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西の京をぶらり歩いてきました。
薬師寺国宝・東塔解体修理中の現場見学会が行われており、これが一番の目的です。
それにプラスして、唐招提寺では、「瓊花(けいか)」の特別公開中。

どちらも、5月6日までの一般公開。
特に、薬師寺東塔解体修理は、今回限りで、今後見ることはできません。
歴史的にも貴重な見学会です。

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歩いたルート

学園前駅まで歩き、西の京高校行きのバスで終点で下車。
ここからぶらり歩きです。
西ノ京高校バス停から、薬師寺まで徒歩20分余り。

ななまるカード提示で入場無料。
やはり、いつもより多くの人。
まず最初に、解体現場の見学会へ。

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解体修理中の東塔。6,7階が見学会会場

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この覆いがとれるのも、もうすぐ

次々に見学する人が流れていきますが、並んで待たねばならないというほどではなく、受付で整理券をもらい、スムーズに入場。

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受け取った整理券

ヘルメットを被り、工事足場のスロープを6階まで上がります。
見学会は6階と7階で公開されています。

これまで外から覆いを見上げているだけでしたから、中に入って、直に見ると、その大きさに圧倒されます。
6階に上がると、最上階部分とその上に立つ九輪、水煙、宝珠をはっきりと見ることができます。


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6階から最上階を見る

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これだけ見ても大掛かりな工事

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6階と7階で見学する

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修理状況について説明を聞く


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7階で説明を聞く人たち

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現場では全員ヘルメット着用

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見学できるのは右側からのみ

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7階から九輪、水煙、宝珠部分を見る

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水煙部分

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水煙アップ、細かい細工が施されている

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宝珠と水煙

7階から外を眺めます。
幌がかかっていて、ぼんやりトーンですが、なかなかいい眺め。
ここから見る景色も今回限りです。

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7階から境内を見下ろす

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覆い越しに西塔を見る

間近で見ると、葺かれた瓦や鬼瓦の表情、複雑な組み木がはっきりと見えます。
建具がどんなふうに組み合わされているのか、まったく分かりませんが、複雑に組み合わされて建物を支えているのだけは分かります。

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鬼瓦をアップで

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表情が違う

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複雑な組み合わせ

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新しく換えたところは、色が違う

現場から出ると、塔の部分模型や修理部分の展示がされています。
それらのものと照らし合わせると、修理の状況がよく分かります。

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西塔心礎部分模型

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大講堂本瓦葺きの実寸模型

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精巧に造られていることがよく分かる

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解体されたときの状態

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痛み具合がよく分かる

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傷んだ箇所は図示されている

工事説明を聞くと、現在95パーセントの進捗状況で、もうまもなく覆いがとれます。
夏を過ぎれば、東塔が姿を現します。
すでに、落慶法要の日程は決まっています。

東京オリンピックを見る前に、ぜひとも、お越し下さいと話しておられました。

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来春、落慶法要

工事現場を見てから、金堂の薬師三尊像、大講堂の弥勒三尊像の仏さまに、お願いを託してきました。
何度も来ている薬師寺ですが、金堂の上に、大きな注連縄が掛けられているのを見るのは初めて。

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国宝・薬師三尊像が納められている金堂

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金堂上部の注連縄

境内もぐるりとまわりました。

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東側から西塔を見る

境内には、ヤマブキやツツジが咲いて、目を楽しませてくれました。
牡丹もたくさんありますが、見頃は過ぎようとしていて、花びらがかなり散り落ちていました。

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境内に咲く牡丹

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通路脇を染める牡丹

薬師寺から唐招提寺へ。
特別公開されている「瓊花」を見にいきます。

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瓊花が植栽されている御影堂供華園

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御影堂供華園入口

瓊花は、中国の江蘇省、揚州市が原産で、鑑真和上ゆかりの花です。
鑑真和上は、日本に来る前に、揚州市のお寺の住職でした。
瓊花は、その揚州市の花で、日本には限られた場所に数株しかないそうです。
鑑真和上遷化1200年の1963年(昭和38年)に揚州から贈られたもので、奥にある御影堂供華園で公開されています。

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左に瓊花が咲く、奥の建物は御影堂

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瓊花を観賞する見学者さん

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花はアジサイに似ている

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隣の藤もきれい

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瓊花の前に一つだけ柑橘類の実が残されていました

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これは何の花?
御影堂は改修工事中でした。

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工事中の御影堂

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床板が全部、剥がされています

瓊花以外にも、ツツジが満開。

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境内のツツジ

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ツツジを前景にもう一枚

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鐘楼から鼓楼を見る

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左・講堂、右奥・鼓楼

唐招提寺でも、本堂の盧舎那仏坐像(中央)、薬師如来立像(右)、千手観音立像(左)の仏さまにお参りしてきました。
等身大以上もある大きな仏さまです。

その後は、チョコッと写真を撮って、帰りは西の京駅で電車に乗りました。

歩いた距離は、西の京高校バスから西の京駅まで約4.8km。時間にして2時間と少し。
それに、我が家から学園前までの距離などをプラスして8kmほど。

平成最後の日に、一生に一度しか見られない薬師寺東塔の修理が見られて、印象に残るぶらり歩きでした。
2019.04.30 / Top↑