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名水と北陸の小京都として知られる越前大野を舞台にした、第51回越前大野名水マラソンを走ってきました。

午前6時29分福井駅発、越前大野駅行き乗車。
2両編成の車両は、ほぼ満員、立っている人もいます。
ほとんどが、マラソンがらみの人たち。
各駅停車の列車は、越前大野駅までほぼ1時間。

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福井発越前大野行き普通列車、大野駅踏切にある安全の鐘

越前大野駅は、小さな駅です。
でも、降りると、鉄道や利用者の安全を祈願した釣鐘や、名水が湧き出ていて、都会にないものを感じます。

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大野駅改札口にある芋車の模型。里芋を入れて、水の勢いを利用して洗う仕組みになっています

駅からメイン会場の越前おおの結ステーションまで、歩いて20分。
古い家並みや道端で飾られている花に、落ち着いた雰囲気を感じます。
会場に着くと、メイン舞台では、小さな子どもたちのダンスが披露されていました。
朝早くからの歓迎ぶり、うれしいですね。

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ステージでは、すでににぎやかなダンス披露、右は地元警察のゆるキャラちゃん

会場になっている結ステーションは、大野の観光拠点で、この界隈に主だった見どころが集中しています。
メインシンボルの大野城は目の前、青空をバックに堂々として、こちらを見据えています。

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会場から大野城を見る、右は岐阜県美濃市の川湊灯台を模して作られた時鐘(ときがね)

マラソン参加者は、ハーフ、10km、5km、3km、2km合わせて4.720人。
これだけ走る人がいても、会場がごった返して、混乱するということがありません。
観光施設になっている建物や広場、公園が参加者に開放されていて、一ヶ所に集中することなく、適度に分散されているからだと思えました。

それに絶好の晴天です。
屋外で、適当な場所を見つけて、着替えなどの準備もできます。

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一帯は広いエリアの観光施設、受付や舞台のあるメイン会場

会場案内、整理係、受付などの要員は、町の人たちが協力して、あたってくれています。
受付や荷物預かりでは、地元の中学生さんが大活躍。
51回を数える大会、そのノウハウが蓄積され、運営に生かされています。

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受付もスムーズ、荷物預かり所、安心です

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ラングッズの販売コーナー、ランナー控え所

着替えを済ませて、荷物も預けました。
ハーフのスタート時間は、9時10分。
スタート招集まで、まだまだ時間があります。
近くを回ってみました。

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距離表示のある道案内、会場内に湧き出る名水

会場内のいくつかのところで、名水が湧き出ています。
持ち帰りも自由。

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名水百選・お清水、名水のそばにお地蔵さまが祀られていました

地名や建物を見ていると、大野が城下町で発展してきたことがよく分かります。

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どっしりと風格ある建物

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目を引く建物


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藩主(隠居所)の建物、無料で開放され休憩できます。入口では町内観光ウォークの受付がされていました

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白壁と水路のある小道(左は武家屋敷旧内山家)

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武家屋敷旧内山家、中では抹茶をいただくこともできます

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内山家裏手

良く手入れされた花や緑が、随所で見られ、心を和ませてくれます。

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花で溢れています。瓦にツタ、目を引かれて写真に撮りました

湧き出た清水の流れを使って、巧みに庭のレイアウトがされています。
飛び石が置かれたところは、格好の遊び場です。
走る前に、越前そばを賞味。

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飛び石踏んで…、名物の越前そば

ハーフの出走の前に、高齢者の皆さんによる車いすレース。
こんな光景は、他では見られません。
横では、地元中学生さんのバンド演奏とパフォーマンスで、参加者を元気づけてくれます。

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車いす競技、一斉スタート、心のこもった演奏

いよいよ最初の種目、ハーフマラソンです。
エントリー数1.461人、種目中最も多い人数です。
気温が上がり、暑いくらい。

街中から田園地帯に抜け、折り返し戻って来るコースです。


ルート図(▶をクリックすると走ったルートを辿ります)

