秀吉の甥・豊臣秀次の城下町として栄え、また、近江商人で知られる近江八幡の町を歩いてきました。
山歩きを兼ねた町巡りです。
今回は山と言っても、標高わずか271.9mの八幡山。
楽々の歩きです。

行程
JR近江八幡駅北口10:15ー10:57日牟禮八幡宮ー11:03八幡山登山口ー11:28奥の院ー11:37ロープウェイ山頂駅ー山頂周遊ー13:00八幡公園ー13:08八幡堀界隈周辺散策ー14:27JR近江八幡駅 距離約9.6km、所要時間4時間13分 累計標高差(+)365m


ルート


駅舎の階段を下りて、外へ出ると、まず目に付くのが「近江商人発祥之地」と刻まれた大きな石標。
その横に、町案内の看板が立っています。
ルートを確かめ、駅から北西に延びるぶーめらん通りをすすみます。

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駅前の案内板

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JR近江八幡駅北口

ぶーめらん通り?。変わった名前です。
歩道には一定間隔で、町の名所を紹介する陶板や石像などが設置されています。
立ち止まって見るのも、楽しいものです。

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ぶーめらん通りの石標や石像

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陶板で名所案内、マンホールは八幡堀の風景

かって近江商人が活躍した古い家並みが見られる観光の中心地まで、距離にして2.5kmほど。
その先の八幡堀の水路脇を通り、八幡山麓の日牟禮八幡宮に着くと、11時前でした。
駅から45分弱です。

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ぶーめらん通り途中の陸橋から八幡山を見る

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日牟禮八幡宮

本殿に、お参りをして、右横の短い階段を上がって右にすすむと、登山口です。

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本殿横の階段を右にすすむと登山口

登山口には、イラスト入りのハイキングルートが掲示されていました。
登山口から、ほどよい傾斜の山道が続いています。

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登山口の案内板

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社殿を左下にして登っていく

自然林の歩きやすい道。
途中で、お地蔵さまも出迎えてくれています。

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自然林の歩きやすい道

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お地蔵さま、生花が飾られています

やがて、八幡公園から登ってくる左の道と合流し、木の鳥居をくぐります。

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八幡公園登山道出合

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出合付近で見る景色、正面に三上山

一部、コンクリートで舗装された道になります。
急登のようなところは、ほとんどありません。

左にロープウェイの案内。
 ここを左に登っていくところを、そのまま鳥居をくぐって直進してしまいました。
4人のグループさんが先行されていて、同じようについて行ってしまいました。

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ここは左折が正解ですが、直進しました

直進すると、奥の院に通じる参道で、途中に祠や参拝者のための休憩所があります。
奥の院で、行き止まりで、先行するグループさんも、その間違いに気付かれたようでした。

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祠の前を通る、前に先行するグループさん

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石段を登ると奥の院

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奥の院で行き止まり

奥の院で引き返し、先ほどの分岐に戻ります。

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分岐で山頂駅側にある門

八幡山山上に、村雲御所瑞龍寺があることを知っていれば、間違うことはなかったのですが、ほとんど下調べなしでやってきました。
奥の院を知ることができたので、良しとします。
観光案内地図には、奥の院は記されていません。

ケーブル軌道の音が聞こえます。
その音が大きくなってくると、山頂駅です。
一汗かきますが、難所のようなところはありません。

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ケーブル駅舎の前を通る

駅舎のところに大きな案内板がありました。
山頂を周回する遊歩道が整備されています。

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山頂の案内板

ここは、秀次が城を築いたところ。
石垣が残っています。

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山頂は整備された遊歩道

最初に目に入るのが、村雲お願い地蔵尊。
お願いごとを聞いてくれそうで、よく拝みました。

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お願い地蔵尊

そこを過ぎれば、西の丸跡で、展望のよいところです。
眼下に琵琶湖、その向かいが比良山系の山々。
靄っていて、イマイチですが、良い眺めです。

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西の丸跡から展望、左の出っ張ったところはあやめ浜、右に長命寺港

