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宿の受付カウンターに置かれていた割引券。
比叡山ドライブウェイとガーデンミュージアム比叡のもの。
これを使って比叡山へ。

長いこと比叡山には登っていません。
以前の記憶は、ほとんどとんでいってしまっています。
仰木ゲートから入ると、最初の見どころは横川(よかわ)。
比叡山延暦寺は横川、西塔、東塔の3つのエリアに分かれています。

横川は比叡山で最も北のエリア。
駐車場を下って行くと、横川中堂。
参道脇には絵看板がずらりと並んでいます。
比叡山で修行を積んだ親鸞や日蓮などの生い立ちが描かれています。
それを読みながら歩くと、赤い立派なお堂の中堂。
12比叡山横川 12比叡山横川中堂
横川中堂に続く参道、赤い朱塗りの横川中堂
横川に限らず比叡山は登り下りの連続。
急な階段もあり、足取り、呼吸が乱れます。
道路も整備されていない時代、これだけのものをつくるのですから驚きです。

横川は延暦寺の中心となる東塔、西塔のエリアから距離が遠く、ここまで来る参拝客は少数。
どこか霊峰の感がし、さながらパワースポット。

次は西塔。
同じ形をした建物が二つ並んで渡り廊下とつながっているのは、常行堂とにない堂。
弁慶がこの廊下をてんびん棒にして、このお堂をかついだという伝説が残されています。
こんな伝説が残る弁慶、今で言えば超人です。
12比叡山西塔法華堂とにない堂 12比叡山西塔釈迦堂
常行堂(手前)とにない堂、階段を下りると天台建築様式の立派な釈迦堂
渡り廊下をくぐり、急な階段を下りたところに釈迦堂。
西塔の中心をなすお堂で、山内最古の建物です。
釈迦如来に合掌。
石段脇には地蔵さん、可憐な花をつけた野草が咲いていました。
12比叡山釈迦堂石段脇 
地蔵さんの脇に咲く野草
西塔から車で4〜5分で東塔。
国宝の根本中堂があり、参拝客、観光客が最も多いところ。
幼稚園の子どもたちも遠足で来ていました。
12比叡山根本中堂
1200年間守り継がれた「不滅の法灯」の輝く根本中堂
12比叡山東塔鐘楼と大講堂大講堂の横にある鐘楼の鐘をつきました。
「ゴ〜〜ン」。
余韻の残るいい響きです。
思わず鐘の中に頭を突っ込んでしまいました。

石段を下って根本中堂の中へ。
庭の配置と建物のコントラストが素晴らしかったのですが、撮影禁止。
薬師如来像に手を合わせました。

根本中堂から文殊楼に上がる石段は急、息が切れます。
文殊楼の中にある階段を上ると文殊菩薩がまつられています。
階段は角度が60度ほどあり、まるで垂直の壁を上っているかのよう。
下りるときにはより注意。
12比叡山文殊楼への階段 12比叡山文殊楼
根本中堂から文殊楼へ上がる階段、右は文殊楼、建物の中に入れます
大講堂の前に戻って、坂道を上ると阿弥陀堂。
お堂の右前に水琴窟があり、かすかに澄んだ音が聞こえます。
阿弥陀堂の左は東塔。
木陰では、お弁当を広げているハイカーさん。
12比叡山東塔阿弥陀堂 12比叡山東塔
阿弥陀堂(手前に水琴窟)と東塔
ドライブウェイに並行するように東海自然歩道が整備されています。
リュックを背負って歩くハイカーさんも多く見かけました。

山頂には、花で彩られた庭園「ガーデンミュージアム比叡」。
丸い形をした展望台もこのガーデンの中。
古い記憶では、この庭園はなく、展望台にも自由に上がれました。
今は、展望台に上がるにはミュージアムの入園料を払わなければなりません。
12ガーデンミュージアム4 12ガーデンミュージアム1
レストランから見た眼下の風景、色とりどりの季節の花
眺めのよいレストランで昼食。
800mほど高さがある山頂は、秋本番で、秋バラ、秋明菊、コスモスなど数多くの花が咲いています。
ダリアの大輪も目をひきました。
12ガーデンミュージアム2 12ガーデンミュージアム3
円形の展望台、どこかモネの絵を想像させる風景
木陰もあり、ベンチも置かれていて、ゆっくりと園内を散策できます。
花や樹木をひとつ一つ見ていると、時間がいくらあっても足りません。
癒される空間です。
2012.09.13 / Top↑