山歩きの教室で、吉野山の北、音羽三山の南に位置する龍門岳に登ってきました。
宇陀市と吉野町の市町境にある山で、日本三百名山の一つです。

行程
橿原神宮前駅8:00ー(バス)ー8:50吉野運動公園8:55ー9:00吉野山口神社(標高230m)9:04ー9:36龍門滝(標高310m)ー9:40龍門寺跡(標高320m)9:41ー11:17龍門岳(標高904m)11:25ー11:37鉄塔広場11:57ー12:19三津峠(標高740m)ー13:18大峠(標高770m)13:24ー13:47針道(標高490m)14:00ー(バス)ー14:35橿原神宮前駅 距離約8.2km


ルート

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吉野運動公園駐車場でバスを降り、ここから歩き開始。
山はガスが覆い、天気はイマイチ。
なんとか雨が降らずにもっているのが、救いです。

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吉野運動公園駐車場(トイレ有り)、ここから吉野山口神社へ向かいます

駐車場から5分も歩けば吉野山口神社です。
神社の横を通る県道は、旧伊勢街道。

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民家が軒を連ねる旧伊勢街道をすすむと神社の鳥居。神社の案内板が設置されてます

鳥居の左側に、黄色に色付いた大きな木。
丸い実をつけています。
「ムクロジ(無患子)」と、教えてもらいました。
果皮には、サポニンが含まれ、こすり合わせると、泡立つため、石けんの代用としたり、種子は羽根つき用のハネの球としても使われるようです。

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色付いたムクロジの葉と果実

鳥居をくぐって、真っ直ぐな参道をすすむと、正面に立派な拝殿があります。

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参道脇のサザンカがきれい、正面に拝殿

拝殿の前にある二基の灯籠は、八代将軍徳川吉宗が参勤交代の安全を願って寄進されたもの。

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歴史を感じさせる拝殿と灯籠

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拝殿と本殿(右)

神社の左手から村道をすすみ、渓流沿いの林道に入ります。

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拝殿左をすすむ

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のどかな田園風景の村道

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植林帯が続く林道に入り、傾斜は徐々に増す、道標は随所にあり

杉の植林帯の中、右に大小2つの祠を見てすすむと、左に簡易型のバイオトイレ。
そばには、手洗いも吊されています。
近くに水道栓(飲料不可)もありました。

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小さくても立派な祠のある杉の植林帯をすすむ

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基礎がしっかり造られたバイオトイレ

すぐ上には、整備された吉野森林セラピー仙人広場。
トイレなどの設備は、利用者の便を考慮して設置されたもののようです。

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吉野森林セラピー仙人広場、ハンモックがいくつも吊してありました

さらにすすむと、下乗石があり、龍門寺跡の案内板が立てられています。
龍門寺は、白鳳年間の創建と伝えられ、当時は金堂、三重塔、六角堂、僧房などの伽藍が立ち並んでいたようです。

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下乗石と龍門寺跡の案内板

左に久米仙人(くめのせんにん)穴居跡の石標を過ぎると、龍門滝が左下に見えてきます。

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久米仙人の石標と龍門滝

滝に下る道を見送って、すすむと龍門寺塔跡です。
ここで、小休憩。
この辺りが、龍門寺の中心部だったところ。
今は、植林の中に埋もれてしまっています。

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龍門寺塔跡、左に少し上がると龍門寺跡

そばをきれいな清流が流れ、静かな雰囲気。
林道はやがて、山道となって、傾斜がきつくなってきます。

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静かな水の流れ、渓流を右に見てすすむ

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傾斜は急に、杉の木立の中でわずかに見られる黄葉

ずっと続く杉の植林帯。
眺望がなく、単調な山歩きが続きます。

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杉の植林帯は頂上まで続く

渡渉を2,3度繰り返し、荒れた道をすすみます。

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渡渉箇所を通過、一部常緑樹のところもあり

標高の割には、急傾斜です。
背中は汗でビッショリと濡れています。

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急傾斜をひと越えしたところで小休憩

ササが目立つようになってきます。
ガスも一段と深くなってきました。

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ササ原をすすむ

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急坂の登り

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ツァー参加者の一番うしろ(最後尾はガイドさん)で歩いています

頂上が近くなってくると、風も強くなってきます。
急登を登りきると、頂上です。

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頂上直前の急登、一面ガスに覆われた頂上

頂上は、樹林に囲まれ、眺望はききません。
岳ノ明神と呼ばれる高皇産霊神(たかみむすびのかみ)を祀る祠と、一等三角点があります。

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土中に埋もれた一等三角点と祠

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一際目立つ、大きな木

吹きさらしの風、寒くなってきました。
祠を後に、北に下ります。

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頂上から北へ向かう

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急坂で滑りやすい

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一面、ガスが覆う

急坂を下ると、鉄塔のある明るい尾根の広場に出ます。
ここは不思議と風は少なく、ここで食事を摂りました。

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芝生が敷かれた鉄塔広場、右奥には反射板

鉄塔広場は2ヶ所あり、どちらもきれいに整備されていました。

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鉄塔広場から歩いてきた道を振り返る。ササ原をすすむ

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鉄塔広場からの展望、遠くの山はガスの中

杉とササの道をすすみます。
小さな登り下りを繰り返し、三津峠に到着。

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ササと杉の植林の道

三津峠は、左右の道と交差しているはずなのですが、ササで覆われ、歩く人もないようで、確認することができません。

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三津峠を通り過ぎる

三津峠を過ぎると、ササ原はさらに深くなり、足元の登山道さえ、分からないほど。
幹に付けられたテープがたよりです。

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藪漕ぎ状態、テープがたより

斜面状になった足元、倒木に注意しながら、慎重にすすみます。
ワイルドだなぁ。

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足元には倒木などあり、注意

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倒木をまたいだり、くぐったり、小枝を払いのけながら

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枝打ち、間伐された樹木が散乱

登り下りを繰り返し、山道がはっきりしてきて下ると、石碑とほこらのある大峠です。

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道がはっきりしてきて、歩きやすくなってきました

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女坂伝承地の石碑と小さな祠がある大峠

ここからは分かりやすい道を下るだけです。
そのまま北へすすめば、音羽三山。
小休憩して、バスの待つ針道へ下ります。

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大峠で小休憩、左へ下ります
山道から林道へ出ると、後は一直線。
この林道は濡れていて、滑りやすく、足元に注意を払い、慎重に下ります。

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山道から滑りやすい林道を下る

前方が開け、車道脇に待機しているバスが見えてきました。
真っ直ぐ下れば、不動滝ですが、今回はここが終点。
バスに乗り込み、帰途につきました。

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針道でバス待機

林道に入り、登り始めから針道へ下りてくるまで、杉の植林が続く山歩きでした。
天候のせいもあり、眺望はなく、最近歩いた中では、率直に言って、インパクトが少ない印象でした。


2015.11.24 / Top↑
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