青空の広がる素晴らしい天気に誘われて、神戸・摩耶山の山歩きを楽しんできました。
登りは上野道、下りは青谷道のルートで、摩耶山の最もポピュラーなコース。
頂上付近は、紅葉が見頃を迎え、景色を一層、華やかなものにしてくれていました。

行程
JR灘駅(標高40m)9:37ー(阪急王子公園駅前)ー10:03五鬼城展望公園石標ー10:06五鬼城公園山道入口ー10:39摩耶ケーブル虹の駅10:42ー10:56上野道・青谷道分岐点ー10:59旧山門ー11:06旧摩耶の大杉11:09ー11:11摩耶山史跡公園11:15ー11:28風の駅・摩耶山掬星台(標高690m)11:44ー11:51摩耶の石舞台11:52ー11:54オテル・ド・摩耶ー11:59摩耶山天上寺(標高707m)12:11ー12:19風の駅ー12:34上野道・青谷道分岐点ー12:53大日大聖不動明王12:54ー13:03大龍院ー13:10つくばね登山会小屋ー13:41JR灘駅 距離10.8km


ルート

▶印をクリックするとルートをたどります

JR灘駅から歩き開始。
駅を出るときから、幼稚園児の集団に出会いました。
ここから北へ5分余りのところには、王子公園。
天気も良いので、きっと王子公園で、園外保育のようです。

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JR灘駅から王子公園方向へ歩きます

王子公園南側の広い通りを東にすすむと、阪急王子公園駅。
駅前を過ぎ、王子公園東側を流れる細い西郷川を渡ったところで、左折。
ゆるやかな坂道を登っていきます。
王子公園の北東角の交差点で右折して東に行くと、摩耶ケーブル駅へ上がる道の交差点。
信号のある東南角には、赤いポスト。
ここを、左に折れ、正面の摩耶山に向かって登っていきます。

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摩耶ケーブルの案内に沿って歩きます。左の写真は摩耶ケーブル南の交差点

静かな住宅地の道です。
すすむに連れて、傾斜が増し、汗が滲んできます。
摩耶ケーブルへ行く道をすすむと、五鬼城山展望公園・山麓リボンの道の石標。
矢印に従い、左折して山麓リボンの道へとすすむと、すぐに上野道への道標。

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矢印に沿い、五鬼城山公園・上野道へ入ります

登っていくと、住宅地の外れとなり、山道の入口となります。
振り返ると、眼下に神戸の街。
まだ、登山道に入っていないのに、かなり登ってきた感があります。
景色はきれいだけど、この辺りに住んでいる人は大変です。

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山道に入るところで、見る景色

階段の多い山道を登っていきます。
案内板や道標が立てられていて、道に迷うことはありません。

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五鬼城展望公園(上野道)入口、階段道が続く

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入口にある案内板

整備された登山道です。

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この辺りから五鬼城展望公園

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登山道脇には休憩所も

登るに連れ、傾斜がきつくなってきます。
途中に、鉄棒の遊具が設置されていました。
ここまで来て、遊ぶ人がいるのかな?

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こんなところに鉄棒、そこを通り過ぎると木製の橋

足をすすめるに連れて、どんどん上がっている感じなので、樹木が切れたところで見る景色も、見下ろすような感じに変わってきます。

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かなり登ってきました

階段道が途切れたところでは、道はゆるやかになり、足取りが軽くなってきます。
それも、束の間、また、階段道に入ります。

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ところどころで、歩きやすい楽な道

間に見かける古い町石は、この山が信仰の山であることを物語っています。

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新しい道標と古い町石

展望の良いところに出てきました。
大阪湾を挟んだ向かいに、山が浮かぶように見えています。
山側を望むと、色付いた樹木。
この辺りから上は、見頃近し。

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遠くに金剛、紀泉の山並み?

