比良を代表する山のひとつ、蓬莱山に登りました。
関西百名山でもあり、広々とした稜線から見る琵琶湖の眺め、遠くに連なる山々、360度の展望は感動的です。
なんと、今回は下山途中で、MBSテレビ(4チャンネル)「ちちんぷいぷい」の取材を受けました。
カットされていなければ、来週金曜日に放送予定です。

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帰りの電車の車窓から蓬莱山、打見山方面を見る

行程
京阪出町柳駅7:45〜(京都バス)〜8:34平バス停8:37ー8:48権現山登山口ー9:11アラキ峠(標高764m)ー9:36権現山(標高993m)9:39ー10:03ホッケ山(標高1049m)10:05ー10:21小女郎峠(標高1078m)ー10:24小女郎ヶ池10:33ー10:37小女郎峠ー11:02蓬莱山(標高1174m)11:07ー11:34打見山(標高1108m)11:37ー12:01クロトノハゲ12:03ー12:25天狗杉12:26ー13:34JR志賀駅 距離約11.6km 所要時間4時間57分(休憩時間含む)

ルート

 (▶印をクリックすると、ルートをたどります)

このゴールデンウィーク中で、今日が一番の天気ということで、山へ出かけました。
京都北山の桟敷ヶ岳か、蓬莱山か、どちらにしようか迷いました。
北山は一昨日、魚谷山へ行ったばかり、しかも、考えているルートだと5時間50分の歩行時間。
予期せぬアクシデントがあると、雲ヶ畑岩屋橋発の「もくもく号」に間に合わない可能性があります。

蓬莱山だと、行きは京都バスを使いますが、下山は湖西線に下るので、時間の心配はありません。
それに、今日の天気だと、展望の良い比良山系に軍配が上がります。
ということで、蓬莱山に決定。

駅を出て出町柳バス停に行くと、すでに長蛇の列。まだバスの発車時刻まで10分あります。
なのに、列は、角の自転車屋さんのところまで続いています。
当然、バス1台では、乗り切れず、臨時で2台増便。
それでも、平バス停まで約45分間、立通しでした。

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平バス停、ここで降車したのは10名くらいの人でした

バスを降りて、しばらく国道367号線を戻ります。
やがて、左に旧国道の入口、ここを斜め左に入り登って行きます。

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平の集落を右に見ながら国道を京都方面へ歩く、やがて、旧国道への分岐、ここを左

バス停から10分余りで、アラキ峠・権現山の登り口。
旧国道からここでお別れ、左折して登っていきます。

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旧国道を花折峠の方へ歩く、3人の親子連れさんが先行していました

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旧国道からアラキ峠、権現山への分岐、分岐を左に折れて、登っていく

傾斜は、ここから増してきます。
堰堤を過ぎ、急坂の杉林の中をすすみます。

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堰堤を見て、杉林を登る

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途中に見る広葉樹の林、急登を登りアラキ峠に到着

長い急登が続きます。
広葉樹が見られるようになって、坂の上が明るくなってくると、アラキ峠です。

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アラキ峠から登ってきた方向を振り返る

アラキ峠は、南の折立山、これからすすむ権現山の鞍部。
急登が終わってホッと一息つきますが、これもほんのわずか。
道標に従って、杉林の中を登っていくと、急登となり、林を抜けるまで続きます。

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アラキ峠から権現山へ

林から抜け出ると、視界が開け、目の前に比叡山や京都北山の連なりが見えてきます。
風も涼し〜い。

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中央左寄りに比叡山、右奥が京都市内方面

傾斜がゆるやかになり、明るい日差しを受けて、登っていくと権現山です。

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もう少しで権現山

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権現山頂上が目の前

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権現山頂上

目の前に琵琶湖が広がるいい眺め。
ちょっと一服するには、最高の場所。

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眼下に広がる琵琶湖

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パノラマで撮影(画像をクリックすると拡大します)

