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世界遺産の奈良春日原始林を歩いてきました。
奈良に30数年も住んでいながら、このコースを通して歩くのは初めて。

コースは
近鉄奈良駅9:55→10:05春日大社一の鳥居→10:25春日大社本殿10:30→10:40遊歩道北入口→11:15出逢いの三叉路→11:20鎌研(かまとぎ)交番所→11:25若草山山頂(三重目)・昼食休憩12:00→12:05奈良奥山ドライブウェイゲート→12:30鶯の滝分岐→12:40鶯の滝→12:55大原橋→13:10芳山(ほやま)交番所→13:20首切り地蔵→13:30朝日観音→13:45夕日観音→13:50寝仏→14:10遊歩道入口→14:15飛鳥中学校前→14:20そば処吟松(軽食)13:35→14:20春日大社本殿→15:30近鉄奈良駅  距離約13km

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近鉄奈良駅から歩き始めます。
歩き慣れた道を通りますが、今回は時間を計りながら。
東向商店街を抜け、三条通りを東に、春日大社に向かいます。
奈良観光のメイン通りも、10時前だとまだ早いのか、観光客は目立って多くはありません。


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近鉄奈良駅から歩きます。春日大社一の鳥居

春日大社本殿に続く道は、緩やかな上り。
一の鳥居を過ぎると、木陰もある参道。
奈良公園を、ハイキングするグループを見ました。

気温が上がり暑いくらい、木陰を選んで歩きます。
二の鳥居をくぐり、本殿に家内安全と今日の安全祈願。


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二の鳥居、本殿に安全祈願

お詣りを済ませて、二の鳥居から北へ、水谷(みずや)神社に向かいます。
まわりで鹿さん、のんびりリラックスムード。

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のんびりまったり、あでやかな色の水谷神社、左に巨木

赤い社の水谷神社が、正面に見えてきます。
社の左には、大きな古木。
その脇を曲がると、茅葺きの趣ある水谷茶屋。
秋には、紅葉がきれいなところです。


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水谷神社の前を通り


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赤い橋を渡ると、水谷茶屋

春日遊歩道には、休憩所がいくつかあります。
トイレがあるのは、この水谷茶屋のところと、若草山駐車場。
用を済ませて、川に沿って登っていきます。
ほどなくすると、春日遊歩道入口(北)です。

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遊歩道入口にある案内板と道標


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遊歩道入口  天然記念物春日山原始林の石碑


未舗装の広い道。
緩やかな上りで、歩きやすい道です。
右手、川沿いに月日亭休憩舎が見えてきます。
鳥のさえずりが聞こえます。
ここを過ぎると、料理旅館「月日亭」です。


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月日亭休憩舎、右は洞のモミジ

木漏れ日の差し込む遊歩道をすすむと、洞のモミジ。
幹の中が空いています。
ハイカーは多くなく、時々、思い出したように出会う程度です。


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車が通らないので、安心して歩けます


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緩やかであっても、登り坂。歩いていると汗ばんできます

車は通らず安全な道ですが、「まむし」注意の看板。ギョッ。
この世の中で、なんと言っても一番嫌いなのはヘビ。
まして、毒ヘビが出るとあっては、クワバラ、クワバラ。
次に見えてくる休憩所は、中水谷休憩舎。


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マムシは恐い!。誰もいない静かな休憩舎


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水谷茶屋から中水谷休憩舎まで900m、ここから若草山山頂までは1.2kmの距離

どんどんすすみます。


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どこか遠くの山奥を歩いている感じ

ゆるやかにカーブしながら登っていくと、出逢いの三叉路。
鶯の滝と若草山山頂の分岐になっています。
ここから200m行くと、右に鎌研(かまとぎ)交番所。
奈良奥山ドライブウェイのゲートがあり、若草山駐車場です。


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出逢いの三叉路、前方にドライブウェイのゲート


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若草山駐車場にある案内板

駐車場を右手に見て、舗装された遊歩道を左に登っていくと、若草山。
駅から1時間半で、頂上に着きました。
きれいに整備された展望台、いい眺めです。


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若草山駐車場、階段を上がり頂上へ


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頂上はなだらかで広い広場です


若草山(標高342m)は、3つの山が重なっていて、三笠山とも呼ばれます。
ここは、三重目。一番高いところ。
三角点は、こんもりと盛り上がった鶯塚古墳にあります。


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若草山三重目からの展望、左手遠方に金剛山、大和葛城山、二上山、正面に生駒山、後方は京都の山


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若草山三重目頂上


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展望は抜群、頂上にある鶯塚古墳


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三重目から旧奈良ドリームランドの方角を眺める

良い風が吹いてきます。
シャボン玉を楽しむ子どもの姿も。
眼下の景色を眺めながら、少し早めの昼食にしました。

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風に吹かれてシャボン玉が飛んでいきます 

若草山から次の目的地は、鶯の滝。
駐車場のところへ戻り、ここから奈良奥山ドライブウェイを歩きます。
この道は、北から南への一方通行。
でも、車に出会ったのは数台のみ。

