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11コカリナ

暑かった夏が過ぎ去り、涼しくなったのを機に、何かやってみたくなって、小さな木製の楽器「コカリナ」を買いました。
コカリナの元は「桜の木でできたオカリナ」と呼ばれ、ハンガリーの民族楽器です。
日本では演奏家の黒坂黒太郎さんがハンガリーから持ち帰り、改良を加えて現在のものになりました。
今では全国で数万人の愛好者がいると言われています。

今月2日には、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市で「コンサートを通じて、もう一度故郷をつくろう」との願いから、被災松で作られたコカリナを使用した演奏会が開かれました。
被災地を支援するコンサートも各地で続けられています。

コカリナが知られるようになったのは、長野オリンピックの際、オリンピック道路の建設で伐採された木からコカリナを制作。
オリンピック会場で披露された頃からのようです。
広島の原爆で焼けた被爆樹、廃校になった校舎の柱などで作られたコカリナもあり、今では平和を願い自然環境を守るシンボル的な楽器として知られるようになりました。

送られてきた袋の中には、布製の小さなケースが入っていました。
和歌山県新宮市にある、障害を持った人たちの共同作業所「わかば園」のみなさんが制作したものです。
手のひらにおさまるような小さな楽器ですが、木のぬくもりと優しさの感じられる柔らかい音色は、演奏する人、聞く人の心に響きます。
2011.10.07 / Top↑