和泉山脈の西部、雲山峰(うんざんぽう)が主峰の紀泉アルプスを歩いてきました。
今月から入会した京都山の会さんの例会、初参加です。
この山の名称は、和泉の海を行く船が、航路の目標にし、雨の降る前には、この山に雲がかかることから付けられた名前だそうです。

行程は
JR山中渓(やまなかだに)駅9:31ー9:39銀の峰コース入口ー9:44登山口9:50ー10:18第1パノラマ台10:25ー11:57雲山峰(標高489m)12:08ー12:25展望広場(昼食)13:05ー13:42井関峠13:56ー14:19大福の名水ー14:25分岐ー15:12JR六十谷(むそた)駅 距離約12.9km 参加者8名


(ルート図・クリックしてご覧下さい)

駅を出て線路沿いを南に歩きます。

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JR山中渓駅から線路沿いの道

まもなく、右に阪和線の踏切を渡る道。
ここを右折し、踏切を渡り、次の辻で左へと入っていきます。

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目の先に見える踏切を渡りすすむと、ハイキングコース入口

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途中にユニークなアーチ

阪和道のトンネルを抜けると、登山口。
道標があり、その下には白いシャガの花。

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ゆるやかな道を上り、阪和道の下を抜けます

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登山道入口、足元にはシャガの花

ここを左に折れ、急になった坂道を登ります。

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急な坂道へと変わります

自然林の続く道で、新緑や小鳥の声に癒やされながら、20分ほど登ると、雲山峰と第1パノラマ台の道標。

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傾斜はありますが、歩きやすい道です。道標の右へパノラマ台へ

道標に従って、右に入っていくと、目の前の視界が一気に開け、気持ちのよい景色が広がっています。
正面は関空。
飛び立つ飛行機が見えます。
清々しいいい風、
木製の立派な階段状の休憩所があり、素晴らしいビューポイントです。

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展望台から大阪湾を一望

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(クリックすると拡大します)

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広くてよく整備された展望台です

展望を楽しんだ後は、元の道標のところへ引き返し、雲山峰をめざします。
雑木林の道を登っていきます。
ところどころで、急なところはあっても、長い急坂はなく、適度なアップダウンという感じ。

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雑木林の中を、雲山峰へと向かいます

新緑とともに、山に咲く花。
素朴な味わいのある花が出迎えてくれます。

下の左の写真は、ムベの花。
アケビ科に属し、秋には楕円形の実がなります。
アケビは、熟すと実が割れますが、ムベは割れず、縁起の良いものとされています。
天智天皇の「むべなるかな」という言葉で有名です。

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ムベの花と、右はアジサイの類いですが、名前を忘れてしまいました

気持ちのよい縦走路が続きます。
ところどころで展望が開け、飽きることがありません。

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こんな道が続きます

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いろんな道標が付けられています。縦走路の切れ間から見える景色

松の木のある砂地の展望のよいところに出ました。
No39の立て札が立っています。
ここも小休憩するには、絶好の場所です。

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松の木が生えるNo39のポイント

小休憩して、すすみます。

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春のハイキングを楽しむという感じ

すでにツツジは、ピークを過ぎていましたが、ところどころで開いている花を見かけます。
鉄塔のところを過ぎると、またいいビューポイント。

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ツツジきれい、鉄塔の横を通り過ぎます

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送電線が邪魔ですが、ここもいい景色です

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遠くに淡路島が見えます。景色を堪能して先へとすすみます

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随所に整備された案内マップ

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(紀泉)アルプスですから、道標、注意書き、しっかり立てられています

短いアップダウンを何度も繰り返し、木立の間、右手下に鳥取池が見えてくると、雲山峰が近くなってきます。

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右手下には、鳥取池

赤いツツジを見送って、ちょっと急な坂を登ると、雲山峰到着です。

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雲山峰手前は、少し登り急

雲山峰山頂には、雨ヶ森大明神の小さな祠が祀られています。
三角点もあります。
祠の横には、一つの幹から白とピンクの花が咲く椿が植えられていました。

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頂上に立つ石標

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左の写真で右隅は石の祠、三角点は埋もれていました、何等か確認しづらいです

