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鳥取県因幡の名峰・鷲峰山(じゅうぼうざん・標高921m)に登ってきました。
わが故郷の山で、北側から見ると、鷲が翼を広げているように見えることから、名前が付けられたと言われています。

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 ふるさとから望む鷲峰山

母校の校歌で、”緑の松の浜に立ち、遙かに仰ぐ鷲ヶ峰(わしがみね)…”と、歌っていた、深い思いのある山です。
この年齢になって、初めて登ってみました。

行程
安藏(あぞう)森林公園(登山口)9:48ー10:27河内登山口分岐(安藏峠)ー10:32眺望の広場標示ー10:34鉄塔ー10:57ピーク712ー11:25ピーク790ーピーク804ー11:39山道分岐ー12:01鷲峰山山頂(標高921m・軽食休憩)12:16ー13:19ピーク712ー13:48河内登山口分岐(安藏峠)ー14:20安藏森林公園(登山口)距離約6.9km、所要時間(休憩含む)4時間32分、累計高度(+)約563m


宿泊先の東郷温泉を8時半過ぎに出て、約1時間10分で、登山口のある安藏森林公園に到着。
森林公園まで整備された道路が通じています。

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安藏森林公園入口

安藏森林公園は、キャンプ場を主体にしたアウトドアの活動拠点で、広い駐車場があります。
着いたときには、作業員の方が園内の植栽や草刈りの作業をしておられました。

管理棟の受付で、登山届を出して、歩き開始です。

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安藏森林公園管棟

登山口は駐車場の横にあります。
少しだけ舗装道をすすみます。

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駐車場横にある登山口

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舗装道を上り、右に曲がってすすむ

上ってしばらくで、右に道標があり、ここで舗装道と別れて山道に入ります。

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右に山道に入る

自然林で、静かな森のしっとりとした雰囲気が漂う道です。

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自然林の道

小さな登り下りを繰り返しながらすすみます。
ヤマアジサイが、とても多く咲いています。

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斜面にヤマアジサイが咲く

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たくさん咲いて目を楽しませてくれる

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アップで見る

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これは何の花かな?

山腹をトラバースのような道。
右側が落ち込んでいて、狭いところもあり、滑り落ちないよう注意して歩きます。

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右側が落ち込んでいる

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地面に手をついてくぐる

サンカヨウやエンレイソウも多く見ます。
すでに、花の時期は終わっています。

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青い実をつけたサンカヨウ

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エンレイソウ

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名前が分からない

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ルイヨウボタン

木立の切れ目から山が見えます。

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右手が開ける

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小さなアップダウンを繰り返す

マタタビを見ました。
葉っぱの下に花が咲きますが、まだ、蕾です。

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猫が大好きなマタタビ

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まだ蕾

ちょっと急な坂を越えると、尾根状の道に出合い、ここで右折し下ります。
歩きやすい道になってきます。

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尾根状の道を右折

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振り返って見る

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下り道になる

ササユリが一つ咲いていました。
これから先、ポツポツとササユリが迎えてくれます。

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ササユリが一つ

下っていくと、河内登山口の分岐・安藏峠です。
十字路の鞍部で、左は河内登山口、右は安藏です。
ベンチが置かれていて、ひと息入れるには良い場所です。

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ベンチのある安藏峠

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鞍部から歩いて来た道を振り返る

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安藏峠道標

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樹木(木の葉)の説明板がある

安藏峠を直進して、ゆるやかに登っていくと、正面に階段が見えてきます。
右横にも道があり、ここは階段を登らず、右にすすみました。
二つの道は、再び合流します。

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右の道にすすむ

合流するところに眺望の広場があります。
樹木が生い茂り、眺望はききません。

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眺望の広場標示

ここにも、ササユリが咲いています。

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清楚な感じのササユリ

アザミ(タムラソウ?)も咲いています。

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タムラソウ?

