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山の教室で、湖北の呉枯ノ峰(クレコノミネ)へ登ってきました。

コースの途中にある菅山寺は、菅原道真が再興した寺で、樹齢1300年のケヤキがあることでも知られています。
この時期は、新緑とイワカガミをはじめ春の花が出迎えてくれます。
コースは、坂口登山口から菅山寺を経由して、山頂へ。
山頂から木ノ本に下るルートです。

行程は
坂口バス停(標高130m)9:05ー菊水飴本舗9:15ー:10:15菅山寺分岐(標高459m)10:20ー10:45菅山寺(標高370m・昼食)11:30ー11:50菅山寺分岐(標高459m)12:00ー12:30呉枯ノ峰(標高531.9m)12:40ー13:05ミツ頭13:20ー13:55木ノ本登山口(標高150m)ー14:00伊香高校  総距離約6.5km


快晴の下、国道365号線・坂口バス停から歩き始めます。
国道沿いの角には、菊水飴本舗の看板。

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坂口バス停、国道沿いに菊水飴本舗の看板、ここから入ります

歩いてすぐに、古い民家風の店舗の前に来ます。
菊水飴本舗は、旧北国街道に位置し、350年の歴史を今に伝える老舗。
江戸時代から、旅人の疲れを癒やしたといわれる飴が作られています。


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右手に菊水飴本舗、右の写真は店内

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店舗建物

ここを少しすすみ、右手に大きな朱塗りの鳥居。
鳥居をくぐり、緩やかな登り坂をすすみます。

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菅山寺、近江天満宮の大鳥居

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鳥居前の案内板、右手には大きな牛

道端には里山の山野草が咲いています。
春の花に沢山出会える予感。

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道路脇の野草(左・オドリコソウ、右・ツルニチニチソウ)

左側に、里坊弘善館。
菅山寺保存会の方が、今は荒れている菅山寺の寺宝を保存されている建物です。
さらにすすむと、北陸自動車道の下をくぐり、もうしばらくで、舗装道とはお別れです。

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里坊弘善館、前方には北陸自動車道

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北陸自動車道の下を通ります

自動車道からしばらくすすむと、左に菅山寺の標識。
ここで左折し、山の登山道へと入ります。

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舗装道から別れて、樹林帯の登山道に入ります

落葉と枝打ちされた木々が散乱する道を踏みしめ、登ります。
傾斜がきつくなってきます。

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木々が散乱しています

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広葉樹の樹林

右に左に、小さな石仏。
中には、首の無い石仏も多く見られます。

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たくさんの石仏に出会います

ところどころで倒木、道脇に稚児百合が咲いています。

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ひっそり咲く稚児百合の花

平坦な道になってくると、菅山寺と呉枯ノ峰との分岐です。

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首切り地蔵さんの横を過ぎるあたりから平坦な道に

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菅山寺との分岐   

平たくなっている分岐で、小休憩。
木々の間から、遠く琵琶湖を望むことができます。

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登ってきた道を振り返ります。 小休憩するにはいい場所です

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分岐からの遠景、遠くに琵琶湖

近くに珍しいギンリョウソウが顔を出していました。
真っ白で、その怪しい姿から「幽霊茸」とも呼ばれます。

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ギンリョウソウ

分岐から下って、菅山寺への道を辿ります。
新緑のブナが美しく、目に映えます。

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ブナの林の道を下ります

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ブナの林の中に、イカリソウが咲いていました

急坂な道を下っていくと、菅山寺です。
その手前左には、菅山寺歴代住職のお墓が並んでいます。

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菅山寺墓地

古びた山門のところには、菅山寺自然園の文字も見えます。

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山門、回りにはシャガの白い花が一面を覆っていました

山門の両脇に、樹齢1300年のケヤキの大樹。
菅原道真が植えたものと伝えられています。

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目を見張るケヤキの大樹

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近くに寄ると、その迫力に圧倒されます

ケヤキの間の石段に並んで、記念撮影。
本堂、鐘楼…と巡ります。
雪深いところです。
お堂は傷みがすすみ、立ち入り禁止になっています。

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本堂、鐘楼

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近くには、樹高30m(樹齢不明)のアカガシの大木もありました

石垣に沿ってすすむと、朱雀池。
静寂そのもの。
池の端にはタラの芽。
池には、鯉も泳いでいます。

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湖面に映る景色をバックにモミジの新緑、タラの芽も見つけました

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朱雀池

朱雀池を右回りして近江天満宮のお社。
この建物も、かなり傷んでいます。

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天満宮の看板のそばに、ユキザサの花が咲いていました

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境内のシャガの花、マムシ草も見つけました

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モミジの新緑と天満宮のお社、分岐への登り道

朱雀池と別れ、池の上部を通り、再び呉枯ノ峰との分岐をめざします。
コンコンコンの音。
キツツキかな?。
ブナの林を登っていくと、先に下った道と合流。
登り返すと分岐に戻ります。

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山ツツジとブナ

分岐点で小休憩した後、呉枯ノ峰へ。
ゆるやかな道で、ハイキングのよう。

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緑のハイキング道です

30分ほど歩くと、呉枯ノ峰の一等三角点です。
回りは樹木に囲まれ、展望はききません。

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呉枯ノ峰山頂

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三角点付近、樹木で囲まれています

 視線を頭上に向けると、青空と新緑のコントラスト。
朴の大きな葉が、透き通って見えます。

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青空と朴の新緑

三角点から下山道をすすむと、イワカガミの花。
艶っぽい葉の間から延びた先に可憐な花が咲いています。
薄いピンク色が、ほとんどですが、白いのもあります。

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イワカガミの花

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薄ピンクのイワカガミ

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白のイワカガミ

尾根道を下っていくと、ミツ頭の小さな広場。
木の幹には、白色の案内表示。
小休憩時間の間に、回りをウロウロ。
名前が分からない白い花は…。
花や樹木、さえずる野鳥の名前が分かると、山歩きはより楽しくなります。

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下っていくとミツ頭

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ミツ頭、木の間から山が見えています。この花の名前は…

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白い小さな花は?

ここから30分ほど下ると、木ノ本登山口です。
落ち葉の道を、どんどん下ります。

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樹木の間から見える民家

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ミツ頭からの下り、左は木ノ本登山口

樹林帯の中を抜けて、山を下りてきました。
登山口の右は、木ノ本配水池。
さらに下ると、伊香高校のグラウンド脇に出ます。

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木ノ本配水池、平戸ツツジを見てすすむと、左手に伊香高校

振り返って見ると、今歩いてきた緑の山並みが、青空をバックに浮き立つように見えています。
伊香高校を過ぎたところで、待っていたバスに乗り込み、帰途につきました。

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呉枯ノ峰の山並み

厳しい登りや危険箇所は少なく、総距離も短いコースです。
トイレはコース上にありません。
広葉樹の自然林が多く、秋の紅葉の季節に歩くのも魅力です。
天候に恵まれた山歩きでした。



2014.05.07 / Top↑
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