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山歩きの教室で、鈴鹿の竜ヶ岳に登ってきました。
天気が良ければ、山頂からの大展望が楽しめるのですが、生憎の雨のため、その展望はガスの中。
しかも、山頂付近は強い風が吹き付け、別な意味で印象深い山歩きになってしまいました。

行程
橿原神宮前駅8:00〜(バス)〜10:22宇賀渓駐車場10:33ー10:59遠足尾根入口ー12:23遠足尾根分岐(昼食休憩)12:45ー13:58金山尾根分岐ー14:20竜ヶ岳山頂(標高1099m)14:25ー15:37遠足尾根分岐ー16:33遠足尾根入口ー16:57宇賀渓駐車場17:15〜(バス)〜19:45橿原神宮前駅、距離約11.1km、所要時間(休憩含む)6時間24分、累計高度(+)約940m


橿原神宮前駅から西名阪・東名阪高速道路を通り、途中SAで小休憩して、宇賀渓駐車場まで約2時間半弱。
駐車場は有料で、入山届けをここへ出します。
駐車場に着いたときは、小粒の雨がパラパラ。

詳しい登山道の案内書(宇賀渓登山道マップ)をもらい、売店の間を抜けて林道に入ります。

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宇賀渓案内所、天気が良ければ道路から正面奥に竜ヶ岳が見えるのですが…

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案内所横にある登山道案内図

売店を抜けたところに、観音さまが祀られている建物があり、お祈りしてすすみます。

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仏さまが並んでいる

北河内橋を渡り、ゆるやかに上っていくと、右に「竜の雫」の札が立つ、水場があります。

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きれいな湧き水(飲料可)が流れ出る竜の雫

駐車場からゆっくり歩いても30分足らずで、遠足尾根の登山口。
ここで右に鋭角に曲がり、山道に入ります。

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遠足尾根登山口、ここから山道

道は植林帯の急坂で、つづら折れしながら登っていきます。

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杉の植林帯を、つづら折れしながら

途中から雨がはっきりと分かるようになり、合羽を着用。
尾根道に入るまでは風の恩恵もなく、合羽を着ると暑く、背中は汗でじっとり。

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全員合羽着用

木の根元に、密集しているキノコを見つけました。
周りの景色が変わり映えせず、ひたすら登っていると、こんなキノコにも目がいきます。

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この近くに、たくさんありました

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結構きつい急坂

正面に岩場が現れます。
この岩場は、竜ヶ岳が見える展望地なのですが…。

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すすむ先に岩場

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岩場を越える

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岩場から竜ヶ岳方向展望(下山時撮影)

岩場を越えて下り、また、登り。
ますますガスってきて、墨絵の世界です。
どんよりとして、まるで夕方のような感じで、カメラのピントもなかなか合いません。
ピンボケ写真ばっかり。

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ポンボケになってしまった花、何の花?