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ゲートをくぐり、ドライブウェイに、入って直ぐに十八丁休憩舎があります

先へとすすみます。
小さなお地蔵さまが祀られた花山・地蔵の背の前を通り、奥山人工林区域も過ぎて行きます。


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花山・地蔵の背、100年前に植林された杉、ヒノキの人工林

時々、反対側から走ってくるランナーさんとすれ違います。
足の止まったランナーさんに聞くと、ゴールは春日大社(遊歩道北口)。
10kmのトレイルランの大会です。
膝が痛くなければ、走ってみたい気持ちが沸いてきます。

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トレイルランのランナーさん

奈良春日・最大の山桜を見てすすむと、鶯の滝へと下る分岐点の表示。
ここで、ドライブウェイから離れて、道標に沿って下ります。


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奈良春日・最大の山桜の木、うぐいすの滝表示

道は狭くなり、傾斜も少しきつくなってきます。
ジグザクと曲がりながら下っていくと、赤い橋。
渡ると、鶯の滝が見えてきます。

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狭い荒れた下り道を通り、赤い橋を渡ります


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石段の右に滝、滝を見て一息


大きくはありませんが、姿の美しい滝です。
ハイカー絶好の休憩ポイントです。


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きれいな滝


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角度を変えて撮ってみました

滝を後にして、石段を登っていきます。


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コース上では少ない石段の登り

登りきるとフラットな道。
右折して、首切り地蔵へと向かいます。

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登りきったところから首切り地蔵までは2.8km、向かいに興福寺別院鶯滝歓喜天の石標

花山川に架かる大原橋を渡ると、再び奥山ドライブウェイに出ます。
道路脇には、世界遺産・春日山原始林の大きな石碑、大原橋休憩舎も。


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大原橋と世界遺産の石碑


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反対方向から休憩舎と大原橋


ドライブウェイをどんどん歩き、芳山(ほやま)交番所。

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芳山交番所と案内板

ここを左折して、急坂を下っていくと首切り地蔵です。

 案内板、道標が随所にあって、迷うことはありません。


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首切り地蔵に続く下り


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交差するところには、よく分かる道標、石畳が目立ってきます

首切地蔵休憩舎が見えてきます。
休憩舎の斜め向かいに、首切り地蔵さま。
並んで立ってみましたが、高さは2mを超えます。

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首切地蔵休憩舎と首切り地蔵

説明書きによると、首切り地蔵は、荒木又右衛門がためし切りをしたのだそうです。

側に大きな杉の木もあります。
ここからは、滝坂の道(柳生街道)を下ります。


石畳が続き、足を衝撃が襲います。
また、大きな杉の木に出会いました。
春日山は千年以上も伐採が禁じられていましたから、巨樹も多くあります。



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杉の巨木

沢に沿って下りますが、巨岩も多く、遠い山奥に入り込んだような感覚に囚われます。

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渓谷の風情

椿の花が川面に落ちていました。
頭上を見上げると、まだ、椿が咲いています。


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椿がきれい

大きな岩肌には仏さま。
朝日観音です。
写真がうまく撮れません。


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朝日観音

どんどん石畳の道を下っていきます。


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巨岩と石畳の道


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奈良公園の近くにありながら、印象のまったく違う光景、流れは能登川


次は夕日観音、高いところにあり、光の具合でその姿が確認できません。
すぐ近くにある三体の仏さまだけを撮りました。


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夕日観音の近くにある滝坂三体磨崖地蔵

続いて出会うのは、寝仏さま。
刻まれた石が落ちて、仏さまが横になっています。
道から見えるのは、石の裏側、回り込んで反対側から見ます。


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石に刻まれた仏さま、頭は左で合掌、分かるでしょうか?、会津八一の句

近くの木の根元に、会津八一の句が、したためられています。
「かけおちて 岩の下なる草むらの 土となりけむ 佛かなしも」

妙見宮の出合を通り過ぎて下ると、滝坂の森演習林。
植生観察や、鹿の食性調査などを行い、森の環境を保っています。

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妙見宮出合


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滝坂の森演習林

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演習林の中では、ツツジの花

薄紫のツツジがきれい。
石畳の道が地道となり、原始林とはお別れです。

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原始林から出て、歩いてきた道を振り返ります

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遊歩道出入口付近

飛鳥中学校を左に見てすすむと、暖簾のかかったお蕎麦屋さんがありました。
そば処「吟松」さん。
お腹が空きました。
冷えたざるそばをいただき、中の禰宜道(なかのねぎみち)から春日大社の参道へ。
この時間になると、観光客も増えていました。

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そば処「吟松」さん、中の禰宜道

電車に乗る前にお茶して、春日山原始林のウォーキングを終えました。
次回、ここを歩くときには、滝坂の道から柳生へ歩いてみます。
2014.05.25 / Top↑
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