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天候曇り。
午後遅く雨になりますが、暑い日差しが直接降り注ぐこともなく、ウルトラマラソンには絶好のお天気でした。

受付会場のニューキャッスルホテルで中間地点、ゴール地点までの荷物を預け、スタート地点の福山城へ。

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ホテルロビー、ボランティアさんの案内で荷物を移送車両に預けます

エントリー数は1.200人。
いつもは閑散とした福山城内ですが、今朝はランナーで埋め尽くされています。
交通マナーを守り、歩道を走って、ゴールの今治を目指すのが、この大会のルール。

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福山城、サツキがランナーを歓迎してくれているかのよう

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主宰者の海宝道義さんの注意事項をよく聞きます

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スタート前です

体調、脚の状態を探りながらのかけだし。
長いランナーの帯ができ、大集団でジョグをしているような気分です。
5kmのエイドを37分台で通過。
脚の異変もなく、まずまずの調子です。

この大会は、5km毎にエイドステーションが設けられ、エイドの食べ物の充実度は、ウルトラマラソンの中でもトップクラス。
すでにこの大会を、過去11回完踏していますが、いつ走っても、コースの景観、エイドの充実度、主催する大会関係者の対応、沿道のボランティアさんの歓迎ぶりには敬服します。

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最初の橋・尾道大橋と前方に尾道の街並み

尾道の造船所の鉄塔が見えてくると、これからがしまなみの醍醐味。
ゴールまでの7つの橋がランナーを待っています。
20.2km地点の尾道大橋下のエイドであんパン。
カロリーを補給して橋の上りに備えます。

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尾道のエイドに向かうランナー、エイドにはあんパン、オレンジ、バナナ、トマトなどが並んでいます

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コース脇では、のんびりと釣りを楽しむ人

ガードレールで仕切られた狭い歩道を上って行くと、第1の橋、尾道大橋です。
左手したには、これから上ってくるランナーさんが小さく見えています。
右手は絵に描いたような尾道の町。

でも、景色に見とれている余裕はありません。
尾道大橋の歩道は極端に狭く、橋を支えている支柱のワイヤーがあって、よそ見をしていると、車道に脚を落としてしまいそうになります。

橋を渡ると向島。
渡ったところに駐車場と公衆トイレがあります。
長丁場では、トイレの把握は大切なことの一つ。

駐車場からの声援を受けて、気持ちよく下っていきます。
24.5km地点はスイカが待つエイド。
初物のスイカを食べるのは、いつもこの大会。
両手につかんでいただきます。

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スイカがいっぱい、顔を白塗りしたランナーさん、汗でメイクは落ちないのかな?

予期せぬ出来事が待っていました。
27km地点で転倒。
左すねの下と左手薬指第1関節のところを擦りむき出血。
幸い、大事には至らず、強い痛みもありません。
なぜか、よく転びます。

岩子島にかかる赤い橋の下を過ぎ、因島大橋が前方に見えています。
29km地点の向島休憩所に着きました。
1km余りで因島大橋です。

13simanami向島
向島休憩所、朝ご飯を早く摂っているので、お腹が空いてくるころ、おにぎりもあります

例年だと、この辺りから暑くなって、頭から水をぶっかけてもらうのですが、今日は必要ありません。

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因島大橋全景

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二段式の橋です

エイドを過ぎると、因島大橋へと登る階段。
脚がだるく、息が上がります。
因島大橋は7つの橋の中で、唯一、二段式の橋。
一番上を車が走り、歩行者、バイクは、その下を走ります。
車が通るたびに、天井からドン、ドンと音が響いてきます。

橋を渡ると下りです。
7つの橋を上って下る、その連続がしまなみ海道の特徴です。
下りは軽快に走り抜けるところなのですが、いつもと違ってリズム感に欠けます。
例年と体調が違います。

因島へ渡ると、因島アメニティ交流館。
ホラ貝の音と力強い太鼓のお出迎え。

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因島アメニティ交流館広場

絞りたての清見ジュースは、ここでの名物です。
これを飲むと、身体はよみがえり、生き返ったよう。

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清見オレンジを搾った100%純粋のジュース

30kmを過ぎると、身体も脚も重くなってきます。
上りは歩き、スタミナを温存します。
走り込み不足で臨んだ今回の大会。
後半の失速は目に見えています。
平坦な道も歩くことが多くなりました。

