大阪府山岳連盟主催で、高島トレイルを代表する山「赤坂山」へ行って来ました。
花の山として知られる赤坂山、カタクリやイワカガミ、イワウチワなどの春の花が咲き、目を存分に楽しませてくれました。

行程
京都駅8:15ー9:25マキノ駅9:46〜(バス)〜9:59マキノ高原・さらさ10:22ー10:32赤坂山・三国山登山口ー11:25武奈の木平11:34ー12:29粟柄越12:30ー12:42赤坂山山頂(標高823.6m・昼食休憩)13:07ー13:15粟柄越ー14:14寒風14:28ー15:23西山林道出合ー15:43寒風・大谷山登山口ー15:52さらさ16:18〜(バス)〜16:34マキノ駅16:50ー17:57京都駅 距離9.8km 参加者12名(他にスタッフ2名)


ルート

(▶印をクリックするとルートをたどります)

JRマキノ駅を下車して、駅前からバスでマキノ高原さらさまで乗車。
ここから歩き開始です。

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JRマキノ駅でバス乗車

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マキノ高原、右の建物は日帰り入浴ができる「さらさ」

良いお天気に恵まれました。
広いグランドゴルフ場を巡るように舗装道を登山口へとすすみます。

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グランドゴルフ場の横を、登山口へ

登山口から少しすすむと、傾斜が急になり、それが階段道へと変わります。
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階段道を登る

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階段道の途中からマキノ高原を望む

階段道の脇に早速、イワカガミを見つけました。
ピンクの花をつけています。
これから先、いくらでもイワカガミを見ることになるのですが、最初ですから、見つけると直ぐにカメラを構えたくなります。

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登山道脇に咲くイワカガミ(岩鏡)

スミレもたくさん、咲いています。
種類の豊富なスミレ、撮ったスミレの正式名称は、残念ながら分かりません。

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○○すみれ

クロモジの木もたくさんあり、小さな花がひしめくように咲いています。
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クロモジ(黒文字)の花

さらに登って行くと、イカリソウ。
どの花も、今日一日、たっぷりとお付き合いする花です。

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イカリソウ(碇草)

階段道を過ぎると、道はなだらかとなり、短い急坂を登ったところが武奈の木平。
東屋の休憩所があり、赤坂山や右の稜線上にある明王ノ禿が見えています。
クロモジの木が多いところです。

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東屋のある武奈の木平、案内板の地図は、色あせていてルートも読めないような状態でした

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赤坂山(左)、明王ノ禿を見る

武奈の木平からしばらくは、平坦な道ですが、やがてブナ林の急坂と変わり、長く続きます。
左側は沢になっています。
登山道脇や斜面上には、イワカガミ、イカリソウ、カタクリなどの花が次々に出てきて、自然に歩く足が止まってしまいます。

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あそこにも咲いている、右も左も花の道、イカリソウが足元に

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斜面状になったところに咲くイカリソウ

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地面を這うように咲くニシキゴロモ(錦衣)

カタクリの花は、二枚の葉が出てから花が咲きますが、発芽してから花が咲くのに7〜8年かかります。
長い年月をかけて、養分を蓄え咲くカタクリを改めて見ると、ご苦労さまと声をかけたくなります。
そう思ってみると、また、花を見る目も変わってきます。

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カタクリ(片栗)の花

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石がごろつく急坂

眺めが良くなってきました。
伊吹山が見えています。
このあたりは、斜面を覆うイワカガミに圧倒されるほど。

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高度が上がってくると、樹木の間に眺望が開けてくる。右奥に伊吹山

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斜面を覆うイワカガミ

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艶のある緑の葉、ピンクの花のイワカガミ

傾斜のある道で、楽な歩きではありませんが、雰囲気のいい道です。

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傾斜のある登りで、心拍数は結構上がってます

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ブナの林が美しい

たくさんの花が咲いてます。

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オオバキスミレ(大葉黄菫)

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遠くから見ると、ちり紙をくっつけたように見えるタムシバ(田虫葉)

イワカガミに混じって、イワウチワも見られるようになりました。
イワカガミの葉は、切れ込んだようになっていますが、こちらは名前の通り、団扇のように丸い葉です。
花もより薄いピンク色。

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イワカガミに比べ、数は少ないイワウチワ(岩団扇)

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後から撮ってみました、後姿もきれい。

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群生するイワウチワ

送電線の鉄塔が見えてきました。
傾斜がゆるやかになり、歩きやすくなってきます。
琵琶湖がよく見えるぅ〜。

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鉄塔が見えてくると、道はゆるやかに

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眼下に見える琵琶湖の眺め

落葉の間に白い花を見つけました。
小さな花なので、スタスタ歩いていると、見過ごしてしまいます。
ミヤマカタバミと教えてもらいました。

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ミヤマカタバミ(深山片喰)

