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山歩きの教室で、摩尼山(まにさん)・楊柳山(ようりゅうさん)・転軸山(てんじくやま)の高野三山を歩いてきました。
このコースは6年前に一度、歩いていて、今回で二度目。
梅雨の雨は、必至の覚悟でしたが、弱い一時的な通過雨程度で、なんとか空がもってくれました。
弘法大師さんのお陰でしょうか。

行程
橿原神宮前駅8:00〜(バス)〜9:48高野山・中の橋駐車場9:58ー10:09三山巡参詣道石標ー10:41摩尼峠10:48ー11:02摩尼山(標高1004m)11:09ー11:27黒河(くろこ)峠ー11:41楊柳山(標高1008.5m・昼食休憩)12:12ー12:32子継峠12:37ー12:57転軸山登山口13:01ー13:13転軸山(標高930m)13:22ー13:33森林公園車道出合ー13:55中の橋駐車場14:10〜(バス)〜16:02橿原神宮前駅 距離約8.9km、所要時間(休憩含む)3時間57分、累計高度(+)約518m 参加者15名、ガイド2名



橿原神宮前をバスで出発。
京奈和道路を通り、途中、かつらぎSAで小休止し、2時間弱で高野山・中の橋駐車場に到着。
ここから歩き開始です。

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奥の院入口

広い参道を奥の院へと向かいます。
著名な戦国武将の墓石や祈念碑、慰霊碑が立ち並び、樹齢を重ねた大きな杉が林立しています。
厳かな雰囲気が漂っています。

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杉の大木、多くのお墓が並ぶ

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高野山は弘法大師さんの聖地

写真撮影が許されているのは、御廟橋の手前まで。

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御廟の橋、この橋から先は撮影禁止

ここで右折し、水向地蔵さまを左に見てすすむと、その先に、三山巡りの参詣道の石標が立っています。
橋を渡り、小さな門をくぐった右に駐車場があり、ここからしばらく舗装道を上ります。

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三山参詣道の石標を見て橋を渡る

木製の立派な案内板(道標)が立っています。
道標が要所にあるので、見落とさなければ迷うことはありません。

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分かりやすくて丁寧な道標

花が終わったフタリシズカがたくさん、自生しています。

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フタリシズカを多く見る

舗装道を上っていくと、右に道標と摩尼山登山道の看板が出ています。
ここから舗装道とはお別れ。
広い林道を登ります。

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摩尼山登山道の看板

谷沿いの道は、ジメッとした感じで、じんわりと汗が出てきます。
クリンソウも多く見られました。
5月頃だと、鮮やかな花を見ながら、山歩きできそうです。

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クリンソウは花が終わり、小さな丸い実がついています

林道の途中から左に入るのですが、わいわい言いながら歩いていて、その分岐を通り過ぎてしまいました。
それに気付いて、分岐に引き返しましたが、この林道は、いたるところで、クリンソウに出会えます。

