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山歩きの教室で、吉野山を歩いてきました。
吉野を代表する百貝岳に登り、奥千本を経て、吉野の最高峰・青根ヶ峰へと縦走、蜻蛉の滝へ下るコースです。
例年ならこの時期、吉野は桜が満開の時期ですが、奥千本の桜が、なんとか見られる状況で、散り始めていました。

行程
近鉄橿原神宮前駅8:00〜(バス)〜9:00鳥住・地蔵峠9:14ー9:39鳳閣寺9:49ー10:27百貝岳(標高863m)10:35ー11:24奥千本(西行庵)11:51ー11:58四方正面堂跡12:01ー12:41青根ヶ峰(標高858m)12:34ー14:09蜻蛉の滝14:19ー14:20あきつの小野公園14:27〜(バス)〜15:20近鉄橿原神宮前駅 距離約10.3km 所要時間(休憩含む)5時間06分 累計高度(+)約609m(ー)約896m


ルート



橿原神宮前駅からバスで地蔵峠まで移動。

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地蔵峠、休憩所の奥に地蔵堂がある

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錫杖が立つ地蔵堂、奥の道が「道の駅」へつながる

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地蔵菩薩立像が祀られている

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地蔵堂の向かいにある「地蔵の水」、かってはここに茶屋があった

ここは、道の駅「吉野路黒滝」と、鳳閣寺(吉野山金峯神社方面)の分岐になっていて、車道を少しすすみ左折。
鳳閣寺へ緩やかな道を登っていきます。

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地蔵峠の道標、少し先で左折し鳳閣寺へ向かう

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この道をすすむ

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三叉路にある案内板

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左折し登り道で、地蔵堂を見る

緩やかな道を登っていくと、正面に百貝岳が見えてきます。

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百貝岳が正面に

さらにすすむと、右に朱色の鳥居のある鳥住春日神社。
手前には、コブシが青空の下で、花開いていました。

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コブシの花が咲く

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鳥住春日神社

百貝ヶ岳野草園を左に見て、登っていくと、左の視界が開け、鳳閣寺の境内に入ります。

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百貝ヶ岳野草園を通り越す

左に金剛・葛城の山が見えます。

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遠くに金剛・葛城山

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鳳閣寺の前で、登ってきた道を振り返る

大きな木の山桜が咲いていました。
本堂、鐘楼もありますが、訪れる人は少ないようで、ひっそりと静まりかえっています。

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右に鐘楼、山桜が咲く

小休憩して、寺坊左側を通り、山道へと入ります。
山道に入ったところに、百貝岳を示す道標があります。

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お寺を通り抜けて、山道に入る

ここから傾斜を増し、杉や檜の植林帯がずっと続く道となります。
理源大師の御廟の道標を見て、道を辿ると、理源大師の石の廟塔に着きます。

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途中にある道標、道標は要所にある

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樹木に囲まれた石の廟塔

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廟塔から頭上を見る、すっきり快晴

廟塔の右横を通り、急坂の道を登っていきます。

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廟塔を過ぎると、急坂になる

この登り道で、小さなスミレが咲いているのを、何度も見ました。

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とても小さなシハイスミレ、愛らしい

道がゆるやかになってくると、百貝岳です。

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ゆるやかな尾根道に

祠が二つと、休憩小屋があります。
木立に囲まれ、展望はありません。

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祠と休憩所のある百貝岳山頂

百貝岳から急坂を下り、植林の歩きやすい道をすすむと、明るい自然林の道に出ます。

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植林帯が続き、まわりは同じような景色

山道に入ってから、ずっと植林帯の道でしたから、ホッと救われるような気持ちになります。
やっぱり自然林がいい。

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光を浴びた自然林の緑が気持ち良い

右の木立の間に、きれいな形の山が見えます。
大峰奥駈道の大天井岳。

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四寸岩山?それとも大天井岳?

自然林から再び植林帯に入り、それを抜けると、雑木林。
クロモジの花が咲き出しています。

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植林帯の道を抜ける

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倒木をひょいと跨ぐ、こんなところが何ヶ所か現れる

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クロモジの花

雑木林を過ぎると、吉野奥千本のエリアに入ってきます。
小高くなったところは、高城山。

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高城山

軽装の観光客さんが、目立つようになります。
三叉路のところにやってくると、右・鳳閣寺、左・西行庵の石標が立っています。
ここを、右に折れ、急な石段を下っていきます。

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石標のある三叉路、右に下る

杉林を下ると、左側、植林帯だったところは伐採され、開放的な空間が広がり、奥千本の桜が見えてきます。
斜面上の山桜が、とてもきれいで、思わず立ち止まります。

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下っていくと奥千本と呼ばれる桜の名所

すでに、下千本、上千本の満開の桜の時期は終わり、もう奥千本しか残っていません。
平日にもかかわらず、ハイカーさん、観光客さんが来ています。

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奥千本の広場

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奥千本の休憩所は、すでに満杯

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人が絶えない

吉野の桜をここでたっぷり楽しみました。

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見飽きることのない桜

桜の取り囲まれるように、西行庵があります。

西行庵
この辺りを奥の千本といい、小さな建物が西行庵です。
鎌倉時代の初めの頃(約八百年前)西行法師が俗界を避けて、この地にわび住まいをしたところと、伝えています。
西行はもと、京の皇居を守る武士でしたが、世をはかなんで出家し、月と花とをこよなく愛する歌人となり…
(案内板抜粋)

