FC2ブログ
山歩きの教室で、大阪府との府県境になる和歌山県かつらぎ町東谷から、西国札所の槇尾山・施福寺まで歩いてきました。
お天気は生憎の小雨模様でしたが、新緑と山野草の咲く山道を楽しみながら、歩くことができました。

行程
橿原神宮前駅8:00〜(バス・道の駅/くしがきの里でトイレ休憩)〜9:14文蔵の滝(入口から滝往復)9:28〜(バス移動)〜神野橋9:33ー10:28堀越癪観音10:30ー10:33登山口10:39ー11:01展望台ー11:06東の燈明ヶ岳(標高857m・昼食休憩)11:29ー11:55深タワー12:31槇尾辻ー12:50七越峠12:55ー13:16三国山三角点(標高886m)13:24ー13:46千本杉峠ー14:16十五丁石地蔵14:21ー15:05施福寺15:11ー15:31槇尾山駐車場15:36ー(バス・道の駅休憩)ー17:17橿原神宮前駅 距離約14km、所要時間(休憩含む)5時間58分、累計高度(+)約866m(ー)約966m


橿原神宮前駅から京奈和道、国道480号線を通り、途中、道の駅・くしがきの里に寄り、まずは文蔵の滝へ。
文覚上人が荒行をしたとも伝えられ、今なお、修行が行われている滝です。

1905tomyo11
滝入口、滝まで徒歩3分の標示がある

シャガやツツジの咲く結構、急な坂道を登っていくと、厳かな雰囲気が漂う滝へやってきます。

1905tomyo3
滝まで一帯は、緑の募金事業で整備されている

1905tomyo10
行場の雰囲気が漂う、右上に滝

滝を正面で見るためには、洞のようなところに、入っていかなければなりません。
足もとに注意してすすみます。

1905tomyo8
足を踏み外さないよう

1905tomyo7
高さ10数メートル、カメラに納まらず

1905tomyo6
 近くに行くと、滝のしぶきが飛んできそう

文蔵の滝から出発点になる神野(こうの)橋までは、歩いてもそれほどの距離ではありませんが、バスで神野橋まで移動して、歩き開始です。
橋を渡ったところに、四郷串柿の里イラストマップ、堀越観音の道標があります。

