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映画「わが母の記」を見ました。
井上靖の自伝的小説を映画化したものです。
幼いときに兄妹の中でひとりだけ両親と離れて育てられた主人公。
母に捨てられたという想いを抱きながら、父の死後、次第に記憶が失われていく母と対峙して生きる運命に。

歳月の経過とともに母の症状はひどくなり、周りとのトラブルも増えていきます。
そんなとき、主人公が小さいときに書いた詩「地球上のどこにもない小さな新しい海峡」の詩が書かれた紙を母が握りしめているのを知ります。
母は、こころの中でずっと息子と二人で、その海峡を探し求めていたのでした。

母と主人公、周りの家族にも支えられるなかで、母が伝えたかった子どもへの深い愛。
50年のときを超え、母と子の絆、愛とはなにか、こころにずしんと響きます。

映画が終わりに近づき、思い出の地、静岡沼津の浜での母(樹木希林)と主人公・伊上洪作(役所広司)のシーンは涙無しでは見られない場面でした。
いい映画を見ると、心が豊かになったような気がします。
2012.08.24 / Top↑
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