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紅葉見頃までもうすぐ

景色を眺めて再び樹林帯の中をすすむと、右に古い家屋。
かなり大きな建物ですが、何だったんでしょう。
今は、荒れ果てています。

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ビューポイントを過ぎると、廃屋が

摩耶ケーブルの虹の駅が近くなってくると、樹木が開け、展望もよくなってきます。

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青空と色付いた木々がきれい

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クリアな空

右に虹の駅が見えてきました。
ここを左に曲がり、すすむと展望台。
さらにすすむと、また、虹の駅。
ケーブルは、一度下りて、山上へはロープウェイとなります。

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ケーブル虹の駅と、ロープウェイ駅に続く道

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通路の脇にはこの立て札、ロープウェイ虹の駅

展望台では、何人かの人が休憩していました。
駅を右に見て、前は階段道。
虹の駅から摩耶山史跡公園、摩耶山上に至る道は、中世から近代にかけて歴史的遺構が多く点在するエリア。
その案内板を見て、階段道を登ります。

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虹の駅近くにある摩耶遺跡探訪コースの案内板

階段を少しすすんだところに、高雄大明神の赤い鳥居。
さらにすすむと、摩耶花壇跡。

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高雄大明神を右にみて、階段道を行く

花崗岩の石柱に立派なプレートが付けられています。
写真入りの説明板です。
それを見ていると、往事のにぎやかだった頃を偲ぶことができます。

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立派なプレートが各所に整備されています

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摩耶花壇跡

摩耶花壇跡の先には、峠茶屋跡。
近くにお地蔵さまが祀られています。

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峠茶屋跡とお地蔵さま

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参拝客などでにぎわっていた峠茶屋も、今では静かな憩いの場所

ところどころで遺跡を見ながらすすみます。
この辺りの樹林帯は、国有林となっています。

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摩耶山国有林の看板、右はお経を納める「ほうけんとう」

左右に道が分かれる分岐点にやってきました。
ベンチが置かれています。
左は帰りに通る青谷道、右へすすめば山上です。

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青谷道と上野道の分岐点、ここを右に山上方向へ

分岐から少し登ると、旧山門。
修復工事の真っ最中でした。

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摩耶山史跡公園の案内板、旧天上寺の山門

旧山門から石畳と長い石段が続きます。
勾配も急で、息が上がります。
 
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旧山門から長い石段が続く

長い石段を登り、一息つきたいところに、摩耶の大杉の道標。
階段道から50mとなっていましたが、距離はもっとありました。

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摩耶の大杉の道標と案内板、階段道を左に入ります

この大杉は、幹回り8m。
樹齢千年と言われていましたが、昭和51年の旧摩耶天上寺の大火災で、火を被ったことにより枯死。
それでも、その凄さを感じさせます。

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枯れても存在感があります

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枯れた大杉に彩りを添えるモミジ

旧摩耶天上寺は、この大杉のあるすぐ上に位置します。
元の階段道へ戻り、石段を登れば、今は広い史跡公園になっています。

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旧摩耶天上寺の案内板

正面に摩耶山上の電波塔が見え、眼下には港町神戸の街並み。
ここまで上がってくると、紅葉も見頃。
休憩、食事には絶好の場所です。
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正面、摩耶山上

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ベンチが置かれ、絶好のビュー、休憩ポイント

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青空と光を浴びてまぶしいほどの紅葉

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史跡公園から見る眺め

良い時期、良い場所ですが、見かける人はちらほら。
駅から離れているため、ここに来る人は、ほとんどハイカーさん。
トレイルトレーニング中のランナーさんもいます。

自然林の道をすすむと、弘法清水。
弘法大師が一息ついたといわれのある湧き水。
摩耶山に湧き出る清水は、龍神水と呼ばれ、生命力を高め、困難に打ち勝つ力を与えてくれるそうです。

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弘法清水

弘法清水を過ぎると、傾斜の急な石段道となり、ほどなくして舗装道に出ます。
途中には、木の根が露わになったその下には、肩から上だけの石仏が祀られていました。

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石段道が続く

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木の根の下に祀られた石仏

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石造りの常夜灯脇に左・天狗道、右・掬星台の案内、舗装道に出るところ

