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京都府南丹市にあり「京都の自然二百選」のるり渓谷から深山(みやま)を歩いてきました。
深山は京都と大阪の府境に位置し、標高は791mながら北摂の最高峰です。
変化に富んだ渓谷と深山では360度の展望を楽しんできました。

行程
8:25るり渓駐車場8:32ー8:36鳴滝8:39ー8:50るり渓遊歩道入口ー9:22通天湖ー9:42深山登山口ー10:23深山山頂(昼食休憩)10:54ー11:27登山口ー12:22るり渓駐車場12:29 距離約12.8km 所要時間(休憩含む)3時間50分、累計高度(+)約524m


水走から阪神高速道を利用、国道173号線経由で、るり渓駐車場まで1時間45分。
道を挟んだ向かいは、るり渓バス停です。
駐車場のところには、休憩所やトイレもあり、ここから渓谷に下りて、水遊びもできます。

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るり渓無料駐車場から出発

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建物の前にるり渓バス停がある

車道を5分足らず上ると、「日本の音風景百選」に選ばれた鳴瀑(鳴滝)があります。
休憩所があり、目の前の滝をゆっくりと、見ることができます。

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落差はそれほどないが、美しい滝

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岩を滑り落ちる渓谷の流れ

滝を見て、一旦、車道に戻り、ゆるやかに道を上って行きます。
途中に、掃雲峰(天狗岩)の分岐があります。
ここはパスして素通り。

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掃雲峰の分岐

川沿いの道を上って行くと、榎バス停があり、左に榎の集落が見えてきます。

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榎バス停、左は榎集落

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道沿いの案内板

バス停を過ぎると、ほどなくしてるり渓遊歩道の道標があり、ここで左の舗装路に入ります。
ゆるやかに下っていくと、るり渓入口です。

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るり渓入口。表示があり迷うことはない

ここから渓谷沿いの自然林の道になります。

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名称瑠璃渓の石標が立つ

石を並べてコンクリートで固めた遊歩道が、続いています。
大小さまざまな滝や岩が点在し、名前が付いているものには、案内板が立っています。
樹林帯には、多くの種類の樹木があり、木桜探友会さんの手によって、樹木名が書かれた立て札が設置されています。

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遊歩道沿いの樹木名が書かれた立て札

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渓谷の横に整備された遊歩道をすすむ

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岩や石により、変化のある流れ

変化のある渓流ですが、濁ったような流れです。
後でわかりますが、この渓流は上流にある通天湖から発していて、山の湧き水ではありません。
山深い奈良の澄み切った渓流を見慣れている目には、残念なところです。

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きれいな滝だが、透明感がないのが惜しい

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龍軻潭(りゅうがたん)、龍が歌を歌っている深い淵という意味

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変化に富んだ流れ

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水がきれいなら入って遊びたい

キノコも多く見ました。
みな、毒キノコだと思います。
下のキノコは、握り拳2つ分くらいの大きさがありました。

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お化けキノコ

ダムが見えてきます。
排出口から水がドッと流れ出ています。
ここへ来て、渓谷の流れの正体が分かりました。

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渓流の源。ダム湖(通天湖)から流れ出る

ダムの手前の階段を上っていくと、車道に出ます。
ここが渓谷の出入口。

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るり渓遊歩道出入口

ここから深山登山口まで車道脇の歩道を歩きます。

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貸しボートや釣り池などがある通天湖(るり湖)

