奈良県桜井市と宇陀市の境にある音羽三山に登ってきました。
今回は、京都山の会の例会で参加者は17名。
関西100名山の一つです。
標高のわりには、急登で登り下りを繰り返し、意外に歩き応えのある山でした。

行程
近鉄桜井駅9:45ー(バス)ー10:03下居バス停(標高240m)10:10ー11:07善法寺(音羽山観音寺・標高550m)11:23ー12:06音羽山(標高851.7m・昼食)12:39ー13:01経ヶ塚山(標高859m)13:10ー13:48熊ヶ岳(標高904m)13:57ー14:22反射板14:25ー14:35大峠(標高770m)14:45ー15:48不動滝バス停(標高350m)16:41ー(バス)ー17:02近鉄桜井駅 歩行距離9.2km


ルート

▶印をクリックするとルートをたどります

桜井駅前から奈良交通バスに乗り、下居(おりい)で下車。
寺川を左に見て、バスの進行方向に少し登ると橋があり、たもとには石柱。
よく目に付く眼病霊験・音羽山観音寺の道標があります。

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下居バス停を下り、50mほど行くと、観音寺の案内

橋を渡ったところに案内板。
案内板に従い、舗装された道を右へと登っていきます。

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橋を渡り右へ

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最初にめざすは、音羽観音寺さん

民家が遠くなり、次第に傾斜がきつくなってきます。
頭上からは日差しを受け、汗だらだら。
きれいな花が出迎えてくれると、ホッとします。

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だんだんときつい傾斜に、そばには可愛い花

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光に映えて芙蓉がきれい

この登りは、観音寺さんの参道。
途中に、ほっこりするようなイラストの看板が立っています。
見ていると、思わずほくそ笑んでしまうほど、うまく描けています。

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ようこそお参り 音羽観音寺

登って行くと、左に細い道が分かれ、この道を登ります。
参道に南無観世音菩薩と書かれた赤い幟が立てられています。
ところどころには丁石。
可愛いイラストの看板も次々に。

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参道脇の丁石、赤い幟の参道へ

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Welcome、お寺なのに横文字も、丁石の横にはお地蔵さま

参道は、さらに傾斜を増し、歩くペースもゆっくり。
そんなところに、「ぼちぼちのぼろーか」。
いいタイミング、誰が描いたのでしょうか。

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急登でもこんな看板を見ると、気分癒やされます

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お地蔵さまやイラストに後押しされて、急登をすすみます

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観音寺は標高550m、ほんまもんの山寺

汗を拭き拭き、石段が見えてくると、その上に観音寺のお堂が見えてきます。

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石段の上に本堂が見えます

ここまで登ってくる住職さんは大変です。
本堂にお参りしていると、住職の尼さんが本堂を開けてくれました。
アメ玉も「どうぞ」。
イラストに描かれていたのは、住職さんでした。

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静寂な中に建つ本堂

本堂では、二人の尼さんのぬいぐるみが、出迎えてくれていました。

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小柄で柔和な住職さんでした。右の写真は鐘楼

境内には秋の花が咲き、参拝者やハイカーの目を楽しませてくれます。
多分、住職さんがお世話をされているのでしょう。

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左、インパチェンス?、素朴な庭にはシュウカイドウが似合います

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小さなホトトギス(右)

