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奈良交通バスハイクで、台高の明神岳・桧塚奥峰・桧塚へ登ってきました。
明神谷から明神平、明神岳を経由して桧塚に至るコースは、広い草原、美しいブナの自然林が続き、飽きることのないコース。
台高山脈の別天地・奥座敷にふさわしい山歩きを、楽しむことができました。

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桧塚奥峰から見る山並み

明神谷の登りでは、ガスに覆われた幻想的な光景。
尾根道に入り、山頂に至るまでは青空の広がる好天。
下山時は雨と、変化に富んだ山歩きでした。

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明神平から見る光景

行程
橿原神宮前駅7:35ー(バス)ー9:30大又林道駐車場9:40ー9:51登山口ー10:45明神滝ー11:34水飲み場ー11:45明神平(標高1323m/昼食)12:14ー12:40明神岳(標高1432m)12:45ー13:30桧塚奥峰(標高1420m)13:40ー13:53桧塚(標高1402m)14:03ー15:08明神岳ー15:25明神平ー15:33水飲み場ー15:55明神滝ー16:42登山口ー16:50大又林道駐車場17:00ー(バス・途中入浴/やはた温泉)ー19:15橿原神宮前駅 徒歩約12km

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コース概略図(国土地理院・地図利用/http://portal.cyberjapan.jp/testd/

バスは狭い大又林道を通り、バスが転回できるぎりぎりのところまで入ります。
乗用車がやっと通れるような林道です。
木の枝が車体に何度も当たるような狭い道。

こんなところを通れるのは、地元奈良交通さんならでは。
いつもながら、運転手さんの、ハンドルさばきに感心してしまいます。
奥まで入ってもらえるので、歩行は片道で1時間の時間短縮です。

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大又林道駐車場、ここから登山開始です

しばらく緩やかな林道をすすみます。
10分ほどで、登山口です。

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登山口、大又川を左に見て、登っていきます

小さな橋を渡ると、いよいよ本格的な登山道。
足元も悪くなり、傾斜がだんだんときつくなってきます。

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橋を渡ると、山道に

沢沿いの登山道は、やがてゴツゴツとした岩混じりの道へと変わり、ワイルド感を増していきます。
濡れている石、ダートな土道は滑りやすく、一歩一歩、足元を確かめるようにして登っていきます。
倒木あり、沢渡りあり、変化に富んだ登りです。

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沢に沿って、谷を行きます

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倒木の下をくぐります。そばにマムシ草

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最も注意が必要な徒渉箇所

沢を渡るたびに、傾斜は増し、高度を稼いでいきます。

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急傾斜を登ります

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ワイルド感いっぱい

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荒れてはいますが、自然林が続く、いい景色です

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この辺りはまだ、紅葉が始まったばかり

登るに連れ、回りの木々は、黄色や赤の色合いを強めていきます。
勢いよく流れ落ちる明神滝が見えてきました。
昨夜から今朝の雨で、水量が多いようです。

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落差のある明神滝、見どころの一つです

明神滝を右に見て、最後の大きな徒渉箇所を過ぎると、紅葉は一層、鮮やかに映えてきます。
それとは裏腹に、ガスが一面に立ちこめてきました。

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次第にガスが強くなってきました

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落ち葉が地面の全面を覆うようになってきます

しっとりと濡れた色艶やかな落ち葉。
まるで、絨毯の上を歩いているかのようです。

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深まりゆく秋の気配を感じさせます

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いい感じの景色です

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この辺りの紅葉が一番の見頃

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傾斜はありますが、歩きやすい道です

明神平に近づくに連れ、ガスはさらに深みを増してきます。
幻想的な景色を見ながらすすむと、水飲み場に到着。
夏場は、ここで一息入れて、口に含むところですが、今日はそのまま素通り。

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水飲み場、いくつかパイプが引かれています

水飲み場を過ぎると、10分ほどで東屋のある明神平です。
着いたときには、ガスがまわりを覆っていました。

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到着時の明神平、右はガスが少し抜けてから撮りました

ここで昼食です。
西から東に、速い勢いで、ガスが動いていきます。
刻一刻と変わる景色。
隠れていたところが見えてきたかと思うと、見えていたところが一瞬のうちに見えなくなってきます。

