六甲山の北西部にある丹生帝釈山系の帝釈山に登ってきました。
標高は586mと低い山ですが、関西100名山の一つです。
秋晴れの中、単独の山歩きです。

行程
三宮駅ー(電車・谷上駅乗換)ー9:30箕谷駅9:52ー(市バス)ー10:08丹生神社前バス停(標高180m)10:10ー10:14丹生神社宝物殿ー10:42丹生山分岐10:44ー11:08丹生山・丹生神社(標高515m)11:17ー11:47帝釈山(標高586m)11:52ー12:16丹生神社ー12:20衝原分岐ー12:52衝原バス停(標高150m)13:17ー(市バス)ー13:33箕谷駅ー(市バス)ー三宮 歩行距離約7.9km

ルート

▶印をクリックすると、ルートをたどります。

我が家から電車を3度乗り継いで、神戸電鉄箕谷駅到着は、午前9時半。

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神戸電鉄・箕谷駅、バス停は改札を出て100mほど下ったロータリー

ここから衝原(つくはら)行きのバスに乗り、丹生神社前で降りるのですが、バス発車までには、まだ20分以上。
どこか喫茶店でもないかと探すも、箕谷駅は小さな駅。
改札を出たところにパン屋さんと、ミニコンビニがあるだけ。
仕方なく、バス停で時間を待ちました。

駅から丹生神社前まで、15分余り。
バス停のところに鳥居があり、ここをくぐり歩き始めます。

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丹生神社前バス停、通りを渡り鳥居をすすむ

正面に丹生帝釈山系の山並み。
一本道を北へ向かいます。

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鳥居の間にのぞく帝釈山


のどかな風景が広がる中に集落。
色とりどりの菊の花が、殺風景になりがちな田圃を華やかに飾っています。

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バス停、鳥居を振り返って見る。菊の花が彩りを添える

志染川に架かる麓橋を渡り、すすむと左手に火の見櫓。
その横を過ぎると、右手には丹生神社の宝物殿。

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志染川の橋を渡り、火の見櫓、柿がいっぱい

宝物殿を過ぎると、道路の真ん中に立派なお地蔵さま。
登山道は、丹生神社の参道です。

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宝物殿、参道のお地蔵さま

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道端の道標とお地蔵さま

真っ直ぐ登っていくと、民家の前のテーブルに、袋に入れられた柿とスダチ。
丁寧な説明文に、「どうぞ、お持ち帰りください」の文字。
それに甘えて、柿を一袋いただきました。
御礼をと思いましたが、人影が見えず、そのまま失礼してしまいました。

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民家の前に置かれていた柿とスダチ

この民家から少し登ったところに山道に入る入口。
繁ったササに覆われて道標が見えにくくなっています。
ここを左へ登っていきます。

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ササが覆う道

ササや竹が目立つ山道。
しかも、道をふさぐように竹が倒れかかっています。

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倒れかかる竹の道をすすむ

道は荒れ気味ですが、神社へと続く町石が立ち、それに導かれるように登っていきます。

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道の脇には町石、この道は「太陽と緑の道」

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町石が参道を物語る
 
落葉を敷き詰めたような歩きやすい道に変わって、気持ちよく歩いていると、突然、目の前にヘビ。
ギョッ。大嫌いなヘビです。
一瞬、どきっとしました。
マムシで無くて良かった。

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落葉の道をヘビがニョロリ、平坦になり楽な道

明るい日差しが差し込む雑木林の道に変わり、林道へと出ます。
道標に沿い丹生山の方向に。
舗装道を歩きます。

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平坦な道をすすむ

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林道に出て、丹生山方向へ

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目指す方向に山が見えてきた

左に沢を見てすすみ、沢にかかる橋を渡って登っていくと、丹生山との分岐。
真っ直ぐすすんで、帝釈山を目指すこともできますが、ここは左に曲がって、丹生山の方向をとります。

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林道をすすみ、橋を渡る

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丹生山分岐、延命地蔵さまが立っています

角の延命地蔵さまにお参りして、階段道を登ります。
ここまで、ほとんど階段はありませんでした。
ここからは、階段道へと変わり、傾斜も急になってきます。

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延命地蔵さまにお参りして、丹生山へ

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長い階段道が続きます

軽快だった足取りが階段道に変わって、ペースダウン。
小休止して水分も補給。
階段道をクリアすると、傾斜もゆるやかとなり、丹生山が近くになってきます。

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道の中央に町石、ここを過ぎると丹生山(丹生神社)は近い

右手に石垣が現れ、四角い石碑のある広場に到着。
ここは、丹生山城・丹生山明要寺跡となっています。
その一角に祠が祀られています。

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丹生山城、丹生山明要寺跡

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丹生山城跡にある祠、丹生神社の鳥居

丹生神社の鳥居があり、右にすすむと帝釈山。
鳥居から上がって、丹生神社にお参りしてから、帝釈山に行くことにしました。
静かです。
聞こえてくるのは、鳥の鳴き声だけ。
誰一人、見かけません。