本道から少し外れた右に鉄塔があります。
展望が良いかなと思い、寄り道。
展望はまずまずという感じです。

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鉄塔からの展望、左・712mのピーク、右・804mのピーク

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奥に見えるのは鳥取市街

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東側の展望

鉄塔付近には、アザミやウツボグサが、たくさん見られました。

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ウツボグサ

本道に戻り、すすむと、長くて急な階段の始まり。

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これから急階段が続く

間にひと息入れながら、登っていきます。

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急階段が延々と続く

まわりの樹木や草花、キノコなどに目をとめながら、ゆっくり。

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大きな松

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長い歳月を重ねた樹木

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松に宿るキノコ

階段を登り切って、ゆるやかになると、ピーク712mです。

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ピーク712m

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樹木、昆虫、けものたちの説明がある

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中国自然歩道の標識が立つ

ここからしばらくは、歩きやすいプロムナードのような道。
下ってなだらかな道をすすみます。

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雰囲気のよいプロムナード

その道が、また、長い階段に。
直線的な階段を登っていきます。

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長い階段を振り返る

ギンリョウソウやヤマツツジも見ました。
ホッとする瞬間です。

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階段脇に、ギンリョウソウ

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まだ、ヤマツツジが残る

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ヤマツツジがきれい

階段から解放されると、歩きやすい道です。
登山道は、ササが刈られて通りやすくなっていました。

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ササが刈り取られ歩きやすい

ブナが目立つようになります。
ヤマボウシが、少しだけ残って咲いています。

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ブナが見られるようになる

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少しだけ残るヤマボウシ

案内板のあるピーク790mに到着。
山頂まで、あと1kmです。

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ピーク790m

その先は、804mのピークですが、特に標示はありません。

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ピーク804m付近

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足元にミヤマシキミ

やがて、大きなブナが茂るブナの原生林。
ブナの大きさに圧倒されます。
手を触れるとパワーをもらえそう。

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パワーがもらえそう

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太い幹

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立ち並ぶブナ

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堂々たる姿

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樹木の間から見る右側の景色

やま道の分岐を過ぎると、正面に鷲峰山の山頂が見えてきます。

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やま道分岐

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山頂が見える

やま道の分岐から下って登り返すようになると、最後の階段が待ち受けます。

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分岐から下る

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ブナ林の説明板

頂上の南斜面からこの付近にブナの原生林がみられます。
林内の低木には、正月のしめ飾りにつけるユズリハ、夏赤い実をつけるオオカメノキ、下草にはイワカガミが目立ちます。
(説明板抜粋)


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山頂まで最後の長い階段

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この階段は鷲の首の部分

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階段脇のイワカガミ

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これは何の花なのだろう

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カンアオイとカエデの幼苗

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この花は?名前を知らない花がぞくぞく

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よく見かける花だが名前を知らない

山頂まで40mの標識を過ぎると、ゆるやかな道になって山頂に到着です。
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山頂まで40m

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ユニークな樹木の表情

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山頂まで、もうすぐ

さっさと通り過ぎてしまいそうなところに、三角点があります。

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二等三角点

三角点の先が広場になっていて、東屋と展望台があります。
展望台から北東方向だけが開いています。

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山頂の展望台と東屋、左奥に案内板

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展望台から見る山頂広場

時折、ガスがかかるような天候で、視界はイマイチでしたが、湖山池と日本海、鳥取市街をうっすらと眺めることができました。

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展望台からの展望、眼下に湖山池、その先に海岸線が見える。右側鳥取市街地

しばらくの間、山頂で休憩をとり、同じ道を辿り下山しました。

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山頂まで40mの標識地点

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安藏峠、オートキャンプ場へと下る

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左・712mのピーク、中央奥・鷲峰山、右・804mのピーク

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登山口到着

登り始めは、雲のかかるイマイチはっきりしない天候でした。
山を下りてくると、きれいな青空。

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右後方712mのピーク、その裾野左に鉄塔が見える(写真中央)

管理棟の職員さんに下山報告。
昨日、一昨日と雨が降り、荒れた天候だったそうです。
いい日に登ることができました。

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鷲峰山を南側から眺める。なかなか堂々とした山です

ふるさとの山は、きれいな自然林の山でした。
登り始めは、多くのヤマアジサイ、中ほどにはササユリ、山頂近くになると、ブナの森が美しく、印象に残ります。
長くて急な階段は、きついですが、それだけに山頂に立った喜びは、大きいものです。
他に登っていた人はなく、野鳥のさえずりを聞きながらの山歩きでした。
2019.06.17 / Top↑