山の教室で伊賀の霊山に行ってきました。
かっては、山頂部に大伽藍があり、山岳仏教の聖地だった霊山。
南北に東海自然歩道が縦断する歩きやすい道、ハイキング気分で歩いてきました。

行程は
霊山寺8:55ー9:39六地堂9:48ー9:53原地堂ー9:57たいこ岩ー9:59田代池との分岐ー10:05霊山頂上(標高766m)10:20ー10:24田代池との分岐ー10:54伊賀青少年活動センター(標高550m)ー11:05田代池入口(標高500m)11:50ー13:10林道出合13:30ー13:40龍神嶽13:45ー14:00新大仏寺 歩行距離約9.5km


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コース概略図(国土地理院・地図利用/http://portal.cyberjapan.jp/testd/
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高低表

西名阪道路・伊賀ICを降り、バスは細い林道を上って、中腹の霊山寺に到着。
山登りはここが始点。
トイレ、休憩所も整備されています。

霊山寺は、宇治萬福寺の末寺で、黄檗宗のお寺。
周辺は桜の木が多く、本堂の右横には、樹齢300年と言われる銀杏の木があります。

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桜の木が多い霊山寺、本堂の右横には大きなイチョウの木(写真右)

てっぺんだけ黄色く色付いていました。
イチョウのそばにある鐘楼横から、登山道へ入ります。
登山道脇には、いくつもの小さな石仏さんが、見送ってくれています。

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本堂にお参りして、鐘楼横から登り始めます

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道の脇には、いくつもの石仏

ところどころで荒れた印象を受ける登山道。
傾斜はゆる過ぎず、急登でもなく、ほどほど。
地道に階段が混じる道です。

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石仏はみな表情、姿が違います

しばらく行くと、一合目の石標。下に200mの文字。
標高ではなく、登山口からの距離。
里山では、あまり見かけない表示です。

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一合目地点

櫻地堂さんの前を通りました。
これから先、○○地堂と名前のついた石仏に出会います。
地蔵ではなく、地堂。
なにか、いわれでもあるのでしょうか。

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櫻地堂、荒れたところも通ります

杉の植林帯から自然林へと変わり、黄葉が目立ってくるようになります。

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登るに連れ、黄葉の占める割合が多くなってきます

六地堂まで来たところで、小休憩。
岩に6体の地蔵さま?。

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六地堂、あせびのトンネル

六地堂を過ぎると、曲線状に伸びたアセビが目立ってきます。
アセビのトンネル。
これほどのアセビは、珍しいです。
八合目を過ぎ、たいこ岩を過ぎると、田代池との分岐点。

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木間から黄葉の山肌、右はたいこ岩

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田代池との分岐、道標に沿って霊山に向かいます

分岐を左に折れ、登っていきます。
眼下に伊賀の町。
落葉の広がる風景の中に、芭蕉の句。

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眼下の光景、伊賀は松尾芭蕉の生誕地

真っ直ぐに伸びた階段を登ると、十合目のある頂上です。

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これを登れば頂上

頂上部は広く、真ん中が窪んだようになっています。
石塔や石室、国交省の無線中継所もあります。

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山頂は、大伽藍があった姿が偲ばれます

山頂の案内板には、
「伝教大師(最澄・天台宗)が嵯峨天皇の勅願により、弘仁年中(810〜823)国家鎮護のため山頂に大伽藍を創建されたもので、山の姿がインドの霊鷲山(りょうじゅせん)によく似ていることからこの名が付けられたと伝えられる。」

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案内板と石室、中に仏さまが安置されています

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石室内の案内板

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ここにも芭蕉の句碑、国交省の無線中継所

標高はわずか766m。
高い山ではありませんが、視界はすこぶる良好。
しかも、頂上付近は芝生が敷き詰められ、ベンチもあって、ゆったりとした気分にひたることができます。

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山頂(十合目)から振り返って登山道を見る。芝生の中に三角点

