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青春18切符を使って、今日、明日2日間のんびり列車の旅。
初日は、岡山県・備中高梁。
電車を乗り継いで、備中高梁駅に着いたのは、11時34分。
我が家を6時半過ぎに出て、約4時間かかりました。

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城下町・高梁の町並み(武家屋敷のある通り)

乗り継ぐ電車は、結構混んでいて、年配者が多く、多分、同じ青春18切符を使うお仲間さん。
倉敷駅でドッと降り、その後、高梁駅までは空き空き状態。
駅を出て、近くにある観光案内所へ。

「備中松山城へ行きたいのですが、どう行けば…」。
「歩いてだと2時間くらいかかります。お城に行くにはタクシーが一番、途中の駐車場まで上がってくれます」。

2時間はかかりすぎ。
タクシーで行くことにしました。
案内所のおばちゃんは、こちらの返事を聞くやいなや、電話をします。
2分ほどで、タクシーが来ました。

「高梁の主だった観光場所の共通入館券が、お安くなりますよ」とも言われ、それもついでに買いました。
この共通券は、備中松山城、高梁市郷土資料館、頼久寺庭園、武家屋敷の四館を探訪することができます。
値段は900円、すべての館に入ると、個別に買うより400円お得。
安くなりますよと、言われると、弱いです。

観光地のタクシーの運転手さんは、車中で観光ガイドをしてくれます。
あとでぶらぶら歩きをするのに、役立ちました。
15分余りで、中腹にあるふいご峠駐車場に到着。

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駐車場のあるふいご峠からお城の登り道に入ります

ここから天守閣まで、距離にして700m。歩いて20分ほどです。
傾斜が結構あり、距離の割りには、歩き応えがありました。

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傾斜はきつめ、途中には案内板があり、分かりやすい
 
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お地蔵さまも、登城心得には「足もと悪しきにつき、気をつけて歩むべし」の立て札

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眼下には棚田、少し黄色づいていました。古の雰囲気いっぱい

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積み上げられた石垣が美しい

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この石段を登り詰めると、天守閣

標高430mの臥牛山(がぎゅうざん)の頂きに立つ備中松山城は、山を要塞にしているだけあって、なかなかの風格があります。
日本三大山城というのも納得。

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二の丸から天守閣(右上)を眺める

天守閣はさほど大きくはありませんが、天和三年(1683年)に修築されたものと伝えられ、当時の面影を偲ぶことができます。
それにしても、昔のお侍さんは大変です。
これほど急坂のお城を登り下りしていたのですから。

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お城の内部

天守閣から、眼下に高梁川や高梁の町並みがよく見えます。
お城の中の階段も急、古いお城はみな急です。

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お城から備中高梁の町並みを眺める。右端に高梁川が見えます

帰りは、ぶらぶらと駅まで歩きました。
天守閣から登山口までは約1200mの距離。
道は少々荒れ気味ですが、山城の雰囲気を味わうには歩きに限ります。

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下山して正面駐車場(ふいご峠)、手前を右折して階段を下り、登山口へと歩きます

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赤穂浪士・大石良雄が腰を下ろしたという岩があります。下山道途中の休憩所

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登山口と登山口に通じる分岐点(右)、天守閣からここまで約45分

武家屋敷の町並みを見て、その内の一つに入りました。
畳敷きの広い部屋が続いています。

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武家屋敷のある通り、正面にお城のある臥牛山

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武家屋敷・旧埴原家とその内部、土間に駕篭が置かれていました

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庭の風景、造りに武家屋敷の風格を感じます、火燈窓が印象的

頼久寺では、枯山水の庭が見事でした。
縁側に腰掛けると、庭園の由来や特徴が流れてきます。
だれも、いない縁側に座って庭園を見ていると、癒されます。

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庭園で知られる頼久寺

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庭は小堀遠州の作
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静寂漂う枯山水の庭

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正面の山は、愛宕山 

神社や古い家並みを眺めていると、随所に小京都の雰囲気を感じます。
回りを山に囲まれ、高梁川の流れる風景は、どことなく津和野の町に似ています。

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日本の道100選にもなっている紺屋川

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歴史と伝統を感じさせる旧家

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マンホールの蓋はお城、神社の横には火の見櫓?

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この写真はおまけ、JR伯備線、線路沿いの花壇を飛び回っていたアゲハ

郷土資料館も見ました。
小さい頃、田舎の家で見た古い農耕機具や、おもちゃなど懐かしいものが少なくありません。
ノスタルジアにふけってしまいます。

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新島襄が建てた高梁キリスト教会堂と郷土資料館

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復元された高瀬舟も展示されていました。右は昼食をいただいたカフェレスト・シャトーのお店

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 昼食はhappy plate(飲み物付きで850円)

時間があれば、吹屋のベンガラの家にも行ってみたかったところですが、アクセスが悪く、あと半日は必要。
ぐるりと回り、高梁駅に戻ったのは、午後3時28分発にギリギリ間に合う時間でした。

後でパンフを見ると、駅から天守閣までは徒歩1時間半。
時間が許せば、十分に歩いて往復できる距離です。
登山口を経由する市内循環のコミュニティバスもあります。
観光案内所のおばちゃん、商売上手です。

倉敷に戻って、駅前からホテル行きの無料送迎バスに乗車。
他にお客さんはなく、たったの2人だけ。
20分余りでホテルに到着しました。

ホテル宿泊者は、隣接する瀬戸大橋スパリゾートのお風呂が無料で利用できます。
お風呂に入り、夕食もスパのレストランでいただきました。

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 夕食は瀬戸御膳の料理(3千円)

送迎バスの運転手さん「スパができたのは、瀬戸大橋と同じ時期。当時、スパはここしかなく、お客さんがたくさん来ました。今は、似たようなところがたくさんできて激減です」。

7年前、瀬戸大橋開通20周年記念マラソンで走った与島の大規模な観光施設も潰れてしまったとも言っていました。
どこで聞いても、経営のしんどさが伝わってきます。

2015.09.03 / Top↑