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急な上に、ゴツゴツして歩きにくい

ガスってる中にやや明るさが増し、頭上が開けてきます。
石の転がる坂道を登ると、標識の立つ遠足尾根分岐。

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稜線に近づく

石の間から、大きなオモトが青い実をつけていました。
マツカゼソウも、小さな白い花をつけています。

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石の間から力強く伸びる野生のオモト

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そばにマツカゼソウ

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ここを登り切ると、遠足尾根分岐

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位置確認NO137地点の遠足尾根分岐

ここで左に方向を変えます。

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分岐で左折

分岐を過ぎると、傾斜はゆるやかになり、分岐のすぐ先で、昼食休憩。

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ここで昼食タイム

尾根に入ると冷たい風が吹いてきます。
合羽を着ていて、体感的には、ちょうどよいくらい。
周りには、トリカブトの花がたくさん。

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雨に打たれるトリカブト

食事を済ませて、稜線をすすみます。
小さなアップダウンを繰り返します。
前方遠くにうっすらと山の姿。

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遠くにお山の姿。竜ヶ岳の稜線

自然林の樹林帯を交えながら、徐々に高度を稼いでいきます。
樹林を出ると、風が容赦なく吹き付けてきます。

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リョウブの目立つ樹林をゆく

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小さな起伏を越える

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歩きやすい道になると足どり軽快

前方、左側が開放的な景色に変わるも、ガスで展望はなし。

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左側が開けてくるも、ガスの中

石と滑りやすい土質の道は、雨で滑りやすくロープのあるところは、助けを借ります。

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靴がどろどろになってきた

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滑りやすく、ロープを補助に使う

一瞬だけ、雲が切れました。
そこを見逃さず、シャッターを押します。

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下界(いなべ市?)が見える。晴れたら素晴らしい景観なのに。

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稜線で振り返って後方を見る

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前方は、ガスったまま

前方に、こんもりとした稜線。
その稜線上に一頭の鹿の姿が見えました。
鹿は、しばらく様子を伺っていましたが、その後、すぐに走り去っていきました。

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鹿が見えた稜線、竜ヶ岳の山頂はまだ先で見えない

展望の良い稜線なのに、なんにも見えない。
遮るもののない稜線は、風が強く、時折、身体を持っていかれそうになります。

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強風あり、帽子被り直し

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これは昨秋の台風でやられたのかも…

シロヤシオや広葉樹林が広がる高原状の稜線をすすみます。
春だと、シロヤシオの花が、もう少し後になると、紅葉。
青空に映えるそんな光景を見たくなります。

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広大な景色の中をすすむ

遠足尾根分岐から竜ヶ岳山頂まで、長い稜線歩きです。
頂が見えたかなと思うと、下り、下っては登るの繰り返し。
ガスって、周りの景色が見えないと、同じようなところを歩いている感じです。

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晴れてたら、ルンルン気分の道なのに…

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長い稜線歩き、ここで小休憩

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休憩ポイントから伊勢湾側を見る

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休憩ポイントから振り返る

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前方のピークは山頂のように見えるが、まだ先

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ピークの登り

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結構、足にくる

ピークを越えると、金山尾根から登ってくる道と合流し、やや右に方向を変え、クラ部の樹林に入ります。

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金山尾根分岐、右に方向を変えながらすすむ

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クラ(標高1042m)

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樹林を抜け出ると、竜ヶ岳の最後の急坂が待っている

治田(はった)峠分岐を過ぎ、直登気味の急坂を登ります。
濡れた急坂は、滑りやすい土と、小石の道、しかも強風。
周りに自生するササにつかまりながらの登り。
這う這うの体で、山頂に到着しました。

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広い山頂だが、なんにも見えない

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そのまま直進すると、石榑(いしぐれ)峠

立派な山名盤がありますが、これでは山座同定ができません。
天候の回復の見込みはなく、記念撮影を早々と済ませ、同じルートで下ります。

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山頂の山名盤、三角点は左奥

滑りやすく、足元に充分注意して下ります。

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下山時、少しだけ見えた伊勢湾側の景色

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北側方向に下っているが、視界不良

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No133の標示

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133地点から振り返る

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垣間見えた景色(北側)

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下山時の遠足尾根分岐

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下る途中で遠足尾根分岐を振り返る

遠足尾根分岐から林道までの急坂は、滑りや石を落とさないように注意。
登りに比べ、はるかに神経を遣います。

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下山時、急坂を振り返る

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気を抜くと滑る

林道に下りる頃には、雨は止みました。

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林道に出て、やれやれホッと

登山靴、スパッツはどろどろでした。
竜の雫で、泥を洗い落としてバスに戻りました。

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宇賀渓駐車場にケガなく下山

駐車場に戻り、竜ヶ岳の方を見上げましたが、やはり、その姿を見ることは叶いませんでした。

登りから下りまで、雨中の山歩きでした。
右足首を痛めていたこともあり、いつも以上に慎重に歩きました。
気疲れもあってか、思っていた以上に疲れを感じました。

稜線に出れば、広大な景色が広がる山だけに、晴れた日に登りたい山です。
2019.10.08 / Top↑