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まだまだ残暑が厳しいこの時期、涼しさを求めてゆっくりハイクをしてきました。
近鉄奈良駅から奈良公園を通り、滝坂の道・奥山ドライブウェイを経由、若草山を巡るおきまりの周遊コースです。
お天気良すぎて、たっぷり汗かきの歩きでした。

行程
近鉄奈良駅12:13ー12:19興福寺五重塔ー12:42春日大社ー13:00滝坂の道ー13:38首切り地蔵(昼食休憩)14:00ー14:48十八丁休憩所ー14:55若草山山頂(鶯塚古墳・標高342m)15:14ー15:55東大寺前ー16:15近鉄奈良駅 距離約13.5km、所要時間(休憩含む)4時間02分、累計高度(+)約431m


お昼近くになって、出かけるのを決めたので、さて、どこへ行こうか。
駅に着いて、西行きの電車が来れば生駒山、東行きなら奈良。
漠然とした考えで家を出ました。

駅の手前で大阪方面行きの電車が出て、これで行く先は奈良へ決定。
若草山だけが頭の中にあり、どの道を通るかは、足の向く方向で。

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近鉄奈良駅から歩き開始、カンカン照り

日が照り暑さ全開。
登大路を歩くのは避け、東向き商店街から興福寺へ。
できるだけ日陰を選んで、歩きます。

青い空に白い雲がもっこり。
人は多くなく、目に付くのは外国からのお客さん。

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東金堂と五重塔、空が印象的

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五重塔横から中金堂(右)と八角堂(左奥)を見る

木陰になった春日大社の参道を歩きます。
人目はばからず、水路に入って凉をとる鹿さん、木陰で寝そべる子鹿さん。
この暑さ、いつまで続くんでしょうね。

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木陰でかたまりになって休む子鹿さん(萬葉植物園近くで)

春日大社まで来ると、多くの観光客さんで、混み合っていました。
石段のところからお参りして、若宮神社、歴史の道へと歩きます。

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苔生す参道の灯籠

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独特の雰囲気を醸し出す

春日奥山遊歩道の入口に来て、さて、真っ直ぐ行くか、右折するか。
真っ直ぐ行けば、遊歩道の広い道、右折すれば滝坂の道。
ここは、滝坂の道方面へ。

右折して直ぐ左に曲がり、川沿いの道をすすみます。
途中に、白毫寺、髙円山への分岐があります。

高円山へ登ってもいいかなとも思っていましたが、相方さんに聞くと、ノーの返事。
直進して住宅街の上り坂を抜けると、滝坂の道の入口です。
去年秋の台風の影響で、長く通行止めでしたが、整備が終わり、通れるようになっています。