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分岐の道標、×印の方へ行ってしまいました

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こちらが摩尼山の道

分岐から道は狭くなり、傾斜も増してきます。
ゴロゴロした石のところも通ります。

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分岐から先は、山道らしくなる

石仏が祀られた祠がある摩尼峠に着きます。
小広場のような感じで、ここで小休止。

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摩尼峠

気温は22〜23℃。湿気は帯びていますが、風が心地よく感じられます。
ここまで谷沿いを歩いてきましたから、風がほとんどありませんでした。

摩尼峠から15分ほどで最初の山・摩尼山に到着です。

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摩尼峠から摩尼山へ向かう

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歩きやすい道

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傾斜がきつくなってくる

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距離は短いが、なかなかの傾斜

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しっとりとした緑が美しい

ここにも祠があります。
聖地の山なので、峠や山頂に祀られています。

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摩尼山の祠

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 6年前は、きれいな看板だったように思う

摩尼山から次の山、楊柳山に向かいます。
急な下りのところもありますが、歩きやすい道が続きます。

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滑りに注意して下る

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左に谷沿いの道をすすむ

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ササが目立つようになる

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折れた石標、左・楊柳山の文字が読める

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杉の多い道

祠のある黒河峠へ下り、ここから登りとなり、急坂に転じると、登った先が楊柳山です。

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黒河峠

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ササ道をすすむ

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楊柳山手前の急坂

山頂近くに、珍しいツチアケビ(別名・ヤマノカミノシャクジョウ)がありました。
これを見るのは、2回目。
曾爾の古光山以来です。

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山頂手前にあったツチアケビ

初めて見たときには、植物らしくないその姿に驚きました。
ラン科の植物で、腐生植物(菌従属栄養植物)です。

腐生植物とは、菌根を形成し、生活に必要な有機物を菌類から得ることで生活をする植物の古典的な呼称である(ウィキペディアより引用)

確かに、よく見ると、ランのような花です。

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秋になるとアケビのような果実がつく

楊柳山(標高1008.5m)は、三山の中で最も標高が高い山です。
ここで昼食休憩をとりました。

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小広場のような山頂

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山頂の祠

1本の大きなブナの木が目を引きました。
高野山で、ブナの木を見るとは、思いませんでした。

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山頂のブナの木

ここから下り、3つ目の転軸山へ向かいます。

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杉とササの道

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結構、ササが伸びている

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高野七口女人道の道標がある

小さなピークを越えて右に急坂を下ると子継峠です。

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小さなピークを越える

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ピークから急坂を下る

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子継峠で休憩

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多くの標識類がある子継峠

子継峠から平坦な道を下ります。

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子継峠からの道は、平坦で歩きやすい

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軽い足どり

沢沿いの道になり、フタリシズカやクリンソウ、マツカゼソウが現れます。

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ゆるやかな下り

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フタリシズカ群生

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沢沿いのクリンソウ

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途中にある三本松の分岐

三本松の分岐を左に見てすすむと、一本杉の小広場。
ここで一旦、車道に出ます。

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緑が映える明るい道

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一本杉で振り返る

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一本杉の標識

車道に出て右に少しすすむと、左に転軸山の登山口。

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車道に出て右にすすむ

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転軸山の登山口標示

登山口から急坂を登ると、15分足らずで、転軸山山頂です。

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転軸山の登り

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距離はないが、急坂

3つの山の山頂は、同じような祠があって、同じような雰囲気です。

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転軸山山頂

6年前は、山頂で左折して下り、御廟の後ろへ出ましたが、この道は通行止めになっていました。

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山頂の標識、奥の院へ下る道は通行止め

御廟の裏手へ直に下るというのは、聖地を汚す行為。
そんな意味が込められているのかも知れません。
大回りになりますが、直進して尾根道を下ります。

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尾根道を下る

左に大きくカーブすると、道は広くなり、シャクナゲの群生を見て下ると、池のある転軸山森林公園のところへ出ます。

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女人堂の方へすすむ

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広い道になる。右手は森林公園のエリア

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シャクナゲの茂る道

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公園の池に出る

舗装道に出て、左へすすみます。

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森林公園車道出合で振り返る

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出合にある道標

森林学習展示館の横を通り、中の橋霊園を左に見て、奥の院の参道の方へ歩きます。
苔むした墓石が並ぶ光景を見て、小さな川沿いをすすむと、中の橋の駐車場です。

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川沿いをすすむ

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苔むした墓石が印象的

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大きな杉の根元に駐車場の道標

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中の橋駐車場

出発点の標高が800m弱、3つの山の登り下りで累積標高が500mほど。
危険箇所はなく、道標も完備され、距離的にも歩きやすいコースです。

フタリシズカ、クリンソウ、シャクナゲなどが多く、その時期に来ると、花が出迎えてくれそうな山です。
ひどい雨にもあわず、休憩を入れて4時間ほどの山歩きを楽しみました。
2019.07.09 / Top↑