地元奈良の町をぶらり歩き。
電車で近鉄奈良駅へ。
東改札口を出て階段を上がると、大きな広目天像。

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近鉄奈良駅1階コンコースに展示された広目天像

高さ4mもあるこの像は、先月29日から今月2日まで、平城宮跡で開催された「奈良大立山まつり」で、会場を巡行した四天王の一つ。
奈良県が町興しのイベントの一つとして、今年、初めて開催したまつりで、イベントだけで終わってしまうのは、惜しいということで、28日まで展示されているものです。
手の込んだ造り、色彩感覚が豊かで迫力十分。

東向商店街を抜け、猿沢池の一本西・細い路地を入ったところに、小さなお店があります。
田舎料理「いづみ」さん。
先日、テレビで紹介されました。

ご高齢の夫婦2人で、やっているお店で、ご主人は大分出身だとか。
名物は、店頭の提灯に書かれている鮑腸汁。
大分名物のだんご汁をアレンジした料理です。

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田舎料理「いづみ」さん

お昼の定食などもやっているのですが、名物になっている鮑腸汁をオーダーしました。
ご主人がお団子を延ばすパフォーマンスを見せてくれました。
柔らかくしなやかに、ぐ〜んと延びます。
その手さばきに感心しました。

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見事な手さばき

鮑腸汁は、数種の味噌のだしがベースになっており、そこに鶏肉やゴボウ、キノコなどたくさんの具が入ったものです。
だんご汁と同様、素朴な味が魅力で、一度、食べるとまた食べたくなるような味。
身体は、ほっこり温もりました。

4人掛けのケヤキ1枚板のテーブルが2つ、奥に6人ほど座れる部屋とカウンター席。
広いスペースではありませんが、落ち着いた雰囲気を味わえるお店です。

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  鮑腸汁

いづみさんを出て、古い家並みを見ながら、奈良ホテルから旧大乗院庭園へ。
庭園の中を巡るには、100円かかりますが、庭園文化館は無料。
ここでは、庭園をゆっくり眺められ、古い古都の写真や資料を見ることができます。
奈良には、ここだけでなく、無料で入れる歴史的な建物や資料館がいくつかあり、うれしいですね。

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左の家は庚申猿の代わりに松ぼっくり。城壁と格子の家

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庭園文化館から見る旧大乗院庭園、後方に奈良ホテルが見える

ガラス越しに大乗院庭園を見て、奈良公園へ東にすすむと片岡梅林。
日の当たるところでは、身体を寄せ合うようにして、シカさんがかたまっています。
寒いので、あまりうろちょろしてません。

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寒さを避けて、のんびりひなたぼっこ

梅がだいぶん、開いていました。
青空に映えると、一段ときれい。

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片岡梅林、それほど広くはありませんが、楽しめます

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バックが青空だと、よりビューティフル

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アップで一枚

片岡梅林から南には、浮見堂。
雨が少なく、池の水も随分減っています。
浮見堂から池にかかる木橋をさらに南にすすむと、珍しい洞水門。
柄杓が置かれていて、水をすくって、玉砂利のところへ流すと…。
あのきれいな水琴窟の、いい音と響きが聞こえてきます。
一度、お試しあれ。

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洞水門、右後方に浮見堂

さて、その後は、高畑から新薬師寺の横を抜けて、白毫寺に。
白毫寺は、人影、皆無。
五色椿を見るにはまだ早く、石段を登ったところで引き返しました。

今夜の宿は、破石町にあるウェルネス飛鳥路。
 チェックイン前に荷物を預け、手ぶらで奈良町ウォーク。
奈良町を代表する建物の一つ、ならまち格子の家に入りました。
なんと、ここも無料なのです。
ここは、おすすめ。

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ならまち格子の家入口、建物内部は1,2階とも入場無料、1階は中庭をはさみ廊下で結ばれている

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1階土間、右は2階部分。艶のある床、黒光りのする太い梁が印象的

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2階から1階土間を見る

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土間から2階を見る、右に立てかけてある太い竹は、東大寺二月堂お水取りで使われたおたいまつ

ぶらり歩きを楽しんで、誕生日祝いを兼ねて、地元の宿に宿泊。
宿の西には隣接して、東大寺の頭塔。
一辺32m、高さ10mのピラミッド形で、各面には、浮き彫りや線描で仏像が刻まれています。

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ウェルネス飛鳥路さんと正面、頭塔

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瓦屋根の下には石仏さん

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宿の3階から頭塔を見る

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宿からは若草山や高円山の眺めがよい

泊まった部屋番号は、215号室。
だれかさんの誕生日と奇しくも同じ。
これも、なにかの縁でしょうか。

2016.02.16 / Top↑
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