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長命寺港と後方に比良山系の山
       
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中央にあやめ浜

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南に三上山

広場に目をやると、LOVEオブジェ。
若い人たちは喜ぶんでしょうね。

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展望台は、LOVEの広場

西の丸跡から歩いて3分ほどで、北の丸跡。
ここにもハート型モニュメント。

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北の丸跡に続く遊歩道、石の祠がある

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石垣を見ながら歩く

チャラチャラした感じで、城跡公園に相応しくないなぁ。

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北の丸跡、ハートが目に付く

ここからは、西の湖の展望がよく、水郷地帯の様子がうかがえます。

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北の丸跡から西の湖の展望、左後方にうっすらと霊仙山、右端手前安土山

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田畑をぬって水路が造られている

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手前の田畑の模様がきれい、中央左に長命寺港


八幡山の一番高いところに位置するのが、村雲御所瑞龍寺。
秀次公をとむらうため、母とも(秀吉の姉)が創建。
もとは、京都にあったものを、この地に移築したものだそうです。

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瑞龍寺山門

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石段は築城当時のもの

またまた、ハートが。
絵馬はハートの形。
恋の成就を祈願して、たくさん吊されていました。

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瑞龍寺本堂

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ハート形絵馬のオンパレード

ベンチに腰掛け、持って来たおにぎりでお昼ご飯にしました。
近江八幡の市街地がよく見えます。

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市街地の展望、中央上部イオンの建物のところに近江八幡駅がある

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三上山も見えます

ここを下って、山頂駅の方へ戻ると、二の丸跡。
まだ、ヒガンバナが咲いていました。
アジサイも花の形を残しています。

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10月に入ったのに、まだ、ヒガンバナが咲いている

二の丸跡にある売店のある展望資料館に入ると、近江鉄道のキャラクター「駅長がちゃこん」が出迎えていました。

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愛嬌のある駅長がちゃこん

ここから真っ直ぐ延びたぶーめらん通りがよく見えます。

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中央に延びるぶーめらん通り、奥に見える山は、瓶割山(左)、雪野山(右)

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左手前・安土山、中央左に繖山、右奥に、箕作山、太郎坊山

下山は、分岐へ戻り、八幡公園登山道を下りました。
自然道が階段道になると八幡公園です。

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長い階段を下る

公園には、秀次公の銅像が立っていました。
近江八幡の町をつくった人です。

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豊臣秀次公像

八幡山は、優しい山でした。
地元の人に愛されているようで、登山道では10数人の登り下りする人に出会いました。
ロープウェイで気軽に登れるため、多くの観光客が山頂の遊歩道歩きを楽しまれていました。

下ってからは、八幡堀界隈をぶらり、ぶらり。
自分も知っているたねやさんやクラブハリエさんは、観光客で溢れるほど。

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八幡堀から八幡山を見る

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観光案内板も多くある

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日牟禮八幡宮境内では、骨董市が開かれていました

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瓦のアート、木で造ったうさぎさんが迎えるお店

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かわらミュージアム

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大きな鬼瓦

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たねやさんの店頭を飾る木の亀さん、名物つぶら餅の吊り提灯がユニーク

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クラブハリエさんの美しい庭

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観光案内所を兼ねた白雲館、ここで丁稚ようかんと丁字麩を購入

たくさんの見どころがあるのですが、絵になるのは、八幡堀と古い家並みの佇み。
ここで写真をたくさん撮りました。

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手漕ぎの舟は、風景にマッチし、情緒があります

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福岡の柳川を思い起こしてしまいます

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お堀にひっそりと咲く花

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静かなお堀に舟が一艘

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絵になる風景だけあって、スケッチする人も…

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新町通り、ここは電柱が地下に埋設され、町並み保存されている

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新町通りを北側から見る

新町通りを見終えて駅に戻りました。
来るときには、せっかく、近江八幡に行くのですから、多少値段が張っても、近江牛が食べたいと思っていました。
でも、おにぎりを食べたことでお腹が空いてなく、結局、食べずに帰ってきました。
貧乏性ですね。

近江には、低山で登りやすい山が多くあります。
八幡山から見えた安土山や繖山、箕作山や太郎坊山。
これらは、すでに登りました。

今度、日をかえて、今日見た雪野山にも登ってみようと思います。
2017.10.01 / Top↑