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イワカガミやイカリソウなど春の山野草が見頃の季節。
花の山で知られる湖北の赤坂山と三国山を歩いてきました。
今回歩いた道は、マキノ高原を出発して、赤坂山と三国岳に登り、黒河峠へ出て、黒河林道を白谷まで下るポピュラーなコースです。

行程
マキノ駅9:06~(湖国バス)~9:28マキノ高原温泉さらさバス停9:31ー9:39登山口ー10:11武奈の木平ー10:46地蔵ー10:50粟柄越ー10:59赤坂山(標高824m)11:08ー11:21明王の禿ー11:51三国山分岐ー12:03三国山(標高876m、昼食休憩)12:17ー13:04黒河峠ー13:44白谷バス停14:16~(湖国バス)~14:35マキノ駅14:50 距離約12.3km、所要時間(休憩含む)4時間13分、累計高度(+)848m(ー)865m



5時20分に起床。
我が家を6時前に出て、マキノ駅8時40分着。
マキノ高原方面行きのバスは、休日・午前の便は9時06分発のたった一本だけ。
ゴールデンウィークと重なり、バスを待つ人ハイカーさんは多く、50人ほどの長い列。
マキノ高原まで、満員状態でした。

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マキノ高原温泉さらさ・バス停は建物の前にある

トイレを済ませ、支度を調え出発。
テントが林立する光景を横目で見ながら、ゲレンデの中を登り10分足らずで登山口。
ここから山道に入ります。

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テントが並ぶゲレンデを見てすすむ

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ゲレンデの奥に登山口がある

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登山口から振り返る、テントがいっぱい

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八重桜が満開

道標があり、分かりやすい道ですが、最初から結構急な階段の道が続きます。

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道標(距離標示あり)が立ち分かりやすい

ほとんどが自然林で、若葉が光に透き通り、とてもきれいです。
こんな光景を見ていると、空気も澄んで、肺の中が洗われるような気がします。

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新緑の中、階段道を登っていく   

ミツバツツジが、ほんの少しだけ咲いていました。

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ミツバツツジが残る

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こんな花も

左手に稜線が見えてくると、道はゆるやかになります。

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一旦、階段道から解放される

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左に見える稜線

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小学生さんが、さっさと抜いていきました

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右手はマキノ・白谷の集落

階段を交えた道に変わり、登っていくと東屋のある武奈の平です。
東屋では10人くらいのグループさんが休憩中でした。

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また、丸太の階段になる

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武奈の平、休憩所

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樹林の間から見る琵琶湖

武奈の平で右に折れ、しばらくは平坦な道。
クロモジが多く見られます。

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案内板の右をすすむ

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クロモジの新緑と花芽

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クロモジをアップ

足下には、イワカガミが見られるようになって、ここから先は、イワカガミロード。

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イワカガミが咲く

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何度も立ち止まってしまう

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イワカガミ群生

気持ち良いほどの新緑と青空。
曇天だと、こんな開放的な気持ちにはとてもなれません。    

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正面に山が見えてくる

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青空も新緑もまぶしいほど

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アセビが咲く

やがて、沢に沿うようになると、イカリソウがあちこちで見られます。

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沢沿いの道になる

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手をつけたくなるほどきれいな水

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沢の傍にイカリソウ

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とても繊細

新緑のいい雰囲気の道をすすみます。

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歩きやすくいい雰囲気

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ミツバツツジの新緑

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眼下にマキノ高原方面を見る

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この時期でないと見られない美しさ

沢筋から堰堤横を登りすすむと、ブナのきれいな林が現れます。
花を見かけると、その度に足が止まり、なかなかすすみません。

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堰堤近くで咲くキランソウ

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スミレ(シハイスミレ)もいたるところで目にする

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新緑のブナ林

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間に階段を交えながら登っていく

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変形したブナの根元
         
左に視界が開けて来ると、稜線間近。

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左に稜線が続く

傾斜が緩やかになったところで、石仏さまが迎えてくれます。

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右に石仏がある

石仏のまわりに、カタクリの花が咲いていました。

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石仏の傍で咲くカタクリの花

先日、小塩山へ登ったときに、カタクリの花は、すべて萎んでいたので、開いている姿を見て、うれしくなりました。
カタクリの花も、これから先、何度も出会うことになります。

石仏を過ぎると、粟柄越で、ここから高島トレイルに入ります。
前方には、赤坂山の山頂が見えてきます。

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平坦になった道をすすむ

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オオカメノキ?

