リオオリンピック出場を目指す福士加代子選手が、13日開催の名古屋ウィメンズを欠場することになりました。
アスリートのみならず、多くの人が、「名古屋を走るのは無謀」と思っていましたから、これで良かったと思います。

記録にとらわれない市民ランナーならいざ知らず、オリンピックを目指すトップアスリートは、心身状態をトップレベルにまで押し上げ、選考レースに挑んでいます。
それに費やす練習量やエネルギーは、一市民ランナーでは到底計り知ることができません。

今回の騒動で、オリンピック代表選考のあり方が、改めてクローズアップされています。
これまでも、実績なのか、記録なのかがはっきりせず、その度に物議を醸し出していました。

女子は、13日の名古屋の選考レースが最終戦。
オリンピック出場枠は3名、そのうち、昨年の世界選手権女子7位の伊藤舞選手だけが内定しています。
大阪での福士加代子選手は、2時間22分17秒で、ダントツの優勝。
内定を決めた伊藤舞選手の記録は、2 時間29分48秒。

季節もコースも違う記録を一緒に比べることはナンセンスですが、それなら、世界選手権入賞で日本人1位というだけで、内定してしまうのも、おかしなことです。
解説者の増田明美さんは「完璧なレースをして設定記録を破り、優勝した人に苦しい思いをさせている。優勝者に対する敬意がない」と指摘されていますが、同感です。

リオの最終選考レースは、男子が6日のびわこ毎日マラソン、女子は名古屋ウイメンズ。
男子は本命がいないだけに、余計に混乱すること必至。
マラソンレース観戦を、いつも楽しみに見ている一人ですが、今回は、その後の選考に興味がいってしまいそうです。
2016.03.02 / Top↑
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