大阪府山岳連盟パーソナルビスタリーチームで、鈴鹿山脈第2の高峰・雨乞岳へ登りました。
西と東の双耳峰からなる雨乞岳は、山頂一帯がササ原に覆われ、その雄大な山容と山頂からの展望が印象に残る山です。

行程
9:17武平峠・登山口9:37ー10:42クラ谷分岐ー12:09東雨乞岳(標高1225m)12:16ー12:28西雨乞岳(標高1238m・昼食休憩)12:48ー13:10杉峠(標高1042m)13:15ー14:16コクイ谷分岐14:24ー15:45クラ谷分岐15:50ー16:44登山口 距離10.5km 参加者8名

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登山口にある案内板

ルート
(▶印をクリックするとルートをたどります)


登山口になる武平峠まで車で移動。
トンネル西口の駐車場から歩き開始です。
トンネル前の表示には、出発点の標高は815m、東近江市山岳遭難対策協議会による標識1が設置されています。
登るに連れ、表示板の番号が上がり、東雨乞岳は8番、西雨乞岳は9番の表示です。

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トンネル西口にある登山口

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標示にしたがって歩き開始

沢音が聞こえ、岩が目立つ植林帯の中を登っていきます。

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岩の目立つ植林帯を行く

植林帯から雑木林になり、沢を横切りながら、登り下りの繰り返し。
渡渉箇所の多い道です。

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何度も渡渉を繰り返す

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標識2の付近をすすむ

自然林に変わり、回りは良い雰囲気の景色になってきますが、随所に渡渉ヶ所が現れ、慎重にすすみます。

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足元に注意して

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傾斜もあり、滑りやすい

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標識3付近をすすむ

小刻みなアップダウンを繰り返して、登っていくと、アルペン的な姿の鎌ヶ岳が姿を現します。

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小さなアップダウンの繰り返し、鎌ヶ岳が見えてくる

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こんなところもありますが、すぐにまた、荒れた道に

荒れた道ですが、小さな滝があったり、ショウジョウバカマの花を見つけて、和まされます。

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落葉や浮き石などあり、注意して渡る

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ワイルド感満載の登山道、ショウジョウバカマがひっそりと咲いている

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小さな滝がいくつもある、標識4番のクラ谷分岐

登山口から1時間弱で、クラ谷分岐に到着。
右はコクイ谷に続くルートで、帰りに通る道です。
ここを過ぎて左に折れ、クラ谷を登ります。

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荒れたクラ谷を登る

沢水が流れ、靴を濡らしながら、荒れたクラ谷の道をすすみます。
右や左に曲がりながら、渡渉の繰り返し。
崩れたところもあり、気が抜けません。

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回りは自然林のいい眺めですが、目はしっかり足元を見ています

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イワウチワに癒やされる


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ガレ場や土が流され根が剥き出し

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沢道を行く


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標識5番付近を過ぎる

前半の難所を越えたところで、小休止。
降り注ぐ光が暖かく、水分を充分に補給。

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6番標識の手前で小休憩、6番標識

6番の標識を過ぎても、しばらくは沢沿いの道は続きますが、やがて沢道と別れ、尾根道への登りとなります。

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沢道と別れ、尾根道への道に

尾根道に入ったところで7番の標識。
七人山のコルの地点で、右七人山と表示されています。

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七人山のコル(7番標識)、コルの地点から登ってきた道を振り返る

尾根道に入って、風を受けるようになりました。
その風は北から吹く風で、肌寒さを感じます。
ここからは、傾斜が急です。

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7番コルから山頂をめざす

登るに連れ、視界が広がってきます。
鎌ヶ岳が一段と迫力をもって迫ります。 
ハルリンドウがたくさん咲いて出迎えてくれました。

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雄大な鎌ヶ岳、小さな花ながらインパクトのあるハルリンドウ

まわりがササの原と変わってくると、急登となり、頂上まで続いています。

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ササ原に変わると、傾斜はさらに増してきます

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ササ原をひたすら登る、8番標識が見えてくると頂上(東雨乞岳)はもうすぐ

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足を止めて眼下を見る。鎌ヶ岳の向こうに、伊勢湾がはっきり

