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山歩きの教室で、台高山系の水無山へ登ってきました
水無山は、高見山から大台ヶ原へ続く台高山脈の稜線上に位置する山で、奈良と三重県の境にある標高1414mの山です。
朝は晴れ間が見えていましたが、お昼前から雨が降り出す生憎の天気でした。

行程
橿原神宮前駅8:00ー(バス・やわた温泉でトイレ休憩)ー9:30大又林道終点駐車場(標高680m)9:35ー9:50登山口ー11:34水場手前で昼食11:57ー12:01水場ー12:18明神平ー12:35水無山(標高1414m)12:38ー12:51明神平12:54ー14:22登山口ー14:30大又林道終点登山口14:45ー(バス・やわた温泉)ー16:16橿原神宮前駅、歩行距離約6.8km、所要時間(休憩含む)4時間55分、累計高度(+)約762m


橿原神宮前駅からバスで約1時間半(途中・やはた温泉でトイレ休憩)で、大又林道終点駐車場に到着。
大又林道は道が狭く、マイクロバスがやっと走れるようなところを通ります。
バスが到着して、窓を見ると、珍しいナナフシ(竹節虫)が止まっていました。

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珍しいお客さん。小枝のように見えるナナフシ

駐車場からしばらくは、舗装された林道です。

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林道終点・車両はここまで。、ここから歩き開始

大又川を左に見て、左岸の道をすすみます。

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大又川、左岸を上る

林道沿いの岩肌からは、ところどころで水が流れ出ていて、たくさんの野草が生い茂るように伸びています。
イワタバコ、ミズ(ウワバミソウ)、マツカゼソウetc…。

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岩に張りつくように生えるイワタバコ、若葉は食用になる

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ミズ、秋田県では一番食べられている山野草だとか

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花が咲き始めたマツカゼソウ

ゆっくり歩いて15分ほどで登山届箱が設置された登山口。
林道は、この先まで、もう少し続きます。

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登山届箱のある登山口

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登山口の案内板

小石がゴロゴロ転がる道を歩きます。
大又川のきれいな流れや、砂防堤を見てすすむと、林道の終わりを告げる小広場です。

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小石が多く、やや歩きにくい

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砂防堤

ここで小休憩。
これから山道です。

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林道終点の小広場

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至るところで、こんな光景が見られる。小広場のところで

山道に入り、鉄橋を渡り右岸沿いを登っていきます。

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鉄橋を渡り、右岸へ

石の転がる道を注意しながら登ります。

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倒木のある道、数年来この光景は変わらない

対岸には大きな樹木、手前にも苔生した樹木があり、目を惹きます。

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対岸の樹木、…カエデ?

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この木もかなり古い

登っていくと、ロープの張られた渡渉箇所があります。
数ヶ所の渡渉箇所のうち、もっとも神経をつかうところです。

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最初の渡渉箇所、ロープも使い慎重に渡る

大雨が降った後だと、沢水も増え、渡りにくそう。
最初の渡渉を無事終え、さらに登っていくと、2つ目の渡渉。
ここにもロープがあり、渡って梯子を上ります、
すすむに連れ、傾斜もきつくなってきます。

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2つ目の渡渉

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渡渉箇所で見る沢の流れ

沢沿いをすすみ、3つ目の渡渉箇所へ。
ここにも、ロープ。
この先にも、渡渉箇所はありますが、より慎重になるのは、最初の3つ。
今回は水無山へ登って、同じ道を引き返すコースなので、帰りもこの難所を通らなければなりません。

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川岸にマムシ草

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3つ目の渡渉

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ドボンに注意して渡る

変化があって面白いコースですが、水量が多いと神経を遣います。

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4つ目の渡渉箇所

結構、傾斜がある石の道で、足元に注意し、ジグザグしながら登っていきます。

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石が多く、注意して登る

岩肌に、白い小さな花が咲いていました。
何の花かな?。

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純白の小さな花

前方に明神滝が見えるところで、小休憩。

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休憩場所から前方奥の明神滝を見る

さらに登っていくと、明神滝をはっきりと見ることができます。

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明神滝

道は滝を巻いてすすむようになります。

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木橋を渡り、滝を巻くように登っていく

周りに目をやると、苔生す光景が広がります。

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苔が覆う光景

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ゆるやかなところもあるが、急坂が続く

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明神滝の上部、ベンチが置かれている

木橋を渡り、登っていくと、上部が明るくなってきて、自然林の広がる雰囲気のよい道に変わってきます。

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木橋を渡る

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橋があるとありがたい

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頭上が明るくなってくる

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ブナやヒメシャラが目立つ自然林

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いい雰囲気

歩きやすいジグザグ道を登っていきます。

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前方に台高の稜線が見えてくる

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苔に包まれた樹木

歩き始めて2時間弱、雨がポツポツと降り出しました。
小さな渡渉があり、その先のゆるやかな斜面のところで、早めの昼食タイム。

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この先で、昼食休憩

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昼食休憩したゆるやかな斜面

昼食場所から少し登ったところに、水場があります。

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パイプがいくつも引かれた水場

水場を過ぎると、明神平まで、あとひと息。
はっきり見えていた稜線は、ガスが立ち込め、山並みが見えなくなりました。

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水場の前を通り過ぎる

あしび山荘の建物がある明神平に到着。
周りはガスで覆われ、視界はイマイチ不明瞭。
山荘の右を通り、水無山へ向かいます。

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明神平、あしび山荘の右を通り抜ける

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足元をシダが覆う

樹林に入ると、傾斜がきつくなります。

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水無山への登りは、きつい傾斜

一旦、樹林から解放され、再び樹林に入ると、尾根道となり、ゆるやかな道に変わります。

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石の多い急坂

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ゆるやかな尾根道

天候条件が良ければ、眺望もききそうですが、望めません。
標高1300mを超える稜線だけあって、心地よい風が吹いてきます。

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なだらかな稜線歩き

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ガスがかかり視界がきかないのが残念

水無山の山頂は、注意していなければ、通り過ぎてしまいそうなところです。
三角点は無く、山名が書かれたプレートだけがありました。

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水無山到着

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台高山系では、縦走通過点の地味な山頂

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プレートが無ければ、行き過ぎてしまいそう

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山頂付近に育つ小さな苗

山頂で記念撮影した後、同じ道を下ります。
幾分か、ガスがとれてきました。

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下山時の明神平、前方は前山

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明神岳方向を望む

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薊岳の方向を見るも、薊岳はまったく見えない

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水無山を振り返る

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明神平から見る北に繋がる台高山脈の稜線

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西側。写真では分かり辛いが、左奥に金剛・葛城の山並みが見える

下りは登り以上に慎重に歩きました。
気を抜くと、転びそうなところがあります。

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水場のそばを下る

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雨が降ると、沢の水量や音が気になる

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足場の悪い急坂

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バスの待つ駐車場に無事、到着

時間とともに、天候が悪化。
下りてくるまで強い雨が降らなかったのが幸いでした。
帰りのバスでは、かなり強い雨でした。

明神平は、今回で5回目。
いつものことながら、渡渉は神経を遣います。

明神平は台高山系のいくつかのルート上にあり、ここを拠点にして、いろいろと変化に富んだ山歩きができます。
天候の関係もあり、他のグループ、個々のハイカーさんに出会うことはありませんでした。
2019.08.27 / Top↑