FC2ブログ
山の教室で奈良県吉野郡川上村と同郡東吉野村との境に聳える1,177mの白屋岳へ行ってきました。
予定では、明神平だったのですが、先月の台風と大雨のため、登山道が荒れて登れなく、急遽の変更です。

行程は
橿原神宮前駅〜(バス)〜白屋地区ー不動明王ー登山口ー物置小屋・白屋辻ー分岐点ー(ススキ道)−大平ー白屋岳山頂ー(新道)ー分岐点ー物置小屋・白屋辻ー登山口ー白屋地区〜(バス)〜橿原神宮前駅

国道169号線を新宮方面に南へ走り、道の駅杉の湯・川上で小休憩。
道の駅からトンネルを二つくぐり、左折して白屋橋を渡り、白屋地区へ。
ここから登山開始です。

白屋地区は大滝ダムの建設によって、地滑りが起こり、集落は全戸移転しています。
ダム建設後の白屋地区の村民の生活を支えるものとして造られた白屋橋ですが、集団移転によって、その役割を失ってしまいました。
姿の美しい斜張橋が造られた背景を思うと複雑です。

13sirayadake1
 13sirayadake2
準備体操をしてさぁ出発、山には雲がかかっています

しばらくは、ジグザグの舗装道を登っていきます。
ススキが茂り、眼下には吉野川と先ほど渡ってきた白屋橋。

13sirayadake3
吉野川にかかる白屋橋、まわりは一面ススキ

道端にアケビがぽっかりと口を開けていました。
手の届くところにあっても、取る人はいないようです。
登るに連れて、舗装道は小石の転がる道、さらに地道へと変わっていきます。

13sirayadake50 13sirayadake51
アケビがたくさん実をつけていました。小石の転がる道

20分ほど歩くと小さな石窟の不動明王の前に。
台風の影響でまわりは、道も沢も荒れています。

13sirayadake52
登山口が近くなってきました。右前方に登山口

13sirayadake53 13sirayadake55
小さな不動明王、周りは土砂が流れ荒れています

小さな梯子を登り登山道へと入ります。

13sirayadake9 13sirayadake54
登山口から頂上までは2.8km。表示板は土砂に埋もれていました。バランスをとりながら梯子登り

枝打ちされた杉の木ぎれが散乱する登山道を、ゆっくりと登ります。
たくさんの杉の木が、真っ直ぐに伸びています。
山肌に沿うような道です。

13sirayadake10
杉木立の中をすすみます

登山口から600m。
30分ほどで物置小屋のある白屋辻に到着。
ここで小休憩します。

13sirayadake11 13sirayadake12 
白屋辻

林業に使われたとみられる錆びた機械が放置されていました。
白屋辻を右に登ります。
ここからは、尾根沿いの急登。

ほぼ直線的な登山道を、ひたすら登っていきます。
見たことのない白い笠に斑点のあるキノコ。
薄暗いところに生えて、白く光っているように見えます。

13sirayadake13
 13sirayadake15
急登の尾根道、そばには白いキノコ

13sirayadake14
杉林の長い道です

頂上へ登る分岐点に着きました。
登山口から1.2kmです。
左は杉林からススキの茂る道を通って山頂へ。
直進する道は、新道です。
登りはススキの道、下山は新道利用。

13sirayadake17 13sirayadake48
分岐点にある標識、右の矢印は新道

杉林の直登はまだまだ続きます。
周りの景色はほとんど同じで、変化はあまりありません。
頭上が明るくなり、杉の木立が切れると、ススキの茂る景色へと一変。

13sirayadake19
ようやく杉の木立を抜けました

13sirayadake56
ススキの原へ

しかし、ススキに覆われて足元が見えません。
 斜面の上、アザミや野バラのトゲも出ています。
不用意にススキに頼ると、手を切ってしまいます。
ここは、要注意。

眼下には、大滝ダムの眺め。
山並みが、雲に隠れてしまっているのが、惜しいところ。

13sirayadake21
大滝ダムの眺め

ススキの斜面を登り切り、傾斜が緩やかになると、歩きやすい道に変わります。
あたり一面は、ササの原。
広いササの原は大平です。

13sirayadake22
ススキの斜面を越えて、大平へ

13sirayadake23 13sirayadake24
マムシソウが色づいていました

この辺りは視界が広がり、絶好の休憩スポットです。
温かいうどんで昼食、休憩。

13sirayadake28
  生憎のお天気で、視界はガスで遮られています

13sirayadake26 13sirayadake27
具いっぱいの温かいうどん、美味しい!。大平から山頂へ続く道(中央、植林帯の中へ入っていきます

ガスが濃くなってきました。
シルクスクリーンが、かかったような光景は、幻想的です。

13sirayadake29
大平を過ぎて、白いゴツゴツした岩が、目立ってきます。ここも急坂です

針葉の樹林帯から広葉の樹林帯に変わってきました。
足元がクッションのように柔らかく感じられます。
足に優しい道です。

13sirayadake31
足元がクッションのようにフワッとします

登山道が、一旦下りに変わります。
登り始めてから、初めての下りです。
ここまでずっと登りでした。
下って登ると、めざす頂上です。

13sirayadake32
登り切れば頂上です

剥き出しの木の根っこが目立つようになりました。
頂上に近くなってくると、シャクナゲも多く見られます。

13sirayadake34 13sirayadake33
倒木、根が露わになった登山道、シャクナゲの群生

狭い頂上に着きました。
大峰の山や台高の山は、残念ながら、今日は見えません。
見えない景色の中に、どんな山並みがあるのだろうかと、想像しながら周りを眺めていました。

13sirayadake35
 13sirayadake38
三角点と標高1.177mの表示

13sirayadake36
頂上の表示板

13sirayadake39 13sirayadake40
頂上から見る白屋道とは反対側の東吉野村へ続く登山道。頂上からの景色、何も見えません。

下りは、ススキの道より新しい登山道ルート。
大平までは、同じルートを辿り、大平からは、林道を分岐点へと戻ります。
分岐点からは、登ってきた道と同じです。

13sirayadake41
頭の上にはモミジ、あと一月もすると、きっときれい

13sirayadake43 13sirayadake44
急坂、滑りに注意

急登の続く登山道、ススキやササの原。
展望のきく山の景観は見られませんでしたが、変化に富んだコースで楽しめました。
シャクナゲの咲く頃、よく晴れた日だと、また違った感慨が味わえそうです。
2013.10.02 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://megusun.blog59.fc2.com/tb.php/1607-a39078f0