東播磨にある播磨アルプスを歩いて来ました。
馬蹄形に連なる須磨アルプスは、岩尾根の続く見晴らしのよい縦走路が通っています。
この連山の中心は、標高304mの高御位山ですが、いくつもの山のアップダウンがあるため、標高以上に登り応えがあります。
手持ちのiPhoneのGPS測定では、累計高度681mと、標高の倍以上の高低差がありました。

行程
JR曽根駅9:23ー9:32豆崎登山口9:36ー大平山ー地徳山ー10:45展望台10:50ー(百間岩)ー11:04鷹ノ巣崖ー鷹ノ巣山ー11:35桶居山分岐ー12:09高御位山(標高304m・昼食)12:31ー12:34成井登山口分岐ー13:15北山登山口分岐13:24ー13:28北山奥山(辻・北池登山口分岐)ー太閤岩ー13:58辻登山口ー14:25JR宝殿駅 距離約10.3km 所要時間5時間03分(休憩時間含む)


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高砂市観光協会さん作成のマップはこちらです
(http://www.takasago-kanko.com/takamikura.pdf)



ルート

(▶印をクリックするとルートをたどります)

大阪駅から新快速、普通電車(加古川乗換)に乗り、約1時間10分で曽根駅に到着。
ここから歩き始めます。
駅を出て右にすすみ、突き当たりを左に国道2号線に出ます。

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JR曽根駅、正面国道2号線豆崎交差点(右写真)

国道の信号を右(東)に渡ろうとすると、交差点のところで座っていたおばちゃんに大きな声で呼び止められました。
「山、行くなら左やで、こっちの方が近い。陸橋を渡って行き」。
ビックリしました。
右へ行くと中所登山口、左は豆崎登山口です。
中所から登るつもりでしたが、急遽、おばちゃんの忠告を聞いて、豆崎から登ることにしました。

陸橋を渡り、少しすすむと右斜めに入る道があり、そこを入って20mも行かないうちに、登山口がありました。
直ぐです。おばちゃんの忠告を聞いて正解。

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陸橋を渡ったところで真っ白い藤の花、国道からそれて右斜めに入る

登り口は分かりにくく、注意をしていないと見過ごしてしまいそう。
今朝方まで降っていた雨で、下草が濡れていて、スパッツをつけることにしました。

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豆崎登山口、登山口にはたくさんのツルニチニチソウ(雨で濡れてます)

とりつきから林の中に入ると、すぐに岩場の登り。
結構、傾斜があり、濡れていないところを選んで、岩や木につかまりながら登ります。

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濡れていて、滑りに注意して慎重に登る

岩を登って振り返ると、早くも眼下にいい景色が広がっています。

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少し登っただけで、この景色

さらに登って行くと、石室の開いた古墳。
4〜5世紀の古墳時代のもので、経塚山古墳と書かれています。
ここを過ぎると、道はしばらく平坦になり、歩きやすくなります。

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経塚山古墳、大岩がところどころにあるも歩きやすくなる

中所登山口から登ってくる出合を過ぎ、ツツジの咲く登山道をすすみます。

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中所登山口との出合、頂上側から登ってきた道の方向を見る

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足元をツツジが彩る

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ツツジの蜜を求めてアゲハチョウ

前方には、これから向かう播磨アルプスの山並み。
南側は瀬戸内海に淡路島。
遠くに見えているのは、四国のようです。
高度が上がり、景色も一段と映えます。
ピークを一つ越え、二つ越え、その度にアップダウンの繰り返し。
傾斜は急で、息が上がります。

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前方に、これから登る山が見えている

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瀬戸内海を挟んで淡路島が見える

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ピークを越えると急な下り坂、コバノカマズミの花

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岩の間にピンクのツツジが覗いている

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左下に、校舎が見える。枯れ松にツツジ

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アップダウンはきついが、ツツジが気持ちを和ませてくれる

眺望の良い縦走路ですが、その分、日陰は少なく、小休憩して水分を多めにとります。

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眺望のよい尾根道の縦走路

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縦走路から右側の眺望、巨大な田園のように見えるのは溜め池

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コバノカマズミの蜜を求めて

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アオダモの花

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ツクバネウツギ

三つのピークを越え、急坂を下ると、鹿嶋神社口からの登山道と合流し、右にトイレを見て、登りに転じると、青いフェンスの半円形の展望台が見えてきます。

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急な下り、目を横にやるとこんな花も咲いていました

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鹿嶋神社口登山道との合流付近、トイレは閉鎖中

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藤の花を見て登ると、展望台

展望台で小休憩して、景色を眺めます。
正面下に鹿嶋神社の大鳥居、越えてきた大谷山(地徳山)も目の前。
反対側は、ガイドブックに写真が載っている百間岩、右に須磨アルプスが連なります。

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正面に鹿嶋神社の大鳥居

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越えてきた大谷山

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百間岩

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東西に連なる須磨アルプス

いよいよ名物の百間岩登りです。
標高差100メートル以上だとか。
急傾斜の岩場を、足の置き場を確認しながら、登っていきます。
表面がツルンとしたところがあり、濡れていると恐いです。
進路には、白ペンのマーカーが付けられています。

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百間岩のきつい登り

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百間岩の登りで、振り返って見る。休憩した青いフェンスの展望台も見える