ダイナミックな動きに、驚きを隠せません。

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東屋と、いただいたやはた温泉のお弁当

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明神平から見る南側の景色(中央正面は前山、右隅奥、雲に隠れているのは薊岳

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その昔、スキー場だった明神平、その名残がところどころに見られます

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ガスが抜けて、中央に薊岳がくっきり
 
右手奥には、薊岳が顔を覗かせてきました。
8月に薊岳から明神平へ来たときには、雨でその姿は見えませんでした。

尖ったいい形の山です。

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東屋から北の方向を見る

昼食を済ませて、明神岳に向けて出発です。
きれいな青空に変わってきました。
やっぱり山は、青空がよく似合います。

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明神平から尾根道へと向かいます

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なだらかな道です

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尾根道に向かう途中で、西側の前山を撮影

桧塚奥峰の道標を左へと入り、一旦下って登り返すと、尾根道へと入ってきます。

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分岐点を左へ、明るい日差しの中をすすみます

尾根道に入ると、南側の眺望が開けてきます。
遠くの山並みが幾十にも重なって見えています。

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尾根道を歩きます

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明神岳へ向かう尾根道から見た景色

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 尾根道から北東側の景色

傾斜の増した尾根道を登ると、明神岳です。
なんか、あっけなく明神岳に着いてしまったという感じです。
明神岳を示す標柱が無ければ、通り過ぎてしまいそう。

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明神岳の標柱、傍のブナの幹には木札が付けられていました

木が囲っているため、視界は良いとは言えません。
その先、樹木の切れ目から、西側の薊岳と木ノ実矢塚が、はっきりと見えました。

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木ノ実矢塚(左)と薊岳(右)、その奥には大峰山系の山

色付いた葉は、大部分が落ちていますが、きれいなブナの林が続いています。
このブナの自然林には、魅せられます。

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青空をバックに高く伸びるブナ

少しすすむと、桧塚と千石山との分岐点。
左へとり、下っていきます。

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分岐点を左に、明神岳から下ります

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正面は桧塚の方向

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ワイドな景色が広がる山歩きです

下って登り返します。

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軽やかな足取りで、すすみます。歌でもくちずさみたくなってくる気分

何度かの登り返しはありますが、急登はなく、歩きやすい道です。

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道標のところで小休憩

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前方の山が近くなってきます

回りを覆っていた木々が少なくなってくると、桧塚奥峰はもうすぐ。

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この辺り左右の視界が開け、遠くの眺めがよくなってきます

左・桧塚、右・桧塚奥峰の道標を過ぎると、ほどなくして桧塚奥峰到着。
東から東南側に広がる展望が雄大です。
目の前に見える紅葉に染まる山は、これから行く桧塚。
ここは、三重県。
随分、奥深くやってきました。

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登ったところに道標、右・桧塚奥峰

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桧塚奥峰頂上

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頂上から見る桧塚(右の山)、尾根伝いに続いています

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頂上風景

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東南方向の光景、後方台高の山並み

奥峰からの景色に堪能して桧塚へと向かいます。
鞍部へ下り、登り返して桧塚です。

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奥峰から鞍部へ下ります

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シロヤシオの紅葉と桧塚頂上

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桧塚二等三角点

奥峰に比べ、眺望はイマイチです。
むしろ鞍部付近からの方がよく見えます。
下山は、辿ってきた同じ道を下ります。

ところが、だんだんと雲行きが怪しくなってきました。
青い空は、黒ずんだ雲に占拠されていきます。

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下山時、鞍部から見た景色(中央右奥にうっすらと高見山が見えています)

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右奥に曽爾の鎧岳と兜岳

明神岳辺りまで帰ってきたところで、とうとう雨。
急遽、カッパを着込みます。
午後3時で、まだ山の上。
薄暗くなってきて、夕方のような様相です。
足早に下山です。

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雨の中、明神平の下り。右は下山してきた登山口(画面では明るく見えますが、実際は薄暗くなっていました)

数カ所の徒渉箇所、急坂の道も転倒することなく、無事下山することができました。
帰りは、やはた温泉で入浴。
バラエティに富むいい山歩きでした。
また登ってみたくなりそうな良い山です。

2014.10.27 / Top↑
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