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 昨夜は咳の連発で、眠った感覚ほとんどなし。
発熱がないのが幸い。
熱があれば完全にアウトです。

腰痛も心配され、スタート前にも関わらずテンション低すぎ。
スタート前に咳込んでいるのは自分だけ。
今日の体調では、途中リタイアも視野に入れていました。

13hagi瑠璃光寺
 13hagiスタート2
歩け歩けの部(35km)と70kmスタート会場

13hagiスタート
スタートを待つ70kmマラニックのランナー

6時10分に、かけ声のもとにスタートしました。
萩往還の入口にかかる3.8km地点までは上りの舗装道。
ゆっくりながらも、なんとか登れました。
登っている途中で、歩け歩けの部の常務さんと館長さんに出会ってあいさつ。
体調の悪いときには、知っている顔に出会うと元気が出ます。

13hagi往還入口
往還入口(3.8km地点)

13hagi往還上り
コースは石畳のある急坂へと変わります

石畳の道は、歩き。
両足のふくらはぎが、いつもよりも強い張り。
歩きに入ると、時々咳き込みます。
走っているときは、あまり咳は出ないのですが、立ち止まると咳込みます。

13hagi往還上り2
意気消沈するような坂道

コースで一番の難関、標高545mの板堂峠(6.4km地点)を越すと、佐々並へと続く下り。
県道62号線を、いつもは軽快に下るところですが、やっぱりいつもと違います。
平坦な道に戻ると、足の重さが気になります。
 
旧道に入り、首切れ地蔵の前あたりは、走り過ぎるところなのに歩いてしまいます。
国道262号線に入り、再び下り。
Aコース250km、Bコース140kmのランナーさんが、復路の登り坂を元気に駆け上がってきます。
人間離れをしたような体力、走力には驚きです。
それどころか、頑張って下さいと、逆に声を掛けてくれます。

国道を走りきって、旧道に入ると、ほどなくして佐々並エイド(14.3km地点)。
ここまで2時間かかっています。
名物の佐々並豆腐をいただき、アメ玉を口に放り込みました。

13hagi佐々並
 13hagi佐々並2
佐々並エイド、名物はおいしい豆腐

喉につまりのようなものを感じていました。
咳き込むと胸が痛く、ここからはずっと、いただいたアメ玉をなめていました。
佐々並の村落を通り抜け、田園地帯の旧道をすすみます。

13hagi萩往還旧道
釿ノ切峠へと続く道

釿ノ切峠を過ぎて、明木までは下り。
しかし、石畳のあるきつい一升谷が待ち受けています。
足腰の衝撃が、直に脳天に伝わってくるよう。

家屋が連なって見えてくると明木です。
通りでは、萩往還まつりが開かれています。

13hagi明木2
この時期、明木では陶器市が開催
 
明木のエイドでは、おにぎり、おまんじゅうをいただいて一服。
まだ24kmなのに、やっとここまで来られたという感じです。
でも、ここまで来れば中間点(陶芸村)までは行けそう。

13hagi明木3
おまんじゅう、おにぎり、アメ玉、みなおいしく頂きました

明木を過ぎて、70kmのトップランナーとすれ違いました。
軽快な走りでした。

13hagi明木
 13hagiトップ 
明木に向かうランナーさんと、折り返してきたトップランナーさん

明木を過ぎると、倅坂を登って下り。
下ると道の駅「萩往還」。
以前はここにもエイドがあったのですが、使えなくなりました。
道の駅を左に見て下ります。

下って萩の町が見えてくると、ホッとした開放感に満たされます。

13hagi14
この家並みを過ぎると、萩までもうすぐ

椿大橋、松蔭大橋の二つの橋を渡って、登っていくと、ようやく陶芸の村。
何度も立ち止まり歩きながら、5時間かかって半分の35km。
昨年の大会は、悪コンディションでしたが、4時間20分。
40分の遅れです。
後半はさらに遅れること必至です。

13hagi陶芸村3
中間点の萩陶芸の村

13hagi陶芸村2 13hagi陶芸村1
お弁当をもらって休憩

13hagi陶芸村
陶芸の村から萩市内を眺める、海も見えています

リタイアしたい気持ちがよぎります。
でも、他のランナーさんが走っているのを見ると、行けるところまでいこうという気持ちがわいてきます。
エネルギーを補給。
足にはエアサロンパス。
20分弱、休憩して復路へ。