舗装銅を右にとり、駅のある広い広場の掬星台到着。
眺めの良い展望台。
ここから見る夜景は、あまりにも有名です。

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広い掬星台の広場

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ロープウェイ「風の駅」と電波塔

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Mt.maya掬星台、標高690m、
右は、震災で壊れた石材で造られたモニュメント、震災復興の願いが込められている

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夜だと、また違った世界

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遠くに生駒、金剛、紀泉と続く山並み

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ポートアイランドとその奥に神戸空港

掬星台から北に、六甲全山縦走の道をすすむと、眺めの良い石舞台があり、オテル・ド・摩耶の建物。
その途中で、ピンクに染まったマユミの実が目を引きました。
もう少しすると、中の赤い種子が飛び出してきます。

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掬星台から北に全山縦走路をすすむ、マユミが木を染めてます

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六甲全山縦走路の標示

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石舞台とオテル・ド・摩耶

オテル・ド・摩耶の前を通り、車道へ出て100mほどすすむと、摩耶天上寺。
旧伽藍が火災で失われ、現在はこの地に移されています。
まだ、復興途中。

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天上寺入口と境内

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再建された諸堂

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天上寺から見る景色

天上寺からもと来た道を戻ります。
掬星台から上野道と青谷道の分岐までは、同じ道。

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天上寺石段の紅葉、もと来た道を下り、下山は青谷道を通ります

急な石段道が続き、膝に堪えます。
登った上野道より階段が多いように感じます。

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石段道が続く、しかも急な青谷道

橋が見えてきます。
その手前は湿っていて、滑りやすそうな道。
注意して下ります。

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ここは滑り要注意

橋を渡り下ると、大日大聖不動明王の文字。
ここは禊場(みそぎば)。
奥にすすむと、行場がありました。

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木橋を渡り、不動瀧・大日大聖不動明王の禊場

ここを過ぎると、階段はなくなり、スロープ状の道となります。
少し下ると、湧き水場。
350㎖のペットボトルが空になった直後で、この水を入れて、水分補給。

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階段道からスロープ状の道に

山茶花の花が咲いていました。
紅葉と青い空、山茶花、どれもきれい。
写真に撮ろうとすると、コントラストがありすぎて、うまく撮れません。

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実際は、もっときれいなのですが…

砂防ダムを見て、軽快に下って行くと、赤い鳥居。
そばには、滝修行のポスター。
ここは大龍院。
赤い鳥居の奥、鬱蒼とした中に行場があるようです。

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大龍院の鳥居と滝修行の案内

青谷川に沿って、さらに下ると、小屋が見えてきます。
この小屋は、地元つくばね登山会の集会所。
そばに、赤い鳥居の征一位末廣大神とお地蔵さま、

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末廣大神とつくばね登山会の小屋

川沿いにはモミジの木が多くあります。
赤く染まるには、まだ日数がかかりそう。
染まるときっときれい。
小綺麗な看板のお店がありました。
お値段もお手頃。

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下って行くとまだ新しい小綺麗なお店

でも、お客さん、入るのかな。
青谷道に入って、誰一人として会っていません。
隣には、観光茶園。

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赦免状に観光茶園が広がる

神戸市内唯一の茶園で、毎年5月初旬の八十八夜には、小学生が茶摘み体験をすると書いていました。
きっと、茶摘みをして、お茶を飲むんでしょうね。
体験して飲むお茶は、格別です。

ここまで来ると、青谷道の登山口が近くなります。
眼下に市街地が見えると、ほどなく登山口。
そして住宅街の道に。

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展望のよいところに出てくると、山道ともお別れ、市街地に

後は、真っ直ぐ下るだけ。
松蔭高校、海星女子学院大、上筒井小学校。
文教地の道を下って、左に折れると終着点、JR.灘駅です。

摩耶山のこのコースは、標高差も少なく、登る距離も長くはありません。
それでも、その割りには傾斜は急で、歩き応えはあります。
駅から近く、2時間ほどで登れる山ですが、自然林や摩耶遺跡が随所にあり、登山以外の楽しみもできます。

景色は、一級品。
季節が変わった時期に、また登ってみたい山です。



2015.11.05 / Top↑
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