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西行庵

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西行像

満開の桜を見ながら、昼食休憩。

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桜を見ながらの食事は、格別

休憩後、吉野の最高峰・青根ヶ峰に向かいます。
下ってきた道を左に見て、直進。
苔清水を左に見て、登っていくと広い台地の四方正面堂跡です。

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下ってきた道を左に見て、直進

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四方正面堂跡へ行く途中で、奥千本の桜を見る

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四方正面堂跡

眼下に広がる景色を眺めて、宝塔院跡へ。
ここには、休憩所があり、奥駈道との合流点です。

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休憩所のある宝塔院跡に合流

左に行くと、金峯神社。
青根ヶ峰は右折、長い奥駈道をほんの少しだけ歩きます。

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休憩所を左にしてすすむ

しばらくすすむと、青根ヶ峰の登り口、角に道標とお地蔵さまが立っています。

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左に折れて、青根ヶ峰に向かう

急な階段道を5分も登れば、青根ヶ峰の山頂です。
三角点はあるものの、展望はよくありません。

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青根ヶ峰山頂

青根ヶ峰から蜻蛉の滝へと下っていきます。
急坂を下り、一旦、舗装道へ出て横切り、山道に入ります。
ここで、反対側から登ってきた10数人ほどのパーティさんと、すれ違いました。

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舗装道から山道に入る、道標あり

しばらく植林帯の道。
それを抜けると、自然林の道がしばらく続き、また、植林帯へと入ります。

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自然林の道をすすむ

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クロモジの木が多い

植林帯に入って、遠くにピラミッド型の山が見えます。
高見山です。

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遠くに高見山が見える

植林帯の道は、やがて、谷沿いの道となります。
急な坂道を下ると、トビロ谷出合で。ここで左折。
沢沿いのゆるやかな道となります。

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急坂を下る

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ちょっと危なかしい木橋

大きな岩壁を見るところもあります。
音無川沿いの道を下っていくと、広い舗装道に出ます。

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大きな岩壁

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川上村のイラスト入り看板

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ヤブツバキが咲く

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しばらく舗装道を歩く

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舗装道脇のツツジ

左に西河簡易水道浄配水場の建物が見えてきます。
その手前に蜻蛉の滝へと下る道があります。
ここを下ります

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浄配水場のところで、左に鋭角に曲がる、道標あり

道なりに下ると、右に蜻蛉の滝が見られるようになります。

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この道は周遊道になっている

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蜻蛉の滝が見える

吊り橋を渡り、階段道を下ると、蜻蛉の滝です。

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吊り橋を渡る

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階段を下る

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滝を上から見る

蜻蛉の滝
蜻蛉とはトンボのことである。二十一代雄略天皇がこの地に行幸の際、狩人に命じて獣を馳り、自ら射ようとしたとき突然大きな虻(アブ)が飛んできて、天皇の臂にくいついた。ところが何処からともなく蜻蛉が現れ、その虻を噛み殺したので、天皇が大いにほめたたえ、これよりこの地を蜻蛉野(あきつの)と呼ぶことになった。(案内文抜粋)

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蜻蛉の滝

上から滝を見た後、休憩所の螺旋階段を下って滝を見上げます。
滝の高さ五十メートル、迫力があり見応えのある大きな滝です。

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螺旋階段を下る

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階段から下を見る

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滝の上部

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水量も多い

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滝の下部

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傍には、小さな滝もある

滝から石畳の道を下ると、すぐにあきつの小野公園です。

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あきつの小野公園に到着

ここの桜は見事でした。
ちょうど見頃で、存分に楽しむことができました。

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橋から見る八重桜

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橋は、絶好の桜鑑賞ポイント

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枝垂れ桜、満開

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アップで見る

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咲き誇るというイメージにぴったり

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光の映える

桜は遅咲きなのに、すでにシャクナゲが蕾を開きかけていました。
うれしい出会いでした。

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シャクナゲが咲き始める


地蔵峠、蜻蛉の滝から吉野に続くルートは、これまでに、それぞれ一度歩いています。
前回、地蔵峠から登ったときは、雨のため、あまり印象に残っていません。
ガスっていて、景色が見られなかったからかも知れません。

蜻蛉の滝から登ったときも同様で、天候はイマイチでした。
今回は、晴天に恵まれ、景色を存分に楽しむことができた一日でした。
危険箇所も少なく、この時期、歩くにはとてもいいコースです。

2018.04.10 / Top↑