ダイトレ36km、なんとか完踏できました。
過去4回参加、最初の3回までは山岳マラソンの部、昨年に引き続いて今回も登山の部での完踏です。

これまでと違って、今回は右膝の故障を抱えながらの山歩き。
時間は8時間34分と、最も長く時間を費やしました。

スタートからゴールまでの通過(チェック)タイムは、
葛城ふれあい広場7:35ー二上山(岩屋)ー竹の内峠下ー平石峠ー9:33岩橋山ー布施城跡分岐ー10:53大和葛城山ー11:46水越峠ー13:02金剛山(一の鳥居)ー伏見峠ー久留野峠ー中葛城山ー高谷山ー神福山ー14:39行者杉ータンボ山ー西の行者ー16:09南海天見駅

スタート地点は葛城ふれあい広場。
近鉄当麻寺駅を下車、駅から当麻寺へ延びる真っ直ぐの道をすすみ、当麻寺を左に見て、緩やかな登り坂を上がっていくと、20分ほどで広場です。
途中、桜並木のトンネルがあり、ソメイヨシノが散って、ピンクのロードのようになっていました。

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当麻寺からふれあい広場へ向かう桜ロード

受付でスタート時間の申告し、参加賞のTシャツと缶バッジ(登山中つけます)をもらって出発です。
当麻寺の鳥居を後ろに見て、舗装された坂道を上っていきます。

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登山の部受付、右は登山の部スタート地点

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ふれあい広場でスタートを待つマラソンの部ランナー

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二上山、当麻寺を結ぶ舗装された道を上っていきます

しばらくは舗装道、左に赤い鳥居の山口神社、右の台地に一本足の傘堂を見て、すすむと右手に大池。
新芽の赤い葉が美しいベニカナメ越しに、明日香の景色が見えています。

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山口神社、道をはさんで傘堂

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赤いベニカナメがきれい、大池の先に遠く見えるのは明日香の里

左手の山は二上山、この辺りは整備が行き届いたきれいな公園になっています。
道は次第に細くなり、勾配も増し、木立の中へと入っていきます。

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当麻茶屋と書いてある建物もありました。民家を過ぎると木立の道へ

石で積み重ねられた台座の上には三体のお地蔵さま。
これから先の無事を祈ってくれているようです。

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ひっそりと立つお地蔵さま、祐泉寺までは舗装された道です

桜の花の先に見えるのは祐泉寺。
ここから二手に分かれ、二上山の登山口となります。

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桜の先に祐泉寺

山門をくぐり登って行けば、雄岳と雌岳の鞍部・馬の背。
ここは、山門の手前で左折し、岩屋峠をめざします。

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祐泉寺から岩屋峠へ

ところどころ足場が濡れてジクジクしています。
登り道もこの辺りは、まだまだ序の口。
林が切れて明るくなってくると、岩屋峠です。

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岩屋峠、右の写真のコースは旧ダイトレコース

岩屋峠は、竹の内峠に向かう旧ダイトレコースと、万葉の森へと下って、竹の内峠下から南へ向かうコースに分かれますが、ここは万葉の森へと下るコースをとります。
下る途中で、大きな倒木の下をくぐります。  

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万葉の森へと下ります

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倒木の下を通り抜け、竹の内峠下のチェックポイント

急勾配の道を下っていくと、舗装道へと変わり、万葉の森の駐車場へと入ってきます。
第2のチェックポイント(竹の内峠下)です。
マラソンの方は、すぐにチェックを受けられますが、登山の部は並んで待ちます。

チェック後、釣堀で釣りを楽しんでいる人たちを右手に見て、国道166号線を横断。
万葉の森から池の端を通り、旧ダイトレとの交差を右に折れ、平石峠へ。

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釣堀の横を通り、池の端も通ります

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竹の内峠から通じる旧ダイトレとの交差地点

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平石峠へ向かう登山道

平石峠から岩橋山の登りはかなりのきつさ。
この間の標高差は約300m。
木製の長い階段が繰り返し続き、苦しめられます。
岩橋山の手前まで来ると、階段に長い列。
チェックポイントから続く長い列です。

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チェックポイント手前の長い列

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岩橋山のチェックポイント

10分くらいは待ちました。
岩橋山から次は大和葛城山に向かいます。
直線的な階段が続きます。
まわりは杉、ヒノキの植樹林。

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緩やかな道と思うまもなく、丸太の階段道

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迷いやすいところには、案内表示が出ています

左手に鉄塔が見え、道が平たくなってくると、大和葛城山です。
スタートから14km、3時間20分かかって、ようやく初級ゴールの大和葛城山到着。

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初級ゴール地点、13時までにここを通過しないと、次へすすむことができません

ここで、コンビニで買った「助六」の弁当をいただきました。

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大和葛城山のチェックポイント、ここで全行程の3分の1弱

お腹を満たして金剛山をめざします。
白樺食堂を左に、葛城高原ロッジを右に見て、しばらくはすすむとツツジ園。
斜面を覆い尽くすように、ツツジが植えられています。

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展望の良いツツジ園、目の前にこれから向かう金剛山

正面は金剛山。
下りの遊歩道は階段です。
景色に気を取られて、転倒しないように注意。

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ツツジ園の階段を下っていきます

ツツジ園を抜けると、水越峠への下り。
しばらくは緩やかな道、やがて急坂の階段道へと変わり、石の混じる荒れたコース。
足腰を痛めている身にはつらい箇所です。
コース中で、難所はいくつか襲ってきますが、その中の一つ。
この難所を下り切ると、水越峠。