左に通天湖を見てすすむと、左にるり渓少年自然の家の分岐。
直進して道なりに上っていくと、るり渓温泉で、大きな駐車場があります。

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るり渓温泉前を通り過ぎる

ゆるやかな道を上っていくと、左にるり渓やぎ農園があり、右手にはゴルフ場が見えてきます。

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るり渓やぎ農園、道を挟んだ右はゴルフ場

ゴルフ場の西端になるところに深山の登山口があります。
小さな立て札が立っています。

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深山登山口

歩きやすい道が続いています。
右にゴルフ場を見ながら登っていきます。
ロープが張られ、道案内もたくさんあって、親切過ぎるほど。

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随所に道標や案内板がある

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ロープや目印になるものがいくつもあり、分かりやすい

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右手に広がるるり渓ゴルフクラブのゴルフ場

距離は短いですが、時折、急坂を交えながら、登り下りを繰り返しすすみます。

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樹林の道が続く

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急坂も何ヶ所かあるが、距離は短い

注意しなくてはならないのは、登山道が粘土質で、滑りやすいこと。
特に、雨天時は要注意です。
樹林帯を抜け出ると、ススキの原となり、開放的な高原の道と変わります。

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樹林を抜けると、すすきの原

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深山に続く稜線

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草原から振り返って見る

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右下にはゴルフ場、るり渓温泉の建物が見える

小さなピークを乗り越えながら、高原の道が続いています。

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目の先に見えるピークを越えていく

登山道に小さな栗の実(イガイガ)が転がっています。
栗の木を多く見ます。

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まだ小さくてかわいい栗の実

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栗並木とススキの原

ススキが多く茂り、かき分けて、すすまなければならないところも数カ所あります。

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あのピークまで行けば、深山の山頂が見える

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山頂手前のピーク

短い登り下りを繰り返し、山頂から一つ手前のピークにやってきました。
ここへ来ると、山頂のレーダー観測所も見えます。

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山頂手前のピーク

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小ピークから見る東側の景色

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手前のピークから深山山頂を見る(レーダー観測所が見える)

ガレ気味の道を下って、登り返して深山へ向かいます。
登りになると、樹林に入り、そこを抜け出ると林道に出ます。

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林道をすすむ

舗装道に出合い、右に大きなレーダー観測所が飛び込んできます。

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舗装道の突き当たりが山頂

山頂には、巨岩をご神体とする深山宮があります。
レーダー観測所の左の小さな扉を開閉して、入ります。

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観測所の奥に深山宮がある

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山頂の深山宮

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巨岩がご神体

山頂は広場になっています。
よく整備された山頂で、山名が入った案内板が設置されています。
深山宮の中は、立入禁止で、ご神体を囲んで周りに遊歩道が通っています。
一周して、早い昼食休憩にしました。

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整備された山頂、後方は京都愛宕山方向

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周りに芝生が敷かれている。後方は六甲山

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ご神体を囲むように遊歩道が通じている

山頂から360度の素晴らしい景観が広がっています。
案内板を見ながら、山座同定。

南から西に目をずらしていくと、三草山、六甲山の山並み、羽束山や大船山。

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南西側、左・三草山、右奥・六甲山

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西側、中央に羽束山、大船山

西は大野山。

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西側、左奥・大野山

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西側ズームアップ、左端・大野山

北には丹波の山並み。

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北側

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北側、中央の紅白の鉄塔の奥に美女山

東側には京都愛宕山や北山の山々。

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右奥・愛宕山、左・京都北山方面に続く

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東から北へ、南丹市街地方面

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後方の地蔵山、愛宕山アップ

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南東側、中央左奥・半国山、右奥・歌垣山

これまでに登った山がいくつも見えています。
登った山を、別の山から見るのは、その時の印象が浮かび上がってきて、楽しいものです。
そんな思いを振り返りながら、景色もおかずにして海苔巻きのお弁当。

ゆっくり山頂で楽しんだ後、同じ道を下ります。
滑りやすいところがあり、下りでは特に要注意。

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登山口まで戻ってくる

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遊歩道入口、ここから駐車場まで舗装道を戻る

朝、駐車場に着いたときは、車は4台ほどでした。
下山してくると、駐車場はほぼ満杯。
それほど広いスペースの駐車場ではないので、行楽シーズンは早めの到着がおすすめ。

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駐車場に戻ると、満車状態

駐車場からも、すぐに渓谷に下りることができ、ファミリーさんが水遊びを楽しんでいました。

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渓谷で水遊び、駐車場から見る

歩きやすいハイキングコースです。
車道歩きでは、歩道のないところもあり、車に要注意。
るり渓の散策を外して、るり渓温泉駐車場を発着点にすると、深山往復を2時間半ほどでできます。

車でのアクセスがよく、山では子連れのファミリーさん(2組)、カップルさん(3組)、単独ハイカーさんなどを含めて、20人近くの人と出会いました。
今回は利用しませんでしたが、下山後にるり渓温泉(700円)に入浴することもできます。
2019.09.07 / Top↑