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山頂から見る伊賀盆地
 
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眼下の黄葉(紅葉)

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こちらは青山高原の方向、山の上に風車がいくつも見えます

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頂上で休憩

風景を楽しんだ後、田代池分岐まで引き返し、東海自然歩道を田代池へと向かいます。
分岐の表示は、左・田代池2.0K、霊山寺1.8K。

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分岐から階段道を下っていきます

階段道が多くを占める道です。
急坂はなく、楽な山歩きですが、長い階段が続くのは嫌なものです。
  
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階段が続きます。下りてくると平坦な道、前方は田代池

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下ったところの道標、青少年野外活動センター、黄色のイチョウがきれいです

下りたところは、伊賀青少年野外活動センター。
右手に建物、正面には田代池が見えています。
舗装道を横切り、田代池を左に見て林の中をすすみます。

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田代池を左に見ながら周回、右は田代池入口に立つ石標

池には、大きな錦鯉が泳いでいました。
林を抜け出ると、田代池の全貌が見えてきます。
こちらが田代池の入口のようです
美しい湖面と樹木のコントラスト。
もう少し、日が経つと黄葉は見頃。

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静かな田代池

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広々と開放的な池です

芝生が張られた堤防の上で昼食。
穏やかで、平和そのものの光景です。
上空が曇りでなく、青空だともっときれいなのに…。

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堤防で昼食、寝転びたくなってくるほどのいい場所

昼食を済ませて、自然歩道を新大仏寺に向かいます。
林の道から沢沿いの道へと変わっていきます。

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東海自然歩道の道標、樹林の間から霊山方向を見ます

随所に道標があり、分かりやすい道です。

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距離表示があり、分かりやすい道標

整備された自然道ですが、台風や豪雨の影響による倒木や、崩れ落ちた箇所もあります。
沢を何度も渡ります。
注意して渡れば、危険なところはありません。
大雨の後は、要チェック。

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アケボノソウは花が終わった後、倒木が多く見られました

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注意して渡ります

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整備された徒渉箇所、ほぼ平坦な下り

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雰囲気の良い沢沿いの道は、好きです

きれいなキノコがありました。
すぐにデジカメを向けたくなります。
やがて、林道出会。

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花が開いているかのようなキノコ、林道出会の道標

ここからは、舗装道。
小休憩して、新大仏寺へ向かいます。

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林道出会付近、そばの花はエンジェルトランペット?
しばらく舗装道を歩いて、再び林の中。

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舗装道から山道へ
ここからは、このコース一番の急登。
傾斜のきつい石段です。
でも、それほど距離は長くないので、ちょっと踏ん張れば大丈夫。

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急登を登り切ると、千手観音さまのお出迎え

登り切ったところが、龍神嶽の頂。
三角点も右に少し下がったところにあります。

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龍神嶽、休憩用のイスも置かれています

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龍神嶽の表示(標高364m)と三角点

千手観音さまの前で一息入れて、先へと歩をすすめます。
ここは、もう新大仏寺の境内。
石仏に、いくつも出会います。

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龍神嶽からの下り

丸い墓標のようなところを過ぎると、急坂の下りです。
雨のときだと、石の階段は滑りそう。

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ここから急坂の下り
急坂を下りきると、お稲荷さま。
ケガ無く歩けました。

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お稲荷さんのところが、自然歩道の出入口

新大仏寺は、鎌倉時代に創建された奈良東大寺の伊賀別所。
真言宗の古刹です。
大仏殿の仏さまにお参り。

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大仏殿

大きな不動明王の石仏も見てきました。
境内駐車場のところには、珍らしく桜、この時期、桜が見られるのはラッキー。
山歩きは、ここで終点です。

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石仏さまと鐘楼、新大仏殿(中央)と本堂(右)

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珍しい桜の花、ちらほら咲きの桜と大門

登山と言うより、ハイキングのような感じで、ゆる登山を楽しんできました。
2014.11.05 / Top↑
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