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滝坂の道、入口

何度も通っている道です。
緑に囲まれ、川に沿う滝坂の道は、涼しさは感じられるも、上り傾斜の道です。
顔や身体のみならず、手の甲からも汗が滲んできます。

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妙見宮の分岐。左折すれば妙見宮だが、この道は通行止め

石畳の道が続いています。
ふと見ると、カマキリの姿。
葉っぱの色に溶け込んで、見落としてしまいそう。

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道の脇にカマキリ

ところどころで、台風の傷跡が残り、注意喚起のロープや札が付けられています。

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落石注意

古の人たちが行き交った石畳の道は、とても静かな道で、川水の流れやセミの声が響くだけです。

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石畳の道が、首切り地蔵まで続く

滝坂の道は、石仏の道でもあります。
最初に、寝仏さま。

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寝仏

もともとは、まっすぐ座っていたのが、石が転んで、このようになったと言われています。
寝仏さまが刻まれている石は、道に背を向けたような状態になっています。

石畳の上に、小さなカマキリを見つけました。
先ほど見たものより、うんと小さなものでした。

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石畳に小さなカマキリ

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カマキリをアップで

寝仏さまに続いて、夕日観音。
石畳の道からは、夕日観音は見えず、近くにある三体地蔵さまが見えています。

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崖の上に三体地蔵

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石仏近くの流れ

さらにすすむと朝日観音の案内がある三体の仏さま。

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朝日観音

実際は、観音さまではなく、中央は弥勒如来さま。
両脇は地蔵菩薩さまです。

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東の方向を向いているので、朝日観音と呼ばれる

滝坂の道や奥山の道は、春日原始林のエリアにあり、多くの巨木を目にすることができます。

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石畳沿いの巨木

朝日観音を過ぎると、首切り地蔵のある東屋です。

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東屋のある休憩所

奈良駅からここまで、ゆっくり歩いて約1時間半。
ここで昼食休憩にしました。

滝坂の道に入ってから出会った人は、2組のペアのわずか4人。
休憩中に高齢の男性さんが1人、通り過ぎて行きました。

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首切り地蔵さま

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地蔵さまのお顔をアップ

休憩所から遊歩道を通り、芳山(ほやま)交番所のところから奥山ドライブウェイを若草山へ向かいます。

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奥山ドライブウェイ出合

車道ですが、車はほとんど通らず、まるで広いハイキング道。
静かな山歩きを楽しめます。

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日に照らされるモミジ

途中には、立派な休憩舎があります。
鶯の滝の分岐になる大原橋に到着。
ここから滝まで1km弱。

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大原橋休憩舎

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世界遺産記念石碑がある。赤い橋は大原橋

相方さん「滝まで下りて、また、上がるのは嫌…」ということで、滝には寄らず直進。

道に覆い被さるように大きな幹を伸ばしているのは、春日奥山最大の山桜。

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山桜の下を抜ける

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何重にも巻き付いたように見える大きな根と幹

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下から見上げる

花山 地蔵の背を過ぎると、十八丁休憩舎。

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花山 地蔵の背

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奥山の道から頭上を眺める。うろこ雲が出ている

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十八丁休憩舎

休憩舎の隣に、石の祠があり、お地蔵さまが安置されています。
ここは、東大寺、春日大社への分岐点になります。

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十八丁のお地蔵さま

十八丁とは、どこが起点になっているのでしょう。
1丁が約109メートルで、18丁は2km弱。
春日大社?。

休憩舎を過ぎると、若草山までもうすぐ。
駐車場のある鎌研(かまとぎ)交番所の前を通り、スロープ上の舗装道を上っていくと、見晴らしのよい山頂到着です。

南に大和三山を見て、目を右に移して行くと、金剛・葛城の山並み、二上山。
さらに信貴山から生駒の稜線。
手前には、矢田丘陵。
良い眺め。

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若草山山頂から左に金剛・葛城の山並み、右に二上山

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正面、金剛・葛城山

一段と高いところは、鶯塚古墳で三角点はここにあります。
標高はそれほど高くないのに、涼しく感じます。

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鶯塚古墳、右奥に三角点がある

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鶯陵から南側の展望

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西側の展望・正面に生駒山、中央が平城宮跡

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北側展望、中央奥が京都市街地方向

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東南側、奥山方向を見る

展望をゆっくり楽しんで、鎌研交番所のところで右の遊歩道に入ります。
あとは、ひたすら下るだけ。

ユニークな樹木がいくつもありました。
上ってくる人たちと挨拶を交わしながら、一本道を下ります。

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枯れ木のような大きな樹木

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葛状に枝が伸びる

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広い遊歩道

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遊歩道口から振り返る

舗装道に入ると、照り返しがきつく、観光客も多くなり、もとの暑さに後戻り。
奈良駅近くのシャトードールさんで休憩。

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春日野園地から若草山展望

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小西通りにあるシャトードールさん

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マンゴのかき氷(600円)

いつもはコーヒーとパンのセットですが、今日はボリュームたっぷりのマンゴーをオーダーしました。
甘いマンゴが入ったかき氷を食べて、生き返ったような感じでした。

ゆっくり歩いて4時間余り。
歩く人も少なく、安心して歩くことができます。
ハードさを求める人には、もの足りない道ですが、ファミリー、グループで散策するには、とてもおすすめの道です。
2019.09.03 / Top↑