1905tomyo117
 四郷(東谷・滝・平・広口)串柿の里イラストマップ

1905tomyo12
堀尾観音の道標がある

堀尾観音まで長い舗装道歩きです。

1905tomyo14
舗装道(車道)を登る

単調な舗装道歩きですが、道路脇に咲く馴染みの花たちに癒やされます。

1905tomyo13
ツクバネウツギ

1905tomyo17
道脇で咲く花

1905tomyo18
崖っぷちのようなところにアヤメ

東谷の集落に入り、道なりにすすむと、堀越観音に着きます。

1905tomyo15
東谷の集落に入る

1905tomyo16
眼下に見る景色、民家が点在している

1905tomyo19
頭上にはヤマフジ

堀越観音は正しくは、堀越癪観音。
癪と呼ばれる激しい腹痛の病に霊験あらたかで、本堂正面には役行者像が立っています。
本堂脇の藁葺きの建物がすぐに目に入りました。

1905tomyo21
駐車場近くの自然公園案内板

1905tomyo22
車道をショートカットして本堂へ

1905tomyo24
本堂、右前にイチョウの大木

1905tomyo23
本堂よりこちらの建物に目がいく

1905tomyo25
さざんかの老樹もある

登山口は、堀越癪観音から、少し東にある近畿自然歩道駐車場の横。

1905tomyo26
堀越癪観音から登山口へ向かう

登山口から石段を登ると、山道です。

1905tomyo27
東の燈明ヶ岳まで約1km

山道から広い林道に出ると、右に燈明岳・展望台の道標があり、ここから階段を登っていきます。

1905tomyo28
山道をすすみ林道へ

1905tomyo29
林道から階段道に入る

右に展望台を見ると、燈明ヶ岳の山頂はすぐです。

1905tomyo30
木製の展望台へ上がる。小雨のため視界不良

山頂手前からキイチゴやチゴユリが多く見られるようになります。

1905tomyo32
キイチゴの花

1905tomyo39
チゴユリがたくさん

1905tomyo34
チゴユリ、アップ

東の燈明ヶ岳の山頂には、三等三角点や役行者坐像の祠があります。

1905tomyo36
山頂の役行者像

1905tomyo35
三等三角点がある

山頂周辺には、チゴユリに交じり、カンアオイの仲間も。

1905tomyo38
カンアオイ

1905tomyo37
カンアオイの花

早めの昼食を済ませて、次の山、三国山へ向かいます。
府県境尾根を北にすすみます。

1905tomyo40
燈明ヶ岳からゆるやかな尾根道

ヤマツツジが、たくさん咲いて、華やかです。

1905tomyo42
いたるところで、ヤマツツジを見る

1905tomyo43
ヤマツツジのトンネル

1905tomyo45
太い幹から直に花が咲いている

よく見かけるマムシ草やコアジサイも。

1905tomyo46
マムシ草

1905tomyo47
コアジサイ

1905tomyo41
名前がでてこない

葛城第十二番経塚の護摩のタワには「左 まきのを」の石標があり、ここを過ぎると深タワです。

1905tomyo48
葛城第十二番経塚の護摩のタワ

1905tomyo50
新緑の道を下る

1905tomyo51
深タワ、畑山方向へすすむ

同じような光景の道が続きます。

1905tomyo52
たまに倒木などがあるが、歩きやすい道が続く

小ぶりのツクバネウツギ、ツルリンドウ、ユキザサ、木の芽(サンショウ)も顔を出しています。

1905tomyo53
ツクバネウツギ

1905tomyo54
ツルリンドウ

1905tomyo118
 ユキザサ

1905tomyo55
木の芽

さらにすすむと、テイショウソウ。

1905tomyo56
ここにもヤマツツジ

1905tomyo58
テイショウソウ。教えてもらって、初めて知る

神野の分岐を過ぎると、樹林から出て、やや視界が開けてきます。

1905tomyo61
神尾の分岐、左に鋭角に曲がると神野方面

1905tomyo62
分岐の道標

1905tomyo64
樹林の間から左前方の視界が開ける

左前方に展望台のように見えるのは、大阪航空局の対空受信所。
その左手が三国山です。

1905tomyo65
三国山を見る

白い花が咲く樹木をいくつも見ますが、どれも似ていて、名前がよく分かりません。

1905tomyo66
これは?

二手に分かれるところが槇尾辻。
三国山への道標があり、道標に従い左に登っていくと、七越峠で、西国巡礼林道に出合います。

1905tomyo67
槇尾辻を左へ

1905tomyo73
七越峠

七越峠には、お地蔵さまが祀られています。
かっては、交通の要路として栄えたところで、茶所跡の石碑や西行法師の句碑もあります。

1905tomyo71
お地蔵さまには、右・まきのを、左・さい…?と書かれている

1905tomyo72
七越峠茶所跡の石碑

巡礼林道を右に登っていきます。
展望台のように見えていた大阪航空局の対空受信所を左に見てすすむと、その先に小さな祠。
さらにその先、右に三国山の標識があります。

1905tomyo74
大阪航空局受信所

1905tomyo75
小さな祠がある

1905tomyo77
ここを少し登ったところが、三国山

樹林の山頂で、展望はありません。
近くにショウジョウバカマを、たくさん見ます。

1905tomyo78
花期が終わったショウジョウバカマ

三国山の三角点は、ここにはなく、一旦、林道に戻った先、左側に三角点への道が通じています。
とりつきは、踏み跡とテープが頼りです。

三角点のある山頂も、展望はなく、丸太のベンチが置かれているだけです。

1905tomyo79
三角点のある三国山山頂

山頂を後にして、槇尾山施福寺へと向かいます。

1905tomyo80
ササ道を巡礼林道に下る

施福寺まで丁石地蔵さまを見ながらの道。
道標も多くあります。

1905tomyo81
近畿自然歩道の道、千本杉・槇尾山へ

1905tomyo82
西国古道の道標

千本杉峠を過ぎ、小さな花にも目をやりながら、すすむと二十丁石のお地蔵さま。

1905tomyo83
千本杉峠

1905tomyo84
ムベの花

1905tomyo85
ツクバネウツギ

1905tomyo86
二十丁石地蔵

二十丁石を過ぎると、昨秋の台風被害を受け、荒れたところが多くなります。
倒木をくぐり、跨ぎすすみます。

1905tomyo87
跨いで越える

1905tomyo88
通ってきたところを振り返る

十五丁石の分岐で小休憩。

1905tomyo91
十五丁石地蔵

1905tomyo90
ボテ峠・猿子城山方面への分岐になっている

施福寺へ下っていきます。

1905tomyo92
十五丁石から施福寺へ下る

1905tomyo93
急坂箇所の下り

分岐のところは、道標がしっかり立っています。

1905tomyo94
近畿自然歩道の道標

1905tomyo95
桧原分岐

1905tomyo96
振り返って見る

1905tomyo97
ここも荒れている

右に岩湧山が見えるようになると、施福寺までもうすぐです。

1905tomyo99
中央正面奥に、岩湧山

展望の良い槇尾山・蔵岩への道は、立入禁止です。
人気スポットでもあったところだけに残念です。

1905tomyo100
道標に従いすすむ

1905tomyo101
人気スポットの蔵岩は立ち入ることができない

ダイトレの分岐点を過ぎると、一丁石があり、そこを越えれば施福寺本堂です。

1905tomyo102
ダイトレの分岐点

1905tomyo103
一丁石のお地蔵さま

1905tomyo104
この短い上りを越すと、施福寺

1905tomyo106
施福寺に到着

施福寺は、西国三十三所の四番札所。
本堂前をすすんだところにはベンチのある休憩所があり、景色のよいところ。
今日は雨でぼんやり。
本堂前のツツジと、山道脇のシャガが印象的です。

1905tomyo111
施福寺本堂

1905tomyo108
本堂を正面から

1905tomyo110
本堂前のツツジ

1905tomyo107
ベンチのある休憩所から見る

本堂からバスの待つ駐車場へ。
長い石段を下ります。

1905tomyo112
参道脇を彩るシャガ

1905tomyo113
参道はほぼ階段

1905tomyo114
仁王門

1905tomyo115
仁王門を正面から見る

1905tomyo116
施福寺駐車場で、歩き終了

歩行距離は約14km。厳しい急坂はなく、全体に歩きやすい道です。
天候はイマイチでしたが、新緑が美しく、多くの山野草にも出会いました。
紅葉のシーズンは、また、違った景観を楽しめるコースです。
2019.05.14 / Top↑