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南に比叡山

ここからは、気持ちのよい稜線歩き。
自然林が広がる歩きやすい道です。
眼下の景色、視界に入ってくるホッケ山を見ながら稜線をすすみます。

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権現山からは、気持ちのよい稜線歩き

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前方にホッケ山

権現山まで見ることがなかったイワカガミが、稜線に入って見られるようになります。
花は小降りですが、すすむ先々で、出会います。
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イワカガミ、ホッケ山へ行く途中にある小さな祠、辺りにイワカガミが咲く

新緑が芽吹く稜線。
年数を重ねた樹木も見られます。

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大きな木にも出会う、振り返って比叡山を見る

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新緑のグランデーションが美しい

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稜線だけあって、全体は灌木が主

権現山から下って登り返すと、ホッケ山です。
360度の視界。
どっちを向いて座っても気持ちがいい眺めです。

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ホッケ山山頂

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ホッケ山から琵琶湖を眺める、中央右寄りに琵琶湖大橋が見えている

ホッケ山を過ぎると、灌木からササの原へと変わってきます。
背丈の低いササで、視界を遮ることなく、起伏のある草原が広がっています。

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灌木からササ原へと変わる

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爽快な気分のササ原

ササ原の中に石仏さんが静かに立っています。
仏さまに、お祈りして通り過ぎます。

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草原の石仏さん、右は誰かが置いたもの?

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正面に蓬莱山

蓬莱山が近くなってきました。
急坂を下ると、小女郎峠で、左に5分もすすめば、小女郎ヶ池です。

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西側に小女郎ヶ池に続く道が見えている

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小女郎峠と小女郎ヶ池に立つ案内板

にぎやかなカエルの声を除けば、とても静かな雰囲気が漂う池です。
おにぎりを食べて小休憩しました。
ハイカーさんは、一人か二人、とても、落ち着いて自分の時間に浸ることができます。

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落ち着いた雰囲気の小女郎ヶ池

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小女郎ヶ池と後方に蓬莱山

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ハイカーさんは、他に二人だけでした

蓬莱山はロープウェイやリフトを使って、簡単に登ることができますが、ここまで足を運ぶ人は少ないようです。
小女郎ヶ池から小女郎峠へ戻る間に、石碑が建っていました。
「夏雲に友の姿を思い出す やさしき笑顔の君を忘れじ」。
きっと、友は山が好きだったのでしょう。

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友を偲ぶ石碑、ササの間から一輪、ショウジョウバカマが咲いてました

小女郎峠へ戻って、蓬莱山へは長い登りです。
目に映る景色が、しんどさを和らげてくれます。
その登りでショウジョウバカマを見つけました。
もう花の時期は終わりで、ショウジョウバカマを見たのは、ここだけでした。

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ササ原越しに琵琶湖の眺め

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景色に見とれるペアのハイカーさん

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この道を登った先が蓬莱山

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青空に映えるオオカメノキ

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ここにも石仏さん

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モミジの新緑がまぶしいほど

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透き通るようなリョウブの新芽

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大きなリョウブの木が立ち並ぶ

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石仏さんと比叡山

急坂の道を登りきると、蓬莱山山頂です。
ここまで来ると、人多いです。

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坂を登り切って、頂上到着

石仏さんが並んでいます。
一等三角点や方位盤、ケルンには「彼岸の鐘」の銘板。
少し下ると、鳥居も。
広々とした眺めです。
それにしても、今日は良い天気です。
風も気持ち良く、いつまでもいたい気分。

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石仏さんが、ズラリ勢揃い

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一等三角点と方位盤

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「彼岸の鐘」、小さな鳥居

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頂上風景

蓬莱山から打見山へと向かいます。
足に優しい芝生のゲレンデを下ります。
右手には、リフトで登ってくる人たち。
楽ちんですね。

斜面にはスイセンがいっぱい。
これは予想していませんでした。
このスイセンの丘は、関西最大級で、幸せを呼ぶ黄色のスイセンが30万球もあるのだそうです。
圧巻の見応え。