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ツツジ園を抜けて一旦、平坦な道に、しかし、この先には難所が待ち構えています。右は水越峠金剛山登山口

旧国道309号線を横切り、開いている林道のゲートを入ると、水越峠のチェックポイントです。
給水とアメが用意されています。

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水越峠チェックポイント

ダラダラと登りが続く林道。
晴れていると、太陽がまともに照りつけるところですが、幸いにして今日は曇り空。
良いコンディションです。

水オロシ谷に沿って、登っていきます。
右手に湧き出るのは、金剛の水。

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コップも用意されている金剛の水、さらに林道を登っていきます

ペットボトルに水を補給してすすむと、水オロシ谷にかかる小さな橋。

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橋を渡り、右に登山道へ、少し上がったところにあるカヤンボ休憩所

登山道に入ると、また、丸太の階段。
急坂でジグザク道が続く階段は、気持ちを萎えさせます。
傷めている右足を庇うため、左足が攣りそうになりました。
歩幅を詰めて牛歩のような足取り。

尾根道に入ると、傾斜は緩やかとなり、眺めもよくなります。

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尾根道から大和葛城山を振り返ります。ゆるやかな道だと一息つけます

丸太の階段が何カ所もあります。
だんだん足が重くなり、足がすすみません。
その横を、小学生がスイスイと登っていきます。
恐るべし、小学生。将来のトレイルランナーです。
平坦な道へ変わると、まもなく一の鳥居です。

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一の鳥居まであと少し

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金剛山チェックポイント・一の鳥居

スタート地点から21km、5時間半かかって一の鳥居到着。
中級のゴール地点です。
ここを14時までに通過しないと、次へすすめません。
給水、バナナを補給して先へ急ぎます。

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給水、バナナのサービス、ここから広い下りの道

ファミリーでにぎわう、ちはや園地を右にみて、伏見峠を越える辺りまでは、下りの道。
しかし、楽な道のさきには、必ず試練が待ち構えています。

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ちはや園地

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伏見峠付近

伏見峠は、過去マラソンの部で参加したとき、コースを間違え、ロープウェイ下まで下ってしまった苦い経験があります。
今は、ここにボランティアの人が立っていて、コース誘導をしてくれています。
感謝です。

伏見峠を過ぎると、またまた丸太の階段。
登って下って、また登り、またまた下って、また登り。
その繰り返しです。

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待ち構える丸太の階段に意気(息)も絶え絶え

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振り返って見る金剛山、道の脇にお地蔵さま、以前より新しくなった?、垢抜けしていました

変化する回りの景色、じっと立っている路傍の地蔵さま、参加者同士の声の掛け合い…。
それらが、萎えていきそうな気持ちを元気づけてくれます。

久留野峠を越えると、急坂の丸太の階段。
ここを登り切ると、笹原が広がる中葛城山です。

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急坂を登り切ると、中葛城山、ここで足が途中で止まってしまいました、中葛城山・標高937mの表示

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笹原の中葛城山

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眼下の景色(五條市付近)

中葛城山でしばし展望を楽しんで、先を急ぎます。
これから先、まだアップダウンは続きますが、ここを過ぎれば楽になります。
高谷山、千早峠、神福山、金剛トンネルの上を通過してすすむと、行者杉のチェックポイントです。

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千早峠と神福山の標識(紀見峠6.8km、金剛山5.2kmの表示)

明るく広くなったところが行者杉、ここでのチェックを終えると、後はゴールをめざすだけ。 
残り8kmです。

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行者杉のチェックポイント

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一息入れて先へ急ぎます

行者杉を過ぎてすすむと、山肌にショウジョバカマの花が多く見られるようになります。
身体も足も疲れてきて、ホッとする瞬間です。

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ショウジョバカマの群生

急いで駆け抜けて行くランナーさんには、見えないかもしれません。
ゆっくり歩くと、見えないものがよく見えます。
西の行者を過ぎると、紀見峠と天見駅方面に下るブンダ谷の分岐点はすぐ。
分岐点には、ボランティアさんが立って誘導してくれています。

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左折してブンダ谷を下ります

ここからの山道の下りは、大きな段差や急坂、抜かるんだところがあり、注意してすすみます。
ここまで来て、転んでは大変。
足腰への衝撃がきついところです。

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険しいアップダウンを乗り越えて下山してきました

ブンダ谷を抜けると天見駅まで2km。
天見の田園風景を見ながら、駅まで緩やかな下りをすすみます。

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天見の風景

南海電鉄車両の音が聞こえて来ます。
右折して800m直進すると、ゴール地点の南海天見駅です。
やっと、フィニッシュできました。

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天見の民家を抜けてゴール

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ゴール地点で最終チェック

大会を支えて下さったボランティアさん、一緒に歩き、走ってくれた皆さん、8時間以上も耐えてくれた膝に感謝します。
回りでは缶ビールで祝宴を上げるグループ、一人で余韻を味わいながらビールを飲んでいる人。
人さまざまですが、フィニッシュした人の表情は、やり遂げた達成感が伝わってきます。

ビールを飲める人がうらやましい。
ビールが飲めない自分は、残っていたスナックパンを4本も食べました。
美味しかったです。

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参加賞でいただいた大会Tシャツ、参加章の缶バッジ、スタンプマップ(チェックカード)

手元に金剛山地の地図があります。
完踏したコースを地図で辿ってみると、改めてよく歩いたなと、思います。
トレイルランナーさん、登山を楽しむ人、どちらの人にもトライする気持ちを、呼び起こしてくれる大会です。
2014.04.13 / Top↑
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