奈良交通バスハイクで、台高山系の岩屋口山、ナメラ山、池杉山の縦走コースを歩いてきました。
台高山脈の東に位置し、三重県の山です。
ここ3,4日の暖かさにより、雪は溶け、わずかに残る程度。
天候も恵まれ、楽しい山歩きでした。

行程
橿原神宮前駅8:20ー10:10青田発電所(三重県松阪市飯高町)10:20ー林道分岐10:51ー11:13林道出合11:15ー11:39作業小屋11:46ー12:29ピーク1115峰(昼食)13:10ー13:36岩屋口山(標高1144m)13:45ーピーク1115峰14:09ー14:21ナメラ山(標高1118m)14:30ー14:44池杉山(標高1074m)14:53ー林道終点15:12ー林道分岐15:44ー16:00青田発電所16:10ー(たかすみ温泉)ー18:50橿原神宮前駅 距離約8km 参加者35人


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コース概略図

青田発電所でバスを下車。

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三重県青田発電所から歩き開始

青田川にかかる長瀬橋を渡り、右に林道へと続く道に入っていきます。
しばらくは、青田川を右に見ながらの平坦な道。

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長瀬橋を渡り、林道へ

左は、杉の植林帯。
林道が石の転がるゴツゴツとした道に変わってきます。

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だんだんと道が荒れてきます

すすむに連れて、少しずつ傾斜を増してきます。
この辺りは、まだウオーミングアップで軽い足慣らし。
下山時に下りてくる林道の分岐を左に見て、そのまま直進します。
左にとれば、トガ尾から池杉山へ。

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林道分岐、左林道には、鉄製のフェンス。そのまま川沿いをすすみます

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谷から流れ落ちてくる小さな滝

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途中には、土砂の崩れ落ちたところも

荒れ気味の林道をすすむと、登山道との出合。
ここを左に登ります。
その前に、小休憩。

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林道と登山道との出合

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林道から登山道へ

杉の植林帯を登っていきます。
道は急登となり、つづら折れに。

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杉林が続く登山道

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つづら折れの道を振り返り

そばを勢いよく駆け上がっていくワンちゃん。
つづら折れの道をショートカットして、直登で登っていきます。
このワンちゃん、発電所のところにいました。
ときには、先導したりして、ずっと付いてきています。

よく見ると、左後ろ足は、人間で言うくるぶしの下がない障害犬。
左足が地面にうまくつけません。
ちゃんと首輪も付いています。
作業小屋の前で休憩すると、周りをうろうろ。
このワンちゃん、下山するまで一緒でした。

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作業小屋とワンちゃん

作業小屋を過ぎると、傾斜はさらに増します。

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杉林が切れたところで、西側の山並み

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急登が続きます

残雪がところどころで、見られるようになってきます。
尾根道に入っても、風はさほど感じられず、この時期にしては、とても暖かい感じ。

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残雪の尾根道をすすみます

急登を登りきれば、P1115峰です。

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P1115峰への登り

明るい日差しが降り注ぎ、落葉が柔らかいクッションのよう。
稜線上でありながら、風はほんの少し。
葉の落ちた樹木の先には、台高の山並み。
お弁当をいただきます。

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P1115峰で昼食休憩

気持ちが解放されます。
寝転んでいたくなるほど。

休憩して西の岩屋口山へ、ここからは稜線歩き。

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P1115から西側(岩屋口山)と東側(ナメラ山)の稜線を見る
 
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ワンちゃん、お弁当をおねだり、稜線を西へ

P1115峰を少し西へ行くと、絶好の眺望ポイント。
これからめざす岩屋口山を左に、桧塚、右には高見山、曽爾の山まで見えます。

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P1115峰の西には、絶景が広がるビューポイント

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手前、岩屋口山、右後方に稜線が桧塚へと延びています(画像をクリックすると拡大します)

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 中央左奥に高見山、高見山は見る方向により形が随分違います

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奥に曽爾の山

思い切り眺望を楽しんだ後は、目の前にある岩屋口山へ。
急坂を下り、登り返します。

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岩屋口山への下り、一旦、平坦となり、登りへ

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明るい日差しの中を岩屋口山へ

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落葉樹の景色が美しい

岩屋口山は、周りを木々に囲まれ、眺望は望めません。
高く伸びる樹木と青空のコントラストが、とてもきれい。

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岩屋口山頂上、樹木の間には台高の山(池木屋山?)

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きれいですね。新緑や黄葉のときも見てみたい

岩屋口山から元の道を引き返し、ナメラ山に向かいます。
東の方向にわずかながら、その姿が見えています。

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引き返して、ナメラ山へ

下って登り返し。

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P1115峰手前から、もう一度、振り返って景色を眺めます

岩屋口山からナメラ山、池杉山へと続く稜線歩きは、長い急坂もなく、きれいな自然林が続く道。
山歩きの醍醐味を味わうことができます。

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ナメラ山へと向かう

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正面にナメラ山

昼食場所のP1115峰を通り過ぎ、10分余りでナメラ山に到着。
三等三角点があります。

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ナメラ山山頂

残念ながら、ここも眺望はよくありません。
自然林に満ちた空間です。

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眺望付近の光景

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ナメラ山山頂でくつろぐ参加者さん

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こっちの方向は迷岳?、ワンちゃんが一番元気

ナメラ山から池杉山まで15分ほど。
心が癒やされるような光景が広がります。

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池杉山へ向かう

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身体も足も弾みます

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癒やされる空間

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こんな山歩きだと疲れません

池杉山に着きました。
昭文社の「山と高原地図」には、名前が載っていません。
P1074とあるだけ。
でも、ここからの眺めも最高です。

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池杉山到着

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頂上風景
大きなブナの樹。
そして、ダイナミックな台高の山。

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樹齢を重ねたブナ

標高こそ低いものの、アルプス並みの光景です。
酔いしれます。

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絶景に感嘆

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 良い眺め

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左遠くに水無山、国見山、右には高見山

池杉山からの下りは、急坂。
転倒に注意、慎重に下ります。
横をワンちゃんが苦も無く、下っていきます。
「君たち、なにモタモタしているの」と言わんばかり。

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池杉山からの下り

自然林から再び植林帯の中へと入ってくると、道はやや緩やかになります。

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自然林から植林帯へ

登山道から林道に出ると、道幅は広くなり、下りと相まって、足取りが速くなってきます。

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林道終点地点、ここから林道歩き

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林道をひたすら下る

鉄製のフェンスを過ぎると林道分岐。
往路と同じ道を下って、バスの待つ発電所へ。

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分岐点手前のフェンスが見えると、発電所まではそれほど時間はかかりません

すでにワンちゃんは、一足早くフィニッシュしていました。
今日の主役は、ワンちゃんでした。

岩屋口山も、ナメラ山も、池杉山も「関西周辺の山・250」(山と渓谷社刊)には掲載されていません。
稜線の山歩きは、自然林の奥深い趣を残しており、魅力ある山歩きを味わうことができます。
マイナー扱いの山ですが、もっと取り挙げられても良いように思います。

こうした山歩きを企画してくれるのも、地元奈良交通さんのお陰。

ところが、この4月から国の規制が厳しくなり、これまでのような金額では、できなくなりました。
このため、奈良交通さんの4月から6月の企画表を見ると、バスハイクが激減しています。

値上げはあっても、ぜひ、存続をお願いしたいところです。

2015.02.25 / Top↑
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