山歩きの教室で、霧氷で知られる台高の高見山に登ってきました。
曇り空のお天気で、眺望はイマイチながら、エビのしっぽの霧氷が光り、とてもきれいでした。

行程は
橿原神宮前駅8:00ー(バス)ー9:10杉谷・高見登山口(標高465m)9:18ー10:25小峠(標高825m)10:32ー平野道分岐(標高1030m)ー12:05高見山山頂(標高1248m)12:30ー13:07平野道分岐ー13:40高見杉(標高735m)14:50ー14:33下平野登山口(標高470m)ー14:38たかすみの里(たかすみ温泉)15:30ー(バス)ー16:30橿原神宮前駅


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コース概略図(地図データ/Google・ZENRIN)
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高低表

杉谷・高見登山口バス停で下車。
数十メートルほど戻ったところ右手に登山口があります。
民家の横から階段を登り、登山道へ入ります。

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バス停から登山口へ(標示あり)、石段から登山道へ入ります

この道は、旧伊勢南街道の一部で、その名残が登山道に残っています。
植林帯の中へ入ると、やがて右手に、山の神の祠が石垣の上に見ることができます。

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登山道から杉谷の集落を見る、山の神の祠

祠の前では、村の人たちがまつりごとをしていました。

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祠の前では、村の人たちが集まっていました

登っていくと、撞木松に出合います。
大きな松の木ですが、虫食いにやられているのか、なんとか踏ん張って立っているというような感じです。
今度来るときには、倒れているかもしれません。
「昔より此の名あり、形撞木に似たる為か往復(ゆきき)旅人が誰ゆうとなく語り伝へしものなり」 と書かれた案内板。
撞木を辞書で調べると、仏具で,鐘半鐘磬(けい)などを打ち鳴らす棒。多くは丁字形。かねたたきと記されています。

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旧伊勢南街道を偲ばせる撞木松

撞木松を過ぎた辺りから、石畳が目立つようになります。
昔、市が立ったいわれる古市跡を通るのですが、道は荒れており、その場所がどこか、確認することはできませんでした。
 そのまますすんでいくと、南側の視界が開けてきます。
雲に覆われ、ボヤッとした景色です。

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南側視界が開けたところで小休憩

小休憩してすすみます。
倒木や伐採された木が、登山道に倒れ込んでいて、またいだり、くぐってすすみます。

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頭上に気を付けて

「虱とり」という案内板のところを過ぎると、雲母曲(きららひじ)の坂道です。
虱とりとは、なかなか面白い言い方です。
伊勢参りの人たちが、休憩の合間に虱をとったところからきているそうです。

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ところどころで石畳の道、これを敷くのは大変な労力ですね。急坂の雲母曲

台風の影響で、登山道が崩れ落ちているところがあります。
迂回路ができています。

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台風の影響がところどころに

雲母曲からさらにすすむと、道は広くなり、ほどなくして小峠に到着。

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この先、道はひろくなり小峠です

旧伊勢南街道とは、ここでお別れ。
広い平坦なところなので、休憩して、これから先の急登に備えます。

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小峠から、登ってきた旧伊勢南街道方向を見る

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小峠の道標、登山道は鳥居が目印

小峠から鳥居をくぐり、短い石段を登ると、登山道は急登と変わります。

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この先は、急登が続きます

つづら折りの急登です。
登るに連れて、回りの景色が白く変わってきます。

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右に左に急登をすすみます

これまでの植林帯が自然林に変わり、景色も一変してきます。
異なる名前のつけられた岩が、この先にいくつも。

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乳岩の表示、景色は霧氷、雪景色へと変化

アイゼンを取り付け、左から合流する平野道の分岐を過ぎました。
高度を増す毎に、刻々と変わる回りの景色。
でも、尾根道に入り、風が容赦なく吹き付けてきます。

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だんだん雪山に

右手に国見岩、揺岩を見てすすみます。

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神武天皇が国見をしたと謂われのある国見岩

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 揺岩、はるか昔に「多武峰、大職冠、藤原鎌足公」と三度唱えれば、この岩が揺るぎだしたといわれています

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雪を踏みしめ

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きらきらする霧氷に感動

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辿ってきた霧氷の尾根道を振り返ります

ほんの少し、青空が見えてきました。
日光に照らされると、霧氷は一層きれいに際立ちます。

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尾根道をすすみ、笛吹岩

やがて右に笛吹岩。
高見山の開祖聖人が、月夜にこの岩から笛を吹くと、左右の谷から大蛇が駆け上がり、この音色に聞き入ったそうです。
その真意は別にしても、ここからの南の眺めは、なかなかの絶景です。

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笛吹岩からの眺め、大峰山系の山は、雲で隠れています

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笛吹岩から南東側の眺め

笛吹岩から山頂まではもうすぐ。
急登を登り詰めると、高角神社が祀られている頂上です。

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山頂までもうすぐ、雪景色が美しい

強風が荒れる中、山頂到達。

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高角神社

お天気が良ければ、北から東方向に、曽爾の山や三峰山が見渡せるのですが…。
兜、鎧、倶留尊山、大洞山をなんとか見ることができます。
それより近くの三峰山は見えません。

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山頂から北側の展望、右後方に兜、鎧岳
 
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頂上から北尾根ルートを眺める

風が強く、展望台のある避難小屋に入ります。
3,4人の登山者が来ていました。
ここで、昼食です。
小屋の中でも、雪が張り付いています。
風は遮られますが、雪山の小屋は寒いです。

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展望台のある避難小屋、展望台に上がっている人は誰一人いませんでした

食事を済ませて下山。
平野道分岐までは、往路と同じです。

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西の山々を正面に見て下山します

急登の下り、アイゼンを雪に突き刺すようにして慎重に下っていきます。
 
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急登を下り、平野道分岐

 平野道分岐を右にとり、下平野の登山口をめざします。
途中の作業小屋は、崩れ落ちていました。

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分岐からひたすら下り、崩れ落ちた小屋

樹齢700年とも言われる高見杉で小休憩。
避難小屋があり、ベンチが設置されています。

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高見杉と避難小屋

高見杉から登山口までは、40分ほど。
段差のある丸太の階段が長く続き、膝に堪えます。
登山道から雪がすっかりなくなり、植林の中を抜け出すと、登山口です。

舗装された道路を下り、朱色の丹ノ浦橋を渡って、平野川沿いを上流に向かって歩けば、バスの待つたかすみ温泉。

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植林帯の中を下り、登山口に出ました

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平野川に架かる丹ノ浦橋、ここからたかすみ温泉はすぐです

温泉にゆったりと浸かり、帰りはバスの中でウトウト。
今年、初めてとなる山歩きを楽しみました。

2015.01.07 / Top↑
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