13hagi陶芸村4
 13hagi往還復路
復路の道へ

ピンクのゼッケンは、歩け歩けの参加者ですが、走っている人も多くいます。
中には、70kmマラニックと同じように、折り返して走っている人もいます。
いけるところまで行って、バスにという人もいるのだと思います。

13hagi松蔭大橋
松蔭大橋で見かけた歩け歩けの女性参加者、元気に走っています

13hagi松蔭大橋2
松蔭大橋からの眺め(上流方向)

萩の市内に別れを告げて、往路の道を辿ります。
大屋川沿いには、きれいなパンジーの花。
疲れた気持ちが和みます。

13hagi明木へ
大屋川のパンジー、前方の橋は観音橋、橋を渡ると、道の駅へと続く登りです

道の駅へ向かう途中に、松蔭ゆかりの「涙松の遺蹟」があります。
涙松は、枯れ死してありませんが、当時は萩を出入りする旅人を出迎えていたと言われています。
安政の大獄で、松蔭が江戸へ送られることになったときに詠んだ句

 帰らじと 思い定めし 旅なれば ひとしほぬるる 涙松かな

13hagi涙松
涙松の遺蹟

松蔭が萩の町が見え隠れするこの地で、もう見ることのできない切ない思いの心情が伝わってきます。
登りはもう走れません。
平地に入っても、なかなか走り出すことができません。

13hagi復路の明木
復路の明木、前の二人はAコースのランナーさん

明木のエイドを過ぎたところで、元気な館長さんを見つけました。
去年は、一升谷のところでしたから、早いペースです。
こっちは、その分、かなり遅れています。

明木のエイドを過ぎると、帰りは登り坂になる一升谷。
すすむに連れて勾配が増し、苦しめます。
ひたすら歩きの連続。

13hagi一升谷
復路の一升谷、1合目付近、この辺りはまだ平坦ですが、走れません

13hagi一升谷2
すすむに連れて、勾配が増し、石畳が試練を課します

13hagi一升谷3 13hagi29
ひたすら歩いて釿ノ切峠(標高405m)

釿ノ切峠で50km、残り20kmです。
下りになっても、足腰疲労と、咳き込みが遅い、気力を奪っていきます。
なんとか前を行くランナーさんに、つられるようにして走り出しますが、長くは続きません。

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前のランナーさんに、ついて行こうとしますが…身体がついていきません

13hagi32 13hagi33
階段を下り、藤の花咲く往還道を、佐々並を目指してすすみます

やっと佐々並のエイドに着きました。
往路では、ごった返していた人もまばら。
もう豆腐は残っていません。
去年は、復路でも食べることができました。
疲れたランナーさんが、どっかりと腰を下ろしています。

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人はまばらな復路の佐々並エイド

時計は午後2時半を過ぎたところ。
ゴールまでは3時間半。
とにかく歩き出しました。

13hagi36歩きのペースも落ちて、横を抜かれていきます。
それでもひたすら歩きました。
沿道で二人の姉妹。
熱心に応援してくれていました。
うれしいですね。感謝です。
 
帰りの板堂峠は、途中立ち止まりながらも、なんとか越すことができました。
峠を過ぎても、急な下り坂が待ち構え、足腰だけでなく、内蔵にも衝撃が襲います。

よくも、こんな急坂を登ってきたものだと、自分でも驚くほどです。
石畳を過ぎて、やっと舗装された道に。
往還道を抜けました。
残りは舗装された下り坂。
いつもは、ここで走り出すのですが、走る気力はありません。

横から「歩いて行ってもゴールですよ」と、声を掛けられました。
眼下に山口の町。

13hagi37
山口の町、ゴールはもうすぐです

歩いて歩いて瑠璃光寺。
11時間13分49秒、やっとゴール。
悪かった昨年のタイムより2時間近く遅れてのゴールです。
タイムは遅いのに、疲れは今までの大会の中でピークでした。
2013.05.04 / Top↑
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