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菜の花開聞岳

6時起床、素早く着替えを済ませて1階レストランに直行、早い朝食です。
外は真っ暗ですが、雨はどうやら大丈夫のようです。
ホテル近くの乗り場から会場行きの巡回バスで移動、菜の花の会場はランナーであふれています。
着替え場所となっている体育館はすでに満員で、2階奥の方に少しのスペースを見つけて荷物を置きました。体育館の中は暖かいのですが、外は風があり寒そうです。
天気予報は曇り後雨で、芳しくありません。

フルのスタートは9時、1万5千人以上のランナーが出場します。
コース両サイドには黄色の菜の花が咲いてランナーを歓迎し激励しているように見えます。
上空には3機のヘリが旋回し、スタート時の様子を空撮しているようです。

完走目安時間4~5時間のプラカードのすぐ前に並びました。昨夜、同室だったランナーさんからコースの概要は聞きましたが、アップダウンのあるかなりハードなコースのようです。
60歳のバースデー、記念すべき日に走れることは幸せなことです。ゆっくり4時間半ほど時間をかけ楽しみながら走ることを今日の目標にしました。

スタート前 

スタートの号砲がなりました。
3分経過をしても全く動きません。ようやく5分ほどしてスタートラインをまたぐことができました。しかし、のろのろペースで思うように走ることができません。
コース表では10kmまでに約100mの高低差でした。アップダウンが連続するため、高低差はそれ以上あるように感じます。

スタートをしてしばらくは平坦な道ですが、やがて登りへと転じていきます。緩やかなアップダウンを繰り返し徐々に上がっていきます。

3~4km地点で早くも歩いているランナーを見かけました。スタートをしてまもなく、歩いている姿を見るのは珍しいことです。
高台にさしかかると、右手遠くに桜島の勇姿が見えています。ここでシャッターを一回押しました。

2km付近 遠方に桜島

10kmを66分台で通過、ロスタイムの5分を引いてもかなり遅く、ウルトラマラソンのようです。
10kmを過ぎると下り坂です。ペースが自然と上がり気持ちがよくなります。

池田湖、開聞岳が見えてきました。沿道の声援も多くなり、これからが菜の花マラソンの魅力を感じ味わえるところです。菜の花畑を前景にした開聞岳と池田湖の取り合わせはまるで箱庭のようです。
コースを外れて菜の花畑に足を踏み入れその光景を撮りました。

開聞岳1 菜の花畑

コースが進むにつれ、開聞岳は左手から前方に位置を移し、さらに右手に見て、やがて後方へと変わっていきます。それにつれてその姿も微妙に変わって行きます。
別名薩摩富士と呼ばれる開聞岳は標高923mと決して高い山ではありません。しかし、周りに高い山はなく、なだらかな裾野と懐に池田湖を従える姿は、富士の名に決して恥じることはありません。

開聞岳3 開聞岳4

開聞岳2 開聞岳5

開聞岳6 開聞岳7

開聞岳、池田湖、長崎鼻の奇岩、太平洋の雄大な眺めと錦江湾の青い海、湾をはさんで見える大隅半島の雄大な景色、アップダウンの多いコースですが、それがまた魅力を一層高めているとも言えます。

エイド5 錦江湾

沿道の声援、エイドの食べ物の豊富さも大きな魅力です。今回、沢山のエイドにお世話になりました。豚汁、バナナ、ふかし芋、ミニトマト、チョコレート、キンカン、キンカンの甘露煮、そらまめ茶etc、沢山いただきました。

豚汁エイド エイド2

エイド8 エイド3

コース終盤の一番の難所と言われる35km地点までウルトラマラソンのような感覚で楽しみ走りました。
その後、残りゴールまでは7km。

坂を登り切ってしまえば一気の下り、指宿の温泉街に入ると残りは4km余り、最後の7kmは立ち止まらず、ゴール目指して走り続けました。
競技場の中のゴールタイムはグロスタイム4時間26分16秒、ロスタイムを計算すると21分台でしょうか。

競技場 ゴール

胸に付けた計測用のチップを外してもらい、受け取った完走証には総合順位2267位(15188人中)、部門別(60~69歳)順位142位(674人中)とありました。意外なことに60歳台の男子が少ないのが驚きです。

ゴールをした後でもらった菜の花をイメージしたタオルが完走者の証です。
完走後には、無料のおにぎり、うどん、ぜんざい、さつまいも券を使ってお腹も大満足。体育館の前ではイベントショーも行われていました。
心配されたお天気は時間とともに回復し、終わってみるとマラソン日和となりました。

模擬店  イベントショー

ホテルへ戻った後、歩いて5分足らずのところにある砂むし会館「砂楽」に行きました。砂むしで有名です。
浴衣のまま仰向けに寝ころんで少し黒っぽい砂を身体にかけてもらいます。この砂が意外と重いのです。


砂をかけてもらった直後から身体の血管がずきんずきんと脈打ち、心臓から全身に血液が送られていることを実感します。

5分と経たないうちにアキレス腱が熱くなり、足をもごもごさせて熱を逃がします。砂ふろは10分が標準だそうですが、10分も入っているとその熱さで我慢ができないほどです。
砂から出ると全身から汗が噴き出していました。

汗をたっぷりと流し、宿に帰って名物黒豚のしゃぶしゃぶをおいしくいただきました。
今晩は指宿海上ホテルでゆっくり過ごします。

豚しゃぶ
2009.01.11 / Top↑