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春の陽気で穏やかな一日。
近鉄元山上口駅から千光寺、鳴川峠を経て、ぼくらの広場で休憩。
その後、枚岡梅林を見たくて、大阪側へ下りました。
ところが、枚岡梅林だったところに梅の木は一本もなく、すっかり変貌した姿になっていました。

行程
近鉄元山上口駅10:38ー10:51山口神社前ー11:17清滝石仏群11:20ー11:27千光寺11:38ー12:16鳴川峠ー12:26横峰山(標高474m)ー12:41ぼくらの広場(昼食休憩)13:03ー(客坊谷ルート)ー13:50客坊谷登山口ー14:12枚岡神社14:25ー14:30近鉄枚岡駅 距離約10.3km、所要時間(休憩含む)3時間52分、累計高度(+)約544m(−)約571m



元山上口駅を出て、生駒方面に少し戻ると踏切。
渡って坂道を上っていきます。

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近鉄元山上口駅、駅前に案内地図がある

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踏切の東に「女人山上道 千光寺」の石標

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踏切を渡り、住宅街を上る

道なりにすすむと、右に幼稚園があり、その前を過ぎたところで右折。

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平群北幼稚園前を通り過ぎる

住宅街から離れ、川沿いの道に変わります。
やがて、右に石鳥居のある山口神社にやってきます。

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山口神社

鳥居のところで、左折。
橋を渡ったところに、石仏が祀られています。
石仏を右に見て、上っていくと、道は二手に分かれます。

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橋を渡る。手前に千光寺の道標、渡ったところに石仏がある

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石仏を見て、左の道を上る

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山口神社を振り返る

二手になった道を、右に上っていきます。
分岐に道標があります。

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右の道を上る

民家の前を過ぎると、のどかな田園風景が広がっています。
道標に沿い、すすみます。

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千光寺まで、道標が導いてくれる

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棚田の風景が広がる。奥に山口神社の森

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田園風景の中をすすむ

道脇の白梅が、いい香りを漂わせています。

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そばで白梅が咲く

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いい香り

千光寺まで、いくつか分岐がありますが、要所に目立つ道標があり、迷うことはありません。

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道標に沿い、右の道をすすむ

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距離表示のある道標

道の左側にいくつかの石仏が並び、きれいなお花が、供えられていました。
清掃、手入れが行き届き、地元の方の石仏さまに対する思いが伝わってきます。

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ひとつ一つ石仏にお花が供えられている

ひっそりと白いツバキが咲いていました。
山道で赤色のツバキはよく見かけますが、白は珍しいです。

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白ツバキに惹かれる

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のどかな田園風景

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歩いてきた道を振り返る

平坦な道ですが、だんだん山道らしい雰囲気に変わってきます。

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水が流れる風景、だんだん山へ入ってきた

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竹やぶや雑木林を通る

信貴フラワーロードの下を通り過ぎてすすむと、巨岩が並ぶ「清滝石仏群」の前にやってきます。

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信貴フラワーロードの下を通る

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磨崖仏のある清滝石仏群

岩に刻まれた仏さまは、姿の全容がイマイチはっきりしませんが、確かに仏さまの姿が刻まれています。

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目を凝らして岩を見る

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薄い輪郭ながらも仏さまが刻まれている

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二体の仏さまに見える

鳴川川を挟んで、巨石には勧請縄が飾られています。
飛鳥にも、あったのを思い浮かべます。

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魔除け、疫病防止の勧請縄が掛けられている

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貝吹地蔵

対岸の岩にも、仏さまが刻まれていました。

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一枚の岩に、複数の仏さま

磨崖仏群を過ぎると、民家の並ぶ舗装道に出て、急坂を登ると千光寺の山門です。

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道脇で見かけたロウバイの花

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左、行場を経て鳴川峠、千光寺は右の急坂を登る

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千光寺山門

山門を入ったところには、水車の発電装置が稼働していました。
鳴川の自然流水を使って、水車を回し防犯灯や、自然災害時には、非常用電源として使われています。

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現在も使用されている水車発電

本堂に上がる石段には、役行者像が並んでいます。
他にも、参道脇には、たくさんの役行者さま。

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本堂へ続く石段

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役行者像が並ぶ

千光寺は、白鳳12年の創建といわれ、役行者(小角)の開基と伝えられています。
女性に開放されていたことから、女人山上とも呼ばれます。
踏切のところには、女人山上と刻まれた石標がありました。
若い頃に、ここで役行者が修行され、後に大峰山の行場を開いたことから「元山上」と呼ばれています。