この辺りには、ササユリが自生し、保護を呼びかける看板が立っています。

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サカキや水がお供えされた祠、立て札の下にはササユリが出てきます

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祠の横の2色の椿

雲山峰の頂上は、展望がきかないので、その先にある展望広場をめざします。

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雲山峰から展望広場へ

やがて、井関峠と六角堂方面の分岐点の道標に行き着きます。
展望広場は、この分岐、六角堂方面へ少し、登ったところ。
分岐点から、左手・南方向にすすむと、紀ノ川から和歌山市街が手に取るように見えてきます。

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分岐点の道標

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紀ノ川、和歌山市街の眺め

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展望広場からの眺め

展望広場には、ベンチに置かれている広い空間。
ここで昼食です。
眺望を楽しみながら、おしゃべりも楽しみながらの食事です。

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のびのび展望広場

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展望広場のマップ

展望広場をそのまま真っ直ぐすすむと、六角堂へと行くのですが、ここは道標のあった分岐に戻り、井関峠へと下っていきます。

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井関峠へと続く下り

自然林の中を下りますが、場所によっては急なところもありますが、危険箇所はありません。

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ツツジの蜜を求めてアゲハ、可愛いイラストの注意書き

どんどん下っていくと、井関峠です。

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井関峠

江戸時代はここに、関所があったそうです。
今は、そんな面影はありません。
東屋があり、ここで小休憩をします。

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下ってきた道を振り返ります

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石に刻まれた文字、車止めの鉄柵、ここから六十谷駅へと下ります

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峠で見かけた野草

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峠の案内マップ

小休憩した後、六十谷方面へと下ります。
前方の視界が開け、山の緑が一段と映えて見えます。

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六十谷への道標

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開放的な景色を眺めながら下ります

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広い道幅

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同じ緑でも濃淡があって、変化に富んでいてきれい

下っていくと、千手川沿いの道へと変わり、駅へはこの川沿いをすすむことになります。

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ツツジが歓迎してくれているかのよう

ツツジやマムシ草に似たウラシマソウを、多く見かけるようになります。
見た目は、ちょっとグロテスクなウラシマソウ。
名前の由来は、花穂から延びる細長いひょうろひょろが、ちょうど浦島太郎の釣り糸のように見えるところから来ているとか。
小岩の転がるガレ場のようなところを過ぎてすすむと、道の傾斜はゆるやかとなり、歩きやすくなります。

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ウラシマソウ、秋には赤い実を付けますが、これは有毒。ガレ場のような道

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頭の上には、モミジの新緑

千手川を左に見ながら、すすむと右の岩の間から湧き水が出ています。
「大福の名水」。飲むとソフトでやさしい水の味わい。
横にコップも用意されていました。

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大福の水と行者堂へと向かう橋

大福の水を一飲みして、すすむと前方に小さな橋。
左に折れて、橋を渡り1.6kmほど行くと、行者堂ですが、立ち寄らずそのまま直進します。

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橋のところにある道標

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橋は渡らず直進

川に沿って下っていくと、集落が近くなり、小さな祠が見えてきます。

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すっかり歩きやすくなりました

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小さな祠、下ってきたところで、後ろを振り返って見る

集落に入ってくると、駅まではもう2kmほど。
集落の中でも、小さな祠をみました。
それぞれ皆、形が違います。

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六十谷の集落の中を抜けます

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それぞれ形の違う路傍の祠

川の流れは、右に変わり、川幅も広くなってくると、駅までもうすぐ。
阪和線の線路の手前の橋を右に渡り、左へ上がっていくと、ゴールのJR六十谷駅です。
駅に着いて、ほんの少しで天王寺行きの電車が、ホームに入ってきました。

帰りの電車の中で、会のことをいろいろと教えていただきました。
会のメンバーは、平均年齢が67歳。
6月に総会があり、出席すると、会の活動状況がよく分かります。

天候に恵まれ、メンバーさんとのお話もでき、楽しい山歩きでした。

2015.04.24 / Top↑
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