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奈良交通バスハイクで奈良県の陣ヶ峰と荒神岳・地蔵岳に行ってきました。
「関西周辺の山(ベストコース250)」や、奈良県の山(いずれも山と渓谷社刊)にも紹介されてなく、地蔵岳にいたっては、地図にも表示されていないほどです。
こんな機会がないと、個人ではなかなか登れない山です。

行程は
橿原神宮前駅7:55(バス)10:00天狗木峠(標高1000m)10:10~10:25陣ケ峰(標高1106m)10:35〜11:00(バス)11:20立里荒神11:55~12:05立里荒神社12:10〜12:30荒神岳(標高1260m)12:35~13:15地蔵岳(標高1153m)13:20~13:40崩落現場13:45〜14:20野迫川村北股14:30(バス)15:10野迫川温泉15:55(バス)18:40橿原神宮前駅 徒歩約8km

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位置関係とルート

国道168号線を経由し、県道53号線・天狗木峠でバスを下車。
ここから最初の目的地、陣ヶ峰をに向かいます。
天狗木峠は、高野山と野迫川方面との分岐点。

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天狗木峠、野迫川村へ少し歩くと直ぐに、右手に陣ヶ峰の登山口です

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天狗木峠にある野迫川村観光案内板

ここから少し歩くと右手に登山口。
コンクリートで固められた道を登っていきます。

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陣ヶ峰への登山口

東側遠くに大峰山系が連なって見えています。
遠くの山が見えるのは、ほんの少しの間。
両脇を木に囲まれた直登の登山道となります。

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遠くに大峰の山々、直登の登山道です

天狗木峠が標高約1.000m。
陣ヶ峰までの道を、標高差にして100mほど。
15分ほどの道のりですが、急登の道です。
汗がしたたり落ちてきます。

右手に小さな金刀比羅宮が見えてくると、山頂です。
金刀比羅宮は、残念ながら祠が随分と傷んでいます。

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陣ヶ峰山頂近くにある金刀比羅宮

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笹藪をすすむと山頂です

陣ヶ峰の頂上は、余り広くありません。
西側に眺望が開けています。
一等三角点を確認して、先にすすみます。

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山頂からの眺望(和歌山県側)

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影に隠れていますが、右手前が三角点表示、奈良県と和歌山県の分岐点

しばらくは、藪掻きの道。

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藪掻きしてすすみます

それが終わると、植林帯の道に。

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杉の植林帯の中へ

木立の間から、左手に県道が見えてくるようになります。
開放感のある景色が飛び込んできます。
南には、これから行く荒神岳。
東側には大峯山系がくっきり。

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右手に大峯山系を眺めます

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遠くに大峰山系の山、右後方少し尖ったように見える山が荒神岳

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左に尖った山が荒神岳

しばらくの間、この景色を楽しみました。
道はさらに下り、県道へと合流します。

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下っていくと県道です

ここでバスに乗り、立里荒神社(たてりこうじんじゃ)へ移動。
立里荒神社は、奈良県桜井市「笠山荒神」、宝塚市「清荒神」と並んで、日本三大荒神社の一つ。
空海が高野山を開山する際に、勧請したもので高野山の奥社にあたります。

平日にもかかわらず、参拝者もちらほらと見かけました。
次の目的地、荒神岳と地蔵岳は荒神社から登ります。

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立里荒神社、境内からは絶好のビューポイント

境内からはパノラマ状の景観。
左に金剛山、大普賢岳や稲村ヶ岳…、一番右に八経ヶ岳。
山名板も設置されています。
景色を眺めながら、お弁当のめはり寿司をいただき。

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境内の山名板と、高菜で巻いためはり寿司

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左側から中央の景観・左側に金剛山が見えています

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中央の景観・右奥に山上ヶ岳、大日山と稲村ヶ岳

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中央から右の景観・中央やや右に稲村ヶ岳、一番右奥は弥山の方角

荒神岳には、長い石段を登り、拝殿に参拝。

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石段を登ります

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木製の鳥居が長く続いている石段を拝殿へ

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拝殿正面

安全祈願をして、その裏手へ回って、荒神社を巻くようにすすみます。
斜面上の滑りやすい道です。

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拝殿を回るようにして、南へすすみます

荒神岳へ向かうあたりから、雲行きが怪しくなってきました。
ゴロゴロと雷が鳴っています。

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荒神岳へ向かう

20分ほどで荒神岳三角点に到着。
回りを樹木で囲まれ、展望はききません。

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荒神岳三角点

荒神岳を下り、登り返すと地蔵岳です。

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地蔵岳へ向かう下り

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植林帯を登りきると、地蔵岳

地蔵岳(標高1153m)には三角点はありません。
幹に木札が吊り下げられているだけ。
注意して見回さないと、見過ごしてしまいます。

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木に掲げられた地蔵岳の標示

ここから北股までは、ずっと下り。

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地蔵岳から北股へ

途中で、2011年9月に襲った台風12号による大崩落の現場を通ります。
山が数百メートルにもわたって崩れ落ちています。
このため、北股地区の村民の方は、長い避難生活を送り、先月ようやく村へ帰ることが許されたばかりです。
現場を見ると、その被害状況の大きさに驚くばかり。

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北股地区の大崩落現場、監視カメラも置かれています

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山がすっかり崩れ落ちています。この下に北股地区の家屋
 
このため、登山道も崩落。
雨が降り出し、雨具使用。

崩落現場を左に見て、その反対側の道なき急斜面を、木々につかまるようにしながら下り、本来の登山道に戻ります。
登山道に入り、運搬用のレールに沿うように下れば、北股の村落です。

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荷物運搬用のレールの側を下ります

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北股地区の村落

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赤い鳥居の下をくぐります。村落から崩壊現場を見る。巨大なダムのよう

山歩きはここで終了。
帰りは、野迫川温泉でたっぷりとかいた汗を流しました。

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川沿いに立つ野迫川温泉
2014.07.31 / Top↑
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