FC2ブログ
雨です。
しかも、本降り。
3日間の飛騨の旅も今日で最終日ですが、この3日間、ずっと雨。
昨夜、平湯温泉に宿泊し、天気が良ければ、上高地、新穂高ロープウェイ、乗鞍岳、どこへ行くにも便利なところだったのに、本降りの中を歩き続けるのは、濡れ鼠になるようなもの。
いくつかの行き先パターンを考えていたのに…。
さて、どうしようか。
チェックアウトをするまでに、いろいろ頭を悩ませました。

その前に、泊まった宿のことについて少し。
少々古い建物でしたが、部屋はとても広く、ゆったり。

1809hirat2
宿泊した部屋

昨夜の夕食時に瓶ビールを注文して、宿泊費は2人で2万円弱。
一番、良かったのは3つの貸し切り風呂が無料ということ。
大きな露天風呂で、4度も入りました。

1809hirat4
部屋から貸し切り風呂(屋根)が見えました

1809hirat31
昨日の夕食

1809hirat1
今朝の朝食

チェックアウトの時間になっても、雨は一向に止む気配はありません。
いろいろ考えた挙げ句、新平湯温泉に行くことにしました。
特に理由はなく、平湯温泉の次に何かありそうに思えたからです。

新穂高ロープウェイは、先日の台風の影響で、この間、停電が続き運休したまま。
フリー乗車券を買っていましたから、区間内ならどこで下りても自由です。

 1809hirat3
  何度も乗り降り自由なフリー乗車券

平湯温泉バスターミナルから新平湯温泉までバスで20分ほど。
バスを降りるときも、本降りの雨でした。
まわりは閑散としています。
一瞬、途方に暮れるような感じでした。

1809hirat5
新平湯温泉バス停

ところが、バス停にタルマの滝(親水公園)170mと書いた看板が、出ているではありませんか。
名水もあります。
170mなら、雨の中でも行けます。
これは、覗いて見る価値あり。

迫力ある滝、名水、整備された公園。
しかも、滝の下は、トンネルになっていて、中から流れ落ちる滝を見ることができます。
奥飛騨のパンフには、ここのことはほとんど記載がありません。
誰にも出会うことはありませんでしたが、面白いところでした。

1809hirat6
たるまの名水、一口飲んでみました

そばに看板が立っていました。

1809hirat7
親水公園にある案内板

「たるま水と伝説」
この水は、昔から奥飛騨一番の名水として知られています。
水の滴るような美人「たるま姫」は、この水を村上天皇に差し上げました。その伝承からたるま水(垂間水)と呼ばれるようになりました。
この水が注ぐ「毛受母(もずも)川」の名は、縁結びの神々が出雲への往還にこの地を通られたことに由来します。
新平湯温泉は、縁結びの神々が旅の疲れを癒やすため、湯浴みされたところから「縁結びの湯」と呼ばれています。

1809hirat21
公園内の「たるまの館」。鍵はかかったまま

1809hirat14
滝の下を貫くトンネル

1809hirat9
照明がつき、案内パネルが飾られている

1809hirat11
たるまの滝、案内パネル

1809hirat8
激しく落ちる滝水を見る

1809hirat10
暗くてよく見えませんが、中央はたるま姫?、絵馬は縁結びの願いかな

1809hirat13
トンネルを出る

流れに近いところで、滝を見ました。
昨日の平湯大滝も迫力がありましたが、こちらもなかなかのもの。
雨が降り続いているため、轟音とともに、恐ろしいほどの流れになっています。

1809hirat15
左側の滝は、草木で隠れている

1809hirat16
アップで見るとすごい迫力

1809hirat17
この流れはどこに続くのでしょう

公園には、各種の花が咲き誇り、目を楽しませてくれます。
手入れをされているのは、地元の人なんでしょうね。

1809hirat18
季節の花が咲く

1809hirat20
こんなにきれいなので、見て下さい

水車小屋もありました。
こちらも、閉まっていました。


1809hirat19
小さな水車小屋

ひと通りまわって、バス停へ戻り、40分余り高山駅行きのバスを待ちました。
もっとぶらぶらしたかったところですが、雨の中では歩けません。

高山市内に戻って、高山祭屋台会館に見に行きました。
以前、高山に来たときに、立ち寄ったことがあります。
桜山八幡宮の境内にあり、高山祭りに使用される屋台が展示されています。

1809hirat22
桜山八幡宮

入場料を払うと、携帯電話のようなものを手渡されました。
確か、以前は係員の方が屋台の説明をしてくれたように記憶しています。
今回は、各自これで聞くように変わっていました。
時代の流れですね。

屋台の後は、桜山日光館に入りました。
その前に、八幡宮にお参り。
立派なお社と、大きな桜の紋章が印象的です。

1809hirat23
桜山八幡宮拝殿

1809hirat24f
扉につけられた大きな桜の紋章

桜山日光館には、名前が表す通り、日光東照宮を実物の10分の1に模した建物や灯籠などが展示されています。
その精巧で、緻密な造りには、驚きます。
飛騨匠の技の素晴らしさを実感します。
日光東照宮に行ったときのことを、思い浮かべながら見ました。
左甚五郎も、飛騨匠の一人です。

八幡宮を出る頃には、パラパラとした雨に変わっていました。
名物の高山ラーメンで、昼食にしました。
高山に来れば、一度は食べます。

1809hirat25
「甚五郎ラーメン」さんのラーメン

昼食を済ませて、古い町並みを、ぶらり歩き。
名物の五平餅も、いただきました。

1809hirat26
味噌の香りが大好き

飛騨国分寺跡にも寄りました。
入口には、さるぼぼが、いっぱい。
奈良町に似ている。
そう思ってしまいました。

1809hirat27
たくさんのさるぼぼ。

境内の大イチョウが、先日の台風でやられて、枝がいくつも折れています。
ここは、台風の進路でもなかったのに、かなりの打撃を受けていました。

1809hirat28
大きく傷ついたイチョウの木

1809hirat30
三重塔と国分寺跡

1809hirat29
本堂

三重塔もありました。
奈良や京都の名塔を見ている目には、ちょっと物足りない感じです。

高山駅発大阪行きのバスは、午後4時50分。
出発時間まで、たっぷりとあり、高山陣屋近くの喫茶店で、ゆっくりときを過ごしました。

3日間の高山、飛騨の旅はこれで終了です。
雨にたたられましたが、それはそれで、思い出深いものになりました。
次回は乗鞍か、上高地方面へ足を延ばしたくなりました。
2018.09.10 / Top↑