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生口橋の手前、ふぁみりぃ因島前・40.1km地点、左に裸足のランナーさん

驚きのランナーさんがいました。
素足のランナーさんです。
たくさんの人から注目を浴びていました。

踵は痛めないのだろうか、蹴躓いたら大けがです。
今日の天候なら大丈夫でしょうが、路面が熱いと走れなくなります。
横で少し話しを聞いていましたが、サブスリーで、裸足では特別な走り方があるとのこと。
ケガはしないと言っていました。
はるか先に行ってしまいましたから、すごいランナーさんです。

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生口橋の下を通り過ぎて、橋に向かう上りに坂に向かいます、

レモンが栽培されている上りをひたすら歩き、生口橋までやってきました。
これを渡ると、フルマラソンの距離通過です。

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生口橋に向かう上り坂から生口橋と生口島を望む、毎年、この辺りでシャッターを押しています

橋から見る景観は素晴らしいのですが、曇っているため、視界がぼんやりしているのが残念です。

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生口橋からの景観、左は因島です

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生口橋を渡り生口島へ、渡りきるとフルマラソンの距離通過です

49.6km地点、瀬戸田B&G海洋センターまでやってきました。
ここで11時を過ぎました。

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ほぼ中間点のB&G海洋センター

荷物を受け取って、エネルゲンを補給。
脚にはエアーサロンパス、残りは50kmと少し。
次の目標は、多々羅大橋を渡り、大三島エイド。

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海洋センターで10分余り休憩、ウルトラ後半へリスタート

お城のような建物のある耕三寺を見て、平山郁夫美術館前を走っていきます。
しまなみ海道が全線開通して、第1回のこの大会が開かれた年は、この辺りはもちろんのこと、しまなみ海道は車が列を成すほどでした。
今は静かです。

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瀬戸田・平山郁夫美術館前、サンセットビーチから見るひょうたん島

右手に海を眺めながら、サンセットビーチ沿いをすすみます。
ひょうたん島が見えてきました。
「ひょっこりひょうたん島」のモデルになった島と言われています。

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サンセットビーチ沿いのサイクリングロード

多々羅大橋も目前。橋を渡ると大三島。

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前方に多々羅大橋、橋の先は大三島

沿道に咲く花が、「辛いだろうけど、ガンバッて」と言ってるようにも見えます。

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ゼラニュームの赤い花が、エールをおくってくれてるように見えます

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多々羅大橋への上りのスロープ

橋を抜ける風は気持ちよく、その風にも助けられて、大三島エイド。

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きれいな多々羅大橋、全長1.480m、来島海峡大橋に次いで長い橋です

下る途中には、自衛隊のヘリが置かれています。
いつも、このヘリをバックに、カメラマンが、ランナーを待ち構えています。
しんどくても、ここでは精一杯の笑顔で応えます。

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カメラの前では軽快に、61km地点

大三島のエイドもごちそうのオンパレード。
いつも感心させられるのが薄皮もはいだハッサク。
その手間を想像すると、感謝の気持ちでいっぱいになります。
ほかにも新鮮なイチゴ、大粒の美味しいイチゴで、いくつも食べてしまいます。

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大三島IC広場、新鮮な果物が並んでいます

冷やしたおしぼりもうれしいものです。
ひとり一人のランナーに手渡ししてくれます。
おしぼりのサービスは、他のエイドでもあり、ランナー思いのきめ細かい心配りを感じます。

大三島のエイドを過ぎると、かなり疲労がきていました。
次の大三島橋までは約4km。
3kmほどは平坦な道ですが、ほとんど歩いてしまいました。

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大三島橋へ向かう途中で、多々羅大橋を振り返ったところ、後方は生口島

残り時間と残り距離を、頭で計算するようになります。
1時間6kmペースで行けば、時間内でゴールできます。
ガンバッて、もう少しペースを上げると楽ですが、身体がついてきません。