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粟柄越、高島トレイルの標示がある

若狭との分岐を左に見て、登っていくと、右に大きな岩の中に石仏さま。

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若狭方面との分岐

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巨岩の中に、石仏

鉄塔を見やり、登り切ると赤坂山山頂です。

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左に鉄塔を見て、正面の山頂をめざす

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赤坂山山頂、奥に見えるのは三国山

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四等三角点がある

360度の視界が広がっています。
東に琵琶湖、伊吹山。

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東側、琵琶湖が広がる。左端は伊吹山

西には、若狭湾の景色。

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 若狭湾遠望

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若狭方面、アップ、うっすらと若狭湾が見える

北は、これから向かう三国山と明王の禿。
白山もうっすらと見えています。

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北側、三国山

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東北側、高島トレイルが続く

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正面奥に白山、右・明王ノ禿

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白山アップ

南に比良の山並みが続いています。
いい眺めです。

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南側、比良山系の山並み

風が山頂にまともに吹き付けてきます。
東斜面で風を避けて小休憩。

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休憩場所に咲いている小さな花、オオバキスミレ

山頂を後に、三国山に向かいます。
東北の方向に、しばらく急な丸太階段の下り。

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山頂から東北に下る。右前方に明王の禿が見える

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急坂の下り

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赤坂山山頂を振り返る

下りきって平坦な道になり、樹林帯に入ると、イワウチワが多く見られるようになります。

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樹林の道に入る

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イワウチワが咲く

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イワウチワ群生

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斜面にびっしり

赤坂山までの南側は、そのほとんどがイワカガミでした。
しかし、北側へ来ると、その姿はほとんどなく、イワウチワの群生。
同じ山域なのに、植物体系の違いに驚きます。

平坦になった道を登り返すと、明王の禿です。
花崗岩が風化し、奇岩がそそり立っています。
荒々しく、東側は崩れ落ちています。
自然林の広がる比良山系の中にあって、ここだけは、まったく違った様相を呈しています。

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特異な景観の明王の禿

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花崗岩が風化した姿、右奥に伊吹山

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ヒヒの顔のように見える

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崖側は立入禁止

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明王の禿から見る赤坂山

明王の禿から丸太階段を下り、左に曲がっていくと樹林の道になります。
イワカガミに加え、カタクリも多く見られるようになります。

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カタクリもたくさん見られる
         
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ここまで咲くのに数年かかるカタクリ

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積雪のために変形した樹林帯をすすむ

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再び、風化した花崗岩地帯

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ここも眺めが良い

沢に出合い、登り道になると、三国山の分岐です。
分岐で左折し、登っていきます。

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沢沿いをすすむ

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分岐を反対方向から見る。三国山は右

小さな沢を渡り、倒木箇所を巻いてすすむと、直登気味の急坂となり、登り切ると三国山の山頂です。

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倒木箇所は巻いてすすむ

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急坂になってくる

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山頂に続く直登の階段道

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急階段のところに咲くイワナシ

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癒やされます

東側の展望は開けていますが、周りを樹木が囲んでいるため、他の方角はイマイチ。
先着で、5人の方が食事休憩中でした。

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三国山山頂

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山頂の三角点

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山頂から伊吹山を見る

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琵琶湖の眺め

お昼時でしたから、ここで昼食にしました。

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コンビニ弁当です


三国山を後にして、先ほどの分岐まで下り、左折し黒河峠へ向かいます。
展望のよい開けた道をすすみます。

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タムシバが光に透かされる

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分岐に下る急坂から見る

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高島トレイルを眺める、右に二本の電波塔が見える

途中に湿地帯があり、木道の敷かれたところもあります。

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湿地帯を通る

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じんわりと水が湧き出ているような感じ

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咲いているのは、キンキマメザクラ?

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木道を通る

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展望の良い道をジグザクに下っていく

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深く掘れた道

1ヶ所だけ鎖場のところがありました。

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鎖場、下って振り返る

結構な傾斜のある道を下ると、林道に出ます。

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結構、急な下り坂
         
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ブナの新芽を見る

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林道に出る

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林道出合で振り返る

一旦林道に出て左折し少し下ると、右に下る山道があり、再び林道に出たところが黒河峠です。

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林道から山道に入り、階段を下る

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黒河峠

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黒河峠、ここが登山口になる

右折して、あとは白谷バス停まで下るのみ。

土砂が流れ落ち、林道が荒れているところがあります。
昨秋、ここを歩きましたが、まだ、未補修のままです。

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砂利道の林道を下る、倒木は昨年秋で見たまま

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林道は手つかずの状態

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山桜が咲いている

ほどよい傾斜の下りは、ゆっくりジョグには好都合。
舗装道に変わると、足も軽快。

ザックを揺らしながら、黒河峠から40分で、バス停に到着。
30分余り待って、マキノ駅行きのバスがやってきました。

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白谷バス停

イワカガミ、イワウチワ、イカリソウ、カタクリ、スミレなどたくさんの花が咲いて、目を楽しませてくれました。
一部に、急坂があるものの、全般的に歩きやすい道で、展望がよく、おすすめのハイキングコースです。
人気の山だけあって、多くの人が登っていました。

高島トレイルは、北端の国境から大谷山まで歩いたことになりますが、それより南がまだ歩けていません。
機会をみて、中部、南部も歩いてみたいと思っています。
2019.04.28 / Top↑