハイウェイを下りきると、平坦な道へと変わります。
下界へ下りてくると、暑さがもろに襲ってきます。
猪苗代湖までは10km近く走らなくてはなりません。
長く感じられます。

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40km地点表示、磐梯の山に別れを告げて猪苗代湖へ

45km地点のエイドです。
ここで8時にスタートをした62kmの部のランナーと合流します。
ランナーが増えると、うれしくなります。
ここから猪苗代湖の湖岸道路へと入っていきます。

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逆光の磐梯山、45km地点のエイド

宿泊をした「レイクサイドみなとや」の横を通ります。
野口英世ゆかりの地。
ここが46.9kmのエイドになっています。
女将さんが通過をするときに、元気なエールをおくってくれました。

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「みなとや」さんと長浜港

「みなとや」の近くにある長浜港、猪苗代湖を巡る観光船が止まっています。
穏やかな風景です。
この右手には翁荘へ入る道の分岐点があります。

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翁荘入口と猪苗代湖

分岐点を右手に入っていきます。左手は湖岸道路。
綠の中の道路へと変わっていきますが、登りが続き、歩くランナーが多くなってきます。

51km地点の会津レクリェーション村のエイド到着しました。
スタート前に預けた荷物を受け取ることができます。

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ここでソックス、着替えをするランナーさんも多くいます

おにぎり、メロン、バナナなどがふんだんに用意され、お腹を満たしてくれます。
夕張メロンがおいしく、たくさんいただいてしまいました。

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荷物を受け取り、スタミナ源を補給

湖岸道路沿いの道路に戻ってきました。
猪苗代湖は周囲50km、コースはずっと湖岸沿いではなく、山間部に入ったり、湖岸道路へ出たりと変化に富んでいます。

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静かな湖岸沿いの道路

100km、62kmの部の折返し点です。
ここは42.195kmの部のランナーも通ります。

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折返し点です

フルのランナーの折返し点は、この先に設定されています。
変化に富んだ風景、湖上にはヨットが浮かび、いつまでも眺めていたい思いに駆られますが、先を急ぎます。
折返し点を過ぎると、湖沿いの道を離れます。


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折返し点から見た猪苗代湖

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道路上のコース表示、トンネルを抜けます

折り返し進む3つのコース表示。
間違えないように標識が立てられ、ボランティアさんも指示をしてくれます。
トンネルが見えてきました。
トンネルはコース上に3カ所。
これは、もっとも古いトンネルです。

トンネルを出ると田園風景。
のどかですが、長い一本道は変化が少なく、先を見やると気持ちが滅入ってしまいそう。
ランナーがポツンポツンと点在して走っています。

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長い一本道

道路沿いの綠の田圃が美しく、まるで綠の絨毯を敷き詰めたよう。
広い道路ですが、車の往来は数えるほど。
沿道に人もなく、ひとりぼっちで走っています。
 
前方に民家が見えてきました。
牧歌的な光景で心が洗われるようです。
民家の向こうは猪苗代湖。
まだ、70kmにも達していません。
歩くことが多くなってきました。

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田園風景の中に民家が見えています

75km地点(62kmは35km地点)です。
この前後は長い坂道。
前方を行く赤い服は62kmの部のランナーさんで、なんとサンタクロースの衣装を着ています。

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緩やかな上りの75km地点、右は76.2km地点の舟津浜のエイドを過ぎた松林の続く道

舟津浜では、かき氷のサービスがありました。
左手は猪苗代湖、日差しが遮られ、かき氷の助けもあって、ちょっと涼しくなりました。

90km地点の志田浜エイドです。
店が多く並びレジャー客も多いところです。
ここを午後5時(スタートをして13時間以内)に通過しなくてはなりません。
午後4時に通過できました。

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お店の並ぶ志田浜地区

ゴールまで残り数キロです。
前方に磐梯山がどっしりと構えて、ランナーのゴールを待ってくれています。

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前方には磐梯山

85km地点からずっと歩き通し。
km12分のペースで、なんとか押し通しました。
後半は太陽が照りつけ、厳しい暑さの中でしたが、無事、ゴールにたどり着くことができました。
ゴールして豚汁、お餅、飲み物、大好物のスイカなどたくさんいただきました。
タイムは13時間42分30秒。

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両手を広げて感動のゴール、ゴールを果たし、リラックスをしているランナーさん
2008.07.05 / Top↑