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鐘楼の横から階段下の庭を見る、よく手入れされています

境内には、お葉つきイチョウの大木があります。
木の下にブルーシートが敷かれ、その上にいくつか銀杏の実が落ちていました。

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樹齢500年と言われる天然記念物指定・お葉つきイチョウ

手を清める水は、飲み水としてもOKです。
本堂の右手から大銀杏の下を通り、音羽山へと向かいます。
ここからは山道。

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観音寺から自然道になります

やがて、石がゴロゴロとした沢道となり、水が流れるなか、足元を気にしながら登ります。
荒れた道で歩きにくいところです。

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前日の雨で沢を流れる水が多いような感じ

途中に万葉展望台へ向かう分岐点があります。
ここへは寄らず、そのまま左に音羽山へ。

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沢道の途中に、右・万葉展望台の矢印

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沢道から離れると、尾根道へと入ります

尾根道へ入ると、道は穏やかになり、歩きやすくなってきます。
右・経ヶ峰、左・音羽山の道標が見え、その道標を左に少し歩いて音羽山の山頂です。

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尾根道をすすむと、山頂です
  
回りを植林帯で囲まれた音羽山の頂上は、眺望は効きません。
三等三角点があり、10数人くらいが座れる小広場になっています。

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小笹と樹林帯の山頂

ちょうどお昼の時間帯、ここで昼食です。
食事を済ませると、二番目の山・経ヶ峰へ向かいます。

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小広場を囲んで昼食、次の経ヶ峰へ

道を少し戻り、南へとすすみます。
一旦、鞍部へと下りますが、急坂です。
そこから、また、急登となります。

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鞍部から経ヶ峰に向かう急登

樹木で囲まれた縦走路は、展望が効かず、ひたすら登るだけ。
急登を脱すると、経ヶ峰です。

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樹木の下は笹原

三山の中では、ここが一番広い頂上。
大きな石灯籠が立っています。
回りが植林帯だった音羽山ですが、こちらは自然林。
やっぱり自然林がいいです。

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頂上でひと休み

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かっては展望がよく国見岳の別名まであった山頂も、今は樹木に囲まれた広場

経ヶ峰を後にして、三つ目の熊ヶ岳へと向かいます。
急坂を下ります。
かなりの急坂、しかも結構下まで下ります。

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急坂の下り

坂の途中、樹林の合間から次に目指す熊ヶ岳が見えてきます。
ここから見る姿は、三角のきれいな山。
登り返しがきつそう。

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前方に姿のきれいな熊ヶ岳

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東側の眺望、山座同定ができないのが残念

笹と植林帯の中をすすみます。
小笹から熊笹へと生態が変わり、だんだん藪掻きの様相。

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笹と植林が続く

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笹の茂る稜線

笹の生い茂る足元には倒木があったり、木株もあり、笹をかき分け注意してすすみます。
何度かアップダウンしながら熊ヶ岳に到着。

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三山の中では最も狭い空間の熊ヶ岳

ここも笹と樹木に囲まれ、眺望はなし。
頂上にある赤く色付いたまゆみの実が印象に残りました。

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まゆみの赤い実が一際、映えて見えました

熊ヶ岳からさらに南へとすすみます。
深い笹原が続きます。

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背丈の高い笹の中では、胸まで笹が覆うほどでルートを見失いそう

わずかに開いた樹林の間から金剛と葛城山の山並みが見えています。

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西側の眺望(左・金剛山、水越峠をはさんで右に大和葛城山)

笹の背丈が低くなってくると、やがて反射板のあるピークに着きます。
近鉄の大峠無線反射塔です。

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小笹になり正面に反射板

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反射板を見て大峠へ下ります

下って行くと、大峠です。

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小さな祠のある大峠

女坂伝承地の大きな石碑が立っています。
ここで小休憩して、右に折れ下って行きます。

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小広場の大峠

歩き易くなりますが、傾斜はそこそこあります。

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樹林帯の中を下ります

登山道を下っていくと、舗装された林道に出ます。
この林道が急坂、しかも濡れていて滑りやすく、腰を引きながら恐る恐る。
それでも、すべって転ぶ人、続出。
何度か足元を滑らせましたが、転倒は免れました。

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滑りやすい急坂の林道、途中から一般道へ

流れに沿い林道をそのまま下ると、不動滝を経てバス停ですが、あまりにも滑るため、途中から一般道通行に変更。
談山神社へと続く一般道から不動滝のバス停に至りました。

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一般道八井内トンネルを出たところ、真っ直ぐ行くと談山神社、信号を右に下ると不動滝バス停

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不動滝バス停、近くにはキンモクセイの香り

ひとつ一つの山の標高は、高くはないのですが、登り下りを繰り返すため、高さ以上のものを感じます。
関西100名山ながら、三つの山とも眺望がきかず、どちらかと言えば地味な山。
バス利用の場合は、1時間に一本なので、運行時間は要確認です。

2015.09.26 / Top↑
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