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残酷マラソンの大会要項には、制限時間4時間、関門は2カ所と記されています。
第5給水所(約7km)は1時間10分、第7給水所(11km)が2時間です。
この時間に遅れたとしても、完走をめざすランナーさんが一人でもいれば、ゴールを開けて待ってくれています。
町を挙げての大会です。

スタート前に身体にハンディを持ちながら、この大会に挑まれる一人のランナーさんのことが話されました。
このランナーさん、昨年も参加され、惜しくも14km地点でリタイア。
「今年こそ完走を」との思いを強くもってエントリーをされたと思います。
主催する町の実行委員会でも、ぜひ完走してほしいとの願いもあり、通常より早いアーリースタートで後押し。

5kmを過ぎたあたりで、そのランナーさんを追い越しました。
身体のハンディのため、ほとんど歩き同然の速さです。
伴走の方が横についていました。
気がついたときには、「ガンバッテ下さい」と声をかけていました。

このコースは6kmを過ぎてから、残酷と言われる厳しいアップダウンが連続して襲ってきます。
身体のハンディをかかえていれば、その何倍もの負荷がのしかかります。
誰一人ランナーのいないコースを11時間32分08秒かけて見事完走。
日が暮れそうななか、グランドでゴールを見守っていた関係者とランナーさんの感動は想像に難くありません。
ハンディがありながら、見事完走されたことに大きな拍手を贈ります。

24kmのハードでタフなコースを、トップのランナーは、1時間20分余りでフィニッシュします。
それは驚異的で素晴らしいのですが、黙々と11時間以上かけて完走されるのも驚きです。
自分なら、途中でリタイアでしょう。
否、エントリーさえしていないと思います。
ランは感動の出会い、パワーを与えてくれます。

沿道の声援、心温まるボランティアさんの励ましやおもてなし。
どのランナーさんの顔にも笑顔が溢れていました。
残酷マラソンは走ることの喜びを実感することのできる数少ない手づくりの大会の一つです。
過酷なコースでありながら、一度出ると、また、もう一度走りたくなる、癖になってしまいそうな大会。
リピーターが多いのも肯けます。

今回のエントリー数は2.400人。
初参加が900人、リピーター1.500人。
完走率は99%。
人気大会となり、年々、参加者はうなぎのぼり。
参加者が多くなると、運営面での難しさも出てきます。
今回のように参加者がスタート時間に間に合わないという事態が起こると、参加者制限も出てくるかも知れません。

12香美町ガイド今回、事前にゼッケンナンバーが送付され、当日受付の必要がなくなりました。
参加者は受付時間を気にしなくてよい反面、スタート時間ぎりぎりで現地に入るということも考えられます。
今年は小代地区に入る道路工事のため、一部、道路規制があったことも影響していますが、参加者は余裕をもって現地入りをする必要があるかと思います。

 事前送付の書類の中には、ゼッケンや計測チップの他に、香美町の観光案内冊子と小代小学校5年生のMさんの歓迎メッセージが入っていました。
「こんにちは。小代小学校のMです。小代のよいところは、自然です。空気もきれいで水もきれいです。最後までがんばってください。おうえんしています。」

冊子にはグルメ紹介記事も。
道の駅「村岡ファームガーデン」では、但馬牛のステーキが食べられます。
帰ってきてから、その記事を目にしました。

残酷マラソンで3位以内に入れば、但馬牛がもらえますが、鈍足ランナーには縁がありません。
来年は、但馬牛を食べて帰ってくることにします。
事前によく見ておかないと…。
反省点です。

終わりにもう一つ。
みかた残酷マラソンの「みかた」は、香美町小代地区の旧町名の美方です。
2005年の町村合併により変わりました。
だらだらと書いてしまいましたね。
2012.06.11 / Top↑
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