道端の右に、石で囲ったお地蔵さま。
この道は、昔の峠道。
古の人々は、このお地蔵さまの前で旅の安全を祈ったことでしょう。

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お地蔵さまの前には、カタクリの花が咲いていました

雑木の中に小さな桜の花が咲いています。
キンキマメザクラというのだそうです。
桜にも、いろんな種類があって、とても覚えきれません。

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風や雪の影響で樹木の幹や枝は曲がっている

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キンキマメザクラ(近畿豆桜)

ほどなくして、若狭へ越える県境尾根。
中央分水嶺の地点で、粟柄越です。

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滋賀と若狭との分岐点、粟柄越

ここまでくれば、山頂はもうすぐ。
尾根道は強い風で、帽子を吹き飛ばされそう。
大きな岩の間に安置された石仏を右に見て、急坂を上がれば標高824mの赤坂山山頂です。

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石仏さまにお参り

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もうひと登りで山頂

いい眺めです。
眼下に琵琶湖、その反対側は若狭方面。
北には、三国山に明王ノ禿、高島トレイルが右へと延びています。
遠くに白山も。

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中央左奥に伊吹山、右に琵琶湖が広がる

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若狭方面を見る

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方位盤のある山頂、明王ノ禿から高島トレイル、右奥に伊吹山

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左奥、三国山

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雪景色の白山が遠くに見えている

風を避けて、昼食休憩。
下山は、草稜の道を寒風をめざして歩きます。

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赤坂山から粟柄越までは、登ってきた道を下る

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粟柄越で右折し、草稜の道をすすむ

草稜の中に小さくて黄色い花。
キジムシロが咲いています。
愛らしい花です。

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キジムシロ(雉莚)

稜線は遮るものがなく、強い風が間断なく吹き付けてきます。
樹林帯の中へ入ると、その風が嘘のようにピタリと止まります。
でも、また、樹林帯を出ると、強い風。

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樹林帯の中も通る、谷から吹き上げてくる風は特に強い

ショウジョウバカマや、イワナシも見つけました。
このルートは、いろんな花との出会いがあって、歩くのが楽しくなります。

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ショウジョウバカマ(猩々袴)

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イワナシ(岩梨)

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オオバキスミレ

草稜を何度も登り下りしながら小さなピークに到着。
ここで一服して、また、草稜の登り下り。

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小さなピークから歩いてきた赤坂山方面を見る

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琵琶湖を見てピークを下る

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登り下りの繰り返し

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出発点のマキノ高原が眼下に、中央左奥に伊吹山、右奥は霊仙山あたり

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風は強いが、眺めが良い稜線歩き

左に琵琶湖、右には若狭湾。
それを見て過ぎると、樹林帯に入り、左に折れます。
迷いやすいところで、登山地図には、迷の注意文字。

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若狭湾が見えている

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樹林帯に入り、左に方向をとる

樹林帯が切れると、展望のよいところに出てきます。
ここが、寒風。

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東に眺望が広がる(左に伊吹山、正面・霊仙山)

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右に目を移す

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こんなところにカタクリの花、踏んでしまいそう

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寒風で休憩

カタクリの花が、多く見られるところです。
踏んでしまいそうなところにあり、充分に注意してリュックを置きます。

ここからは下るだけ。
まだ、初めてお目にかかる花が出てきます。

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エンゴサク(延胡索)

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イワナシ

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イワウチワとイワカガミのツーショット

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ミヤマカタバミ

イワカガミの多い樹林帯を下っていきます。

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樹林帯の中を下る

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健気に咲くカタクリ

ピークを巻くようにして下ると、ベンチのある展望の良い場所。
高原が真下に見え、もうすぐにでも下りて行けそうに見えます。
ここで一服して、下ります。

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ベンチのある展望台、ひたすら下る

西山林道出合を左に折れて、高原のスキー場に下りてきました。
わらびが、ちょうどいい時期を迎えています。

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西山林道出合・マキノ高原1.0kmの表示を下って行く

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心地よい草の道

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この花の名前は?

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ワラビがポツン、ポツンとありました。寒風・大谷山登山口

登山口まで下りてくると舗装道。
モミジや遅咲きの桜が咲いています。
花を撮りながら「さらさ」まで下りました。

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モミジの花

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純白の花びらがきれい(大島桜)

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ソメイヨシノは散り。川向かいはキャンプ場。子どもたちが小さかった頃は、テントを張ったところ

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ここで(管理事務所前)山歩き終了

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管理事務所前の桜、ご苦労様とでも言っているかのように満開の花を咲かせています

ここで解散。
マキノ高原に来た人は、隣にある温泉施設「さらさ」に入る人も多く、もう少し時間に余裕があれば、温泉に入りたいところでした。
30分近く待って、帰りのバスに乗りました。
お天気が良く、花にも、たくさん出会え、いい山歩きでした。
2016.04.16 / Top↑
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