山歩きの教室で、京都・大阪府境のポンポン山に行って来ました。
今回のルートは、京都市西京区大原野の大原野森林公園から西尾根ルートを辿り、ポンポン山へ登り、下りは東尾根から森林公園へ戻る周回ルート。
このルートは、公共交通機関のアクセスが悪く、あまり利用されていませんが、自然林と景観の良いコースです。

行程
近鉄高の原駅8:00〜(バス)〜8:37大原野森林公園8:55ー9:46福寿草群生地分岐ー9:58福寿草群生地10:15ー10:27リョウブの丘10:33ー10:47ポンポン山(昼食休憩・標高678m)11:12ー11:26森林公園・釈迦岳分岐ー12:14イヌブナの林ー12:36野山の丘ー12:46森林公園12:54〜(バス)〜14:40近鉄高の原駅 歩行距離約7.5km、参加者24名




(▶印をクリックするとルートをたどります)


京都縦貫道大原野ICを下りて、一般道、林道を経由して大原野森林公園入口に到着。
途中、山間部で道が細く、工事中のため、マイクロバスの通行が困難なところがありました。
運転手さんが、何度もバックしては切り替え、やっと通過することができました。
運転手さん、ご苦労さまでした。

入口から、昨日の雨でぬかるみ気味の地道を歩き、森の案内所のある管理棟へ。
山に入るとトイレがないので、ここで済ませておきます。

1603pon1 1603pon2
森林公園入口、森の案内所のある建物

ポンポン山へは、ここが出発点。
建物の前から左は、東尾根ルート、建物の裏手から下る道は西尾根ルートです。

1603pon3 1603pon4
森の案内所裏側、裏手から下って西尾根ルートへ向かう

1603pon5
建物裏手から西尾根ルートを見る

西尾根ルートには、途中に福寿草群生地があり、この時期、春を告げるこの花を見るのも楽しみでした。
ところが、暖冬のせいか、今年はいつもより開花が早く、もう終わりとのこと。
案内所の人から聞いて、これにはショック。

ともあれ、西尾根ルートで登ります。
しばらくは、出灰川に沿った平坦な道を歩きます。
橋を三度渡り、いよいよ山への登り道。

1603pon6 1603pon7
出灰川に沿って歩く、最初の橋。椿の花をいくつも見ました

1603pon9
木製の橋、二つ目の橋。濡れていて、滑り注意

いきなり、くま出没注意。
道標には、リョウブの丘まで2.0km。
新しい案内板も設置されています。

1603pon11
ここから登り

そこそこの傾斜のある道。
濡れた落葉を踏みしめながら、ゆっくり。
明るい日差しが差し込んでいますが、風は冷たく手袋が離せません。

1603pon12 1603pon14
落葉の道を登る、右のような案内板が随所にある

一帯は自然林が続き、いくつもの種類の樹木が、自由にのびのび。
尾根道に入ると、歩きやすく、ハイキングのような道。
歩くテンポがリズミカル。

1603pon13
自然林が気持ちいい

道標などの標識と相まって、登山道の傍の木は、伐採され、ルートの整備がすすんでいるのがよく分かります。
いくつかのアップダウンを繰り返します。
急坂のところもありますが、長くは続かず、変化があっていいくらい。

1603pon92 
ここはちょっと急坂

途中で小休憩もとりながら、森林公園から50分ほどで、福寿草群生地の分岐点に着きました。
まっすぐ行けば、ポンポン山、分岐点に案内板が立っています。
左に曲がって、急坂を下ります。

1603pon18
福寿草群生地分岐

保護するフェンスが設置されていて、下って行くと、白いテントの張られている案内所。
係員の人がいて、ここで見学申込書にサインして、中へ入れてもらいます。
普段は、福寿草保護のため、施錠されているようです。
東面に開けた斜面に、福寿草が群生しています。

1603pon87 1603pon23
急坂を下ると、案内所が設けられたテント

花の時期は、終わりでした。 
花びらが散って、ポツンと黄色の玉のようなものが、緑の葉っぱの中に見られるだけです。
斜面を覆う光景を期待していたのですが…。

階段道のところで、一つだけ、花を見つけました。
これだけ、見られただけでも、良しとします。
     
1603pon25
これが唯一の収穫

1603pon24
ほとんどがこんな状態

群生地を周回して、再び、先ほどの分岐点。
直進して、ポンポン山へと向かいます。
400mほどすすむと、リョウブの丘です。

1603pon19 1603pon20
直進、リョウブの丘、この辺りから白い雪がところどころに

平坦で広場のようなリョウブの丘。
縁台があり、案内板、道標、解説板も完備。
絶好の休息広場です。
まわりは、リョウブの木がいっぱい。

1603pon22
リョウブの木が立ち並ぶ

1603pon26 1603pon88
休憩用の縁台があり、ここで小休憩

北側の方角には、うっすらと雪を被った愛宕山がはっきりと見えています。
ここ2,3日の寒さで雪を被ったようです。

1603pon21
冠雪の愛宕山

だんだんと、白い雪が目立つようになってきました。
ポンポン山で雪とは、想像もしませんでした。
昨日、平地は雨でしたが、山では雪。
低山と言えども、山の天気は違います。