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スイセンの丘と、下に見えるイベント広場

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斜面に咲き誇るスイセン、後方に武奈ヶ岳

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下ったところで、上方を見る

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白いスイセンが混じるも、ほとんどが黄色のスイセン

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アップで撮る

スイセンフェア開催中で、舞台ではフラダンスのショーが行われていました。
子どもたちは様々な遊具で、遊んでいます。

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舞台や会場では、いろんなアトラクション

芝生のゲレンデをひと登りして打見山の山頂へ。
ロープウェイの山頂駅があるところです。
写真だけ撮って、下ります。

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打見山(びわ湖バレイ)頂上

ロープウェイ駅の右から階段を下ります。

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リフト乗り場と、登山道に続く階段口

階段を降りて、左に石がごろつく道を下ります。
天命水と書かれた鳥居のある水場を過ぎ、ロープウェイの下を通り抜けます。

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ゴロゴロした石で足元不安定、天命水の鳥居

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ロープウェイの下を通る

こちらの道は、権現山を経由して登った道と、雰囲気が違います。
大きなブナの木もあります。
下って行くと、イワカガミがたくさん。

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ブナの木も目立つ下山道、振り返って見る蓬莱山

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クロトノハゲへと続く道

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これも鳥居、琵琶湖を望むところに立っている

クロモジやドウダンツツジ、スミレやミツバツツジ。
花の種類では圧倒的に、こちらの下山道に軍配が上がります。

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クロモジ、ドウダンツツジ

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オオカメノキ、スミレ

展望の良い場所に出てきました。
「眞心の塔」の石碑が立っています。
ハイカーさんが、指を差して説明をしていました。

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「眞心の塔」のある展望広場

下りもなかなか急坂。
さらに下ると、花崗岩のザレ場・クロトノハゲです。

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 標識のあるクロトノハゲ

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クロトノハゲから見る景色

この辺りから、大きな岩が目立つようになります。
右に左に、イワカガミが咲き、目を楽しませてくれます。

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群生するイワカガミ

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まだきれいなミツバツツジ

ガレ場のような道を下って行くと、樹齢を重ねた天狗杉。
インドから来られた方でしょうか。
3人組のハイカーさんが、ここで休憩中でした。

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天狗杉

他にも、長年の歳月を経た大木に、幾度となく出会います。

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この木も立派

こちらのルートは、湖西線からのアクセスが良いこともあり、次々とハイカーさんが登ってきます。
かなりの人とすれ違いました。
堰堤を過ぎると、道は広くなり、歩きやすくなってきます。
キイチゴやウツギ、ヤマツツジなど、いろんな花が見られます。

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堰堤を過ぎると道幅が広がり歩きやすい、道脇のキイチゴ

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ウツギ、ヤマツツジ

歩きやすくなって、足早に下っていると、前からテレビクルーの人たち。
「ちんちんぷいぷい」のスタッフの方でした。

今日はどちらから?。
どれくらい歩かれてますか?。
上の様子はどうでした?。etc…。

問われるままにしゃべってしまいました。
果たして、テレビに写るかな?。

ゴンドラ山麓駅との分岐点を過ぎ、湖西道路の下をくぐり抜けると、駅が近くなってきます。

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ゴンドラ山麓駅との分岐点、下って来た登山道を見ています

途中に、樹下神社があり、今日は神社の祭りのようでした。
社の前に、御輿が並べられ、参道には幟や、提灯が吊り下げられていました。

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琵琶湖が目の前に見えて駅が近くなってくる。樹下神社正面

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参道から神社を振り返る

参道を下っていくと、広場で縁日のお店が出ていました。
神輿の行列は終わった後で、縁日の人たちも少なくなっていました。
御輿の行列が見たかったな、と思いながら、JR志賀駅に着きました。

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縁日の広場とJR志賀駅

5時間弱の山歩き。
思いがけないハプニングもあり、とても、楽しい山歩きでした。

2016.05.05 / Top↑
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