コースは全般にほぼフラット。
走りやすいコースです。

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ハーフ、スタート前、演奏とパフォーマンスで見送り

応援もほどほどあって、楽しく走ることができます。
何よりもうれしいのは、地元の皆さんによるコース案内や給水。
町を挙げてのとりくみとなっています。

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平坦で広い道路

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給水所では、名水、スポーツドリンク、バナナも

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往路と復路のランナーが行き交う11km地点

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まだまだ半分の距離です

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田園地帯にランナーの帯が続いています

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沿道でも演奏でエール

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簡易シャワーがありがたい

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山並みを前に後に

 再び、街中へ帰ってくると、声援が一段と大きくなり、太鼓の演奏で、フィニッシュの後押しをしてくれます。

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もう少し、ガンバッテ…

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見事、フィニッシュ

フィニッシュして、まず一番に水を一杯。
シューズにつけた計測チップを外してもらい、完走証をもらいます。
ここでも中学生さんが大活躍。

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すべて地元の中学生さん

タイムは、2時間13分43秒。
楽しんで、完走できたのでよしとします。

大野から福井へ行く列車は、11時台の後は、午後3時過ぎ。
時間は、たっぷり。
その間、ぶらり歩き。

鳥居をくぐると、大野市民俗資料館。
正面のお社に、お参りしてお城へ向かいます。
歩いて20分の表示。


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鳥居をくぐると、左に大野市民俗資料館

神社の左横から入ります。
スロープの遊歩道が延びています。
途中にショートカットの階段がいくつかあり、それを使うと、時間を大幅短縮。
少々急でも、階段に足が向きます。

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神社にお参りして、お城へ

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階段でショートカットして、城門に

城門をくぐり抜けて、すすむと三等三角点がありました。
天守閣は、ここから急な石段を上ったところです。

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なんと、三等三角点があります。石段を上り天守閣へ

入場料200円を支払って、天守閣の最上階まで上がります。
涼しい風が吹いてきて、気持ちい〜い。まわり一望。

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天守閣入口、最上階から見るお城

会場の結ステーションが、直ぐ下に。
後方は、日本百名山の荒島岳。
残雪も見られます。
いい姿をしています。
いつか、登って見たい山。

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お城からの眺め、カラフルなテントのあるところがメイン会場。左後方には百名山・荒島岳(標高1.523m)

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南方向を眺める、右後方は、銀杏峰(標高1.440m)

天守閣は、鉄筋コンクリート造りで、魅力には少し欠けます。
石垣は、野面積みと呼ばれる自然石を加工しないで積み上げたもので、古い形式の石垣になっています。
昨日見た福井城の石垣とは、対象的です。

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野面摘みの石垣

お城から、七間通りへと行ってみました。
北陸の小京都を象徴する古い家並みが続いています。
石畳敷きの道路の両脇に、並んでいます。

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  七間通り、ここにも清水

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鯉のぼりが風に揺れています

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この通りで朝市が行われます

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登録有形文化財に指定されている南部酒造場

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お土産購入やティータイムもできます。軒下で見かけた珍しいアジサイの花

歴史を感じさせる建物には、活気づいていた頃の大野の町を紹介するポスターが掲示されていました。

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大野・今昔物語

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七間通りの様子

七間通りから寺町通りを歩き、駅に戻りました。
お土産に福井名物の焼き鯖寿司を買い、駅前のラーメン屋さんで食事。
鶏ガラスープの塩梅ラーメンは絶品の味でした。

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寺町通りの風景、右は越前大野駅前ひろば

越前大野名水マラソンは、走って良し、歩いて良し。
町挙げての歓迎ぶりや応対ぶり、どこをとっても好印象でした。
アクセスがやや不便ですが、おすすめできる大会です。

2015.05.24 / Top↑
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