関西百名山の一つで、淡路島の最高峰・諭鶴羽山(ゆずりはさん)に登ってきました。
参加者は、大阪府山岳連盟パーソナル委員会のメンバー7名。
頂上には、諭鶴羽神社があり、南山麓には水仙が山の斜面を彩る灘黒岩水仙郷があります。

行程
梅田7:00〜(車)〜9:40諭鶴羽ダム(登山口・標高177m)9:54ー10:06神倉神社(標高257m)10:08ー11:09諭鶴羽山(標高608m)11:25ー11:32諭鶴羽神社(標高・510m/休憩所で昼食)12:25ー12:42諭鶴羽山ー13:28神倉神社ー13:37諭鶴羽ダム13:45〜14:30灘黒岩水仙郷15:00〜17:10梅田


 yuzuruha1.jpg  
 クリックで拡大(諭鶴羽山古道を守る会制作)

ルート
 
 (▶印をクリックするとルートをたどります)

諭鶴羽山へ登るには、南側と北側からの二つのルートがあります。
南側・黒岩からの表参道は、荒れ気味で急登。
北側の諭鶴羽ダム裏参道ルートは、ダム付近に駐車スペースがあり、登りやすいことからこちらのルートで登ります。

16yuzuru2 16yuzuru1
諭鶴羽ダムと登山口

ダムの堰堤を渡ったところに駐車スペースがあり、ここに登山口。
すでに10台くらいの車が停まっていました。

16yuzuru3
登山口から階段がのびている

ダム側に、曽我十郎の担い石があります。
案内板には、
平安時代の終わり頃、父の仇を討とうと大願成就を願って、諭鶴羽神社へ日参。
その満願の日、「そなたの健気な心を聞き届けよう。境内の二つの石を担って山が下りられるか力を試されよ。必ず成就するぞよ。」との神のお告げに歓喜した十郎は、早速、大石を担いで下りていった。「できたぞゃ」。勇気百倍を得た十郎は、弟五郎と協力し、仇の工藤祐経(くどうすけつね)を富士の裾野で見事討ちとった。

16yuzuru4 16yuzuru5
伝説の残る十郎の担い石

30段近くある石段を登ると、杉林の急登が始まります。
歩き始めということもあり、息が弾みます。

16yuzuru6 16yuzuru7
急登をすすむ、近畿自然歩道の道標が整備されています

急登は10分ほどで終わり、牛内ダムの分岐を左に稜線をすすむと、裏参道古道の石標。
さらに、ゆるやかな登り坂を行くと、神倉神社です。

16yuzuru9
裏参道は旧参道、古道の石標

傷みの目立つ建物には「神代の時代、諭鶴羽神(イザナギ、イザナミの神)の乗られた鶴が、ここの大樹で羽を休められたという由緒ある場所。ここを通られる登山、ハイキングの方、しばし足を止め、お参り下さればありがたく存じます。」と書かれています。
古い祠に安全祈願のお参りをしました。

道の脇には、丁石地蔵が山頂まで続いています。

16yuzuru10 16yuzuru11
神倉神社、祠のそばには丁石地蔵さん(25丁石)

16yuzuru12
神倉神社(頂上側から撮影)

ゆるやかな歩きやすい道が続きます。
眼下には、樹林の間から牛内ダム。

16yuzuru14
神倉神社を過ぎると、牛内ダムが見えてきます

歩きやすい道が続きます。
随所に道標が整備され、道に迷う心配はありません。
森の鳥や樹木、動物などの案内板も立っていて、自然観察をしながら歩くのもいいものです。

 16yuzuru15 16yuzuru16
歩きやすい道の脇には、自然観察の案内板

16yuzuru18 16yuzuru19
 左の看板は「糞の落とし主をさがそう」、さて、右の糞は何の動物のもの?