一汗かきながら、急登を登りきると、東雨乞岳の山頂です。
頂上からの眺望は、雄大そのもの。
鈴鹿の山並みがパノラマ状に広がっています。
しかも、ガスの動きが目まぐるしく、刻一刻とその景色が変化し、見ていて飽きることがありません。
反対側には、鈴鹿第2峰の西雨乞岳が、お椀を伏せたように見えています。

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東雨乞岳山頂(標高1225m)、後方に西雨乞岳

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左に御在所岳、御在所岳手前は七人山、右に鎌ヶ岳

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釈迦ヶ岳

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鎌ヶ岳ズームアップ

いつまでも見ていたい気持ちですが、三角点のある西雨乞岳へ向かいます。
深いササの原をすすみます。

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西の雨乞岳をめざす

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山頂一帯はササ原

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東峰と西峰を結ぶ縦走路から鈴鹿の山並みを見る

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縦走路から東雨乞岳、御在所岳、鎌ヶ岳を見る

東雨乞岳から下って登り返すと西雨乞岳です。
三角点のある山頂は、回りをササで覆われ、東峰に比べ展望はやや劣ります。

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西雨乞岳山頂

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西雨乞岳からの展望、左・釈迦ヶ岳、中央・東雨乞岳、後方・御在所岳、右・鎌ヶ岳
(画像をクリックすると拡大します)

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御在所岳と鎌ヶ岳のツーショット

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伊勢湾と鎌ヶ岳

風が強く、ササ原を風よけにして、おにぎりの昼食。
昼食を済ませて、ササ原の長い稜線を北へと下って行きます。

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杉峠へと下る

正面には巨岩。
その右、釈迦ヶ岳を見ながら下って行きます。

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巨岩が立つ、この付近はハルリンドウがたくさん咲いてました

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展望のよい縦走路

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釈迦ヶ岳が正面に

ササ原のなだらかな稜線を過ぎると、雑木林の急坂。
この急坂を下れば、杉峠です。

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急坂を下る

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急坂を下りきったところが杉峠

枯れた大杉が印象的です。
西の方角には琵琶湖が見え、近江富士の三上山も確認できます。

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枯れ大杉がある杉峠

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琵琶湖と近江富士

杉峠からの下りは、しばらく歩きやすい道ですが、沢道へ入ると、渡渉を繰り返すようになります。

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杉峠から下る、しばらくは歩きやすい道

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沢道に入ってきた

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渡渉を繰り返す、途中にある表示

テントでも張れるような飯場跡や、御池鉱山旧跡を見て、コクイ谷の分岐をめざします。

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テントでも張れそうな広場、御池鉱山旧跡

沢沿いの道は荒れていて、危険な箇所にはロープも張られています。

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数え切れないほど渡渉を繰り返します

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今朝方まで降った雨で水量が多い?

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さて、どこを渡る?

水量が多く、安全面を考え、靴を水に入れるのも構わず渡渉。
このルートは間違えやすく、一人だと、かなりの読図力を要します。
ようやく、コクイ谷分岐に到着。
ここからが、一番の難所で、遭難者も多く出ているところです。
注意書きの看板が立てられています。

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コクイ谷分岐で小休憩

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コクイ谷分岐の注意書き

渡渉、岩場、難所が続きます。
神経を集中して、すすみます。

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こんな箇所が、何度も何度も

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ここの岩場下りは特に神経集中

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滝もあって癒やされるのですが、神経は足元集中、バランスを崩さないように

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右に左に渡渉の繰り返し

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濡れていて滑りやすい

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神経集中していて、この辺りでは口がカラカラ

難所のコクイ谷を通過して、登りの通過点・クラ谷分岐へ戻ってきました。
ここからは、往路の道を逆に辿ります。
 
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この滝の上が沢谷、クラ谷分岐まで約10分の表示、クラ谷分岐の標識

登山口までは約1時間。
登り下りが連続する道です。

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下りで撮った登山道、右の写真は途中にある窯跡

難所は越えましたが、まだ、渡渉ヶ所もあり、登山口まで集中力を切らさないように歩きました。
靴は濡れましたが、ケガ無く無事下山。

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登山口へ戻ってきた

いつものハイキングをするような気分と違い、今回は山登りをしてきたという感の強い山歩きでした。
初めての山、一人では敬遠してしまう山ですが、岳連のパーソナルメンバーさんと一緒で、心強く歩くことができました。
メンバーの皆さんに感謝します。

2016.04.14 / Top↑
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