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本堂にお参り

本堂の本尊は、小角作と伝えられる十一面千手観音立像ですが、拝観することはできません。

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神社もあります

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弁天池のところには、弁天さま

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奥にお堂もあり、広い境内

石製の宝塔や十三重塔もあり、町の指定文化財になっています。

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十三重塔

本堂から石段を下りたところで、北へ(宝山寺方向)へすすみます。
次の分岐で左の山道に入ります。
山に入ると、千光寺を巻くように急坂を登っていきます。

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山道に入ったところにある巨岩、注連縄がかかる

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しばらく急登が続く

石畳の道になると、ゆるやかになってきます。

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石畳の道

途中に古い石標があります。
右・くらがり峠、左・大坂…。
刻まれた文字が、分かりにくいですが、右の道は藪。
あまり歩かれていないようです。

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古い石標がある

鳴川峠には、いろんなところから道が通じていて、いたるところに分岐(合流)があります。
石標が多くあるのは、かっては、多くの人が行き交っていた証。

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道標のある分岐

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古い道標が多い

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チャレンジ登山大会(東大阪市教育委員会)の道標もある

石がゴツゴツ露出したところもありますが、危険なところはありません。
歩きやすい道です。

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石がごろつく道をすすむ

明るい日射しが多く差し込むようになると、鳴川峠まで、もうすぐ。

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明るい日射しが差し込む

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千光寺(別ルート)道と合流

平坦な道になり、ほどなくして鳴川峠です。

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平坦で歩きやすい

鳴川峠で信貴生駒スカイラインをくぐれば、大阪府です。

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トンネルをくぐる

トンネルをくぐると、途端に道標が多くなります。
大阪府と奈良県の財政力の違いなのでしょうか。
生駒山へ登る人は、圧倒的に大阪側からです。

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右の階段を上り、縦走路に入る

ここから生駒縦走路を歩き、北へ向かいます。
縦走路に入ると、多くのハイカーさんに出会います。
登ってきた奈良県側では、出会うことはありませんでした。

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縦走路をすすむ

途中の樹木に、横峰山のプレートが掲げられていました。
何度か通っている縦走路ですが、今まで気が付きませんでした。
展望もなく、これといった特徴もありません。
何気なく、通り過ぎてしまうところです。

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横峰山(474m、北摂探検隊 H24.9.24)のプレート

大きな鉄塔が、造られていました。
今秋には、完成予定。
少しずつ、景色が変わっています。

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工事中の鉄塔、山の上で大掛かりな工事

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生駒縦走路の道標

左に休憩小屋が見えてきます。
小屋には「屋根落下の恐れがありますので、ご注意下さい」。
これでは、恐くて休憩できません。

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傷みが激しい休憩小屋

休憩小屋を過ぎると、府民の森なるかわ園地「ぼくらの広場」。
開放的な芝生広場で、展望よく、絶好の休憩場所です。
春霞で、六甲や金剛山は、うっすら。

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大阪府側の眺望がよいぼくらの広場

暖かい日射しを受けながら、ベンチに腰掛け、眼下の景色もおかずにしながら、昼食休憩にしました。

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ぼくらの広場からの眺め、北西側

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西側の眺望

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眼下に花園ラグビー場、今年はラグビーのワールドカップの年

今日の最高地点はここ。
ぼくらの広場から西に下ります。

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明瞭な道を下る

「ハタタテヤマの路」の道標で左折し、「客坊谷コース」を下ります。

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旗立山の手前で左折

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しばらく明るい道が続く

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老朽化した遊具?がある

一旦、管理道に下り、横切って、客坊谷コースへ入ります。

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管理道にある標識

石混じりの急坂、階段が多い道です。

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急坂を下る

途中に倒木や崩壊箇所がありましたが、樹木の処理がなされ、登山道もきれいに補修されていました。

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修復された登山道(客坊谷)

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休憩場所も確保されている

眼下に大阪市街地を見ながら、下ります。

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市街地がだんだん近くなる

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階段が多い

管理道の下を通り、谷沿いを下ると、登山口です。

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管理道の下を通る

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アオキの実がたくさんなっていました

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客坊谷登山口

登山口を出ると、舗装道になり、住宅街を下ります。
そのまますすめば、瓢箪山駅が最寄り駅。

何年か前に行ったことのある枚岡梅林を見たくて、神社まで足を延ばしました。

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枚岡神社

神社拝殿にお参りして、梅林へ行ってみると、かっての梅林の姿は全くなく、すっかり様変わり。
一瞬、目を疑うほどでした。

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拝殿参拝

梅林があった斜面には、スイセンが植えられていました。

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梅林の跡地にスイセンが咲く

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梅林の跡地から市街地を眺める

とても、残念な思いで、近鉄枚岡駅に向かいました。

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枚岡駅で歩き終了

ネットで確かめると、
枚岡梅林は、平成27(2015)年の国・府による調査で、ウメ輪紋ウイルスの感染が確認され、園内すべての梅が伐採されました。ウイルスの蔓延防止、根絶が確認されてから、再整備の検討が行われる予定。
平成29(2017)2月には、完全に伐採されたそうです

前回、平成28(2016)年3月、枚岡梅林に行っています。
それからほどなくして、梅林伐採工事が始まったことになります。
それが見納めでした。

今後、ここで梅林が見られるのは、いつのことでしょうか。
まだ、メドは立っていない状況です。

今日は日曜日、神社の境内は、露天商も並び、さぞかし賑やかだろうなと、勝手な思いを抱いていました。
神社の参拝客はまばら、すっかり当てが外れ、喫茶だけして帰ってきました。
2019.02.24 / Top↑