朝から気持ちのよい青空が広がっています。
その空を見て、太神山(たなかみやま)へ行ってみることにしました。
関西では、湖南アルプスとして知られる太神山。
関西百名山のひとつです。

行程
JR石山駅10:25〜(帝産バス)〜10:52アルプス登山口バス停10:54ー11:06富川道分岐ー11:16迎不動11:17ー11:41地蔵堂ー11:55泣不動ー11:59矢筈ヶ岳分岐ー12:04二尊門12:05ー12:14不動寺ー12:21太神山山頂(標高600m)12:23ー12:30不動寺(昼食)12:41ー12:48二尊門ー12:52矢筈ヶ岳分岐ー13:18出合峠13:19ー13:28矢筈ヶ岳(標高562m)13:32ー13:39出合峠ー14:00御仏河原ー14:23富川道分岐ー14:35アルプス登山口バス停14:55〜(帝産バス)〜15:15JR石山駅 距離約11.6km 所要時間3時間43分(休憩含む)


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登山口バス停の案内板の一部

ルート

(▶印をクリックすると、ルートをたどります)

電車とバスを乗り継いで、アルプス登山口に着いたのは、午前11時前。
遅めに家を出て、乗り継ぎ悪く、ここまで2時間半以上もかかってしまいました。

登山口で下りたのは、自分一人だけ。
バス停のそばに、湖南アルプスルートの案内板が立っています。

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帝産バス・アルプス登山口バス停、右奥に湖南アルプスの案内板

その左手に、東海自然歩道の道標。
天神川に沿って歩いて行きます。

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バス停から川沿いの遊歩道に入る、しばらく歩くと左の車道に合流する

やがて車道に合流して、舗装されたゆるやかな道を登っていきます。
ツツジが満開です。

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道路脇には石灯籠が立つ、ツツジのお出迎え

川のせせらぎ、鳥の鳴き声を聞きながら、新緑の道をすすむと、左側にトイレの建物。
左手に樹林の間から、山も見えています。

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途中にトイレもある、左に見える山

バス停から10分余り歩くと、富川道との出合。
右に階段道を登っていくと、御仏河原を経て、矢筈ヶ岳の方向。
下山時にこの道を通る予定なので、ここは、そのまま舗装道を直進です。

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富川道分岐、ここは直進

舗装道がずっと続いています。
この道は、東海自然歩道で、東の田代地区まで延びています。
登っていくと、右手に迎不動さん。

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舗装道をすすみ、迎不動さんの建物

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迎不動さんに安全祈願

お参りして、さらに奥へとすすむと、左に数台分の車を停めることができる駐車スペース。
車だと、ここまで入ってくることができます。

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迎不動さんのそばにある鎧ダム・堂山分岐道標(左写真)、気持ちのよい新緑の道

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車止めの手前に数台分の駐車スペースあり

ここにも石仏さん。
その左上には、太神山への道標。

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車止めの手前に立っている石仏さん、近くにはキイチゴの白い花が沢山咲いていました

車止めの横から少し登れば、登山口です。
道標があり、迷うことはありません。
ここから舗装道と別れて、山道へと入ります。

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不動寺、太神山への登山口

ピンクのツツジや白い花。
回りの景色を見ながら、小さな橋を渡ると、傾斜がきつくなってきます。

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ツツジが目立ちます、小さな橋を渡り、右にすすむ

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橋から見る流れ、きれいな水、風化した花崗岩の道で傾斜がきつくなる