いろんな表情の丁石地蔵さん。
カウントダウンをしながら登っていきます。

16yuzuru20
15丁石地蔵

16yuzuru21
らくらくハイキング

16yuzuru22 16yuzuru23
登山道の道標、丁石地蔵、良く整備された道

16yuzuru25
鳥の鳴き声も聞こえてきます

電波の反射塔を過ぎると、頂上が近くになってきます。

16yuzuru30
正面に電波塔が見えてきた

電波塔の右側を通り過ぎると舗装道と変わり、すすむと諭鶴羽神社と頂上の分岐点。

16yuzuru31 16yuzuru33
電波塔から先は舗装道

右に登ると、小広場になった頂上です。

16yuzuru34
分岐点を右に登れば頂上

何組かの登山者が休憩中でした。
山頂には、一等三角点があり、「高神」「大天狗」の石塔が建っています。

16yuzuru36 16yuzuru37
山頂、石塔が建つ

16yuzuru35
右に一等三角点

16yuzuru38 16yuzuru39
頂上から南方向を見る、木造の展望休憩所もある

頂上からの眺めはすこぶる良く、鳴門大橋から四国、瀬戸内海の眺めが一望です。

16yuzuru40
左に鳴門大橋、その先に四国がうっすら

16yuzuru61
北西方向の眺め

頂上には、樒の白い花が咲きかけていました。
この一帯は、アカガシ群落です。
頂上から諭鶴羽神社へは、傾斜の急な坂道を下っていきます。

16yuzuru42 16yuzuru43
樒の花、諭鶴羽神社へ下る

16yuzuru44
途中にあるお地蔵さん

広い境内の諭鶴羽神社です。
本殿の他に、水源守護の水神社(すいじんじゃ)の祠、兵庫の巨樹・巨木に指定されている親子杉が目を引きます。
神仙館の前には、昨年、ここを訪れた羽生結弦選手の写真(撮影禁止)が飾られていました。

16yuzuru46 16yuzuru51
神樹のユズリハの木と水神社

16yuzuru52
中央本殿、左に一部見えているのは神仙館

16yuzuru48
本殿にお参り

16yuzuru49
親子杉

16yuzuru53
幹や枝いっぱいに着生したマメツタ

境内に設置されたテントの中に、諭鶴羽山マップや諭鶴羽古道の案内パンフ。
御神酒も置かれていて、一口いただきました。
平屋のゆずりは山荘(案内所)があり、だれでも無料で利用。食事、休憩ができます。
ストーブが赤々と、とっても暖か〜い。

16yuzuru50 16yuzuru45
御神酒をいただき、ゆずりは山荘で昼食

ゆずりは山荘の奥には、沼島・天の浮橋遙拝所。
目の前に沼島。

16yuzuru62 16yuzuru63
天の浮橋遙拝所

16yuzuru55
正面に沼島
     
昼食を済ませて下山です。
平和祈念塔のある山ぼうしの広場を経由して、元の道へ戻り、ダムへと下ります。

16yuzuru56
山ぼうしの広場(平和祈念塔)

16yuzuru57
大きなヤマボウシの木と広場

山頂から1時間ほどで登山口に下りました。

16yuzuru58 16yuzuru59
早咲きのモチツツジを見て、無事下山

折角の機会なので、下山した後、南側の灘黒岩水仙郷に立ち寄り。
斜面一帯に広がる水仙の花を見てきました。
入園料は500円。
50度近い急斜面に、水仙が植えられています。
七、八分咲きですが、現地の人は、今冬は雨が少なく、花付きが悪いと話していました。

16yuzuru64 16yuzuru77
入口、園内は急階段の回廊

16yuzuru60
駐車場から見る登り階段

16yuzuru78
咲き具合はちょっと寂しい感じ、梅の木も植えられています

16yuzuru66
遊歩道から駐車場を見下ろす

16yuzuru67
中央左上、沼島

16yuzuru79
南急斜面に咲く水仙 

16yuzuru69
 遊歩道は回廊式で、入口と出口は別。下る遊歩道を見る

16yuzuru70
チラホラ咲きの梅の花で締めくくり

年初の山登り。
お参りもでき、水仙も楽しめて、良い山歩きでした。

2016.01.17 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://megusun.blog59.fc2.com/tb.php/2457-7361167e