大三島橋に向かう上りに入ってきました。
緑に囲まれた静寂中から、ウグイスのきれいな鳴き声。
ここはウグイスの楽園です。

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次に渡る大三島橋

歩いている横を、上り坂を苦にせず、軽快に走っていく3人組の女性ランナーさんを見ました。
なかなかの健脚です。
来島海峡大橋まで、時々姿を見かけましたが、先に、3人揃ってゴールをしたようです。
揃ってゴールをするのは、簡単なようで、難しいものです。

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黄色のお揃いのTシャツを着た女性ランナーさん、大三島橋を渡ります

大三島橋のあたりから小雨がポツンポツンとパラついてきました。
橋を渡りきったところで66km地点のエイド。
小雨に、黄色の花が映えています。

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黄色の花は気持ちを明るくしてくれます

下ってすすむと、伯方SCパーク。
伯方島の人の声援は熱烈な歓迎ぶりで、エイドに入るランナーのひとり一人の名前を読み上げてくれます。
ボランティアさんは、ランナーにハイタッチして元気をくれます。
ソーメンを美味しくいただきました。

10分ほどトイレ休憩もとりましたが、和式のため、用を足して立ち上がろうとすると、なかなか立てません。
バルブに手を添えて、やっと立ち上がりました。
脚が棒のようになっています。

SCパークの辺りから雨が目立ってきました。
ビニール袋で作った簡易合羽を身につけている姿を見ます。

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伯方大島大橋からSCパークを遠望、テントはエイドステーション

エイドから1kmほどで伯方大島大橋。
渡りきると最後の島、大島です。

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伯方大島大橋を渡り大島へ

大島に入り、最終の来島海峡大橋までは長い長い距離。

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大島から渡ってきた伯方大島大橋を見る

橋を下り3km余り走り、宮窪港のエイド。

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宮窪港へ向かう道、75.6km地点の宮窪港エイド

よく冷えたゼリーを2ついただいて、最後の来島海峡大橋は、吉海町のバラ園を経由して向かいます。
吉海町のバラ公園までには、峠を一つ越えなければなりません。

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宮窪港から来島海峡大橋までは、10kmの道のり

しかも、バラ公園から来島海峡大橋までは5kmの距離。
序盤の5kmはたいしたことはないのですが、80kmを超えると、果てしなく長いような距離に感じます。
随分長く歩いて、バラ園に着きました。
晴れていれば、観光客でいっぱいなのですが、人影はまばら。

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80.7km地点、吉海町バラ公園エイド

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良い香りがするバラ公園の中をすすみます

バラ公園から来島海峡大橋までは海沿いのフラットな道。
なのに、ひたすら歩き。
ランナーについて行こうとしますが、200mももちません。

雨に靄った来島海峡大橋が見えてくると、少し元気が出てきました。
少し走っては歩き、また走る…。その繰り返し。
脚はとぼとぼ走り。

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大島港から来島海峡大橋をみます

来島海峡大橋は約4km。

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来島海峡大橋の上りのスロープ

ゼッケン番号をつけて、自転車で橋を渡っていく何人かのランナーを見ましたが、途中でリタイアしたのでしょうか。
見ると乗りたい衝動にかられます。

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雨は降っていますが、風はなく寒さは感じませんでした

なんとか45分で渡りきりました。
時計を見ると午後6時半。
海峡大橋を渡り終えたエイドで残りは8km。
あとは下って、市内の中心部へ入り、ゴールを目指すだけです。

疲労感に満ちた身体は、下り坂でも途中で歩きを入れなければ続きません。
残り6kmは速歩で。
市内中心部に入る頃には、暗くなってきて、コースを誘導する赤色の点滅信号が頼りです。
残り1km地点にある今治城は、ライトアップがされていました。

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ライトアップがされた今治城を通り抜けます

暗くなってからゴールをするのは初めて。
しかも雨。ウエア、ウエストポーチ、シューズは雨でベトベト。
完踏タイム14時間49分。
昨年より1時間半も遅い記録のゴール。
無事、時間内でゴールに辿り着くことができました。

13simanamiゴール
感動、歓喜のゴール

今夜の宿は、フィニッシュ会場から、1.5kmほどの距離。
タクシーを使いました。
乗り物は、楽で、快適です。
感動の一日は終わりました。

2013.06.01 / Top↑
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