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本殿にお参り

本殿は平成になってから修理、改修されたもので、立派な建物でした。
丹生山の頂上は、この境内にあり、立て札が立っていました。

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境内に立つ丹生山の頂上標識

立て札がある辺りから、眺望が開け、瀬戸の海も眺めることができます。

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丹生山からの眺め

お参りを済ませ、鳥居のところへ戻り、帝釈山へ向かいます。

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帝釈山へ向かう道

杉の木立の中を通り鞍部へ下ると、林道を経て丹生会館に続く道が枝分かれしています。
直進して、シビレ山・帝釈山の方向へ。
この道は、丹生、帝釈山を結ぶ縦走路。

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杉木立を下ると、広い鞍部

道標が、しっかりと立てられていて、分かりやすくなっています。
やがて縦走路は、シビレ山と帝釈山の分岐点。

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シビレ山と帝釈山の分岐

雑木林の歩きやすい道を越えて、帝釈山手前にさしかかると、急坂となり、大きな石が転がる道と変わります。

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歩きやすい雑木林の道

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 石が目立つようになると急坂に、途中に帝釈山まであと10分の札

急坂の途中に、あと10分の表示がありましたが、ここから5分ほどで頂上に着きました。

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帝釈山頂上
 
古くは、丹生山明要寺の奥の院があった場所。
石の並びと、祠にその姿を垣間見ることができます。

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左写真・中央の細い道が縦走路、二等三角点のある頂上


頂上からは、南の眺望が開け、瀬戸内海に浮かぶ淡路島が、はっきりと見えています。

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正面に淡路島

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東南方向の眺め、六甲山系の山が見える

頂上で小休憩して、もと来た道を丹生山明要寺跡へと戻ります。
下る途中で、登ってくる一人の男性とすれ違いました。
山へ入って、初めて出会う人でした。

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明要寺跡へと戻り、さらに下って千年家分岐

明要寺から下り、ササ道の真ん中にある町石を過ぎると、千年家(衝原)の分岐。
ここから往路の道と別れ、右に衝原へと下って行きます。
往路の道より、こっちの方が急でワイルドな感じ。

右にひっそりと佇む明要寺墓地を見て、どんどん下ります。

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明要寺墓地

下るに連れて、木立が切れてきます。
木立の間から、色付いた山肌や集落が見えています。

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林を抜けると、大きな淡路島

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細いところあり、明るい日差しの差し込むところあり、変化に富む下山道

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眼下に集落と向かいの山(南側)

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紅葉には、もう少し(東側)

生い茂るシダが目立つようになると、登山口が近くなります。
シダの道が竹の道に変わると、登山口です。

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シダの生い茂る道

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シダから竹の道、こっちも竹が倒れています

登山口に出たところに、つくはらサイクリングターミナルがあり、道標に沿って歩けば、ここから衝原バス停まで5分余りです。

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衝原登山口とサイクリングターミナルの建物

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志染川から歩いてきた山を振り返る、衝原バス停

志染川の橋を渡ってバス停に着くと、13時10分前。
バスの発車時刻まで20分余り時間があります。
その時間を利用して、近くにある箱木千年家(入場料300円)に立ち寄ってきました。
1200年前に建てられた民家です。

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箱木千年家

現在の建物は、ダム建設のため、移設されたものですが、藁葺き屋根の民家を見ると、懐かしさを感じます。
阪神大震災にも耐えたその造りの頑丈さには驚くほどです。

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手前の古木は、ナツメの木、木の下にナツメの実が沢山落ちていました

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落ちたナツメの実、建物の内部も見学できます

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竹や木でしっかりと組まれている。幾何学的な模様も美しい

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小さい頃、我が家にもあった、懐かしい農機具

帝釈山は里山のようなイメージの山でした。
バス停からだと、登り下りで3時間弱。
神戸の中心部からは、外れていますが、バス便も悪くなく、登りやすい山です。
これで関西100名山踏破、53山になりました。

2015.11.12 / Top↑
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