頑張って登りきると、鉄塔の下にやってきます。
ここから、しばらくは楽な道。

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鉄塔が目標

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鉄塔と反射板を越える

縦走路が長く延びています。

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縦走路を見る。手前に二つの峰をもつ鷹ノ巣山、右奥は高御位山

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縦走路から歩いてきた道を振り返る。反射板、鉄塔が見えている

急傾斜の岩場の道を登ると、鷹ノ巣山です。

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岩をつかみながら登る
  
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岩の道を登り鷹ノ巣山に

鷹ノ巣山を越えると、正面遠くに高御位山が見えています。
尾根道の長い縦走路が続いています。

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鷹ノ巣山付近から東方の高御位山を見る

馬の背登山口に続く馬の背分岐を過ぎ、右(南)に瀬戸の景色を眺めながら、快適な山歩き。

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馬の背分岐、東方向から歩いてきた道を振り返って見る

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縦走路から馬の背を見る

珍しいものも見かけます。
なんだか、よく分かりません。

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これは何?、このチョウチョ、それともガ?
     
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歩いてきた大谷山、百間岩を見る

桶居山の分岐を過ぎると急坂の岩場下り。
登りはきついですが、下りは楽な分、神経つかいます。

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桶居山分岐と分岐方向を見る

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桶居山分岐から下る

下ると、しばらく快適な尾根道歩き。
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保安林の快適な尾根道

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文字は消えかけているも、道標は随所にある

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縦走路から見るツツジと眼下に広がる風景

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振り返って見る。左に大谷山、中央・鷹ノ巣山

反射板が近づいて来ました。
その手前に、かえる石の表示。
道脇、少し左に入ったところに、ありました。

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 目のところに小さな石が二つ、かえるです

かえる石を過ぎて、登ると高御位山です。

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反射板を見て登ると高御位山山頂

手前(西側)に鳥居と「天乃御柱天壇」があり、東に高御位神社の社があります。
他にも、石で造られた小さな祠や方位盤、バイオ式トイレも。

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西側にある天乃御柱天檀

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方位盤と小さな社、灯台がわりの石灯籠がある

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一段と高いところにある祠

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高御位神社

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お地蔵さまと白い花

岩に上がって見る眺めは最高で、見ていて飽きません。
加古川から高砂、姫路の市街、瀬戸内海の向こうには淡路島に四国の山。

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いい眺め

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岩場から下を見ると足がすくむ

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西の岩場から東側を見る、左の青い屋根は高御位神社奥宮、南側は絶壁

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絶景かな。でも、ちょっと恐い。大国主命が降臨されたと言われる磐座

 高御位山に登るには、交通アクセスも良く、頂上付近では10名近くの人が休憩していました。
お昼時の時間帯、コンビニで買ったおにぎりとパンで昼食にしました。
ここから下山です。
下り一辺倒ではなく、登山口までには登り下りが待っています。
参道の石段を下ると、見晴らしのよい展望所。

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石段を下る、下ったところで振り返る(右写真)。こちらから登るのが正規なのかな

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ベンチのある展望所

展望所には案内板があり、ここは分岐点になっています。
岩に矢印で方向が示されています。
北山へと下ります。

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展望所の案内板と岩に示されたマーカー

急な岩場の下り。
正面の山は小高御位山。
ど〜んと下ってまた登りです。

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急坂岩場の下り、正面の山を越えていく

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下りの岩場で頂上を振り返る

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岩場から西側を見る、右の鉄塔の左横に小さく鹿嶋神社の鳥居が見えている

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中央、長尾登山口に続く尾根道、高御位山は登山口がいくつもある

岩場を下りきると鉄塔があり、そこを過ぎると草木の道。
ツツジが出迎える道をすすみ、二つ目の鉄塔が見えてくると、北山登山口の分岐です。

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下りで第一の鉄塔、作業員の方が整備工事中でした。北山方面にすすむ

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下って来た道を振り返る

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北山登山口との分岐点にある鉄塔

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鉄塔から見る西側の景色、左から右に歩いてきた、右は高御位山(画像クリックで拡大)

鉄塔の下をくぐり、南に直進すると、ほどなくして辻登山口と北池登山口との分岐点。
分岐点が何度も出てきますが、道標が立っています。
左に方向をとり、辻登山口へと下ります。

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分岐を辻登山口に下る

途中に米相場の中継所だったところがあります。
昔の人は、こんな不便なところで、米の中継をしていたんですね。
立っていた説明板は、文字がかすれ、読みにくくなっていました。
さらに下ると、太閤岩。
羽柴秀吉が、ここに本陣を構え、この岩に腰を下ろして采配したそうです。
この先も急坂、秀吉もフ〜フ〜、ハ〜ハ〜しながら登ってきたんでしょうか。

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米の中継所跡の表示と太閤岩

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ツツジに小さな虫が寄ってきてました

細い道を下ると、三つ目の鉄塔。
ここを過ぎると、つづら折れの道となり、下りきると登山口です。

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第三の鉄塔、つづら折れの道を下る

登山口を出ると、向かいにお地蔵さまを祀ったお堂があり、お参りして右に舗装道を下って行きます。

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お地蔵さまのお堂

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舗装道(車道)から登山口を見る、突き当たって左に登山口、ゴールのJR宝殿駅

登山口から南に車道を歩くこと30分ほどで、JR宝殿駅に着きました。
良いお天気に恵まれ、変化に富んだ山歩きが楽しめました。


2016.04.22 / Top↑
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