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45年間勤めていた法人の創立70周年記念式のつどいがありました。
会場は、JR大阪城公園駅から徒歩3分の大きなホテル。

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中央の大きなホテルが会場

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冊子の表紙

全体で270名ほどの出席者で、会場は満杯状態でした。
主催者・来賓の方々の挨拶のあと、書家・金澤翔子さんの席上揮毫(きごう)。
揮毫とは、ふでを揮(ふる)うの意味で、文字や書画を書くこと、初めて聞く言葉でした。

1985年生まれの翔子さんは、生まれつきダウン症のハンディをもち、5歳からお母さんの泰子さんの師事で書道を初め、20歳のとき銀座で初の個展開催。
そのことが、多くの反響を呼び、その後、名だたる寺院や神社で奉納揮毫や個展を数多く開催されています。

舞台上で、大筆を持ち「共に生きる」の文字を披露されました。
堂々とした字体に、希望の光が見えてくるような文字でした。

記念講演は、泰子さんが翔子さんと歩んでこられた歩み。

翔子さんが生まれたときの絶望感、子育て中の辛苦の数々。
翔子さんが書を始めてからの喜びと驚き。
彼女が書く文字には、不思議な力があり、それが多くの人に感動を与えています。

その一つの例が、「風神・雷神」の書。
翔子さんは、それまでその絵を一度も見たことがなかったにもかかわらず、書き上がった書は、絵の構図そのもの。
しかも、絵の端が少し切れているところも、そっくり。
この書は、国宝・俵屋宗達の「風神雷神図」の横に、並べられて飾られています。

翔子さんは、4年前から独立して生活。
ダウン症のハンディを持ちながら、自炊から掃除すべて一人でこなしています。
絶望の淵から出発し、今では、至福の喜びを感じているお母さんの率直な気持ちが、しみじみと伝わってくるお話でした。

つどいは3時間半ほどで終わりました。

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お土産の引き出物。障害のハンディをもつ子どもたちや人たちが作ったもの

懐かしい顔にもたくさん会えました。
ホテルのおいしいコース料理をいただき、あたたかい気持ちになって帰ってきました。
2018.11.29 / Top↑