リョウブの丘から15分。
整備された丸太の階段を登り切ると、ポンポン山の頂上です。

1603pon28 1603pon29
思わぬ雪、階段を登れば頂上

頂上からの眺めは、すこぶる良好。
左(北側)は比叡山、視線を右に向けていくと、京都市街のビル群、宇治方面の山が並び、右手の奥は生駒の山。

1603pon36
頂上、右は登ってきた西尾根ルートの道

1603pon34
テーブル、ベンチも雪

1603pon33 1603pon93
頂上には二等三角点と供養の卒塔婆、案内板

1603pon31
中央に淀川が見える

1603pon32
京都市街遠望

1603pon35
休憩どころも多い頂上

景色を眺めながら昼食休憩。
下山は、杉谷(釈迦岳)へと向かう道をとり、途中から東尾根へと入ります。

1603pon37
下山側から見た頂上

1603pon38 1603pon39
杉谷方向へ下る

1603pon40
道標には釈迦岳、反対側へすすむと本山寺(高槻市方面)

釈迦岳へに向かう縦走路は、歩きやすい道が続きます。
やがて、東尾根との分岐点。
釈迦岳への道は、ここで分かれ、左に曲がり、東尾根道へと入ります。

1603pon41 1603pon42
歩き易い縦走路、釈迦岳・吉峰寺(京都府側)の方向へ

1603pon43
分岐を左に入り、東尾根ルートをすすむ

しばらく行くと、急坂の下りとなり、樹木が切れると、視界が開けます。

1603pon91
急坂を下る

正面に比叡山。
左手には登った西尾根が続いています。

1603pon45
高圧線がちょっと邪魔ですが、いい眺め

1603pon46
東尾根を下る

1603pon47
左手の西尾根、中央に福寿草群生地、白いテントが見えている

再度、樹林帯の中に入り、すすむと関電の鉄塔。
だんだんと青空が広がり、鉄塔や樹木が映えて見えるようになってきました。

1603pon48 1603pon49
鉄塔の下を通り過ぎる

1603pon50
楽しい尾根道歩き

1603pon51 1603pon52
東尾根ルートも道標が随所に、尾根道からポンポン山頂上方向を見る

白い鉄塔を過ぎると、次には紅白の鉄塔。
ルートと並行するように高圧線が通っています。

1603pon53
二番目に見える紅白の鉄塔

東尾根ルートは、開放的な景色が広がるいい道です。

1603pon54
自然が織り成す景観

1603pon56
右に比叡山、左奥、高圧線の間に白く見える山は比良山系の山

1603pon58
左に比叡山、右奥に三上山

1603pon57
中央右寄りに三上山

イヌブナの林、東尾根のひろば、野山の丘など休憩どころが多く、森林公園の周遊が無理なくできます。

1603pon59 1603pon60
快適な道が続く

1603pon61
ハイカーを飽きさせない変化に富んだ道

1603pon62 1603pon64
イヌブナの林付近、公園全体が自然観察の適所

1603pon63
樹木の案内版

1603pon65
見頃を迎えたアセビの花

1603pon66
西尾根をバックにアセビ

1603pon67
自然林浴を楽しめます

1603pon69 1603pon70
樹木や花木の名前を知っていると、もっと楽しい山歩きができるのですが…

1603pon71
東尾根ひろば付近

野山の丘まで快適な尾根歩きが続きます。

1603pon72 1603pon73
野山の丘(休息広場)へ向かう

野山の丘で最後の小休憩。
ここから公園の案内所までは、10分ほど。

1603pon75 1603pon76
縁台や案内板のある野山の丘

1603pon74
野山の丘に設置された案内版

快適な尾根道歩きも、No.2の標識を過ぎ、しばらくすすむと急坂と変わります。

1603pon77
No2の標識、森の案内所までもうすぐ

1603pon78
この先が急坂に

1603pon80 1603pon81
急坂・注意の張り紙、滑りやすい道を下る

下りきって、樹林から抜け出ると、出発地点の案内所。
全員、無事下りてきました。
後は、バスの待つ駐車場へ。

1603pon82 1603pon83
案内所の建物が見えてきた、下ったところで東尾根ルートを振り返る

1603pon84 1603pon86
案内所を後に、バスへ戻る

とても快適な山歩きでした。 
ポンポン山へは、交通アクセスの良い高槻市側から登るルートがよく知られていますが、このルートは単調な車道、林道歩きが長く山歩きの面白さは、イマイチ。

今回、歩いた西尾根、東尾根ルートは、自然林が生かされ、景観もよく、楽しさでは、こちらのルートがおすすめ。
難点は、交通アクセスです。
バス停からの最短ルートは、大阪府側からでは、中畑回転場BSから案内所まで徒歩50分、京都府側からだと長峯BSから徒歩1時間45分となっています。


2016.03.15 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://megusun.blog59.fc2.com/tb.php/2516-a2ce2229