風化したザラザラ感のある花崗岩の道を登ります。
ところどころに階段道。
展望の良いところもあって、ちょっと立ち止まって景色を眺めます。

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細い道をすすむ

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眺望がきき、小休憩によい場所

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西側の眺望

松茸発生期間中、入山禁止の垂れ札が目に入ります。
このあたり一帯は、松茸山のようで、秋には規制がかけられます。
道がゆるやかになってくると、地蔵堂です。

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秋の登山は要注意、ゆるやかな尾根道に

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地蔵堂、格子の中を覗くと、お地蔵さまが祀られていました

丁石や大きな岩の前には祭壇があり、この道が信仰の道であることを感じさせます。

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途中で見かける丁石や祭壇

樹林の間から、姿のきれいな山が見えています。
方向からすると、矢筈ヶ岳?。

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姿のきれいな山が…

泣不動さんの前にやってきました。
近寄ってみると、確かに泣いているように見えます。
それにしても、どうして泣いているのでしょう。

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大きな岩をくり抜いて、安置されている泣不動さん

不動寺が近くなってきました。
ここから5分ほどで矢筈ヶ岳への分岐。
さらに、5分すすんで二尊門です。

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泣不動さんから5分で矢筈ヶ岳分岐、帰りに寄ります

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さらに5分ほどで二尊門

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二尊門が見えてきた

左右両脇に、石仏が立っています。
不動明王の従者の童子なのだそうです。

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二尊門

柔和なお顔で、どことなくユーモラスなイメージが伝わってきます。

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考え事と願い事
 
二尊門を通り、登っていくと、左手にお地蔵さま。
さらに登ると、寺務所、休憩所のある広場です。
八重の里桜がまだ、残っていました。

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不動寺本堂に続く道、お地蔵さまが並んでいる

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里桜が咲く広場

本堂、太神山山頂は、急勾配の石段を登ります。

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石段を登り、本堂、階段の途中にある縁結び守護神

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長い階段を登り、本堂

本堂は、寄棟造り、檜皮葺の建物で、巨石によりかかるようにして建っています。
本堂にしては、大きくありませんが、国の重文にも指定されている立派な建物です。
さらに、本堂から石段を登って行くと、奥の院です。

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奥の院

太神山二等三角点は、この奥の院の手前にあります。
樹林に囲まれ、展望はききません。

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太神山山頂

ここまで数人の人に出会いましたが、山頂で10人ほどの高齢者グループが先着で来ていました。
聞くと、とある京都の山歩きのメンバーさんでした。
三角点を確認して、先ほどの桜の広場で昼食。
西大寺駅中のコンビニで買ったお弁当です。

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奥の院の社、桜の舞う広場で昼食

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桜を見ながらいただきます

昼食を終えて、矢筈ヶ岳分岐まで、もと来た道を下ります。

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二尊門を右に曲がり、矢筈ヶ岳分岐に下る

分岐点にある立看には、赤文字で「本願谷付近土砂崩壊のため通行できません」。
その下に、「矢筈ヶ岳には問題なく行けます」。
分岐を左に、矢筈ヶ岳へ向かいます。

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矢筈ヶ岳分岐、右の道は登ってきた道、左にとり、枝方面に向かう

小刻みなアップダウンが続く道です。
ところどころにヤセ尾根も。

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ヤセ尾根、小刻みなアップダウンの道

枝道もありますが、よく踏まれた道で、随所にテープやリボンが付けられています。
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枝道には注意してすすむ

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本願谷方向は通行不可、標示は多くないので、テープを見落とさないように

アップダウンの道を経て、出合峠に着きました。
峠の標示はありません。
木の幹に、矢筈ヶ岳の道を示す小さな札がついているだけです。
右へ下りて行くと、御仏河原。
御仏河原には、矢筈ヶ岳へ登ってから下ります。

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出合峠、直進して矢筈ヶ岳へ登っていく

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木の幹に付けられた小さな標示板、ここから急登となる

急坂の登りが続き、しんどいところです。
今回のルートの中で、一番きつく感じました。

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急登が続く

10分ほど頑張って登れば、頂上です。

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平坦になってくると、頂上です

南西側はわずかに開ける頂上です。
誰一人、見かける人はいません。
静かな頂上でした。

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矢筈ヶ岳頂上

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頂上から南西側の展望

しばしの展望を楽しんだ後、出合峠へ戻り、左折して御仏河原へと下ります。

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出合峠を左に下る

歩きやすい快適な下り道が続きます。
沢に出たところが、御仏河原です。

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快適な下り道、注意書き、テープ確認

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途中の道標、枝方面へ下る

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御仏河原の分岐

御仏河原を右に沢沿いに下ります。
しばらく平坦な道ですが、やがて岩が露出するゴツゴツした沢道へと変わります。

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沢に沿って下る

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ちょっとした小広場

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シダ類が繁る

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岩場の下り

沢道なので濡れている石もあり、滑りに注意して下ります。
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御仏河原付近は、足元注意

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御仏河原付近から見る回りの風景

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こんな道がしばらく続く

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石が少なくなってくると、富川道出合は近い

渡渉を終えると、通常の山道と変わり、階段道を下って行けば富川道分岐です。

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ここを過ぎれば、いつものような歩き慣れた道

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富川分岐に出てきた

富川分岐へ出ると、あとは、もと来た道を下るだけ。

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バス停めざして下る

バスは1時間に1本だけ。毎時55分発。
バス停には14時35分に着きました。
着替えを済ませ、スナックパンで補食して待っていると、いい時間にバスが来ました。

太神山は、湖南アルプスと呼ばれていますが、このルートではアルプス感はほとんど感じられません。
わずかに、山肌に露出した岩を見る程度です。
太神山には登山口まで舗装された歩きやすい東海自然歩道をすすみますが、山歩きのおもしろさは、むしろ下山時に使った矢筈ヶ岳の自然路の方が楽しめます。
所要時間が4時間弱で、無理なく歩けます。

次回は、ワイルドな感じの堂山、展望の良い笠間ヶ岳へ登りたいですね。

2016.04.26 / Top↑
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